大切なもの   作:フューチュラ

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駄文感MAX、原作と全く変わらない‼︎

だけど…きりがいいので投稿しました。


ゲーム開始

side 兵藤 一誠

 

「イッセーさん外しますよ」

 

レイティングゲーム開始1時間前。

旧校舎前で朱乃さんが俺の前に立ち目を閉じてゆっくりと俺の手足と胸を触り、

 

ス…

 

修行開始当初から着けていた粧が外された。

 

「イッセー。軽く動いてみろ」

 

朱乃さんの後ろにで木に腕を組んで木に寄りかかっている飛鳥さんに言われ軽く動かしてみると、

 

「⁉︎軽‼︎」

 

今までに感じた事がないほどの身体の軽さに驚いた。

軽く走ってもスピードは悪魔になる前の全速力と同じくらい、拳や蹴りのスピードも今までの倍以上。

 

『やっぱり強くなってるんだな…』

 

あの地獄のような修行を乗り越え自分の成長をしみじみと感動し涙を流そうとするが、

 

「さて…感動しているところ悪いが最後の仕上げだ。イッセー30分間軽くシャドーやれ」

 

「え?」

 

飛鳥さんの言葉に唖然とした。

ゲームの前に動けと?

しかも30分間のシャドー?

 

「…………ハァ⁉︎イヤ⁉︎そんな事やったらゲーム中の体力に影響が」

 

俺は直ぐに声を上げて拒否しようとしたが、

 

「安心しろ。今のお前なら30分ぐらいの軽いシャドーならそこまで体力には影響は出ないし、体力も直ぐに回復する。それに今大事なのはその身体に慣れる事だ」

 

飛鳥さんは俺に言いながらパーカーのポケットに手を入れてタバコを取り出して吸い始めた。

 

「ふぅ〜。いいかイッセー?重りを外して急に身体の変化に慣れるのは闘いに慣れてるヤツか漫画のキャラぐらい。今のオマエがゲームに出てもその身体の変化についていけずに格好の獲物になるだけだからな…だから今はつべこべ言わず身体を動かせ」

 

「…………分かりました…」

 

俺は納得いかないが渋々シャドーを始めた。

 

「フッ!フッ!」

 

シャドーをやりながら自分の拳や蹴りの速さを再確認していると、

 

「イッセー…今のオマエなら30分ぐらいの軽いシャドーなら確実に慣れるし、残りの30分で体力も回復できる」

 

飛鳥さんが今の俺の力について話し始めた。

 

「ブーストについては修行の最終日でオマエは7回のブーストをしたよな?だけど今のオマエならその倍14回は出来るはずだ。あとはそのブーストと力の発動のタイミングを間違えなければライザー達の下僕も倒せるだろう…………イッセーオマエはこのゲームの要になる。相手はオマエのことなんて眼中にない。そこを狙って多くの敵をぶっ倒せよ‼︎」

 

「…………ハイ‼︎」

 

飛鳥さんに言われた俺は自信をつけてシャドーを続けた。

 

 

 

その後、30分のシャドーを終えて部室に戻り朱乃さんから貰った変わった味のスポーツドリンクを飲んで20分休むと、体力は完全に回復し体調も万全になった。

 

準備は整った。

 

後は…………

 

そわそわ…

 

緊張が取れればいいのだが…

 

「ふぅ…」

 

緊張を少しでも和らげるため軽く息を吐いて周りを見ると、

 

そわそわ…

 

アーシアは俺と同じように緊張しているようだが、

 

カチャカチャ…

 

ギュッギュッ…

 

祐斗と子猫ちゃんは緊張することなくゲームに向けて祐斗は剣の確認、子猫ちゃんはオープンヒィンガーグローブをの確認をし、

 

カチャ…

 

うちらのお姉様は落ち着いていて、緊張を見せることなくいつもと同じように紅茶を飲んで過ごしているが、

 

…………一番落ち着いているのは、

 

♪〜♪〜♪〜

 

「Zzz…………」

 

椅子に座りながら顔の上に雑誌を広げてイヤホンで音楽を聴きながら寝ている飛鳥さんだ。

 

このまま起きないんじゃないか?

