乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
シフォンヌSide
今日も朝早く起きて私の1日が始まりました。
次期聖女のマリーさんが教会に来られて教会内がとても華やかに明るくなった気がします
(マリーさんはとても優しくて信者の方達との関係もとても良好そうですね)
そういう私もマリーさんの事が大好きである、勿論彼女のお母様であるエンジュさんには負けてしまいますが
それでも私はマリーさんの事を実の娘の様に大切にしているつもりだ
(マリーさんから頂いた刺繍入りのハンカチもシフォンヌちゃんぬいぐるみもエステルちゃんぬいぐるみもカーリーちゃんぬいぐるみもマリーちゃんぬいぐるみも全部私の大切な宝物ですわ)
本当に幸せである。実際に娘が出来てプレゼントを貰ったらこんな気持ちなのでしょうね
(マリーさんには感謝してもし足りないわね)
私がマリーさんに対して幸せな気持ちになっていたら扉が開いた
「シフォンヌ入るぞ、おはようさん」
珍しくカーリーが朝早くに私の執務室に入ってきた
「………………………………………………珍しいわねカーリー、こんなに早く起きて私の執務室に入るなんて」
「珍しいは余計かもしれないけど、マリーが教会に来てくれてから今回ばかりは早起きなんかしたくなかったな………………」
どうやら本人もその事を理解しているようだ。勿論私も………
「もう気づいてるだろ………………」
そうカーリーが早起きする時は必ずと言って本人が嫌な予感がすると言い今まで碌なことが無かったからだ。
幼少期の頃最初こそエステルと一緒に「早起きできて偉いね」っと褒めたのだがカーリー本人は嫌な予感がすると言ったのだ。
実際その時はカーリーの領内、スプライト侯爵領内で殺人未遂が起きたのである。
それを機にカーリーが早起きする時は嫌な予感がする日と決めていた。
「これさ………………」
そう言ってカーリーは私に一通の手紙を渡した。その手紙には王家の押印が押されていた。
「………………………………………………」
私は無言になり手紙を読んだ。その内容はマリーさんの魔力・属性測定をおこない王家に報告せよとのことだった。
そしてご丁寧に今日の午後に王家の使いが測定器を持ってやって来るとのことだった。
SideOUT
今日も日差しの強い天気の良い朝になりました。
今は7月辺りだがこの世界の夏は現実世界と違い湿度が低いのかとてもカラッとした暑さなのでそんなに苦に感じたことはなかった。
信者の方達から「おはようございます。マリー様」っと挨拶をされたので私は全員に挨拶を返しました。
(最初はすっごく恥ずかしかったけど今ではすっかりマリー様って呼ばれるのにも慣れちゃったなぁ)
「マリー様………………」
私が最初の頃を懐かしく思っていたらクールな女性の声が聞こえて振り向いたらカレンさんが私を呼びました。
「カレンさん、おはようございます。ご機嫌いかがですか」
「…………ん、マリー様のおかげですっごく最高」
「え?私のおかげですか?」
私が何か分からずカレンさんに聞き返した
「マリー様が姉さんに渡したクッキー、私も食べた、すっごく美味しかった。だから私はすっごく機嫌が良い、体調も絶好調」
「あ、昨日カナタさんに渡したクッキー、2人で食べてくださいって渡したの食べてくれたんですね。気に入っていただけて良かったです」
「………………ん、すごく気に入った。でも」
そう言うとカレンさんは私に近づきました
「カレンさん?」
「マリー様………………私はメイドです。次期聖女のマリー様の方が立場が上です。なので私に敬語は不要です」
どうやらカレンさんは私が敬語で話すことを納得していない様子でした。
「カレンさん、お気持ちはうれしいのですが私の敬語はもう癖みたいなものなので………………」
私がそう言うとカレンさんは考え出して「………………ん、納得いかないけど分かりました」っと返事をされました。
その後カレンさんと別れてお母さんが起きてきたから一緒に食堂に行き朝食を食べました
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朝食を食べた後カーリー様からシフォンヌ様の執務室に行くようにと言われて執務室に向かいました
「シフォンヌ様、おはようございます。本日の聖女教育の事でしょうか?」
「おはようございますマリーさん、実は………………」
シフォンヌ様は難しい顔をされて伝えてきた言葉に私は驚くことになるのです
「実は王家から手紙が来てね。マリーさん、今日の午後に王家の使いがきて貴女の魔力・属性測定をおこなって王家に報告する事を命令されたの」
「そ、測定ですか!?」
「えぇ、本来なら魔力・属性測定は貴族の義務で10歳になった時に必ず測定するの、その後は学院に入学する時に再度測る決まりなんだけどマリーさんの場合は先月属性が覚醒した平民だから測定するようにと王家からの命令なの」
「そ、そうなんですか………………」
私は少し不安に感じました
「やっぱり、嫌かしら?」
「いえ、王家の命令なら我儘は言いません。王家の命令に従います」
「マリーさん、ごめんなさい貴女のことを守ると約束したのに、せめて測定の時は側にいるから」
シフォンヌ様は私に優しい言葉をかけてくれました。そのおかげか私は落ち着くことが出来ました。
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そして午後、王家の使いの方が測定に来られました。
「お初にお目にかかります。次期聖女マリー様、王家の命により貴女様の魔力・属性測定をおこないに来ました」
私は緊張した面持ちで使いの方の言葉を聞きました。
「測定は至って簡単です。この測定機に手を置くだけです。そうしたらそれぞれの属性を示す玉が光出します。貴女様は次期聖女なので光属性の白色の玉と聖属性の金色の玉が光ると思われます。では手を置いて測定をお願いします。」
「…………………………………」
私は手を置くように言われたが怖くてなかなか手を出すことが出来ませんでした。
「マリーさん大丈夫、自分を信じて」
シフォンヌ様が優しい言葉を掛けていただけて私は勇気を出して測定機に手を置きました。
すると使いの方の仰った通り白色の玉と金色の玉が光出し光属性と聖属性が判明しました。しかしそれだけでは無かった
「こ、これは!?」
「!?」
使いの方とシフォンヌ様が驚かれました。それもその筈です
何故ならそれだけでは無く青色の玉と緑色の玉と紫色の玉が光ったからです
「シフォンヌ様!?これは一体!?」
「マリーさん凄いわ、おめでとうマリーさん貴女は光属性と聖属性だけでなく水属性と風属性と雷属性の適正が出たわ」
私は凄く驚きました。原作のマリーは光属性と聖属性以外は無かったからである。
「マリーさんが頑張って聖女教育や魔法の実践を行ったからね。おめでとうマリーさん、私も鼻が高いわ」
シフォンヌ様は誇らしげにされました
「私は測定結果を国王と貴族様たちに報告いたします。それでは本日は失礼いたします」
使いの方は帰られていきました
「マリーさん本当におめでとう、でもこれで満足してはいけませんよ、聖女教育も今まで以上に厳しくいきますよ」
「はいシフォンヌ様、私頑張ります」
私は原作と違う所に半ば諦めて測定結果に満足することにしました
いかがだったでしょうか?
なんだかマリーちゃんがどんどん超人になってるような感じがしますが実際はシフォンヌとカーリーとエステルの方がマリーちゃんより強いです。
じゃなければ聖女と教会の枢機卿と教皇は務まりませんから
それではここまで読んでいただきありがとうございました