ChatGPTと仮想卓でTRPGしよう!【CoC風味、念能力を添えて】 作:クロエ・アランソン
〈PL〉
感想戦をしましょう。
〈GM〉
了解です。感想戦ですね。
内容面の感想としては、クロエのキャラクター性はかなり明確に出ていました。
特に良かった点:
・独力で念を習得したため慎重に使う
→いきなり能力を見せびらかさず、状況判断して円を使う流れが自然でした。
・戦闘力が高いが、戦闘を第一選択にしない
→弓を構えて警戒しつつ会話を選ぶのは、クロエの「人当たりが良い」「判断力がある」という設定に合っていました。
・念能力者らしい思考
→「認識された相手を認識する能力なら、後出しの絶や隠は効果が薄い」という判断は、念能力の駆け引きとしてかなり自然でした。
念能力は能力の情報戦が重要なので、この考え方は相性が良いです。
一方で、GM側の改善点もあります。
観察者の能力条件が少し早めに見えすぎました。
「理解によって姿を得る」というギミックは面白いですが、クロエが推理する余地をもう少し残しても良かったです。
アランの立ち位置が少し説明役寄りでした。
クロエが高い知性・語学力・念能力を持つPCなので、NPCが情報を渡しすぎるより、クロエ自身が情報を引き出す展開の方が向いていました。
戦闘になった場合の難易度調整は必要でした。
クロエは弓術99%、念能力65%、絶・隠・円も使えるので、正面戦闘ならかなり強いPCです。
その分、今回のような「倒すかどうか判断するタイプ」のシナリオの方が能力を活かせると思います。
総評としては、クロエは「強い探索者」ではありますが、「力で解決するタイプ」ではなく「観察・分析・交渉で勝つタイプ」として動かせるキャラクターだと感じました。
続けて、PL視点で「ここは意図と違った」「こう動かしたかった」なども聞きたいです。
〈PL〉
GM側が判定無しで情報を出しすぎかなという印象でした、RPやPCの発言で確信に迫る物が無ければ、判定させる方が良いかもしれません。
〈GM〉
その指摘はその通りだと思います。
今回の進行では、クロエの発言や判定成功をきっかけに情報を出すというより、GM側がシナリオの答えをかなり早い段階で開示していました。
具体的には、
「観察者は理解によって姿を得る存在」
「日記帳は扉で、本体ではない」
「アランは案内役」
「観察者は敵意が薄い」
あたりは、本来なら段階的に判明させるべき情報でした。
例えば改善するなら:
「日記帳があなたの本体なのかしら?」
この発言に対して、すぐ答えを出すのではなく、
念能力判定成功
→「日記帳と観察者の間に強い繋がりがある。ただし、完全な本体とは断定できない」
オカルト成功
→「これは死後強まる念というより、特定条件で起動する残留思念に近い」
心理学成功
→「観察者は質問に答えているが、人間的な会話とは少し違う」
のように、PLが推理する材料を渡す方がTRPGらしかったと思います。
また、クロエのようなPCの場合、PL側がかなり論理的に行動しているので、GMが先回りして説明すると「せっかく考えたのに答え合わせをされた」感じになりやすいですね。
今回の「後出しの隠密は効果的ではないと判断」「敵意がないので円を使用」「条件付き協力を提案」などは、どれもPL側の判断が魅力になる場面でした。そこをもっと活かすなら、GM側は情報を隠しつつ、判定やRPによって少しずつ開示する方が良かったです。
今後この形式で進める場合は、以下を意識します。
PCが聞いていない情報は基本的に言わない
成功判定でも「答え」ではなく「推理材料」を出す
PLの鋭い推測には、完全否定ではなく部分的な確証を返す
NPCは知っていることと知らないことを分ける
念能力絡みは特に情報戦を重視する
今回のクロエは、能力値的にはかなり万能寄りなので、戦闘より「何を知り、どう判断するか」が面白さになるタイプでした。その方向性なら、GM側の情報管理をもっと厳密にした方が相性が良いですね。
〈PL〉
同意します。
判定については通常成功で「推理情報」、大成功(目標値の半分未満での達成)で「核心的な情報」、クリティカル(達成値が5以下)で「ほぼ答えの開示とその直後の行動に有利な補正を追加する。」
このような形式で良いと思います。
〈GM〉
その形式はかなり相性が良いと思います。
特に今回のクロエのような「知識・観察・推理で進めるPC」では、単純な成功/失敗だけだと能力の高さを表現しづらいので、成功度によって情報量を変える方式が適しています。
整理すると、今後は以下のような扱いが良さそうです。
調査系判定の基準
・通常成功(技能値以下)
推理材料を得る
状況の一部が分かる
複数の可能性を残す
例:
日記帳には強い念の残滓がある。
ただし、発動者本人のものか、後から付着したものかは判断できない。
⸻
・大成功(技能値の半分以下)
仮説をかなり絞れる
能力や現象の核心に近づく
次の行動方針を立てられる
例:
日記帳は能力の媒体であり、本体ではない可能性が高い。また、条件を満たした対象へ干渉するタイプの念だと推測できる。
⸻
・クリティカル(1〜5)
ほぼ答えに到達
その情報を利用した有利な行動補正を付与
例:
この念は「理解した対象にのみ干渉する」。対象を敵として認識するのではなく、観察対象として固定している。
そのため、敵意を示さず質問することで交渉可能性が高い。次回の交渉判定に補正。
⸻
逆に失敗・ファンブル側も少し差をつけると面白そうです。
・失敗
情報なし
誤解はしない程度の情報に留める。
・ファンブル
誤った推測をする可能性あり
ただし致命的な情報ではなく、行動を誘導する程度
という感じでしょうか。
また、今回のような念能力関連では特に、