 

 

一緒に戻ってきて直ぐに椅子に座って寝始めたが、今だに起きない飛鳥さんを心配していると、

 

「!…ふぅ…誰か来たみたいだな」

 

飛鳥さんはゆっくりと顔の上に置いてあった雑誌をどかしてドアの方を見ると、

 

ガチャ

 

「失礼します」

 

「こんばんはソーナ」

 

「いらっしゃいませ」

 

生徒会の会長のソーナさんと副会長の椿姫さんが入ってきた。

 

「どうして2人が?」

 

2人はこのゲームには関係ないはず、なのにゲーム直前にここに来るなんて俺はそう思い口出して言うと、

 

「レイティングゲームは両家の関係者に中継されるの。彼女達はその中継係り」

 

部長が説明し、

 

「自ら志願したのです。リアスの初めてのゲームですから」

 

ソーナ会長が付け加えてくれた。

 

「ライバルの貴女に恥じない闘いを見せてあげるわ」

 

部長はソーナ会長に言ったのと同時に、

 

スゥ…

 

ソーナ会長と副会長の後ろに魔法陣が現れて、

 

「皆様、準備は宜しいでしょうか?」

 

グレイフィアさんが出てきて最後の確認をしてきた。

 

「ええ。いつでもいいわ」

 

「開始時間になりましたらこの魔法陣から戦闘用フィールドに転送します」

 

「戦闘用フィールド?」

 

俺はグレイフィアさんから初めて聞いた言葉に疑問を浮かべると、

 

「戦闘用に作られた異空間ですわ」

 

朱乃さんが説明してくれるが、

 

「異空間…………?」

 

異空間というのに理解できずに更に分からなくなるが、

 

「分かりやすく言えば、オマエが好きなドラクソボールの『時と精神の部屋』だと思えばいい。その代わり、あれとは違い使い捨てで出入り口は無いし、時も普通に進むけどな」

 

「あ、なるほど」

 

鏡の前に立って髪をいつもの戦闘モードにしている飛鳥さんの説明でなんとなく分かった。

 

「あと…付け加えるとすれば使い捨てだから「「暴れたい放題だ(ですわ)」」

 

「あ、暴れたい放題…」

 

最後に飛鳥さんと朱乃さんの笑みを見せての説明に引いてしまった。

 

あの2人の暴れたい放題では悲惨なことが起こるんじゃないの…

 

その言動や表情にこれから始まるゲームに不安を感じていた。

そんな中、

部長と会長は冷静で、

 

「私は中継の生徒会室に戻ります。武運を祈ってますよリアス」

 

生徒会室に戻ろうとするが、

 

「ありがとうソーナ。でも、中継は公平にね」

 

部長の言葉で会長は足を止めて部長の方を見て、

 

「当然です。ですが、個人的に彼の方が貴女に見合わないだけで…」

 

そう言って部室から出て行こうとしたが、

 

「ソーナ!ちょっと待って!頼みがあるんだけど…」

 

飛鳥さんが止めて、出て行こうとした2人を止めた。

 

「何ですか?内容によっては断りますけど」

 

2人は足を止めて飛鳥さんに言うが、

 

「いや。ゲームのことじゃねえんだ…悪いんだけど…ゲームが終わるまでコイツを預かってくれねえか?」

 

飛鳥さんは2人にアタマを下げながら出したのは、

 

「ニャ〜」

 

オカ研のマスコットのタマだった。

 

「「………え?」」

 

飛鳥さんから急に出されたタマをみて2人は一瞬止まったが、

 

「コイツ…この部室に漂ういつもとは違う雰囲気を察したのか…俺や朱乃、リアスから離れようとしないんだよ…このままだとコイツ付いて来ちまいそうだから…頼むゲームが終わるまで預かってくれ‼︎」

 

「……………ふぅ、分かりました。椿姫」

 

「はい。タマ。こっちに来なさい」

 

会長は飛鳥さんのお願いを聞いて副会長に言った。副会長は少し頷いて飛鳥さんの前まで行きタマを預かり、

 

「宜しく頼むわ」

 

飛鳥さんはそう言ってタマを渡して、眼鏡を外してテーブルに置いた。

それと同時に、

 

「そろそろ時間です」

 

グレイフィアさんの言葉で用意されていた魔法陣が大きくなった。

 

「行きましょう!」

 

部長の言葉で俺達は魔法陣に入り転送が始まった。

 

side out

 

side 影村 飛鳥

 

スゥ…

 

転送が終わったの感じて目を開くと、目の前にあったのはいつも見ている風景。

イッセー、アーシアは変わっていない風景に困惑するが、

 

「皆様この度、グレモリー家とフェニックス家の審判役を仰せつかったグレイフィアでございます。今回のバトルヒィールドはリアス様、ライザー様の意見を参考にして、リアス様が通う人間界の駒王学園のレプリカを用意しました」

 

「レプリカ?ならここがフィールド…」

 

俺が答える前にグレイフィアさんの言葉で理解したらしい。

 

「両陣営転移された先が本陣となります。リアス様の本陣は旧校舎オカルト研究部部室。ライザー様の本陣は新校舎学長室。よってお互いのポーンはお互いの校舎に進入してプロモーションが可能になります」

 

俺達は審判からそれを聞いて、策を立てて通信機の魔具を受け取ってゲームが開始した。

 

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