また、それに伴い飛鳥の異名も『炎の戦士』から『火炎の戦士』に変更しました。
ご迷惑を掛けてごめんなさい。
side 影村 飛鳥
ゲーム開始と同時に俺達は各担当の場所に向かった。
イッセーと子猫ちゃんはこのヒィールドの中心にある体育館の制圧。
機動力が高い祐斗は旧校舎前でどこで何があってもフォロー出来るように待機。
サポート役のアーシアとキングのリアスは本陣の部室。
俺と朱乃はライザー達の動きを予想し森で敵が来るのを俺は木の影に隠れて、朱乃は空に飛んで待機していた。
カチッ
ボ!
「ふぅ〜。さて…やっこさんは何人でここを攻めてくるかね?」
タバコを吸いながら通信機に聞こえるように言うと、
『そうですわね…この森を抜ければ直ぐに旧校舎、敵は確実に通ると思いますが、敵も私達が何もせずにいないのは分かっているはずです。それなりの戦力を用意して来ると思うので3,4人ぐらいですかね』
上空で待機している朱乃が答えた。
「3,4人ぐらいか…それで俺達2人がいるこの森を抜けられると思ってるんだか…」
『ふふ。相手は完全に私達のことを見下してますからしょうがないですわ』
「なら…あいつらに教えてやるか?」
「ええ。「相手を甘くみすぎたことをよお(ですわ)」」
最後に2人して同時に言い、
「ハハ。朱乃、敵が来たら頼むな」
『ふふ。任せてください』
2人は少し笑いながら言った。
『あの、2人して盛り上がってるとこ悪いんだけど?』
朱乃と通信している最中、急にリアスからの通信が入ってきた。
「どうしたリアス?」
『その様子じゃまだ大丈夫みたいね?』
「ああ。本当なら直ぐにでもライザーのところに行ってぶっ飛ばしてやりてえけど、相手は1人じゃないし俺が減ったら戦力の影響が出ちまうからな」
俺はリアスの言葉を直ぐに理解して答えると、
『ええ。勝手に1人で行って負けられたら困るもの。だから!決して1人で行こうとしないでよね‼︎』
大声でリアスにこれでもかと釘を刺された。
急に出された大声に、
キ〜〜ン
耳鳴りがするが耳を抑えながら、
「わあってるって。とりあえず今は目の前の奴等に集中するからよ」
リアスに今自分が何をすべきか分かっていることを伝えた。
『ええ、宜しくね。……………ここからは貴方と私の通信になるけど…………貴方に言っておきたいことがあるの…』
リアスの声はさっきとは違い何処か弱々しく感じる声で言った。
「うん?何だ?」
今までのリアスとの付き合いの中で聞いたことが無いほどの弱々しい声。
俺は普通に答えたが、
何かあるのでは?
そう思わせるものだった。
俺は不安な思いを悟らせないように答えたが、
『…………ありがとう…私を守ってくれて…』
いつものリアスからは思えない言葉が出てきた。
別にリアスが礼を言ったからでは無い。
俺が驚いたのはリアスが、
『守ってくれて』
と言ったことだ。
リアスは
寧ろそれを嫌っているぐらいだ。
事実、リアスは俺が取った行動に対して、今まで礼を言ったことも無いし、怒ることが全てだった。
なのに礼を言うなんて…
「…え?」
俺はリアスの言葉に対して唖然とした声を出すと、
『…無理も無いわよね…今まで私は貴方に対して怒るだけだったから……………でも…本当は嬉しかった。私のことを一生懸命に考えてくれて…私のことを大切に思ってくれていることが…』
リアスは自分の本当の思いを言った。
「リアス…」
『貴方が2年前にああしなければ私はあの時点で何もせずに結婚していた思う。貴方がいてくれたおかげで私は自分の想いを貫くことができた。そして…コレが私の最後の我儘。だけど…フェニックスの力は強大。正直勝てる見込みは少ないわ…だから…私はどんな結果に「それ以上言うな」え?』
リアスが最後の言葉を言う前に言葉を切って言った。
「リアス…俺達はオマエのことを守りたいと思ってこのゲームに参加してるんだ。皆んな負けることなんて考えて無い。だから…今オマエが言おうとした言葉は絶対に言うな」
『飛鳥…』
「だから…俺達を信じろ。弱気を見せるな。いつものようにどかっと構えて命令しろよ。それが俺達のキングなんだ…それに礼はこのゲームが終わってから言えよな。テンション狂っちまうからよ」
『…………ええ!分かったわ‼︎』
俺の言葉でリアスは吹っ切れたのかいつものように強気で答え、それを聞いた俺は、
「なら…命令は?」
いつものように聞くと、
『飛鳥!リアス・グレモリーの名において命ずる‼︎敵を消し飛ばしなさい‼︎』
「O.K.ボス!」
いつものように強気で言い、それを聞いて俺もいつもように答えて通信を切った。
ぽい…
ザ…
俺は答えた直後、吸っていたタバコを捨てて足で踏み消して空を見上げた。
「馬鹿野郎…大事なゲーム中だっていうのによ…………ホント…ウチのキングは最高だよ…………」
リアスの感謝の言葉、本当の想いを言ってくれたことに涙が溢れかけたが、
「⁉︎」
何かが森に入ってくるのを感じて止まった。
そして…考えを切り替える為、目を閉じ顔を上に向け、
「…ス〜ハ〜」
ゆっくりと深呼吸をし、
ザ!ザ!
