乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
報告してくれた方ありがとうございます
私の趣味が出来てぬいぐるみの売り上げを頂いて5日経ちました。
あの後エステル様が持っていたぬいぐるみをシフォンヌ様とカーリー様も欲しかったらしく販売されてから買いに行ったらしいのですが圧倒的な人気で速攻で売り切れていたらしく暗い顔をして帰ってこられました。
でも可哀想だったのでシフォンヌ様とカーリー様にも3つとそれに加えて私のぬいぐるみを、エステル様とお母さんにも私のぬいぐるみを作ってプレゼントしました。
エステル様には再度お礼をいただきカーリー様とお母さんも喜んでくれました。
でも1番驚いたのはシフォンヌ様が涙を流しながら私にお礼をした事でした。
後からエステル様に聞いたらどうやらシフォンヌ様は小さい頃からぬいぐるみが好きだったとお聞きしました。
そして今はと言うと。
「マリー様、お待たせいたしました」
そう言ってカナタさんが私の前に紅茶を淹れたカップ&ソーサーを渡してくれました。
「ありがとうございます。カナタさん」
私はカナタさんにお礼を伝えて空いているお皿に手作りのクッキーを乗せました。
今日の聖女教育は午前中に終えて昼食を食べた後自習をした後に午後のお茶をする事にしました。
シフォンヌ様にお茶会のマナーを学んでからすっかり紅茶好きになってしまいました。
「カナタさん良かったらこれを、カレンさんと一緒に食べてください」
私は自分が作ったクッキーをカレンさんにプレゼントしました。
「わぁ〜、ありがとうございますマリー様」
カレンさんは嬉しそうにクッキーを受け取りました。
お茶を飲みながら時折クッキーを食べて話し相手にカレンさんとお話をして過ごしていた所に。
「ごきげんよう、マリー様」
男性の声で名前を呼ばれました。
声の方を見たら私が聖女に目覚めた時に大広間に居らしていた大司教様が話しかけてこられました
「大司教様!?お久しぶりにございます!」
私は慌てて大司教様に挨拶をしました。
「はい、お久しぶりです。ティータイム中ですか?」
私が「はい」と答えたら大司教様は私が作ったクッキーを美味しそうに見つめていました。
「………………………………………………」
「………………………………………………」
私と大司教様は黙ってしまいました。
しかし大司教様は私のクッキーをずっと見つめていました。
「あの………………ご一緒に如何ですか?」
私は沈黙に負けて大司教様をお茶に誘いました
「宜しいのですか?ではお言葉に甘えさせていただきます」
そう言って大司教様は私の向かいに座られてカナタさんが大司教様のお茶を淹れてくれました。
「………………………………………………」
大司教様は静かに紅茶を飲み時折私の手作りクッキーを召し上がりました。
(気まずいです………………………………………………)
大司教様があまりにもクッキーを見つめてこられたのでつい誘ってしまいましたが何を話せば良いのか分かりませんでした
「あの………………大司教さ「そう言えば私(わたくし)の自己紹介がまだでしたね」!?」
大司教様が急に話しかけて来られ驚いてしまいました。
「ミトス・バートンと申します。バートン伯爵家の三男です」
私は驚きました。なんと大司教様は伯爵家の者だったのです
「三男である私(わたくし)は伯爵家の継承権が低く継ぐのを諦めバートンの名前を使う許可と教会に働く許可を父上にお願いしたのです」
私の心を読んでか大司教様………………いやミトス様が説明されました。
「ミトス様、改めて次期聖女のマリーでございます。あの日はすぐに対応していただいてありがとうございます」
私が改めて自己紹介と当日のお礼を申し上げると「いえ、大司教の務めですよ。気にしないで下さい」っと微笑まれました。
私はそれを見て顔を赤くしてしまいました。
伯爵家の出身だからかミトス様はとてもイケメンだからだ。
(前世は男の子だけど今世女の子の私にはその笑顔は破壊力があり過ぎです)
でも私には男の人と結婚するという事が考えられなかった。きっと前世のせいだと思う。
(それにしても)
私はそう思い再度ミトス様を見ました。
