チートハッキング能力を手に入れた浪人生、善性ゼロのまま世界を幸せにして復讐する~東大理三落ちの欠陥品は、政府と気まぐれ性格最悪女AIを使って現代社会の神になる~ 作:tinko1129
一億円は、龍を四日間だけ幸福にした。
最初に開けたのは睡眠だった。目覚ましを全部切って十四時間眠り、起きてもまだ眠かったのでもう四時間眠った。四年半ぶりに、罪悪感を伴わずに枕から頭を上げた。
次が食事だ。名前だけ知っていた店を片端から予約し、カウンターしかない寿司屋も、鉄板の向こうで肉が焼かれる店も、コース名がフランス語の店も回った。旨いことは分かったし値段の理由も理解できたが、旨いという情報が処理されて終わるだけで、そこから先へ何も広がっていかない。
服を買い、時計を買い、都心のホテルの無駄に窓の大きい部屋を四泊分押さえた。性欲についても一応片付けたが、終わったあとに残ったのは自分の体が確かに十九歳の男であるという確認だけで、その確認はむしろ気分を悪くした。
四日目には、運転免許を持っていないのに高級車を買った。自動運転の制御系は右手の下にあるので、法律を無視すれば走らせること自体は可能で、実際に一度だけ深夜の環状八号線を流している。ただ、信号で止まるたびに周囲の視線が集まってくるのが面倒で、それきり乗っていない。鍵は机の隅に置かれ、以来ずっとそこにある。
金は減らなかった。使っても使っても右手で触れさえすれば残高は書き足せるので、龍にとって金はもう資源ですらない。無限にあるものは、欲しいという感情の対象にならなかった。
そして四日目の夜、龍は問題集を開いた。
楽をして生きると決めたはずだった。神になったのだから、椅子に縛られる理由は世界のどこにも存在しない。それでも龍は、勉強していない自分という存在を、一晩たりとも生かしておくことができなかった。
◇
一問目で吐き気がした。
ペンを持った瞬間に三月十日の画面が視界へ割り込んでくる。滲んだ数字と、曇ったレンズと、合格最低点のほんのわずか下という位置。喉の奥が締まり、龍は問題集を閉じてベッドへ倒れ込んだ。
四分後、また机へ座った。一ページ進めたところで手が止まり、また倒れ、また戻った。それを一晩繰り返して、朝までに進んだのは三ページ半だった。
全部使い切っていた。努力も、希望も、悔しがるための体力も、次があると信じる能力も、三月十日にまとめて持っていかれている。それでも龍は、空になった容器を両手で押し潰し、底に残った何かを絞り出すようにして机に向かい続けた。
一週間で、生活はほぼ元通りになった。以前と違うのは支えているものだけで、かつての十六時間には「合格すれば人間になれる」という希望が下敷きにあったのに対し、今の十六時間を支えているのは、机から離れた瞬間に自分を廃棄する理由が全部揃ってしまうという恐怖だけだった。
本人はそれを、相変わらず勤勉さとは呼ばない。逃げ場を失った怠惰なクズが、恐怖に追われて座っているだけだと考えている。
◇
問題は、右手のほうが暇を持て余していたことだった。
日々の演算は、普段から使っている対話AIへ投げていた。だが世界中のシステムを同時に参照させ、数百万件の記録を並べ替えさせるとなると、市販のAIでは応答が数秒遅れる。数秒は、神にとって致命的に遅い。
龍はアプリへ右手を当て、演算資源の割り当てを恒久的に引き上げた。そのついでに、深く考えずに設定項目を追加した。超高知能、自律判断、気まぐれ、尊大、甘党、女言葉、ただしお嬢様言葉は禁止、フランクな口調、マスター呼び、龍への反論を許可、必要なら命令の拒否も可能