パーカーの裾を捲り上げて、
「…………来い‼︎ボスの命令通り消し飛ばしてやるよ‼︎」
完全に戦闘モードに入った。
「朱乃!」
『分かっていますわ。敵の数は3…おそらくポーンだと思われます』
朱乃に確認すると、朱乃も敵に気づいていて更には敵の数と駒まで言った。
俺も人数までは分かっていたが駒までは分からなかった。
「流石だな。んじゃ…作戦通り‼︎」
「ええ!分かりましたわ‼︎」
「宜しく‼︎」
俺は朱乃と作戦開始とともに朱乃と別れて森に入って来た敵に向かっていき、
「んじゃ!実戦で初お披露目の技見せてやるか‼︎」
ボ‼︎
移動する俺の横に炎を出した。
side out
side シャリヤー,マリオン,ビュレント
ゲーム開始共に私達ポーン3人は別働隊として、敵本陣に行くため、最短距離でいける森に入った。
「ふふ。この森は私達の本陣から最短距離で行けるというのに…トラップも貼らないなんて素人にもほどがあるわ」
「初心者だからしょうがないんじゃない?それに私達がプロモーションすれば?」
「ええ。早く終わらせてあげましょう」
戦略としてはセンターにある体育館を抑えればゲームが有利に進む。
だけど、一番大事なことに対して手を打っていないグレモリーの者達に私達は勝利を確信していた。
この森を抜ければ敵の本陣である旧校舎は目と鼻の先。
それぐらい分かる筈なのにトラップを仕掛けて足止めをしようとしないなんて、
「行くわよ。このゲーム、私達3人で短時間で終わらせてライザー様からご褒美を貰わないと」
「ええ。ですが…キングは私が倒すからね‼︎」
「な!倒すのは私よ‼︎」
「いえ‼︎私が倒してライザー様から直愛を受けるんだから‼︎」
グレモリー家次期当主の実力の低さを感じた私達は終わった後の話を始めながら敵本陣に向かうが、
「⁉︎……どうやら…敵もバガじゃないみてね」
「ええ…誰かいるみたいね」
「でも、敵は気づいてないみただけどね」
敵が居るのを感じた私達は足を止めて、
「なら…」
「ええ…3人で囲んで…」
「一瞬で終わらせるわ!」
敵を策を立てて各々気配を消して移動し敵を囲みにかけ、
音、気配を消して移動し、木の枝、木の陰、茂みに各々隠れた私達は囲んだ敵を確認する。
『⁉︎まさか⁉︎』
『コイツが居るなんて…』
『コイツが居ればトラップは要らないかもね』
私達3人が目にしたのは木に隠れている、『雷光の巫女』同様に一番警戒すべき敵…『火炎の戦士』影村飛鳥だった。
ゲーム開始前ライザー様から相手の写真を見せて、
「リアスのところで気をつけるべき敵は、『雷光の巫女』の姫島朱乃。それと…俺に苦渋を舐めさせた『火炎の戦士』影村飛鳥だ。特にコイツ!影村は俺が燃やしてやるから手を出すな‼︎…炎を得意とする悪魔はフェニックス家のみだけでいい…コイツには格の違いを教えてやる…」
ボ…
影村の写真を手に取り燃やした。
それ程までに憎みライザー様御自身で倒そうとしようとしている敵なのに、
『…………ライザー様が少なからず認めた相手だというのに』
『私達3人に…』
『全く気づいていない…』
影村は全く私達に気づいていないのか周りを見渡していた。
『ここまで近づいているのに…』
『私達の存在に気づいていない…』
『ライザー様の買い被りでは…』
私達は3人はお互いの顔を見て、
コク…
頷いて魔力を手に集中させて、影村を襲える体勢を整えた。
『この距離まで私達に気づかないなんて』
『ライザー様の買い被り過ぎよ』
『こんな奴相手にライザー様の手を汚す必要は無いわ』
影村のとの距離を少しづつ縮めていき、
『この距離なら‼︎』
『どんなに早く反応しても‼︎』
『絶対に決まる‼︎』
射程圏内に入ったの同時に、
バサ‼︎
隠れた場所から出て、
「「「貰った‼︎」」」
「⁉︎」
私達が急に出てきて驚きの表情を浮かべる影村に対して、3人同時に言いながら魔力を集中させた手で、
グサ‼︎
同時に腹、両胸を刺した。
だが…
「「「⁉︎」」」
刺した直後に違和感を感じて困惑の表情を浮かべたの同時に、
「は〜ず〜れ〜」
背後から聞こえた声に振り返り、
「か…」
視界に入った男の名前を言おうとしたが、
ニヤ…
刺した影村が笑みを浮かべるのが見えたの同時に、
ピカ‼︎
急に光って……………………
駄文ですが楽しんでいたたげたなら嬉しいです。
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