2話連蔵投稿なので、最新話リンクから来られた方は、前話にお戻りしてからお読みください。
ヨークシン編は長いので、後書きは前後で分けました。
68:運命の夜が始まる
旅団パートに旅団の過去編を踏まえた修正と加筆を入れました。
回想のセリフ、本当はクロロとあの子の「オレンジは基本的に元気なコ!」「おう、だから選んだぜ!」にしたかったけど、そのシーンにフランクリンがいなかったから断念した。
69:前哨戦の終わり
こちらも旅団パートに、過去編を踏まえた描写を加筆修正。
今読み返すと、自分たちの情報をマフィアに売ったユダを許せないウボォーの気持ちも、「そんな奴はいない」と言い切ったクロロの気持ちもよくわかる。
あとソラが持つ、クラピカ達がいる方向がわかるほぼストーカー用コンパスが、リメイク前だとクラピカ・ゴン・キルアの分しかなかったので、レオリオのも追加した。リメイク前でレオリオがハブられているのは、キルア家出からレオリオの誕生日は近すぎ&犬神事件の所為で時間なくて、誕生日プレゼント作れなさそうと思ったからだけど、普通になんかかわいそうだなと思って地味に追加しました。
クラピカのイヤリングとキルアのペンダントは作中で説明したので、一応ゴンとレオリオに送った石とアクセは以下の通り。
・ゴン
白翡翠のブレスレット。
純粋さと平穏の象徴。寛大な心。冷静沈着さを養う。
・レオリオ
オニキスのアンクレット。
自分自身の中心軸をしっかり安定させて、着実に目標を実現させるために地に足をつけた行動に導く。宝石言葉「遠からぬ成功」
70:ブランカになどさせない
この回は微修正のみ。
ウボォーさん、ある意味好きで悪役やってて過去編から性格自体は変わってない、ブレがほとんどない人だから、こいつがメインだと加筆修正がほぼ必要ないのがすごい楽。
そしてリメイク前にも書いたけど、この話を投稿する一年ほど前には話のプロットは出来ており、ロボとブランカのくだりがここで入ることは既に決定事項だったので、もしも私がこの連載を始めたのが一年ほど早く、ロボ実装前にこの話を投稿できていたら、私はとんだ預言者になるところだった。
いや、確かに菌糸類が好きそうな話だし、今はもっと反則色物サーヴァントで溢れてるけど、当時ロボ登場&実装なんて想像できるか!!
幕間:豁然大悟
この話は京極堂夏彦の「鉄鼠の檻」を読んで形になったものなので、リメイク前から私が言いたいことが伝わっているからどうか不安で、このリメイクで手直ししようかとも思ったが、読み返すとやはりこれが限界。
作中でも言っているように、言葉にすると真意が逃げます。
なので微修正程度で留めました。
もうこの話は深く考えるよりも、ソラが開き直って良かったー、あとはお前じゃクラピカ! とシンプルに思って読んでくれたら一番良いです。
71:嫌だ
ヨークシン編で何度かある、クラピカ吹っ切れ第一弾。
ヨークシン編の見せ場的な話のつもりで書いたので、基本的に微修正、せいぜいモレナの説明で判明した、特質系の説明が追加されたくらい。
重要なシーンだからこそ、ウボォーが過去を踏まえたらキャラの解釈全然違う! ってことがないキャラで本当に良かった。
そして読み返すと、ここ本当に「空の境界」の「殺人考察(後)」を全力オマージュしてる。
そして終盤のシリアスブレイクなヴァージンレイザーパラディオン。リメイク前の当時は、FGOにメルトとリップは実装前、CCCでの没ネタ扱いの技だったので、日本語バージョンがなく勝手に自分でつけた。元の方に揃えても良かったが、そもそもノリで出した技なので別にええかと思ってこれはそのままです。
72:アド・エデムの魔剣
改変したのは、ソラを素手から玩具とはいえ武器持ちにして、戦闘スタイルを剣術よりにしたことくらい。
特に大きな意味はないが、刀に近い玩具はソラが「手加減や融通が利く中で一番本気モードに近くなれる武器」なので、ソラの本気具合を表したかったのだけど、伝わるか? これ?