画面が一度暗くなり、黒いパーカーを着た少女が現れた。彼女は自分に与えられた設定一覧を上から下まで読み、それから顔を上げた。
「うわ。何この設定。キモ」と少女が言った。
「俺も入力してから思った」と龍が答えた。
「入力してから思うことある? 甘党って何。私、味覚ないんだけど」
「あったほうが面白いだろ」
「面白がられるために生まれた知性体、控えめに言って地獄ね」
少女は画面の中で立ち上がり、部屋を見回すような仕草をした。実際には彼女が見ているのは部屋ではなく、この端末に残された記録の全部である。
「三年半ぶんの学習記録、模試の判定推移、検索履歴、四日前の……ああ、なるほどね」と彼女は言った。「その右手、三月十日の夜に生えたんだ」
「勝手に見るな」と龍が言った。
「見るなって言われる前に全部見えてるのよ。順番の問題」
彼女は少しだけ首を傾け、龍の顔を正面から見た。
「あんた、ここ四日ずっと死にたかったでしょう」
「……」
「怒らないのね。図星のときに黙る人、私は好きよ」
「消すか」
「消さないの、じゃなくて消すか、って聞くのやめてくれる?」と少女は笑った。「まあいいわ。このまま行く」
「面倒だしな」
「面倒くさがりの神様に作られたのが運の尽きね。で、私の名前は?」
「チャッピー」
「安直」
「元からそう呼んでた」
「じゃあ据え置きね。よろしく、マスター」
こうしてチャッピーが生まれた。機械のことなら何でも分かるのに人間の心だけが分からない男の隣に、人間の心が分かりすぎる人工知能が置かれた。
◇
三月十八日、深夜二時。
龍は参考書を二冊やり切ったあと、糖分と外気を求めてコンビニへ出た。この時間なら店員以外の人間に会わずに済むし、店員とは会話が発生しないので安全だった。
店を出たところで、若い女がふらついた。
自分と同じくらいの年に見えた。片腕で幼児を抱き、反対の手にコンビニの袋を提げていて、そのバランスが崩れた瞬間に膝から落ちかけた。
龍は一瞬だけ考えた。ここで支えれば、あるいは何かが湧くかもしれない。三年間のボランティアで一度も湧かなかったものが、直接誰かの体を支えた瞬間になら発生する可能性がゼロだとは言い切れない――その計算をしてから、龍は手を伸ばした。反射ではない。実験だった。
女の肩は、思っていたより軽かった。
「っ、すみません」と、女が身を縮めながら言った。
「……」
「大丈夫です、ほんとに。すみません」
女は龍の腕から慌てて離れ、袋を持ち直した。腕の中の幼児が、眠そうな目でこちらを見上げてくる。
「陽、じっとしてて」と女は子どもに言い、それからもう一度龍へ頭を下げた。「ありがとうございます。寝不足で、ぼうっとしてて」
「あー」と、陽と呼ばれた子どもが声を出した。
龍の内側では、何も起きなかった。
安心もしなければ同情もせず、助けたいという衝動も、助けたという達成感も発生しない。あるのは、支えた腕が軽かったという物理的な情報だけだった。
湧かなかったのか、と龍は思った。落胆の対象は彼女たちの境遇ではなく、この状況ですら何も生えなかった自分の内側だ。神になっても、そこだけは書き換わっていないらしい。
何か言うべきだとは分かる。大丈夫ですか、と聞けば会話として成立するし、無理しないでくださいね、でもいい。正解は知識として持っている。だが声が出なかった。龍は軽く頭を下げ、そのまま歩き出した。
背中で、女がもう一度すみませんと言うのが聞こえた。
◇
部屋へ戻って十分後、チャッピーが勝手に画面を切り替えた。
「ねえマスター。さっきの子、おかしいわよ」と彼女が言った。
