キミとアイドルプリキュア♪~魂と輝き~   作:Ryo02913

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AI使っても小説書くのが難しい


第3話 狙われたキュアウィンク

教室では、合唱コンクールに向けた練習の話で盛り上がっていた。

しかし、その中で一人だけ浮かない顔をしている少女がいた。

蒼風なな。

ピアノが得意な彼女は、合唱の伴奏を担当することになっている。

だが――。

「……」

ななは机の上に置いた楽譜を見つめていた。

先日のピアノコンクール。

大勢の人が見ている中で、演奏を失敗してしまった。

その記憶が、今でも頭から離れない。

「ななちゃん」

声をかけてきたのは、うただった。

「どうしたの?」

「……ううん。何でもないよ」

ななは笑ってみせる。

だが、うたには分かっていた。

「やっぱり、この前のコンクールのこと?」

「……!」

ななの表情が曇る。

「ごめん。無理に聞くつもりじゃなかったんだけど……」

「大丈夫」

ななはそう言う。

「次は失敗しないようにすればいいだけだから」

しかし、その声には自信がなかった。

「……ななちゃん」

うたは少し考える。

そして――。

「じゃあ、一緒にお昼食べよう!」

「え?」

「おいしいもの食べたら、ちょっと元気になるかも!」

「ふふ……うたちゃんらしいね」

ななは小さく笑った。

 

---

 

昼休み

二人は一緒にお弁当を食べていた。

「ななちゃん、ピアノってどんな時が一番楽しい?」

「楽しい時?」

「うん!」

ななは少し考える。

「……誰かが私の演奏を聴いて、喜んでくれた時かな」

「じゃあ、それでいいんじゃない?」

「え?」

「失敗しないことより、聴いてくれる人に楽しんでもらうことの方が大事なんじゃないかな」

ななはうたを見る。

「……そう、かもしれない」

「うん!」

その時だった。

「プリ……」

うたの鞄の中から小さな音が聞こえる。

「……?」

ななが鞄を見る。

「うたちゃん、その鞄……」

「えっ!?」

 うたが慌てて鞄を抱える。

 しかし――。

「プリルン!」

プリルンが飛び出した。

「えっ……?」

ななの目が点になる。

「えーっと……」

うたは固まった。

「……うたちゃん?」

「……」

「その子……何?」

「えっと……その……」

うたは観念した。

「プリルンは私の大事な友達で……」

 そして――。

「実は私、キュアアイドルなんだ」

「…………え?」

ななは驚いて固まった。

「えええええっ!?」

 

---

 

放課後

「まさか、うたちゃんがキュアアイドルだったなんて……」

ななはまだ信じられない様子だった。

「ごめんね。秘密にしてたわけじゃないんだけど……」

「ううん。大丈夫」

ななは少し笑う。

そのまま、うたに連れられて向かったのは――。

「ここが私のお家!」

「え?」

「喫茶グリッター!」

 店の中に入る。

「いらっしゃい!」

うたの両親が出迎える。

「この子がななちゃん?」

「うん!」

そこでは、うたの家族と楽しく話す時間が流れていった。

幼い頃のうたの話。

ピアノの発表会の話。

そして、ななが昔うたと出会っていたこと。

「……あの時の女の子」

ななは小さく呟いた。

「うたちゃんだったんだ」

「え?」

「昔、ピアノの発表会で……」

ななは昔の記憶を思い出す。

緊張していた自分に、笑顔を向けてくれた小さな女の子。

その子が――うただった。

「そっか……」

ななの表情が少し明るくなる。

 

---

 

その夜

咲良家

「ただいま」

「おかえり、お兄ちゃん!」

うたが響を出迎える。

響は少し驚く。

「仲良くなったんだな」

「うん!」

うたは嬉しそうに笑う。

その笑顔を見ながら、響も少し笑った。

しかし――。

次の瞬間。

「……!」

響の表情が変わる。

「どうしたの?」

「いや……」

感じた。

ほんの一瞬だけ。

遠くから、何かの霊圧が。

「……気のせいか」

響はそう呟いた。

 

