『Boy Be…セカンドシーズン』にハマっていて投稿遅れました。
駄文ですが楽しんで頂けたら嬉しいです。
side 影村 飛鳥
「カハァ…」
技が決まった手応えとユーベルーナが血を吐くのを見た俺は、ゆっくりと脚を解き地面に脚を着けた。
「ハァ…ハァ…」
俺はゆっくりと息を吐いて息を整えた。
『ギリギリだったな……もし…あれを読まれてたら………立場は逆転してたな…』
ユーベルーナを見ながらそう思っていると、
スゥ…
ユーベルーナは光に包まれて、
『ライザー様のクイーン。リタイア』
グレイフィアさんの放送が流れたのと同時にユーベルーナは消えていった。
「さて…お二人さんはどうする?」
俺はゆっくり立ち上がりカーラマインとお嬢ちゃんの方を見た。
「クッ⁉︎」
カーラマインはお嬢ちゃんの前に立って、短刀を握り締めて俺の方を向いて構えた。
だが、その表情は焦りや不安が読み取れた。カーラマインは俺に勝てると思っていない。
『こんな奴とやっても時間と魔力の無駄だな…』
俺は2人に背を向けてライザーがいる敵本陣に向けて歩き出そうとしたが、
「お待ちなさい‼︎」
後ろから急に声をかけられて俺は首を後ろに向けると、
「貴方なら…出来るかもしれないわね…」
カーラマインの前に立つ、真剣な表情をしたお嬢ちゃんがいた。
俺は振り返り、
「なんだ?お嬢ちゃんはまだやる気なのか?」
お嬢ちゃんに言うと、
「貴方と闘う気はありませんわ」
お嬢ちゃんは首を横に振って勝負は否定したが、
「貴方に仕事の依頼をお願いしたいんです」
何を考えてか仕事の依頼を申し込んできた。
「ハァ?うんなんこれが終わってからにしてくれ。俺は今からお嬢ちゃんのお兄ちゃんを倒さなきゃ」
予想だにしなかったお嬢ちゃんの言葉に、俺は一瞬表情を歪ませて、直ぐに断り背を向けようとしたが、
「私の依頼はそれです。貴方に私のお兄様を倒して欲しいんです」
「は?」
更に予想だにしない言葉に俺は動きを止めてお嬢ちゃんの方を見た。
「お嬢ちゃん?あんた何を」
「お兄様…いえ、ライザーを倒してあの性格を改善して欲しいんです」
俺が言い終わる前にお嬢ちゃんは俺に言った。
「…私が何故お兄様の下僕の1人になっているか分かりますか?」
「え?……お嬢ちゃんが有能だから?」
自分の下僕に入れる場合、強さや能力を考えて入れる。
これは
俺はそう考えて答えた。
「確かに私は有能ですが…」
『あ…自分で認めちゃうんだ…』
お嬢ちゃんの返答に、お嬢ちゃんが少し痛い子のだと分かり、少し呆れるが、
「違いますわ。お兄様が私を入れた理由は…妹だからですわ」
「妹とだから?全く意味が」
「お兄様の性格は分かりますわね?」
「ああ…いけすかない奴で、んで…ド変態…あ…」
お嬢ちゃんの言葉でライザーがどんな奴かを思い出してやっと分かった。
アイツはイッセーと同等のド変態で、自分好みの女を下僕に加えている。そう考えるとこのお嬢ちゃんが入った理由は容易に想像できた。
「妹萌えってヤツで入れたのか…」
「ええ…そうですわ…」
ライザーのド変態ぶりに俺は更に呆れ顔になり、しかも、俺はそんなド変態な奴を倒す為に必死になって修行をしてきたことに悲しくなってきた。一方、お嬢ちゃんは兄の変態ぶりを思い出し悔しそうな顔になっていた。
「…だから…………貴方にお願いしたいのです。あの兄の性格を直すこと、そして、天狗になっているお兄様の鼻を折って欲しいのです」
お嬢ちゃんはゆっくり表情を戻して話を続けた。
「お兄様は力のせいで誰にも負けずに来ましたわ。そのせいで性格は傲慢になり、自分の思うがままに物事を考えていますわ。お父様やお母様はお兄様の性格を知ってか知らずか何も言わないでいるので…更にその性格が増してきています。このまま放っておけば我が家の汚点になってしまいす。そうなる前に一度、敗北を知れば少しは性格が治るのではと考えているのですわ」
「家族が言っても治らねえか…何でその依頼を俺にするんだ?」
