大切なもの   作:フューチュラ

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久しぶりの投稿。

遅くなってゴメンなさい‼︎

リアルの忙しさ、書いた内容の確認で遅くなってしまいました。

内容確認しましたが、眠気と戦いながらやったので誤字脱字あったらゴメンなさい‼︎

そして毎度のこと駄文感MAX‼︎

楽しんでいただけたら嬉しいです…


過去…因縁の始まりと勝負…

side 兵藤 一誠

 

部室から出て行く飛鳥さんを見ながら俺達はただ止まってその背中を見送った。

 

何で…部長はあそこまで飛鳥さんを怒ったのか…

 

飛鳥さんは仲間を大切に思う人だからライザーの攻撃が俺達に向かないようにしたのは分かっている。

 

それは部長も分かっているのになぜあそこまで言うのか…

 

俺は疑問に思いながら考えていると、

 

「あの…副部長さん…前に何かあったんですか?」

 

「え?」

 

「部長さんやライザーさんが何か昔のことを何度も口に出していたので…」

 

アーシアは朱乃さんに聞いた。

アーシアの言葉に俺は今までのことを思い出してみると、

 

『オマエにはプライドを傷つけられたからな!』

 

『あの時の様に傷ついて欲しくないの…』

 

部長、ライザー共に過去に何かあるようなことを言っていた。

 

確かに何かあるよな…

 

俺は朱乃さんに聞こうとするが、朱乃さんは表情を歪ませ何か考えている。

 

答えずらいのかな?

 

俺は朱乃さんの表情を見て答えてくれないのかと思い、

 

若しかして祐斗や子猫ちゃんなら知ってるんじゃ?

 

祐斗と子猫ちゃんの方を見るが、2人は俺の視線で察したのか、頭を横に振って答えた。

 

2人でも知らない話なのか…

 

俺は2人の返答を見て再び朱乃さんに視線を戻すと、

 

「…………そうですわね…いつかはわかる話ですので話しておきますわ…」

 

朱乃さんは少し諦めた表情をしてゆっくりと話し始めた。

 

side out

 

side 姫島 朱乃

 

彼が出て行った後、私は部室に残った。

 

いつもならどちらかについて行くのだが、今は2人とも1人になって考えたい時ではないかと思い私は残った。

 

仲間を大切に思う2人。

 

特に飛鳥さんは今まで1人だった、やっと出来た大切な仲間を守ろうとするのは分かるが…

そこには飛鳥さん自身は入っていない。

 

飛鳥さんは仲間を守る為なら、自分の身など気にせず命すら捨てかねない…

 

リアスは飛鳥さんのその考えが好きではなかった。

 

特に自分の所為で飛鳥さんが傷つく姿を見てきたリアスはそれだけは止めて欲しいと思っているが、飛鳥さんに言っても彼は考えを変えることは無いだろ。

 

だけど…今のリアスの言葉で飛鳥さんはリアスの思いを知って皆んながどう思っているのか分かれば彼もこれ以上自分を傷つけないだろう…

 

私はリアスと飛鳥さんのことを思いながらいると、アーシアさんが私に声を掛けてきた。

 

『前に何かあったんですか?』

 

その言葉に私は一瞬表情を歪ませかけた。

 

昔の出来事を知っているのはこの部では私とリアスと飛鳥さんの3人だけ、だけど…このレーティングゲームが始まればいつかは知られてしまう可能性がある…

 

いつかは知られてしまうなら2人には悪いけど話した方がいいかもしれない…

 

そして…私は話し始めた…

 

彼が何故ライザーを憎むのか…

リアスが何故あそこまで怒ったのか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年前の冬…

 

数週間前から部長が溜息を吐いて何かを考えている姿を何度も見ていた私と飛鳥さんは心配して何度か聞いたんですが、

 

「大丈夫。何もないわ」

 

その一点張りで何も分からずじまいで、私達の心配は更に増していきました……

 

それから数日後…

私と飛鳥さんがいつものように部室に行くと、部室には今日と同じようにリアスとグレイフィアさん…そして、大公サーゼクス様がいました。

 

 

 

「サーゼクス様?」

 

話の途中イッセーさんが聞いてきた。

 

そういえばイッセーさんにサーゼクス様について話していなかったことを思い出し大公について話そうとしたが、

 

「サーゼクス様っていうのは部長のお兄様のことですよ」

 