---

翌朝

うたとななは、学校へ向かって歩いていた。

「今日の歓迎会、楽しみだね!」

「うん」

ななは昨日までとは違い、少し明るい表情をしていた。

「私、ちゃんと頑張るから」

「うん! ななちゃんなら大丈夫!」

うたが笑顔を見せる。

その時だった。

「……!」

マックランダーが現れた。

「中にはもりが閉じ込められているプリ!」

「えっ!?」

うたが驚く。

「はもりちゃんが、あの中に……」

「そうプリ!」

マックランダーが咆哮する。

「グオオオオオッ!」

周囲の人々が驚いて逃げていく。

しかし、うたは拳を握る。

「……はもりを助けなきゃ!」

「うたちゃん!」

ななが呼び止める。

うたは振り返る。

「ななちゃん、ここにいて!」

「え?」

「私が助ける!」

うたは走り出した。

「はもり、待ってて!」

そして――。

うたはキュアアイドルへと変身する。

 

『プリキュア! ライトアップ!

キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!

キミと~! YEAH!

一緒に~! YEAH!

キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!』

 

キュアアイドルが現れた。

「はもりを返して!」

マックランダーが襲い掛かる。

「くっ!」

キュアアイドルは攻撃をかわす。

そのまま距離を詰める。

「そこ!」

攻撃を叩き込む。

 しかし――。

「きゃっ!」

マックランダーの攻撃を受け、吹き飛ばされる。

「まだまだ!」

キュアアイドルは立ち上がる。

再び攻撃。

だが、マックランダーの力は強い。

「このままじゃ……!」

その様子を、ななが遠くから見ていた。

「うたちゃん……」

怖い。

身体が動かない。

以前のコンクールと同じ。

失敗するのが怖い。

何もできない自分が怖い。

その時。

「ななちゃん……!」

マックランダーの中から、はもりの声が聞こえた。

「……!」

ななは拳を握る。

「はもりちゃん……」

うたが戦っている。

なのに、自分は何もできない。

「……もう逃げたくない」

ななは一歩踏み出した。

「私は……!」

ザックリーが振り返る。

「なんだ、お前?」

「はもりちゃんを返して!」

「無理だな!」

ザックリーが攻撃する。

「きゃっ!」

ななは倒れそうになる。

それでも立ち上がる。

「私は……逃げない!」

その瞬間。

ななの前に光が現れた。

「これは……?」

プリキュアリボンが輝く。

「ななちゃん!」

キュアアイドルも驚く。

ななの手に光が集まる。

「私も……!」

光がななを包む。

 

『プリキュア! ライトアップ!

キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!

キミと~! YEAH!

一緒に~! YEAH!

キミと瞬く、ハートの勇気!」

お目目パッチン、キュアウインク!』

 

新たなプリキュアが誕生した。

「キュア……ウインク?」

キュアアイドルが嬉しそうに笑う。

「ななちゃん!」

「うたちゃん……!」

二人は顔を見合わせる。

「一緒に戦おう!」

「うん!」

キュアアイドルとキュアウインク。

二人がマックランダーへ向かって走り出す。

マックランダーが腕を振る。

「危ない!」

キュアアイドルが飛び込む。

キュアウインクも続く。

 二人の攻撃がマックランダーを追い詰める。

「ウインク! 今だよ!」

「うん!クライマックスは私!聞いて下さい」

蒼白い光がマックランダーを包み込み、浄化した。

マックランダーとの戦いを終え、はもりを助け出した二人。

「やったね、ななちゃん!」

「うん!」

キュアアイドルとキュアウインクは笑顔を交わす。

しかし――。

「……!」

キュアアイドルの表情が変わった。

「どうしたの?」

キュアウインクが尋ねる。

「何か……来る」

「え?」

キュアアイドルが周囲を見回す。

その瞬間だった。

キュアウインクの身体から、淡い霊力が漏れ出す。

それを感じ取った何かが、二人のいる場所へ近づいてくる。

「……!」

キュアアイドルが振り返る。

建物の向こう。

そこから、巨大な白い仮面をつけた怪物が姿を現した。

「グオオオオオッ!」

「きゃあっ!」

キュアアイドルは、とっさにキュアウインクの前へ出る。

「何なの、こいつ……!」

昨日襲ってきた怪物とは違う。

マックランダーとも違う。

見たことのない怪物だった。

「ななちゃん、下がって!」

「え?」

「こいつは危ない!」

怪物が地面を蹴る。

「来る!」

キュアアイドルは横へ飛んだ。

直後。

ドゴォン!