「お兄様は貴方のことを憎む程に敵視しています…そんな貴方に負ければお兄様も少しは改心するのでわと…」
「成る程ね…分かった。その依頼受けてやるよ」
元々ライザーを倒すのは俺の役目。依頼がライザーを倒すことなら受けてもいいだろう。
「ありがとうございます。それで報酬ですが」
お嬢ちゃんは俺に頭を下げた後、
「先払いでお願いしますわ」
袖の中に手を入れて俺に何かを投げた。
パシ
「先払いって…これ⁉︎」
俺は投げられたものを手で取り、取ったものを見て驚いた。
「フェニックスの涙それが報酬になります」
お嬢ちゃんが俺に投げたのはフェニックスの涙だった。
「その傷では満足に闘えないでしょう。それに傷が理由で負けられたら困りますので」
「…………ありがとう。有難く使わせてもらうよ」
ゴク…ゴク…
お嬢ちゃんに礼を言い、瓶を開けてフェニックスの涙を飲んだ。
匂いは少し甘く、味は…
「レッ○ブ○?」
「⁉︎貴方はフェニックスの涙を馬鹿にしていますの⁉︎人間界で売っているものと一緒にしないで下さい⁉︎」
冥界でも高価な物の1つとして扱われているフェニックスの涙。俺のようなものが口にする機会があるのは一度あるかどうかだ。そんな高価な物を飲んだ感想が人間界で売っている物と一緒だと言えばお嬢ちゃんが怒るのも分かるのだが、
『やっぱり…レッ○ブ○何だよな…』
もう一度飲んでみるが、やはり味はレッ○ブ○。
『傷を治すんじゃなくて…翼をくれんのか?』
フェニックスの涙の味でくだらないことを考えいたが、
「⁉︎」
一瞬、身体の中に何かが走り抜けていくようなものを感じ、表情を驚かせたの同時に、戦闘で着いた傷が一瞬に治っていった。
大小関わらず全ての傷が消えていき、ユーベルーナに吹っ飛ばされアキレス腱が無くっていた左脚も完全に治癒していた。
「どうですかフェニックスの涙の効果は?何処ぞのスポーツドリンクとは全く違うでしょ?」
「ああ…スゲェなこれ…」
傷が一瞬で治ったのを見た俺は身体を軽く動かし、自分の身体が万全になったのを確認し驚きの表情を浮かべるが、更に、
「魔力も上がってきていますわね…」
傷が回復したことにより回復に回っていた魔力がなくなった分、魔力の回復が上がってきていた。
「それでは…お兄様のことよろしくお願いします…」
お嬢ちゃんは何処か寂しいそうな顔をして俺に言った。
ライザーを倒すように依頼をしたが、やはり身内が誰かにやられるのは良い気はしないのだろう。だけど、そうでもしなければライザーの性格は良くならない。
「…ああ」
俺はお嬢ちゃんに軽く返答してライザーの方に向かって行った。
side out
side 姫島 朱乃
『ライザー様のクイーン。リタイア』
グレイフィアさんの放送が流れた。
「飛鳥さん!」
上級悪魔であるユーベルーナを約束通り倒してくれたことに一瞬喜びの表情を浮かべるが、
「朱乃⁉︎」
リアスの大声で私は直ぐに表情を戻し目の前の敵に集中した。
「オラ‼︎」
「フ…何度やっても無駄だぞ!」
私の目の前ではイッセーさんがライザーに向かって神器を持った腕で殴るが、殴った場所は炎となって消えて傷は全くつかなかった。
「イッセーさん!退がって‼︎」
バァン‼︎
ライザーはイッセーさんを殴ろうとしたが、私とリアスで攻撃を仕掛け何とか攻撃を止めたが、
「何時まで続けるんだ?こんな攻撃じゃ俺は倒せんぞ」
やはり、ライザーは無傷でその場に立っていた。
「リタイアしろリアス‼︎3人がかりでも俺に傷1つつけられないんだ‼︎オマエ等は既に詰んでるんだよ‼︎」
「⁉︎誰がリタイアするものですか‼︎」
「リタイアするのはオマエだよ‼︎」
ライザーの言葉にイッセーさんとリアスは2人で仕掛けるが、リアスが放った攻撃を受けたライザーは直ぐに回復し、ライザーに向かっていたイッセーさんの拳を左手で止めて、
「フ…無駄‼︎」
ドゴ‼︎
右の拳をイッセーさんの腹部に放った。
