駄文ですが楽しんで頂けたら嬉しいです。
side 影村 飛鳥
湯あたりした後、記憶が全く無かった。
「いったい…あの後何があったのかな…………?」
俺はナニかあったかもしれないて思い、不安になりながら朱乃に聞くと、
「⁉︎私は手当てしただけで何も無かったですわ⁉︎」
朱乃は顔を紅くしながら答えていたが、答えた後、
「…………可愛ゾウさん……………⁉︎」
凄い小さな声で言いながら何かを思い出しながら、顔を紅くして歩いて行った。
「…………な、何も無かったんだよな…………」
俺は歩いて行く朱乃の背中を見ながら、朱乃のことを信じて、以降も修行に専念した。
10日後。
無事、修行は終了しイッセーは時折弱気を吐くこともあったが、最終日まで粧を外すことなくやり遂げパワーアップをし、
「これで…イッセーにも少しは自身がついたようだな…後は粧を外せば…最後の仕上げをすれば、イッセーは間違いなくライザー達と互角にやり合える」
イッセーの姿を見て俺達は別荘を後にした。
別荘から帰った後、翌日のレイティングゲーム2時間前に部室に集合することを決め各々家に帰って行ったが、
「朱乃は家に帰らないのか?」
「はい。家に帰るより飛鳥さんの家の方が近いので」
俺は朱乃の荷物を持ち、朱乃はいつもと同じ様に買い物袋を持って俺の家に向かっていた。
「ま…朱乃がそうしたいなら…」
俺は断る理由もないので朱乃に言うと、
「フフ。ありがとうございます」
朱乃は笑顔で言い、俺の前に出て振り向きながら、
「今日はゲンを担ぐ為にステーキとカツにしますわ」
最高の笑顔を見せて言った。
「よっしゃ‼︎」
俺は試合前のメニューを聞いてガッツポーズをとると、朱乃は、
「フフ。手によりをかけるので楽しみにして下さいね」
今度は小さな子どもに向ける様な笑顔で言い、家の前についた。
「頼むな朱乃。あ…」
家の前について俺と朱乃の荷物を両手で持っていることに気づいて、
「朱乃、悪いんだけど鍵開けてくれねえか?」
言うと、
「分かりましたわ」
朱乃はポケットから鍵を出してドアを開けようとするが、
「?」
朱乃は鍵を回して不思議そうな顔をした。
「どうした?」
「…鍵が開いてますわ」
「え?開いてる?」
「はい」
朱乃はゆっくりとドアノブに手をかけて開けると、
ガチャ
「え?」
家のドアが開いた。
「誰か中にいるみたいですわね…」
「そうみたいだな…」
俺達は中にいる奴が泥棒か何かは分からいなが、何があっても良いように警戒しながら中に入り、ロフトのドアを開けると、
「やあ。久しぶりだね飛鳥君」
久しぶりに会う人がいた。
side out
side 姫島 朱乃
飛鳥さんの家のドアが開いていて、私達は警戒しながら中に入った。
『この家の鍵を持っているのは私と飛鳥さんの筈だけ、なのに鍵が開いてるなんて…泥棒?いや、それはないですわ。ピッキングで開けたなら少しは鍵穴に傷がつく筈、それに窓も割れてない…なら、魔法で開けた?敵?』
私は中にいるであろう何者が敵なのかと想像しながら、ロフトに入ると、
「やあ。久しぶりだね飛鳥君」
そこにはスーツを着た男の人がいました。
男の人は歳は私達よりも上で顔は中性的で祐斗さんにも負けないほどのイケメン。髪はリアスと同じ赤色でロングヘアー瞳は緑色と特徴的。
男の人は飛鳥さんに挨拶をすると、
「!お久しぶりです。秀一さん」
飛鳥さんは少し驚いた顔をした後、私達と話をするときのような優しい顔をして秀一さんという方に頭を下げました。
『飛鳥さんの家族?いや…それはないですわ。確か飛鳥さんのご両親は亡くなっていて、親戚もいない筈…なら…知り合い?ですが私がここに来るようになって2年経つのに会ったことないなんて…』
私は飛鳥さんと秀一さんの仲について考えていると、
「飛鳥君その子はもしかして?」
秀一さんは私を見ながら飛鳥さんに言いました。
飛鳥さんはそれに答えて、