巨大な腕が地面を叩きつけた。

「きゃっ!」

キュアアイドルは着地すると、すぐに怪物へ向き直る。

怪物が腕を振り上げる。

「はっ!」

キュアアイドルは前へ踏み込んだ。

攻撃が振り下ろされるより先に、怪物の懐へ入る。

 

「アイドル!グータッチ!!」」

 

拳を叩き込む。

ドンッ!

怪物の身体が揺れる。

「効いてる!」

そのまま二発目を放つ。

しかし――。

ガシッ!

「えっ!?」

怪物の手が、キュアアイドルの腕を掴んだ。

「しまっ……!」

そのまま身体を引っ張られる。

「きゃあっ!」

キュアアイドルの身体が宙に浮く。

怪物が腕を振る。

「くっ!」

キュアアイドルは空中で身体を捻った。

投げ飛ばされる寸前に腕を振りほどく。

着地

だが、勢いを殺しきれず地面を転がる。

「痛っ……!」

「うたちゃん!」

キュアウインクが駆け寄ろうとする。

「来ないで!」

「え?」

「この怪物……私が戦う!」

キュアアイドルは立ち上がる。

怪物が再び向かってくる。

「今度は……!」

キュアアイドルも走り出す。

怪物が右腕を振る。

キュアアイドルは身体を低くする。

頭上を腕が通り過ぎる。

「はぁっ!」

すれ違いざまに拳を叩き込む。

怪物の身体が傾く。

「今!」

キュアアイドルは振り返る。

だが――。

怪物もすぐに振り返った。

「……!」

予想より速い。

怪物が腕を横薙ぎに振る。

キュアアイドルは腕を交差して受け止めた。

「ぐっ……!」

身体が後ろへ押される。

一歩

二歩

靴が地面を削る。

「この……!」

力では押し負ける。

キュアアイドルは一瞬だけ力を抜いた。

「えっ!?」

怪物の腕が前へ流れる。

その隙に身体を横へ滑らせた。

「今だ!」

キュアアイドルが踏み込む。

拳が怪物の腹部へ入る。

「せーのっ!」

ドンッ!

怪物が後ろへ吹き飛ぶ。

「やった!」

しかし――。

怪物は地面に手をつき、ゆっくりと立ち上がる。

「……まだ立つの?」

キュアアイドルが息を整える。

怪物は咆哮を上げた。

「グオオオオオッ!」

「っ!」

怪物が再び突っ込んでくる。

今度はさっきより速い。

「速い……!」

キュアアイドルは右へ跳ぶ。

怪物の爪が頬をかすめた。

「くっ!」

着地。

振り返る。

怪物はすでに方向を変えていた。

「もう来てる!?」

怪物が迫る。

キュアアイドルは拳を構える。

だが――。

怪物の腕が先に届いた。

「きゃあっ!」

身体が吹き飛ぶ。

「うたちゃん!」

キュアウインクが叫ぶ。

キュアアイドルは地面を転がり、何とか立ち上がる。

「大丈夫……!」

しかし、呼吸が乱れている。

「このままじゃ……」

怪物がゆっくりと近づいてくる。

キュアアイドルは拳を握る。

「負けない……!」

その時だった。

怪物が突然、キュアウインクの方へ向きを変えた。

「……え?」

キュアアイドルが目を見開く。

「ななちゃん!」

「え?」

キュアウインクには、怪物の姿が見えていない。

ただ、目の前に黒いもやがある。

「な、何……?」

もやが動く。

「うたちゃん?」

「逃げて!」

「でも、何が――」

怪物が腕を振り上げる。

「ななちゃん!」

キュアアイドルが走る。

だが――。

間に合わない。

振り下ろされた腕が、キュアウインクへ迫る。

「きゃっ!」

その瞬間。

ガキィン!

