次は、『ときメモ3』と『ドリームクラーブGo go.』…攻略しよ…
年内にはフェニック編を終わらせるつもりです。
駄文ですが楽しんでいただけたら嬉しいです。
side 兵藤 一誠
ドサ!
「ハァ…ハァ…どうだ?」
胸倉を掴まれていた俺はドラゴン•ショットをライザーの顔面に向けて放ち、攻撃を受けたライザーの姿は無かった。
「勝ったの…?」
部長やアーシアは周りを見てライザーを探しているようだ。
『あの距離で放った…避けるのは無理な筈…やっぱり勝った』
俺はライザーに勝ったと思い安堵の表情を浮かべかけたが、
「やるじゃないか…」
ボォ…
「え?」
横から誰かの声と何かの音が聞こえ、聞こえた方に顔を向けると、
ドン‼︎
「ガァ⁉︎」
急に顔に衝撃が走りその場に倒れ込んだ。
倒れた俺はゆっくりと顔を上げて衝撃が来た方に目を向けると、デカイ炎があり中から人の手が伸びていた。そして、炎は少しずつ小さくなっていき中から、
「…ラ、ライザー…オマエ…」
ライザーが出てきた。
「中々の威力だったな…だが…俺をリタイアさせるには至らなかった‼︎」
ドゴッ‼︎
ライザーは俺を掴み、膝蹴りを顔に放った。
「ガァ⁉︎」
さっきの攻撃で魔力と体力を使い果たした俺はガードも出来ずに、顔面に受けて吹き飛ばされ天井を転がり落ちていき、それを追う様にライザーも俺の方に向かって歩き始めた。
「イッセーさん‼︎」
「イッセー‼︎逃げなさい‼︎」
バァン‼︎バァン‼︎
朱乃さんて部長は叫ぶように言い、ライザーに向かって攻撃を放つが、
ボォ!ボォ!
ライザーは攻撃を受けても直ぐに回復し歩を止めることはなかった。
「リアス…オマエやクイーンも魔力は下がっているみたいだな。アイツが来ても何も変わらないぜ?このままリタイアしたらどうだ?」
「誰が⁉︎」
部長がライザーに答えると再び、部長と朱乃さんは攻撃をするが、ライザーの身体は初めの頃とは違い、身体の一部分を小さく消し飛ばす程しかできなかった。
俺はそれを見ながらゆっくりと膝に手をつきながら立ち上がりライザーの方を向いた。
「まだ…俺はやりますよ部長…」
「イッセー⁉︎」
部長は俺の言葉に驚きの表情を浮かべた。
リタイア寸前の俺に何ができる?
立っているのが限界の俺に何が?
部長、朱乃さん、ライザーもそう思っているだろうけど…
「約束したんだ…最強のポーンになるって…」
あの夜に約束が俺を動かし、
「そうか…だが…それもここで終わりだ‼︎」
「イッセー⁉︎逃げなさい‼︎」
ドゴッ‼︎ドゴッ‼︎
ライザーの拳や蹴りが俺を襲い何度も倒れるが、その度に立ち上がり、ライザーの方を向かっていった。
「イッセーさん⁉︎止めて下さい⁉︎」
「イッセー⁉︎どうして私の命令を聞けないの⁉︎」
俺の行動に部長とアーシアは涙をを流しながら言うが、
「俺………まだ……やれますから…勝ちますから…」
ライザーの攻撃を受けながら、
「部長が…………笑ってくれるなら……」
遠ざかる意識の中で部長に言った。
「不愉快だ‼︎あくまで下僕の分際でこのライザー•フェニックスに楯つくのか‼︎」
「ライザー‼︎何のつもり⁉︎」
「なに!コイツの意を汲んで焼き尽くしてやるんだ‼︎治療など意味を成さない程に…ゲーム中の死亡は…事故として認めらるからな‼︎」
俺はその言葉に反応して最後の力を振り絞ってライザーを睨んだ。
俺に出来る最後の行動。
俺はまだ諦めていないことを教える為に…
「⁉︎貴様ァァ‼︎」
ライザーは一瞬表情を歪めたが、俺を消し飛ばす為に今までの中で1番でかい炎を出した。
「イッセーさん⁉︎リタイア…」
「逃げ…」
「お願い止め…」
アーシアと朱乃さんが逃げるように言い、部長がライザーを止める為に何かを言おうとした瞬間…
ドゴッ‼︎ドゴォォォン‼︎
誰かが天井の下から出てきてライザーを吹き飛ばした。それと同時に倒れていく俺を抱きか抱えて、
「イッセー…この勝負最後まで自分の想いを貫いたオマエの勝ちだ!」
意識が途切れていく俺に言った。
side out
side 影村 飛鳥
「チィッ⁉︎間に合えよ‼︎」
俺は新校舎に入って直ぐに、ライザーのデカイ魔力を感じ天井に急いだ。
『その前に聞こえた音は多分イッセーの技…それを受けてもこれ程の魔力があるなんて…』
ライザーの力のデカさを感じ取りながらも、
「だが…そんな簡単に諦める訳にはいかねえんだよな‼︎」
テンションを上げて、ライザーの魔力を感じる真下に着いたの同時に天井に向かって跳んで、
ドゴッ‼︎
天井を壊して外に出た。
出た場所はライザーとイッセーの間。ライザーは意表を突かれたせいで俺への対処が遅くなった。
「喰らえや‼︎」
俺は右手を伸ばしてライザーの顔を掴み、
ドゴォォォン‼︎
最大の炎を顔にお見舞いした。
ガラガラ‼︎
ライザーは俺の攻撃を受けて吹っ飛び、それと同時にイッセーが投げ捨てられたが、
「よっと…」
天井に落ちる前に受け止めた。
「飛鳥さん‼︎」
「イッセーさん‼︎」
「飛鳥⁉︎イッセーは…」
直後、朱乃、アーシア、リアスは俺の方に来て、イッセーを受け止めた俺に聞くが、何も言わずに首を横に振った。
イッセーの姿はボロボロで怪我していない場所を見つけるのが難しいほどの状態だった。今からアーシアが癒しても間に合わないだろう。
だが…イッセーの目はまだ死んでいなかった。
「イッセー…この勝負最後まで自分の想いを貫いたオマエの勝ちだ!」
「あ…飛鳥…さん…」
「イッセーよくやった。後は…俺に任せろ‼︎」
「後…お願いします……俺…飛鳥さんが……勝つの信じてますから……」
俺の言葉に反応したイッセーは意識がなくなりかけながらも、最後の力を振り絞って俺に言い、
スゥ……
光に包まれて消えた。
『リアス様のポーン1名。リタイア』
それと同時にグレイフィアさんの放送が流れ、イッセーのリタイアが宣言された。
「私達が居ながら……」
朱乃は消えたイッセーを見ながら暗い顔を浮かべていた。
リアスと朱乃という高い実力を持つ2人とイッセーがいてもライザーには敵わず、結果として全員魔力を使い果たし、最後はイッセーを止められずに一方的にやられるのを見ていた。
それが、朱乃、リアスには許せないのだろう。
だけど、
「イッセーはそれを自分で望んでやったんだろ?なら…オマエらがそこまで考える必要はねえよ」
イッセーは自分の力、意地をライザーに見せるために必死に闘った。負けはしたがイッセーはどこか満たされた顔をしていた。
「飛鳥…」
「飛鳥さん…」
リアスと朱乃はまだ腑に落ちない顔をしているが、
「イッセーが必死に繋げたんだ。ここでオマエらがそんな顔して負けたらそれこそアイツが恨むぞ」
「「⁉︎」」
自分達の後輩達が必死に闘って、ライザー1人にまで削った。
なのに、ここまで来て『守れなかった』というのを理由に負けたとなれば、リタイアしていった、子猫ちゃん、祐斗、イッセーに申し訳が立たない。
それに気付いた2人から暗い表情は消えた。
それと同時に、
「ふぅぅ…オマエは奇襲しか能がないみたいだな」
聞き覚えがある声が聞こえて、俺達は声が聞こえた方を向くと、そこには、吹っ飛ばした顔を再生させたライザーが何も無かったようにいた。
「バーロー。奇襲も立派な闘い方なんだよ」
俺は前に居る2人の肩を掴んでんで後ろに下げた。
「飛鳥さん⁉︎」
「飛鳥⁉︎貴方何を⁉︎」
朱乃とリアスは俺の行動に、驚きの表情で俺に言うが、
「魔力使い果たしんだろ?」
「⁉︎…」
2人は俺の言葉に反論出来ずに表情だけを歪めた。
「なら…2人は後ろで見てろ、ここからは俺がアイツの相手するからよ。その前に…アーシア、頼みがあるんだがいいか?」
「は、はい?」
「なら、悪いんだが…直ぐにリタイアを宣言して、イッセーの治療の手伝いをしに行ってくれ」
「え⁉︎そんな事したら⁉︎」
俺の言葉にアーシアは驚きの表情を浮かべた。
アーシアの力があれば、不死身の力を持つライザーに少しは有利に闘える。
だが、
「イッセーはかなり危険な状態だ。外での治療でも時間がかかるだろうから、アーシアの手伝いが必要なんだよ」
イッセーの状態はかなり危険な状態なため、アーシアにはイッセーの治療に行かせるつもりだった。
「でも…みなさんの治療は…」
「リアスと朱乃は大丈夫だろ?それに俺も大丈夫だからよ。アーシアはイッセーの所に行ってくれ。これはアーシアにしか出来ないことだからよ」
アーシアは一度下を向き何か考え、そして、少し頭を動かした後、顔を上げて俺を見た。
「分かりました。私、イッセーさんの所に行きます」
その顔からは迷いがなくなり、目にはやる気が満ちていた。
「審判さん!私、アーシア•アルジェントはリタイアします」