祐斗さんがイッセーさんに説明をしてくれた。

私は説明をしてくれた祐斗さんを見ると、祐斗さんは笑みを少し見せた。

多分、祐斗さんは私が話に集中出来るようにイッセーさんに説明してくれたのだろう…

私は祐斗さんの行為に感謝して小さく頭を下げて話を続けた。

 

 

 

私達は部室に入って直ぐに大公とグレイフィアさんから、リアスの婚約の話を聞いて、

 

「許嫁⁉︎婚約⁉︎リアス…」

 

飛鳥さんは驚いて部長に婚約の話について聞こうとしたんですが、リアスの顔を見て直ぐに気づいて…

 

「…………リアスこの話…嫌なんじゃねえのか?」

 

部長に聞いたんです。

 

その一言に部長は、表情を変えて何か言おうとしたんですが、

 

「…………‼︎…そ、そんな訳ないでしょ!私は…」

 

直ぐに表情をいつもの様に強気な態度に戻して否定しようとしたんです。

 

ですが…

 

「じゃあ…何で今にも泣きそうな面してんだよ?」

 

「…………え?」

 

リアスの顔はいつものような顔には戻ってなくて、寧ろ我慢仕切れず少し涙目になっていました。

 

親に言われ純血の悪魔を減らさない為とはいえ好きでもない男の所に行く。

15歳の部長には辛いことだったはずです。

誰にも言えずに一人で葛藤し決断した部長は、部長の想いに気付いて言った飛鳥さんの言葉にその決断が揺らぎ本当の自分の想いが出たんでしょう…

 

その後、直ぐリアスは飛鳥さんに背を向けて小さく頷いたんです。

 

それを見た飛鳥さんは、

 

「大公‼︎この話どうにかなりませんか⁉︎」

 

なんで嫌なのかリアスに理由も聞かずに大公に土下座をしてどうにかして欲しいと頼みました。

ですが…

 

「…………悪いけど…もう、この話を止めることは出来ないんだ」

 

大公は飛鳥さんの土下座を見て考えてから言いました。

 

「どうしてっすか⁉︎リアスが嫌がってんのに!血の為だけに大切な家族を犠牲にするんすか⁉︎」

 

その言葉に飛鳥さんは大公に食い下がりました。

 

「悪いが私の力でも止めることが出来ないんだよ…」

 

「なら…俺が…」

 

大公の言葉を聞いて飛鳥さんはゆっくりと立ち上がって何かを言おうとした時、

 

「サーゼクス様…」

 

「ああ…来たみたいだね…」

 

ブゥァ‼︎

 

今日と同じように部室にフェニックスの魔法陣が現れました。

 

そして…今日と同じように、

 

「迎えに来たぜ…愛しのリアス」

 

ライザー様が余裕な表情を浮かべて魔法陣から出てきて、その後に当時からライザー様のクイーンであるユーベルーナも出てきました。

 

「ライザー…」

 

部長はライザーを見て表情を歪ませました。

 

「あれが…ライザー・フェニックスか……」

 

飛鳥さんは初めてライザー様を見て、

 

「いけ好かない野郎だな…友達にはしたくないタイプだわ…」

 

直ぐにライザー様を毛嫌いしていました。

前に飛鳥さんが言っていた嫌いなタイプにライザー様は合致していたので見た瞬間に嫌いになったんでしょう。

 

「お久しぶりです。サーゼクス様。今回の縁談ありがとうございます。父も喜んでいました」

 

ライザー様は直ぐに大公の前に行って縁談の話を進めようとしました。

ライザー様には目の前にいる部長が自分の物になる。

その考えしかなかったのでしょう…

部長の事を気に止めず、本人の意思も聞かずに無視して上だけで決めようとしました。

 

ですが…

 

「…………お兄様…私…この縁談の話…嫌です…」

 

部長はゆっくりと口を開いてライザー様に言いました。

 

「何を言っているんだリアス?今まで君はこの話を了承していたじゃないか?」

 

「嫌‼︎私は自分が好きになった人と結婚がしたい‼︎好きでもない男と結婚するのは絶対に嫌‼︎」

 

部長は大きな声を出して自分の本当の想いをライザー様に言いました。

 

「おいおい…今更我儘言うなよ?それにこれは冥界にとって大事な話なんだぜ?リアス1人の意思で破棄なんか…」

 

ライザー様は部長の言葉に少しイラつきながら、部長に近づこうとしましたが、

 

「リアスはあんたじゃ嫌だって言ってんだよ」

 