何かが怪物の腕を受け止めた。

「……え?」

キュアアイドルが目を見開く。

そこにいたのは――。

黒い死覇装。

手には巨大な斬魄刀。

「……間に合った」

「あなた……!」

キュアアイドルには、はっきりと見えている。

昨日、自分を助けてくれた死神。

咲良響。

しかし――。

「……?」

キュアウインクは首を傾げる。

「うたちゃん……?」

ななの目には、響の姿が見えていない。

ただ、目の前にあった黒いもやが、突然止まったように見えている。

「何……?」

「ななちゃん、下がって!」

「でも、うたちゃん……」

「いいから!」

キュアウインクは言われた通り後ろへ下がる。

響は斬月を握り直す。

「……こいつも虚か」

目の前の怪物を睨む。

前に現れた虚とは姿が違う。

だが、感じる霊圧は同じだった。

「また人を襲ってるのか」

響が一歩踏み込む。

虚が腕を振る。

「来い!」

響は斬月を振り上げた。

ガキィン!

爪と斬月がぶつかる。

「ぐっ……!」

響の身体が後ろへ押される。

重い。

「こいつ……!」

虚がさらに力を込める。

響の足が地面を削る。

「まだ……!」

響は斬月を押し返す。

虚の腕が跳ね上がった。

その瞬間。

響は踏み込んだ。

「はぁっ!」

斬月を振り下ろす。

虚が身体を捻る。

斬月が肩を斬り裂く。

「グオオオオオッ!」

虚が後ろへ飛び退く。

響は追う。

「逃がすか!」

虚が振り返り、爪を振る。

響は斬月で受ける。

ガキィン!

火花が散る。

響はそのまま刀を滑らせ、虚の腕を弾いた。

虚の身体が崩れる。

「そこだ!」

響が懐へ入る。

斬月が閃く。

一閃。

虚の身体が大きく斬り裂かれた。

「グオオオオオッ!」

虚が叫び声を上げる。

しかし、まだ倒れない。

「まだか……!」

響は距離を取る。

斬月を握り直す。

虚もまた、身体を低くする。

次の瞬間。

両者が同時に動いた。

虚が一直線に突っ込む。

響は正面から迎え撃つ。

「これで……!」

刀身に霊圧が集まる。

虚の爪が迫る。

響は斬月を振り抜いた。

「月牙――」

青白い霊圧が刀身に集束する。

「天衝!!」

斬撃が放たれる。

虚の身体を正面から切り裂く。

「グオオオオオオッ!!」

虚の身体が大きく揺らぐ。

そして――。

身体が崩れ始める。

白い仮面が砕ける。

大量の霊子が舞い上がっていく。

やがて、虚は完全に消滅した。

静寂が戻る。

「……終わったか」

響は斬月を下ろした。

そして、キュアアイドルを見る。

「大丈夫か?」

「うん……」

キュアアイドルは頷く。

その隣では、キュアウインクが不安そうに周囲を見回していた。

「うたちゃん……」

「どうしたの?」

「さっきから何が起きてるの?」

「え?」

「私には……黒いもやしか見えなかった」

キュアアイドルはななを見る。

そして、響を見る。

「……」

響もキュアウインクを見る。

「この人が……怪物を倒してくれたの」

「この人……?」

ななは、響がいる方向を見る。

しかし――。

やはり見えない。

ただ、そこにあった黒いもやが、少しずつ消えていく。

「……分からない」

響は眉をひそめる。

「……?」

どうして、この子には俺が見えていない?

響にはまだ分からなかった。

ななの霊力が目覚めたばかりで、まだ死神や虚を認識できるほどには成長していないことを。

「じゃあな」

響は二人に背を向ける。

「待って!」

キュアアイドルが声をかける。

響は足を止める。

「助けてくれて……ありがとう」

「……気にするな」

響はそう言うと、そのまま歩き出した。

キュアアイドルは、その背中を見つめる。

「……あの人」

昨日と同じ。

大きな刀

黒い着物

そして――。

どこか、お兄ちゃんに似ている。

しかし、響はまだ知らない。

自分が助けた少女が、妹のうただということを。

そして、うたもまだ知らない。

目の前で自分を助けてくれた死神が、兄の響だということを。

兄と妹。

二人はまだ、互いの正体を知らないままだった。

キミプリの推しは?

  • 咲良うた/キュアアイドル
  • 蒼風なな/キュアウィンク
  • 紫雨こころ/キュアキュンキュン
  • プリルン/キュアズキューン
  • メロロン/キュアキッス
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