手を上げながら言うと、
スゥ…
アーシアは光に包まれていき、
「飛鳥さん!私、イッセーさんの事絶対に直しますから‼︎飛鳥さん‼︎絶対に負けないでくださいね‼︎」
「ああ。任せとけ」
消える直前に俺が右手の親指を立てて笑顔で答えると、アーシアも答えるように笑顔で頭を下げて消えていった。
『リアス様のビショップ1名。リタイア』
それと同時にグレイフィアさんの放送が流れた。
「良いんですの?アーシアちゃんがいれば傷の治癒が?」
消えていったアーシアを見て朱乃は不安そうに言った。
確かに、アーシアの力はこの闘いで何度も役に立ったし、これからのライザーとの闘いでもその力は必要なのもの。だが、アーシアの力に頼って長期戦を持ち込めば、不死身の力を持つライザーは攻撃をせずに回復だけに集中して魔力の消費を抑えるはず。一方、俺達はライザーを倒すためにいつもより大量の魔力を使う為、ライザーより先に魔力を使い切ってしまう。実際、リアス、朱乃は既に魔力は殆ど無くなっている。
「確かに傷の治癒が出来るのはデケエが…それじゃあアイツには勝てねえ。勝つには…短期決戦、そして、背水の陣じゃなきゃ無理なんだ」
自分を追い込みライザーと闘う。無謀ではあるが、一瞬の隙や油断を絶たなければ、勝つことは無理だろう。
「待ってくれてありがとな。んじゃ、ライザー…始めようぜ。これがこのゲーム最後の闘いだ」
俺は2人の前に立って、左半身を前に出し構えた。
「最後の別れぐらいはさせてやろうと思っていたからな。だが…お前を殺す前に1つ聞きたいことがあんだが。なぜ…お前は無傷なんだ。お前の実力ではユーベルーナ相手に無傷で帰るのは不可能なはずだが?」
「「…あ」」
ライザーの言葉に、リアスと朱乃はやっと気づいたようで、不思議な顔をして俺を見た。
「ユーベルーナとやりあった後に、ちょとした依頼を受けてな。その依頼の前払いで有難いモノを頂いて回復したんだよ」
「……フェニックの涙か!」
「せ〜いかい〜」
俺はいつものように、悪徳警官の真似をしながら答えた。
「フェニックの涙⁉︎」
「ど!どうしてそれを⁉︎」
リアスと朱乃は不思議そうな顔から驚きの表情に変わったが、それ以上に、
「……誰が………お前に渡した…」
ライザーの表情が一番変わっていた。
さっきまで余裕の表情だったのに、今は下を向き身体を震わせ、表情は怒りが込み上げていた。
「バーロー。依頼者や依頼内容について言うわけねえだろ。俺は依頼を受けた以上、負けるわけにはいかねえんだ……全力でテメエを叩き潰すぜ‼︎」
「‼︎……お前を一瞬で殺そうと思ったが…お前には色々と吐いて貰わなければならいないようだ……楽に死ねると思うなよ‼︎」
再び俺は左半身を前に出して構え、ライザーは怒りを隠しながら、余裕な表情を浮かべ、両腕を広げながら俺の方を向いた。
「飛鳥さん……」
「飛鳥…」
顔は見えないが、2人が不安な表情を浮かべているのは分かった。
本当は一緒に闘いたが魔力を使い果たし、一緒に闘えずに見るしか出来ない。それが、悔しく俺1人に託すことに不安なところがあるのだろう。
俺は2人の不安を消すために、
グッ!
後ろに下げていた右手を上げ、一緒に親指を上げて、
「朱乃。俺を信じてくれ。後輩達やお前が信じてくれば俺は負けないからよ」
「飛鳥さん……分かりました。私は信じてます。飛鳥さんが勝つことを」
「ああ…任せとけ」
朱乃の声からは不安が消え、自信に満ちた声が聞こえた。
「リアス。お前はドンと構えていつものように言えよ。俺はそれを絶対にやるからよ」
「……分かったわ」
「なら?」
「フ…飛鳥!リアス•グレモリーの名において命ずる!ライザーを消し飛ばしなさい‼︎」
「O.K.ボス」
リアスの声からも弱気な思いが消えて、いつものような自信満々の声で俺に命令し、俺は返答をして右手を降ろした。
「んじゃ…今度こそ開始だ。ライザー」
「…ああ。お前は確実に殺す」
「「………」」
俺とライザーはお互いを静かに睨むように構え、一瞬時間が開いた後、
「「‼︎」」
同時に動き始め、このゲームの最終戦が始まった。
タグに独自設定を追加する予定でいます。
今後皆様にない感があることが多いと思います。
リメイクはする気はないので、今後もこの小説を投稿していくので宜しくお願いします。
感想、評価お待ちしています。