大切なもの   作:フューチュラ

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遅くなってごめんなさい‼︎

リアルが忙しすぎて全く書けない状態でした‼︎

今後もかなり忙しくなりそうなのでペース遅れますが、今後ともよろしくお願いします‼︎


修行 イッセー編

side 影村 飛鳥

 

俺は朱乃、リアスとの修行が終わった後、一度別荘に戻ってイッセー用の修行道具を取りに戻り、イッセーがいる中庭に向かって歩いているなか、

 

「ス〜ハ〜…やっぱ…あの2人相手の修行はためになるわ…」

 

深呼吸をして呼吸を整えながら先程の修行について反省していた。

 

実戦に近いものなら途中で完成すると思ってたけど…まだ…無理だったか…出来かけても時間が掛かり過ぎてたからな…やっぱしっかり出来てからじゃないとダメか…もっと…精神面の修練をしねえと…

 

俺は新しく身につけようとしている技を頭の中で考えながら中庭に行くと、

 

「…………ハァハァ…つ、次は…………あ、飛鳥さん……なんすね……」

 

そこには膝に手を置いて話すことさえ真面に出来ないイッセーがいた。

 

今までの修行と強化の為に掛けた術によって疲労困憊なのだろう。

 

俺はそう思いながらも、

 

「イッセー。俺とやる修行は…」

 

イッセーのことを無視して修行を始めようとした。

 

「飛鳥さん‼︎す、少しでいいんで休みを…」

 

「馬鹿野郎。休んでる暇なんてねえよ」

 

「でも…身体が思うように…」

 

「ハァ…イッセー?オマエはライザーがうちに来た時、ミラっていう奴に負けたのは覚えてるか?」

 

「は、はい…」

 

イッセーはミラにやられたのを思い出し表情が暗くなった。

 

「ミラって奴は多分、ライザーの下僕の中で弱い存在の方だろう…だけど、オマエはアイツにやられると直感し動きを止めた」

 

「…………」

 

イッセーは俺の言葉に更に表情を暗くするが、

 

「実際、俺が止めなきゃ…オマエは確実にやられていた」

 

敵との実力差を知ることは必要なためと考えて、俺は落ち込むイッセーを無視して話しを続けた。

 

「アイツ程度に負けるようじゃ話にならない。もし…あれがライザーだったらオマエは消しカスになっていただろうな」

 

「う…………」

 

「だからこの10日間でオマエを下っ端の奴らに勝てるぐらいになってもらわねえといけねえ…普通にやったら数ヶ月かかるのを10日間でやるんだから、それぐらいの荒療治は必要だし、休んでる時間すら勿体なんだ」

 

「…………」

 

「それとも…いやってなら外してやるよ。その代わりゲームには出さない…」

 

「⁉︎やります‼︎やってやりますよ‼︎」

 

俺が言い終わる前にイッセーは身体を起こして言った。

 

『ゲームには出さない』

 

その一言でイッセーに再び火がついたのだろう。言葉、目にイッセーのやる気を感じた。

 

「よし!んじゃ始める前にイッセー…よっと!コレつけろ」

 

ポン

 

修行を始める前にバックからあるものを取り出しイッセーに投げた。

イッセーは粧の力によって動きが取りづらいながらも、なんとか腕を上げて俺が投げたものを受け取った。

 

「コレは…グローブ?」

 

「そうだ。普通のボクシンググローブだ。今からそれつけてコイツを殴るのがオマエの修行だ」

 

パン!パン!

 

俺はミットを両手に着けて叩いてしっかりついたかを確認して、イッセーの方にミットを見せた。

 

「それだけっすか?」

 

「そうだが?なんか不満か?」

 

「いや⁉︎そういうわけじゃ⁉︎」

 

「だが…安心しろ。痛い思いはしないが、休み無しでぶっ通しでやるから♪」

 

「や、休み無し…………」

 

俺の言葉にイッセーは絶望の表情を浮かべるが、

 

「馬鹿野郎!さっきも言ったが時間が限られてんだ‼︎つべこべ言わずさっさとやれ‼︎」

 

無視をしイッセーに檄を入れて修行をはじめた。

 

 

 

 

 

 

 

「ハ!シュッ‼︎」

 

パン!パン!