部長の前に飛鳥さんが立ってライザー様を止めたんです。ですが…

 

「下等悪魔の分際で…上級悪魔の話に入ってくるな‼︎」

 

バキ‼︎

 

飛鳥さんはライザー様の怒りを買い殴らてしまい、

 

「グ⁉︎」

 

飛ばされて倒れました。

 

「マジかよ…」

 

殴られた頬を押さえながら直ぐに立ち上がりましたが、表情は驚いた表情になっていました。

多分…ライザー様の一撃で直ぐに自分との実力差が分かったのでしょう…

飛鳥さんとライザー様の実力差は言うなれば、赤子と大人程の差。

 

ですが…

 

「止めるわけにわいけねえんだよな…大切なもんを守る為にはよ〜」

 

そう言いながらいつもの表情に戻して再び、

 

「ライザーさんよ…あんたにリアスを渡すわけにはいかねえんだよ…あんたじゃリアスを幸せにできねえから…泣かすだけだからよ‼︎」

 

ライザー様の前に立って言いました。

飛鳥さんのライザー様を見る目は怒りが込められいて、ライザー様のことを完全に敵視していました。

 

「フハハハ‼︎下級悪魔風情が何を言っている‼︎オマエ程度の存在でどうこうできる話ではないんだ‼︎」

 

ライザー様は飛鳥さんの怒りを感じ取っても、表情を崩さず余裕を見せて飛鳥さんに言いました。

 

確かに…私達が見ても実力差は分かりきっていて、どんなに飛鳥さんが足掻いてもライザー様に対しての勝ち目は0…それが分かっているライザー様は余裕を見せていたのでしょうが…

 

「…だが…貴様が俺に勝てるほどの力があれば別だがな」

 

どんなことがあってもライザー様は飛鳥さんに勝てるっ思って言ったこの言葉が全てを変えました。

 

「…勝てればいいのか?」

 

「そうだ…だが…貴様の実力じゃあ逆立ちしたって無理だろうからな…やるならハンデをつけてやるよ」

 

「ハンデ?」

 

「そうだ。さっきも言ったがどんなに努力しても貴様の実力じゃあ無理だからな…そうだ!もしやるとしたら貴様が指一本でも触れれば勝ちというのはどうだ?」

 

ライザー様は飛鳥さんに言ったこの勝負内容…

もし、飛鳥さんがライザー様に触れようとすれば、触れる直前に飛鳥さんはライザー様の炎で一瞬で燃やされる。

私達はその姿を直ぐに想像して、飛鳥さんに勝ち目は無い、そのような挑発に乗らずに他の方法を考えよう、そう思って私達は飛鳥さんを止めようとしましたが、

 

「いいのか?指一本触れれば勝ちなんだな?」

 

私達が止める前に飛鳥さんは勝負に乗ってしまいました。

 

『嘘でしょ⁉︎』

 

『無理ですわ⁉︎』

 

私と部長は何とかしてこの勝ち目の無い勝負を止めようとしましたが、

 

「やるのか?俺は構わ無いが…命の保証は無いぞ?」

 

「やってやるよ…勝負は今からでいいんだよな?」

 

「ああ。いいぞ」

 

飛鳥さんは手を挙げて私達を止めたのと同時に、いつものように眼鏡を外して私に渡して小声で、

 

『任せろ…アイツが言った勝負内容なら勝てる可能性が高いからよ♪』

 

笑顔を見せて言い、

 

「大公、グレイフィアさん聞きましたね?」

 

「ああ…聞いたよ」

 

「はい。聞きました」

 

大公とグレイフィアさんに確認してライザー様に向けて構えました。

 

「それじゃあ…行くぜ…!」

 

「来い!下級…」

 

ライザー様は飛鳥さんを挑発して、近づいてきた飛鳥さんを一瞬で燃やそうと、身構えて挑発の言葉を言おうとしましたが、

 

ガ‼︎

 

ブチ‼︎

 

二つの鈍く生々しい小さな音が部室に響いて、一瞬で大公、グレイフィア様、ライザー様達、私達みんなの動きを止めて、

 

ブッ‼︎

 

コツ…

 

次に鳴った何かを口から飛ばす音と、小さく弱く何かが当たる音が聞こえました。




中途半端でゴメンなさい‼︎

今回、いつも書いている文字数に達したので中途半端ですが投稿しました。

可能な限り続きを早く投稿できるように頑張ります!

感想、評価お待ちしています。
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