これだけイケメンなのに乙女ゲーなこの世界ならゲームに登場してもおかしくないと思うのにミトス様も一切ゲームに登場してないからである。
(まぁ、悪役聖女マリーの教会の方に攻略対象が登場するわけないよね。こんなにイケメンなのに………………)
私は心の中でそう思い納得する事にした。
「マリー様、私(わたくし)は最初平民である貴女様が聖女に目覚めた時とても信じられませんでした。平民から聖女が出るなんて間違っている。女神様は何を考えてるんだと思いました」
私はミトス様の言葉を聞いてやっぱり彼も認めてくれない貴族の1人なんだと悲しくなりました。
しかし
「でも今では貴女様が次期聖女になられて良かったと思っています。貴女様が来られてから聖女様も枢機卿様も教皇様が以前よりもとても笑顔になられたのです。ですのでマリー様、本当にありがとうございます」
ミトス様は頭を下げられました。
私は慌てて「あわわわわ、そんな私の方こそ教会の皆様に良くしていただいてありがとうございます」っとお言葉を贈りました
「フフ、やはり貴女様はお優しいですね。それではお茶とクッキーありがとうございました。これからも頑張ってください」
そう言ってミトス様は笑顔を向けて去っていきました。
しかし私の心はズキズキと痛みました
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ティータイムを終えた後私はシフォンヌ様に会いに行くことにしました。
私はシフォンヌ様の執務室の扉をノックしてシフォンヌ様の許可をいただいて入室しました。
「マリーさんどうかなさいましたか?」
「はい、実は………………」
私はシフォンヌ様にティータイムで何があったのか、そして異性について相談しました。
「なるほど、大司教様とお話してそんな事が」
シフォンヌ様は何か心当たりがあるような返事を返されました。
「シフォンヌ様、私やっぱりおかしいですよね。女の子なのに男の人とそんな関係になるのが考えられないなんて」
シフォンヌ様は真剣に私の話を聞いてくれました。
「いいえ、マリーさんおかしな事はありませんよ。寧ろそんな事を考えるのは普通のことですよ。それに」
シフォンヌ様は一呼吸置いて私にとある事実を伝えました。
「この国では同性の結婚と同性による多重婚が認められているんですよ」
「………………………………………………えぇ!?」
私はシフォンヌ様の言葉に驚いてしまいました。
「あら?知らなかったの?」
「はい、まったく」
「そう、ならこれも分からないわね。実は私は書類上ではエステルとカーリーと婚姻関係なのよ」
「えぇぇぇぇぇ!?」
私はシフォンヌ様の爆弾発言にさらに驚いてしまいました。
お三人方はそのような関係には見えなかったからです。
(………………あ、でもそう言えば!?)
私はある事を思い出しました。
それは誕生日の日にシフォンヌ様にプレゼントと言われてキスをされた時のことを
『エステルとカーリーには内緒ですよ』
(あれってそういうことだたんですか!?)
私が驚いていたらシフォンヌ様が話しかけてきました。
「恋の形は人それぞれなのですなのでマリーさん、無理して異性を好きにならなくて良いのですよ。マリーさんはマリーさんで素敵なパートナーを見つけて下さいね」
シフォンヌ様にそう言われて私は優しく抱きしめてくれました。
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「所でどうして同性婚と同性による多重婚が認められているのですか?」
「実は450年前の聖女様が大の男嫌いで大好きな同性の方が2人いたらしくて当時の国王様に「同性婚と同性による多重婚を認めないと他国に亡命するわよ!!!!!」って直談判したらしくてそれでその2つが認められたらしいわ」
(450年前の聖女様何してるの!!!?)
私は半ば叫びそうになったが彼女のおかげで私の悩みが解決したので私は黙ることにしました。
ちょっと最近キャラや設定が増えてきて頭がパンクしそうです。
近いうちに設定集等を作ろうと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました