大切なもの   作:フューチュラ

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仕事の増加、ゲームにハマる、体調不良。と、色々な事が重なって投稿がかなり遅れてしまい。
申し訳ありませんでした!!

駄文ですが楽しんで頂けたら嬉しいです。


協力者

side 影村 飛鳥

 

「……う…」

 

黒龍波を撃ち消耗をした魔力と体力を回復する為に寝ていたが、魔力、体力がある程度回復したのか、少しづつ意識が戻り始め、

 

「う…ううん」

 

俺はゆっくりと目を開けると目の前には、

 

ドン‼

 

大きなお山が二つあった。

そのお山は少し不規則に動いていて、動くたびいい匂いが香っている。

 

「起きましたか?」

 

俺の声に気付いたのか、お山の向こうから顔が出てきた。

 

「朱乃…」

 

お山から出てきたのは朱乃だった。

朱乃は俺の顔を見ながら、

 

「おはようございます。飛鳥さん。」

 

笑顔で言った。

 

「お、おはよう。」

 

朱乃の膝枕で寝ている、しかも、すぐ近くに朱乃の顔があり目の前には朱乃の胸がある。

俺は恥ずかしくなり、顔を紅くしながら朱乃から顔を背けた。

 

「フフ…」

 

朱乃は俺が恥ずかしがっていることに気付いたのか小さく笑らった。

俺はその声で更に恥ずかしさが増し、顔を背けたまま朱乃に聞いた。

 

「朱乃…。俺はどれくらい寝てた…?」

 

「4時間程ですは。」

 

「4時間⁉そんなに寝てたの………‼まさか⁉その間ずっと」

 

俺が寝ている間ずっと朱乃が膝枕をしていたのではないか。

そう思って俺は身体を起こそうとしたが、その前に、朱乃は俺の頭を優しく撫で、

 

「気にしないで下さい。私が好きでやったことですから。」

 

優しい笑顔を俺に向けながら言った。

 

「朱乃…。ありが」

 

朱乃に俺は礼を言おうとしたが、

 

「それに…役得でしたは。飛鳥さんの寝顔を見れましたから。」

 

「⁉」

 

朱乃が笑顔で言った瞬間、俺の恥ずかしさは更に上がり再び顔を背けたところで、

 

「そろそろ…イチャイチャするの止めてもらっていいかしら?」

 

顔を向けた先には見覚えのある机に頬杖をし、呆れ顔をしながらこちらを見ているリアスがいた。

 

「リ、リアス⁉」

 

リアスを見て俺は驚きの表情に変わった。

 

「はぁ…。飛鳥、貴方に聞きたいことがあるから起きてもらっていいかしら。」

 

「あ、ああ…。」

 

俺は身体を起こすと、朱乃は俺の動きに合わせて、動きに合わせて手を離し、俺が起きやすいように少しだけ身体を動かした。

 

「ありがとうな。朱乃。」

 

俺は身体を起こして朱乃に礼を言い、ソファーに座り直してリアスの方を向き、朱乃は何も言わずに笑顔で頷いて、俺と同じようにリアスの方を向いた。

 

side out

 

side 姫島 朱乃

 

「さて…。貴方には勝手なことして、私達に迷惑と心配をかけたことに謝罪してもらいたいのと罰を与えたいけど……。その前に、貴方が私達から離れた後、何をしていたか話してもらっていいかしら?」

 

「離れた後か…。」

 

飛鳥さんは何か迷っている表情をしながら考えている顔をしました。

 

『何か話したくないことが…。』

 

私は飛鳥さんの表情を見て思っていると、飛鳥さんは真剣な表情にしてリアスの方に顔を向け話し始めました。

 

「……お前達から離れた後、何処かに行こうと思って歩いてたんだけど、途中、戸亜留市に入ったところで誰かに付けられてるのに気付いて、潰れた工場の中で倒そうと思ったんだが……逆に一瞬でぶっ倒されちまった。」

 

「一瞬‼飛鳥が一瞬で⁉」

 

「ほ、本当なんですの?」

 

「ああ…。一瞬……しかも、腹に一発でな…」

 

私達は耳を疑いました。

ですが、飛鳥さんの表情からはそれが真実だというのが分かりました。

 

「貴方が倒された後…その後はどうなったの?」

 

「気失った後…次に目を覚ましたときに、ボロボロの闘技場のど真ん中にいたんだ。」

 

「闘技場?」

 

「ああ。出てくときに分かったんだけど、何処かの島の中にある闘技場でな。そんで、俺の目の前に俺を一撃で倒した奴がいてな。目覚めた俺に、『オマエを殺して感じるその力を手に入れようとしたが辞めだ。久しぶりにいいオモチャを見つけた。ゆっくり…ゆっくり…オマエを殺していく。楽しませてくれよ。』そう言って、俺に仕掛けてきて…。そこから、ソイツと時間無制限の命懸けの闘いが始まった。」

 

「命懸けの闘い…。よく…ご無事でしたね。」

 

「………手加減……。」

 

「え?」

 

「手加減されてたんだよ。」

 

「手加減?どうして手加減を?」

 

「……………俺を強くするため…黒龍の力を俺のモノにさせるためにだ。」

 