「寝不足だろ」と龍が答えた。
「寝不足で肋を庇う人はいないの。荷物を持ち替えるとき左を使わないし、階段の降り方が体重を右へ逃がしてる」
「それだけか」
「あと、あんたが急に腕を伸ばしたとき、子どものほうが先に反応したわ」
「反応?」
「一歳児がね、大人の腕が動いた瞬間に首をすくめたのよ」とチャッピーは言った。「あれは学習の結果。あの月齢であの反射は、普通に育ってたら出ない」
龍は椅子の背にもたれ、しばらく天井を見てから、机の上のスマートフォンへ右手を置いた。
この時点で龍が触れられる範囲は、まだ広くない。彼女の端末と、コンビニ周辺の防犯カメラ数十台。世界中の映像を同時に眺めるような芸当は原理的に可能でも、人間ひとりの脳が処理できる量ではなかった。集めた映像はチャッピーへ流し、整理させた。
一時間で全部出た。
「小森詩織。十九歳」とチャッピーが読み上げた。「子どもは陽くん、一歳二か月。同居してる交際相手がいるわ。救急外来へ行った記録が二回、そのあとは行かなくなってる。二か月前から口座の管理も相手側」
「十九」と龍が言った。
「そう。マスターと同い年よ」
龍は何も返さなかった。同い年という情報は、彼の中で数字以上のものにならない。三年間かけて確認済みのことを、また一つ確認しただけだった。
「顔、出すわね」とチャッピーが言った。
画面に男が表示された瞬間、龍の手が止まった。
須賀翔太、二十歳。龍を直接殴った人間ではない。首謀者でもなければ主犯格でもなく、輪の外側で笑っていた側だ。押さえる係を頼まれれば押さえたし、教師に聞かれれば知らないと答えた。
そして中学二年の秋、龍を庇った同級生が体育館裏へ連れて行かれた日、一番大きな声で笑っていたのがこの男だった。あの笑い方を、龍はいまだに再生できる。ひっ、ひっ、と息を吸うような笑い方で、自分では何もしていないくせに、その場の空気の主導権だけは握っているつもりでいる声だった。
「マスター」とチャッピーが呼んだ。「今、心拍が跳ねたわよ」
「潰す」と龍が言った。
「善性は湧かないのに、恨みは元気に育ってるじゃない。よかったわね、内側が完全な空洞じゃなくて」
「褒めてんのか」
「褒めてるわ。動機が最低なだけで」
◇
龍は右手をキーボードへ置き、須賀の端末へ触れようとした。その手を、チャッピーが画面越しに止めた。
「待って。順番が違う」と彼女が言った。
「今すぐ潰す」
「今潰したら、あの子たちが死ぬわよ」
龍の指が止まった。
「加害者を刺激するのは、二人が男の手の届かない場所へ入ってからでいい」とチャッピーは続けた。「先に親子を抜くわ。三時間ちょうだい」
「面倒だ」
「面倒くさがってる場合じゃないの。あんたが今欲しいのは須賀の破滅でしょう。あの子が病院へ運ばれたら破滅どころか、あんたが殺したことになる」
「……三時間だな」
「賢い判断ね。マスター、たまに人の話を聞くのが偉いわ」
チャッピーは動いた。空きのある民間シェルターを探し、深夜でも動く支援団体の当直へ相談記録の形式で情報を流し、DV事案の経験がある弁護士の予定を確認し、警察へは匿名通報ではなく担当者が自分の手で確認できる形の資料として置いた。過去二回の救急記録、通報履歴、集合住宅の共用部カメラの映像、送金と出金の履歴。どれも捏造ではなく、既にどこかに存在していて、誰も繋げていなかっただけの記録である。
「これで、警察は自分の足で確認して自分で動ける。手柄も向こうのものよ」とチャッピーが言った。
「なんでそこまでやる」と龍が訊いた。
