乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜   作:クソ雑魚メンタルリシテア

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まだまだ暑いですね

読者の皆様や執筆活動されている方達も脱水には十分気をつけてください


第23話 屋敷を案内されてる時に視線を感じました

「マリーさん、此方よ」

 

私はシフォンヌ様に案内されてバレッタ侯爵様のお屋敷の中を歩いていました

 

貴族様のお屋敷はサフィリア様の公爵家のお屋敷を歩いているので既に慣れました

 

(なんてことはありません。サフィリア様のお屋敷だとしてもシフォンヌ様のお屋敷だとしても全然慣れることはありません)

 

例えばそこに飾ってある壺や絵画等をもしも転んで倒して壊してしまったらなんてことを考えてしまったら

 

(とてもじゃないですけど弁償できる自信がありません)

 

そんな事を考えてしまいます。一応シフォンヌ様には悟られないようにしていますが上手く表情とか出来てるのでしょうか

 

「………………マリーさん大丈夫ですよ。その辺りの壺とか絵画は魔法で倒れたり落ちたりしないようになっているので」

 

そんな私の心を読んでかシフォンヌ様が話しかけて来られました

 

「ふふ、不思議な顔をされていますね。マリーさんは顔に出るのですぐ分かるんですよ。でもそこがマリーさんの可愛い所ですけど」

 

「シフォンヌ様!?」

 

どうやらシフォンヌ様にはお見通しのようだった

 

「本当よ。マリーさんの心配な顔もオロオロしている姿もどんなマリーさんも凄く可愛いのよ」

 

「か、かわ………………も、もういいですから」

 

私は恥ずかしくなって赤くなってしまいました

 

「あら?ちょっと言い過ぎちゃったかしら?」

 

「もう、速く行きましょう」

 

私は誤魔化すためにシフォンヌ様に速く行こうと言いました

 

―――ジーッ

 

「???」

 

私は何かの視線を感じて後ろを振り向きました。しかしそこには誰もいませんでした

 

「あら?マリーさんどうかしたのですか?」

 

「シフォンヌ様、いえ、何か視線を感じた気がするのですが…」

 

私はシフォンヌ様に視線を感じたことを伝えました

 

うーん、もしかして

 

シフォンヌ様は何かボソボソと何か喋っておられていました

 

「シフォンヌ様?」

 

「ううん、何でもないわマリーさん、さぁ貴女のお部屋に案内するから着いてきてね」

 

「は、はい分かりました………………」

 

私は少し不安になりましたが先程の視線は嫌な感じがしなかったので多分大丈夫だろうと自分の中で無理やり納得することにしました

 

「………………………………………………あれ、が………………次期………聖女様………」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「ここがマリーさんのお部屋よ」

 

暫くしてシフォンヌ様が私が寝泊まりするお部屋の中に案内してくれました。

その中はとても綺麗で広く正にご令嬢が使うお部屋のような感じでした

 

「い、良いのでしょうか?こんなお部屋を使わせていただいて」

 

「良いのよマリーさん、お兄様も自分の家のように思ってって仰っていましたので遠慮しないで下さい」

 

「シフォンヌ様、ありがとうございます」

 

「そうだわマリーさん、昨日は野営でしたのでお風呂に入ってさっぱりしてきたらどうかしら?」

 

「宜しいのですか?分かりました、カナタさんお手伝いおねがいします」

 

「畏まりましたマリー様、すごく綺麗になりましょう」

 

私はシフォンヌ様のご厚意に甘えて1日ぶりのお風呂に向かった

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

Sideカレン

 

「………………………………マリーさんは行ったわね」

 

………………シフォンヌ様がマリー様がお風呂に向かわれたのを確認してから呟きました

 

「さぁカレン、手伝って頂戴。マリーさんの隣の私の部屋のぬいぐるみを全て隠すのよ」

 

「………………シフォンヌ様?何故そのようなことを?」

 

「当たり前でしょう!?マリーさんは私の事を尊敬する現聖女なのですよ!!そんな私が実はぬいぐるみが大好きだなんてマリーさんに知られてしまっては恥ずかしいのですわ!!」

 

………………っとシフォンヌ様はマリー様にぬいぐるみ好きな事を知られたくないらしいのだが

 

(………………ん、シフォンヌ様、マリー様から頂いた4つのぬいぐるみを貰った時にすごく嬉しそうに感謝の言葉を伝えてたからもうバレてると思うのですが)

 

………………っと私は思ったが言わない事にした

 

SideOUT

 

数分後

 

「はぁ~、凄く気持ち良かったです」

 

やっぱりお風呂は最高でした。昨日の盗賊を攻撃した嫌な感じも一緒に洗い流せた気がします

 

(まぁそんな気がするだけで実際はまだ身体が怖がってしまっているのですが………………)

 

私はそう思ってしまいましたが今は綺麗になった自分自身を見ることにしました。

 

(はぁ、前世の時はお風呂に入ってもさっぱり感じただけでしたのにどうして女の子になってからお風呂が気持ち良く感じるのでしょうか?)

 

これが女の子の気持ちなのでしょうか?私は次期聖女になってから毎日お風呂にはいるようになってからすっかりお風呂が大好きになってしまいました

 

私はカナタさんに手伝っていただいてシフォンヌ様が待つお部屋に戻りました

 

「!?あら?マリーさん戻られたのね。ふふ、お風呂は気持ちよかったみたいですね(ハァハァ、マリーさんが戻られる前に終わってよかったわ)」

 

「???、はい気持ち良かったですシフォンヌ様、それよりもシフォンヌ様何か慌てていませんでしたか?」

 

「あ、あら!?何でもないのよ。さぁカレン、私もお風呂に入るので手伝って頂戴!あ、マリーさん私がお風呂から戻ったらお兄様に挨拶に行きますね!!」

 

「???、は、はい分かりましたシフォンヌ様?」

 

シフォンヌ様は何故かそそくさとお風呂に向かわれました

 

「シフォンヌ様どうしたのでしょうか?何だかよそよそしいと言いますか………………」

 

私はシフォンヌ様が早足にお風呂に向かわれて少し疑問に思いました。

因みにカナタさんは何故か苦笑いをされていました




マリーちゃんをみていた視線の人物は誰なのでしょうね?

それではここまで読んでいただきありがとうございました
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