「強くするために手加減を…。いったい何者なのよソイツは?」

 

「…名前は蔵馬。人でも悪魔でもない…妖怪だって言ってた。」

 

「妖怪⁉それホントなの⁉」

 

リアスは驚いた表情をして飛鳥さんに聞きました。

 

「ああ。あんな力…悪魔、天使、堕天使どの力でもないのは見たことねえからな。蔵馬が自身が言っていたとおり、間違いなく妖怪だよ。」

 

「貴方がそう言うなら真実のようね…。でも……何で妖怪の蔵馬は貴方に黒龍の力をものにさせようと?」

 

「…………」

 

飛鳥さんは少し下を向き何か考えている表情をし、ゆっくりと顔を上げてリアスの方を向きました。

 

「リアス……。ここから先は明後日の放課後からでもいいか?」

 

「え?」

 

「まだ…分かんねえ事がいっぱいあるからよ。」

 

「……明後日までにはわかるの?」

 

「ああ。全部わかったらオマエにそれにアイツ等にも話すからよ。」

 

「………分かったは。」

 

「すまねえな。んじゃ…帰るわ。」

 

「私も一緒に帰りますわ。」

 

「ええ。それじゃあまた明後日ね二人とも。」

 

「ああ。」

 

「先に失礼しますわ。」

 

私と飛鳥さんは部室をあとにしました。

 

帰る道の中で、飛鳥さんに色々と話しかけましたが飛鳥さんは何か考えていて返答が殆どがありませんでした。

 

そして、歩道橋に着いてもまだ、飛鳥さんは今だ何か考えているようで、私はこのまま飛鳥さんに付いていくか、それとも、家に帰るか迷いました。

 

『でも…。私がいたら考えの邪魔になってしまう。それに…明後日の放課後私達に話してくれると言っていましたわ。なら…。』

 

「飛鳥さん。今日は帰りますね。それじゃあ、また明後日…」

 

私は迷ったすえ、歩道橋の方を向いて歩き出そうとしましたが、

 

「朱乃。明日の朝俺の家に来てくれないか?」

 

「え?」

 

急に言われて私は少し驚きながら振り向きました。

 

「明日、今まで俺が分からなかったことを全て知っている人がたぶん来て話してくれると思う。そんで、その中に俺自身についても話があると思うんだ……。朱乃には知ってほしいんだ一番最初に俺の事をだから…」

 

飛鳥さんは下を向いて不安そうな表情をして私に言いました。

 

「分かりました。私も飛鳥さんと一緒に聞きますわ。ですが、飛鳥さん。」

 

私はありに近づき優しく抱きつきました。

 

「あ、朱乃⁉」

 

私のの行動に飛鳥さんは驚いていますが、

 

「大丈夫です。」

 

私はそれを無視して私自身の思いを言いました。

 

「例え飛鳥さんがどんな存在であっても、私は飛鳥さんのことを嫌いになりません。私のことを知っても飛鳥さんは好きだと言ってくれた。なら…私も同じです。私も全てをひっくるめ飛鳥さんのことが大好きですから。」

 

「朱乃…。」

 

飛鳥さんは私を優しく抱きしめ返して、

 

「ありがとう。」

 

耳元で言いました。

 

少しだけ抱きしめ合ったあと、私達は少し顔を紅くしながら離れ、

 

「それじゃあ。また明日な。」

 

「はい。それでは。」

 

二人共家路につきました。

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

飛鳥さんの家に行くと、

 

「おはよう。朱乃。」

 

飛鳥さんはいつもと同じような笑顔で迎えてくれました。

そして、以前と同じように朝食を作り、一緒に朝食を食べて過ごしましたか。

 

数週間振りに飛鳥さんと過ごすこの時間。

 

『久しぶりだな…。帰ってきてくれた実感が湧いてくる。やっと全てが元に戻った。飛鳥さんとまた過ごすことができる。』

 

そう思うと涙が流れてきました。

 

「あ、朱乃⁉どうかしたのか!?」

 

私の顔を見て飛鳥さんが慌てながら声をかけたことで私は素に戻り、

 

「な、何でもありませんわ!た、食べ終わった食器片付けますわ!」

 

私は空いた食器を持って台所に行き顔を拭きました。

 

『嬉しいけどこれから大事な話があるんだから。』

 

私はそう自分に言い聞かせて表情を戻し、一息ついてから飛鳥さんの元に戻りました。

食器を全て片付けた後、私と飛鳥さんは以前と同じように過ごしながら、この数週間にあった事を細かく話しました。

 

祐斗さんのこと、聖剣計画のこと、教会側のことを。

 

全てを話を終えた頃にはお昼前でした。

 

私は時間に気付いて昼食の準備をしようとソファーから立ち上がろうとしましたが、

 

「来たみたいだな…。」

 

「え?」

 

飛鳥さんの言葉に私は動きを止めてしまいました。

そして、飛鳥さんの言葉に合わせたように倉庫のドアが開く音がし、ロフトの階段を上がりドアが開くと、

 

「やあ。飛鳥君。待たせたかな?」

 

「いえ。来てくれて嬉しいっすよ。秀一さん。」

 

そこには、飛鳥さんの保護者。

 

南野秀一さんでした。




早く投稿出来るように今後努力します。
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