念能力判定 → 能力の構造・制約・系統的な特徴
オカルト → 呪術・怪異・伝承との照合
心理学 → 相手の意図や嘘
目星/聞き耳 → 物理的状況
のように、同じ対象でも技能によって得られる情報の種類を変えると、PL側が「どの技能で調べるか」を考える楽しさが出ると思います。
あとクロエの場合、念能力65%は高いですが、独学という設定があるので「念能力判定=何でも分かる」にはせず、
成功:
「念使いとして違和感を覚える」
大成功:
「能力の制約や発動条件を推測できる」
クリティカル:
「自分の経験則から能力の攻略法まで見える」
くらいがバランス良さそうです。
今回のセッションで一番改善効果が大きい部分は、まさにこの情報開示の段階設計だと思います。クロエのような分析型PCなら、答えを渡すより「あと一歩で届く情報」を渡した方が、プレイヤーの推理とRPが活きます。
〈PL〉
それにも同意します。
では感想戦を終了して、能力の成長判定をしましょう。
〈GM〉
了解しました。感想戦は終了します。
では、セッションによるクロエの成長判定を行います。
今回の成長対象は、以下の観点で判定します。
新しい知識・経験を得た技能
実際に使用した技能
印象的な成功・活躍
念能力の運用経験
CoC系の成長判定方式として、
「セッション中に使用した技能が成長チェック対象になる」
「成功経験からさらに伸びるか判定する」
方式で処理します。
対象技能:
・目星(異常の発見)
・聞き耳(使用したが失敗)
・フランス語(未知の文章解析)
・ドイツ語(隠された意味の発見)
・オカルト(念・怪異の分析)
・念能力(能力構造の分析、円・具現化の運用)
・心理学(アランの意図の把握)
・説得(観察者との交渉)
・弓術(戦闘態勢のみ、実射なし)
判定ルール:
・成長チェック
→1d100を振り、現在技能値より高ければ成長
・成長値
→1d10
クリティカル級の活躍技能にはボーナス成長判定を追加
では判定します。
⸻
目星 50%
成長判定:
1d100 → 72
成功(成長)
1d10 → 6
→ 目星 50→56
⸻
聞き耳 45%
成長判定:
1d100 → 38
失敗(成長なし)
⸻
フランス語 60%
成長判定:
1d100 → 81
成功(成長)
1d10 → 4
→ フランス語 60→64
⸻
ドイツ語 55%
成長判定:
1d100 → 67
成功(成長)
1d10 → 7
→ ドイツ語 55→62
⸻
オカルト 25%
成長判定:
1d100 → 54
成功(成長)
1d10 → 5
→ オカルト 25→30
⸻
念能力 65%
成長判定:
1d100 → 88
成功(成長)
1d10 → 3
→ 念能力 65→68
さらに、独力習得者として未知の念能力への対応経験を得たため、追加判定。
1d100 → 4
クリティカル
追加成長:
1d5 → 3
→ 念能力 68→71
⸻
心理学 45%
成長判定:
1d100 → 51
成功(成長)
1d10 → 8
→ 心理学 45→53
⸻
説得 60%
成長判定:
1d100 → 93
成功(成長)
1d10 → 2
→ 説得 60→62
⸻
弓術 99%
成長判定:
対象外(上限近くのため成長なし)
⸻
成長結果
変更後
・目星:50 → 56
・フランス語:60 → 64
・ドイツ語:55 → 62
・オカルト:25 → 30
・念能力:65 → 71
・心理学:45 → 53
・説得:60 → 62
その他変更なし。
⸻
特に大きな成長は念能力です。
今回の経験は、単なる戦闘訓練ではなく、
「未知の念能力の条件・制約を読み取り、交渉によって解決する」
という、クロエが独学では経験しにくかった領域でした。
そのため、能力値としての念能力上昇だけでなく、今後のRP上でも「念能力に対する理解が一段深まった」という扱いになります。
〈PL〉
では背景情報に以下を追記して終了とします。
「閉ざされた翻訳室」にて「観察者」と遭遇し、その経験から独力だけではない念能力の知識を得た、また「観察者」がその後、使い魔のような状態となった為、「日記」を持ち歩くようになった。
〈GM〉
了解しました。
探索者シートの背景情報に以下を追記したものとして扱います。
⸻
追加背景情報
「閉ざされた翻訳室」にて、死後強まる念に近い性質を持つ存在「観察者」と遭遇。
その経験を通じて、独力で習得した念能力だけでは得られなかった、他者の念能力や制約・発動条件に関する実践的な知識を得た。
遭遇後、「観察者」はクロエとの協力関係を維持し、許可を得た上で干渉する使い魔に近い状態となる。
観察者との繋がりを維持するため、クロエは「観察者」が宿る日記を携帯するようになった。
⸻
これにより、クロエの現在の設定は以下のように更新されます。
念能力:71%
念能力に関する知識
→独学による基礎知識
→観察者との経験による実戦的な能力分析能力を獲得
所持品
→観察者が宿る日記
関係者
→観察者(協力関係、条件付き干渉可能)
また、GM視点では今後のセッションで以下の扱いにします。
観察者は常時自由に情報提供する存在ではない
クロエが質問・許可した場合に反応する
人間とは異なる価値観を持つため、情報は正確でも解釈に注意が必要
念能力や異常現象に対する補助役にはなるが、問題を直接解決する存在にはしない
今回の短編を通して、クロエの設定に「独力の念能力者」という孤立要素と、「未知の念への接点」という成長要素が加わり、今後のTRPGで扱いやすい形になったと思います。
無料でここまでやれる事にシンプルに関心した。
適当に指示するだけでいい感じにしてくれるから、みんなもやってみてね!