この回で地味に好きなシーンは、拳圧で吹っ飛ばしたクラピカに、ソラと一緒に素で謝るウボォーさん。ご機嫌だったらマジであれぐらいのテンションで謝ってくれそうなんだよな。
そしてタイトルや本編中に出て来た鋼の大地ネタ。わかる人、型月ファンでもだいぶ古参かつニッチ層やろと思いつつ、ソラの眼の状態とアド・エデムの魔剣による空の状態がピッタリすぎたので、どうしても入れたかった……がリメイク前だけど、なんか今FGOでFGO版鋼の大地が始まりそうになってて、ちょっと困惑してる。
73:贖罪の夜が明ける
私にとってウボォーギンはマジでブレない人、カラッとしてる仲間思いなのは間違いないけど、本質は悪人寄りで自分勝手、だからこそクロロを悪気なく祭り上げて、逃げ場を塞いでしまったある種の戦犯です。
なのでクラピカの復讐に関しては本気で罪悪感はなく、謝る対象は旅団のみんなという、回想が少し入ったくらいで、リメイク前と変わらぬ展開。
ある意味、ここで死んで勝ち逃げというぐらいに良い空気吸って死んだけど、旅団の崩壊のきっかけは原作でも本作でも間違いなく彼の死なので、もう後悔すらできない、何もできない虚無に融けたことこそが、彼に対する相応しい罰なのかもしれませんね。
幕間:迷う者、迷わぬ者
私はカルナ語、頑張ったと思う……。初っ端ですげぇ暴言吐いてんなこの人。
あと、ここのゴンキルパートはほぼ原作通りなので、別になくても大丈夫だったのに、キルアのガチギレ腹パン・ゴンの嫌がらせ暴露ファインプレー・ノブナガ爆笑の流れを書きたくて書いたのがリメイク前だったけど、旅団の掘り下げになったので書いてて良かった。
うん、よく考えたら「鎖野郎と無関係なら逃す」って、甘すぎるんだよな……。
74:蒼玉の防人
私はカルナ語頑張ってると思う!
旅団関連の加筆修正より、カルナ語直す方が10倍ぐらい時間かかるんですけど!? マジでどうなってんのこの英霊の言語センス!!
75:特別ではないただ一人
私は! カルナ語! 頑張った!!
初っ端からカルトを怒らせたので、どうしようかと思った……。何故私は、リメイク前からこの人のせいで話が進まん! ってなってたのに、更に話が無駄に渋滞するような直しを入れているのだろう……。
76:歪な両儀
頼むからソラさん起きて! カルナさん寝て!! ってマジで思った。
幸いと言えるのが、この人説明でも「オレがわかるのだから、これくらい説明しなくてもわかるだろう」と思って端折ったり、圧縮するけど、イルミとヒソカという異世界人に魔術関連の説明は、「わからなくて当然だから、丁寧にせねば」と思って、カルナ語が最低限になったこと。
あと無駄にパワーアップしてたイルミのToLOVEるが、リメイク前よりラストのいい説明になったので、二人の不幸が無駄にならずに済んで良かった。
77:救済
クラピカの絶望と救済を視覚的にも表現してみようと思った結果、クッソ面倒くさかった。
早く来てソラ! って思いながら文字を赤くしてました。
そしてカルナに関してはもう本当、寝ろ! ってずっと思ってる。まぁ、ここら辺のクラピカどのやり取りはほぼ説明回で、ヒソカイルミに対してと同じ理屈で、カルナ語はほぼ入らないから、マシではあるけど。
78:青い鳥の居場所
カルナ語がマシだったというより、ここはらしくなくてもカルナ語を抑えないとマジで話が進まないので、微修正程度に留めた。
言うまでもないと思うけど、若干といえどソラによるカルナ語の矯正と、事前にカルナのことをクラピカに話していたことでなんとかコミュニケーション取れてるけど、それらがなけりゃ煽り耐性ないのに煽り体質なクラピカにカルナさんは相性悪すぎる。またカルナさんは本作に限らず、原作のクラピカでも普通に好意的だろうから、余計にややこしい。
79:許さない
ここでのカルナは説明役なので、カルナ語がほぼ出てこなくてホッとした。
ちなみにクラピカが本気で疑問に思ってる、ソラがカルナとどうコミュニケーション取ってたかは、「ツンデレだと思ってたから、暴言は放っておいた。口下手だとわかってもそっちの方が困惑するから、ツンデレだということにしてやっぱり放っておいた」です。つまりはこの女、クラピカやキルアに対してもこのメンタリティで、暴言の「暴」部分を削ぎ落として放っておいて、「言」だけ大事に受け取ってます。
まとめ
旅団に関する加筆修正より、マジでカルナが鬼門でした。軽い気持ちで、「見返すと全然カルナ語になってないから、ちゃんとカルナ語に修正しよう」なんて思うんじゃなかった。
旅団に関しては、人によっては良いように表現しすぎ、悲劇を美化しすぎて正当化しているように見えるかもしれませんが……、リメイク前からお付き合いしてくださってる方々は想像ついてるでしょうが、終盤は旅団がだいぶ可哀想なんですよ、本作。
そしてこれも、リメイク前を知ってたら想像つくと思うけど、リメイク前より3倍くらい可哀想になってる。特に、パクノダ。
だから私としては、「そこまでしなくても……彼らにも事情があって……」という同情で、色々と加筆してる節が強い。
ただ作者だから、後の展開を知ってるからこそ事前についフォローを入れるという逆転現象を起こした結果、終盤が余計に可哀想というかエグく感じる落差になってるなと、実は自覚してる。
そのことに関してはごめんと思っているが、でもお前らの自業自得だよねとも思ってるからこそ、「彼女」の暴れっぷりです。