「はい。前に話した同級生の姫島朱乃です」
秀一さんに私を紹介しました。
「朱乃。この人は俺の親父の友達で今は保護者をしてくれてる南野秀一さんだ」
「初めまして。南野秀一です。いつも飛鳥君がお世話になってるようだね」
「は、初めまして。姫島朱乃です。そんなことないですわ。それに私が好きでやっていることなので」
私は近づいてきた秀一さんに少し緊張しながら答えました。
「フフ。君みたいな子が近くにいれば飛鳥君に心配はなさそうだね。それに飛鳥君の好みにぴったりだしね」
「「⁉︎」」
秀一さんの言葉に私と飛鳥さんは顔を紅くしました。
「フフ。冗談だよ。さて…飛鳥君の元気な姿を見ることが出来たしそろそろ帰るよ」
秀一さんはそう言いながらドアの方に向かって歩いて行きました。
「お茶ぐらい飲んでったらどうですか?」
飛鳥さんは秀一さんに言いましたが、
「今日は近くによる用事があったから偶々来ただけで、長いはするつもりは無かったんだよ。それにまだ、会社に仕事があるから」
秀一さんはドアノブに手をかけて言い、
「また…今度お茶を飲みながら話そう。姫島さんも交えてね」
最後にそう言って帰ってしまいまた。
「行ってしまいましたね…」
「ああ…ま、いつものことだから」
「そうなんですか?」
「ああ…いつもふらっと来て少し話したり、電話が来て少し話すみたいな感じで最近はあんまりゆっくりと話してないな…」
「仕事が忙しいんですかね?」
「さあ?あんまり仕事の話聞かないから分かんねえけど…なんか毎回毎回会うタイミングが不思議なんだよな…」
飛鳥さんは合宿の荷物を片付け、私を夕食の準備をしながら話していると、飛鳥さん言いながら手を止めて考えていた。
「タイミング?」
「ああ。学園に入学してから会うタイミングや電話が来るのが…いつもオカ研で何があった時なんだよな…」
「え?」
「前に会ったのはレイナーレ達とやりあった後で、その前は青龍を倒した後だったな確か…」
飛鳥さんの話を聞いて私は少し考えて飛鳥さんに聞いた。
「飛鳥さん…秀一さんには悪魔になったことをお話しになりましたか?」
「いや。話してねえけど…それがどうかしたか?」
「……別に…少し気になったので…………」
「そっか。ま、秀一さんと会うタイミングは偶々だろ?今はそんなことより明日のレイティングゲームに備えて、ゲン担ぎと英気を養わねえと」
「…そうですわね。それでは私は夕飯の支度をするので」
「ああ。よろしく頼むわ」
私は夕飯の準備を再開し、飛鳥さんは合宿で着た服を洗濯にかけるためロフトから出て行った。
私は飛鳥さんが出て行った後、料理の手を止めてあることを考えていた。
「あの方…南野秀一さん…あの人はいったい何者なんでしょうか…人と同じようですけど…………何か…奥から違うものを感じた……………………」
人や悪魔、堕天使とは違う何か今まで感じたことがないもの。
それは、ただ秀一さんが出す雰囲気から感じた私の勘違いなのか?
それとも…人ではない何かなのか?
ジュゥゥゥ‼︎
「⁉︎こ、焦げて⁉︎」
手に持っていたフライパンからステーキを焼く音が大きく聞こえて私の考えを止めた。
「ふぅ〜…今は明日のレイティングゲームのことの方が大事…」
私は秀一さんの事を考えるのをやめて、再び手を動かしてステーキをひっくり返した。
side out
side
倉庫から出てきた一人の男。
彼は少し歩いて止まり、倉庫の方を振り返った。
『力が強くなっている…それに…封印が解けてきてるか…飛影…和馬君…彼は血のせいなのか君達と同じで闘いから離れられないようだよ…………』
男は心の中で思いながら再び歩き出し、
「今は力に飲まれるな飛鳥君…黒龍の力に…」
小さく言って倉庫街に消えていった。
嘘を言ってごめんなさい。
ゲームに突入出来ませんでした。
次回は確実にゲームに突入します。
早く投稿出来るよう頑張りますので宜しくお願いします。