 

「ほら‼︎もっと速く‼︎」

 

パン!スパン‼︎

 

「良い一発だけどまだ甘い‼︎トドメの一撃以外はジャブだ‼︎素早い拳で敵を牽制しろ‼︎」

 

「シッ‼︎シッ‼︎」

 

パン!パン!

 

「最短距離で右を出せ!」

 

「ハ、ハイ‼︎」

 

イッセーは俺の言ったことを意識して、右、右、左と素早く拳を出すが、

 

「う…⁉︎」

 

『獄錠の粧』、『念縛封呪(ねんばくふうじゅ)の粧』によって、体力が奪われていき、

 

パシ、パシ…

 

威力が弱っていった。

 

「ほら‼︎イッセー威力が下がってるぞ‼︎もっと腕を上げろ‼︎トドメの一撃には腰と踵を回して体重を乗せろ‼︎」

 

「ハ、ハイ‼︎」

 

イッセーは必死に自由に動かない身体を動かそうとするが、

 

パシ……………パシ……………

 

威力は上がることなく、寧ろ威力、スピード共に落ちる一方、ついには、

 

ズル!

 

「が⁉︎」

 

体力の消耗で足の踏ん張りが利かず、

 

ドサ‼︎

 

拳に振られる形で前のめりに倒れた。

 

「ハァハァ…………グ⁉︎」

 

イッセーは地面に手をつけて起き上がろうとするが、体力の消耗と粧によって起き上がれずにいた。

 

『ここらが限界か…』

 

イッセーの姿を見て俺はミットを外した。

 

「イッセー。今日はここまでだ」

 

イッセーに近づいて言うと、

 

「ま、まだ…やれます…」

 

イッセーは顔を上げて必死に起き上がりながら言うが、

 

「テイ!」

 

パシ!ゴツ‼︎

 

身体を起こそうとしていたイッセーの腕を軽く叩くと、イッセーは軽い一撃にも関わらず耐えきれずに地面に顔面をぶつけた。

 

「痛⁉︎」

 

「これじゃ続けても怪我するだけだ」

 

「でも…休憩無しでぶっ続けるって…」

 

イッセーは地面にぶつけた顔を摩りながら言った。

 

「休み無しでオマエにトドメを刺すのが俺の修行だ」

 

「……え?」

 

「俺の狙いは超回復を狙ってやってるんだよ」

 

「超…回復?」

 

「超回復ってのは筋肉組織を一度ぶっ壊して、最悪なコンディションにした上で、栄養のある食事と24時間の休息で筋肉組織を強くする方法だ」

 

「???」

 

イッセーは俺の噛み砕いた説明でも分からないのか疑問の表情を浮かべた。

 

「ま…言葉で説明するより、10日後に分かるだろうよ。んじゃ、今日はこれで終わりだ。別荘に帰って飯の時間まで休んでろ」

 

「ハ…ハイ」

 

「後、明日は魔力についての修行中心で身体を動かすのは軽いメニューのみだ。明後日は今日と同じことをやるの繰り返しで10日間やるからな」

 

「分かりました…」

 

イッセーはゆっくりと立ち上がりフラフラしながら別荘に向かって歩いて行った。

 

「イッセー…強くなる事に焦るな…オマエを確実に強くしてやる」

 

イッセー自身やる気がある状態で修行を続けたいのもわかるが、オーバーワークをしても意味が無い。

オーバーワークは怪我に繋がるうえ、筋肉や体力の成長を妨げてしまう。

 

この10日間で魔力はリアス・朱乃、体力や筋力は俺が鍛える事になっている。

三人で考えたメニューなら…確実に強くなる。

 

イッセー…俺や朱乃、リアスを信じてこの10日間を乗りきれよ‼︎

 

俺は歩いて行くイッセーを見ながら心の中で言い、長老の方に向かって歩いて行った。

 

 




超回復理論かなり自論になっています。
間違ってらごめんなさい‼︎
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