「ブハァ‼︎」
攻撃を受けた直後イッセーさんは口から血を吐いたが、
「⁉︎まだだ‼︎」
『Boost‼︎』
倒れずにライザーに拳を振った。
だが、その攻撃も、
「無駄だと言っただろうが‼︎」
受けた直後にライザーは回復し、イッセーさんの顔を殴った。
「ガァ‼︎」
ザァァァァ‼︎
殴られたイッセーは私たちの方に転がりながら飛ばされ、アーシアちゃんの近くまで行き止まった。
「イッセーさん⁉︎」
アーシアちゃんは直ぐにイッセーさんのところに行き治療を始め、
「ライザー‼︎」
「ハァァァ‼︎」
私とリアスは遠距離からライザーに攻撃を仕掛けた。だが、結果同じでライザーは直ぐに回復し無傷。
一方、私達は、
「ハァハァ…」
魔力と体力を消費し息を上げていた。
「リアス…分かったろう?オマエ等じゃ俺を傷つけることさえ無理なんだ」
ライザーは私達の姿を見て余裕の表情を浮かべている。
確かに分が悪い…不死身のフェニックス…その名の通り私達の攻撃を受けても一瞬で回復し、今だに息すら上げていない。一方こちらは、中級悪魔クラスなら一撃で倒せる威力のモノを何度も放ち魔力、体力を消費し息を上げている。
『これ以上…大きな攻撃の連発は出来ない…やはり…私の力では…ですが‼︎』
「まだだ…俺はまだ…修行の成果をまだライザーに見せてねえんだ‼︎」
アーシアさんの治療を受けたイッセーさんは声を上げながら、再びライザーに向かって行った。
「イッセー‼︎行きなさい‼︎」
「イッセーさん‼︎」
リアス、アーシアちゃんはイッセーさんの名を叫んだ。
『イッセーさんもリアスもアーシアちゃんも私もまだ諦めてない!あの人が来るまでは絶対に‼︎』
「ウォォォォ‼︎」
イッセーさんはライザーに向かって拳を放った。
イッセーさんは
「確かに…以前とは違い闘い方が分かっているようだな…」
ライザーは今度はイッセーさんの攻撃を受けるのではなく、避けながらイッセーさんの攻撃を観察しているが、
パシ!
「だが‼︎まだその程度じゃ俺は倒すのは無理だ‼︎」
イッセーさんの右ストレートを左手で止めたの同時に、
ドゴ‼︎
イッセーさんの腹に炎を纏った右の拳を放った。
バキバキ!
ライザーの拳はイッセーさんの腹部に大きく沈み、肋骨が折れる音が私達に聞こえた。
「⁉︎グフゥ!……がぁぁ…」
「⁉︎イッセーさん‼︎」
イッセーさんは口から血を吐き表情を歪めた。その姿を見たアーシアは涙を流しながら叫びイッセーさんの元に向かって走り出しが、
「アーシア‼︎止まりなさい‼︎」
リアスはアーシアちゃんの腕を掴んで止めたが、
「邪魔だ…消えろ…」
ライザーは右手をゆっくりと上げながらアーシアちゃんとリアスの方に向けた。
「⁉︎」
リアスはライザーの行動を見て防御用の魔方陣を前に出してアーシアを庇うように抱きしめてその場に屈んだ。
「⁉︎させませんわ‼︎」
私は2人に仕掛けようとするライザーを止めるために攻撃を放とうとするが、
ス…
ライザーはイッセーさんの胸倉を掴んで私の方に向けるように動かした。
「⁉︎」
ライザーの行動で私は一瞬止まってしまった。
このまま攻撃をすればイッセーさんも巻き込んでしまう。
『だけど…リアスがリタイアすれば私達は……⁉︎』
私が迷っている一瞬の間に…
「これで終わりだ‼︎」
ライザーは炎を2人に飛ばそうとした。
だが…
「…やらせねえよ…‼︎」
『Boost‼︎』
胸倉を掴まれて捕まえられていたイッセーさんが、ライザーを睨み神器が着いた左手をライザーの顔の前で開いた。
『Explosion‼︎』
それを見たライザーは一瞬表情を歪め、イッセーさんの胸倉から手を離して避けようとしたが、
「喰らえ‼︎ドラゴン•ショット‼︎」
ズドォォン‼︎
それよりも先にイッセーさんが攻撃を放った。
昔のゲーム(PS.PS2)って面白くてたまらない‼︎
特に鬼武者の2.3‼︎
やってると鬼武者と何かの小説を書きたくなってたまらないです‼︎