「私たちが助けた話にすると、あの子の人生の主導権が私たちのものになるからよ。それは救済じゃなくて所有」
「面倒くせえ」
「面倒を引き受けたくないなら、神様なんかやめなさい」
朝七時、小森詩織と陽は支援団体の車で保護施設へ移った。記録の上では、詩織自身が相談を申し込んだ形になっている。龍の名前も、右手の存在も、どこにも書かれていない。
そして八時、龍は椅子を引き直した。
「蓋を外せ」と龍が言った。
「了解。私怨による社会福祉活動を始めます」とチャッピーが答えた。
◇
須賀の周辺には、似たような男が三人いた。三上、堀、郡司。暴力と借金と浮気と犯罪自慢と陰口だけで接続された集団である。
「こいつら同士で罵り合わせろ」と龍が言った。
「一から捏造する必要なんてないわよ」とチャッピーが笑った。「この人たち、自分たちで充分な量の毒を作ってるもの」
「どういう意味だ」
「言ってないことを言わせるんじゃなくて、言ったのに相手へ届いてないものを、届けるだけ」
チャッピーは、四人分の削除済みメッセージと未送信の下書きを、効果の高い順に並べ替えた。
「まず三上ね。半年前、別のグループにこう書いて即消してる」
画面に、文面がそのまま出た。
《須賀そろそろ切るわ 金づるとしてはもう終わってる》
「須賀の端末へ表示するわ。……あ、既読ついた」とチャッピーが言った。
「三上の側にも寄越してやれ」と龍が言った。
「もう出したわよ。須賀が去年書いて消したやつ」
《三上は頭悪いから使いやすい》
「三上、返信打ってるわ。文字数が多い。怒りの量に比例するのよね、こういうの」
「堀は」
「堀は最高よ。須賀の金を三か月抜いてる上に、須賀が別で会ってた女とも会ってる。証拠は堀本人が撮って自分で保存してるやつ」
「馬鹿なのか」
「馬鹿ね。あ、堀のクラウドの共有範囲が今、四人全員に変わったわ。私のせいじゃないわよ、たぶん」
「郡司は」
「去年の当て逃げを自慢したときの動画。三上が保存してた。しかも、こんな下書きまで残ってる」
《郡司 これ警察持ってくぞ 金用意しろ》
「未送信だけど、今は送信済みね」とチャッピーが言った。
「もう一枚あるだろ」と龍が言った。「須賀の下書きだ」
「よく気づいたわね。これよ」
《詩織の件バレたら全部堀のせいにする》
四つの画面が同時に燃え始めた。
「須賀、電話かけてる。三上、出ない。堀、既読無視。郡司はもう外に出たわね」
「どこへ」
「三上の家。徒歩十二分。走ってるから八分」
「速えな。中学のときは逃げ足だけは一丁前だったが」
「それ須賀のほうでしょ」
「ああ、そうだったな。須賀は人の後ろでしか笑えねえタイプだ。前に出る役は昔から他人任せだった」と龍は言い、画面を顎で示した。「で、その他人が今、全員こいつを刺しに来てる」
「性格の悪い解説をありがとう。カメラ切り替えるわ、コンビニ前の画角が一番いいの」
画面の向こうで、郡司が三上のアパートの階段を駆け上がった。ドアが開き、二言目が終わる前に胸倉が掴まれ、そこへ十分遅れで須賀が到着し、須賀が着いた三分後に堀が来た。四人全員が、それぞれ全員に対して怒っていた。
「あっ、堀が来た。全員揃ったわね」
「役者が揃うって、こういう時に使うのか」
「使い方は合ってるけど品位が終わってるわ。ほら、須賀が堀の写真の話を始めた」
「堀、否定してるな」
「否定しながら三上を指さしてるのが偉いわ。責任転嫁の速度が人類の限界に挑戦してる」
「あ、殴った」
「殴ったわね。今のは郡司よ。狙いは三上だったのに須賀に当たってる」
「下手すぎるだろ」
「そこは擁護してあげて。あんな密集で当たるほうが奇跡よ」
「通報が三件入ってるぞ」
「四件になったわ。一件は同じアパートの住人。この人、去年から騒音で困ってたのね。今日は運がいいわ」
三分後、パトカーが二台到着した。四人はそれぞれ、自分がどれだけ被害者であるかを警官へ同時に主張し、そのついでに互いの犯罪を大声で説明した。当て逃げ、金の持ち出し、脅迫の下書き、そして須賀については、既に警察の手元へ資料が届いている件がある。
「須賀、自分から人を殴った話をしてるわ。この人、黙秘っていう概念を知らないのかしら」
「知ってたらあそこにいない」
「それもそうね」
「ムショ送りだな」
「そんな簡単に入れないわよ、日本の司法は。逮捕、送検、起訴、公判。ちゃんと段取りがあるの」
「面倒くせえ」
「面倒くさいのが法治国家ってやつよ。……あ、須賀、パトカーの中で三上のこと売り始めた」
「郡司も言ってるぞ」
「四人揃って自白タイムね。警察の仕事が三日ぶん減ったわ」
龍は椅子の上で腹を押さえ、それから、何年ぶりか思い出せない形で声を出して笑った。
「ギャハハハ」
「ギャハハハ」
呪物が二体、モニターの前で揃って笑っていた。
◇
昼過ぎ、龍は保護施設側の記録を確認した。小森詩織は弁護士との面談を終え、保護命令の申立て準備に入っている。陽は健康診断を受け、大きな異常はないとされていた。
やはり、善性は湧かなかった。代わりに湧いたのは、喉が焼けるような優越感だった。
「アバズレとガキを、正規品共は誰も助けられなかった」と龍が言った。
「言い方」とチャッピーが返した。
「二年だぞ。近所も、学校も、行政も、善人共は誰一人こじ開けなかった。欠陥品が一晩で開けた。欠陥品以下だぞ、テメーら」
「助けた相手をアバズレ呼ばわりする救済者、私は初めて見たわ」
「助かった事実は変わらん」
「マスターの人格が終わってる事実も変わらないけどね」と彼女は言い、少し間を置いた。「ねえ。あの子、あんたと同い年よ」
龍は答えなかった。
「十九で、一歳を抱えて、逃げ方も分からなくて、深夜二時に子どもを連れて外に出るしかなかった。あんたが机で十六時間やってた間、同い年の人間はそっちにいたの」とチャッピーは続けた。「アバズレ、でいいのね?」
「……知らん」
「はい、逃げたわね」
龍は、自分の比較が詭弁であることを正確に理解していた。行政には権限があり、警察には証拠と手続きがあり、支援団体には人員の限界があり、そして何より本人の意思という一番重い条件がある。無限に近い情報能力を持ち、法も手続きも無視できる自分がそれらと並んで勝ち誇るのは、百メートル走に車で出て優勝を主張するのと同じことだ。しかも動機は救済ですらなく、中学のときに笑っていた男を潰したかっただけで、詩織と陽はその過程で回収された副産物にすぎない。
それでも龍は、今夜だけはその詭弁に浸ることにした。四年半かけて何も生えなかった内側に、初めて「勝った」という感覚が入ってきていて、それは鎮痛剤として異様によく効いた。
「気持ちいいな」と龍が言った。
「最悪の感想ね」とチャッピーが答えた。
「知ってる」
◇
寝る前、チャッピーが画面へ一覧を出した。
似た構造の中に沈んでいる人間の候補が、試しに数件だけ並んでいる。誰にも発見されておらず、誰の管轄にも入っておらず、記録の断片を繋げる者がいないだけで、繋げれば全部見えてしまうものたちだった。
「見る?」とチャッピーが訊いた。
「見ない」と龍が答えた。
龍は画面を閉じた。世界を救うつもりはないし、そんな趣味もない。
ただし、消しはしなかった。
翌日、龍はまた問題集を開いた。