乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
それではどうぞ
「それでは、座って始めようか」
ガラルド様がお声を掛けられて3つ隣接されたテーブル(横に1つ縦に2つ)の横テーブルの右側に座られてマラリヤ様がその左側に座られました。
(あれが上座ですね。シフォンヌ様に教えて頂いた感じですと確か当主様側に息子様達が、つまりユーリ様達が座られるので私はマラリヤ様側の縦テーブルに座るのですよね)
私はそう考えて席順を確認していました
(となりますと私の席はマラリヤ様側から見てシフォンヌ様、私の順番でしょうか?)
私がそう思っていたらその思い道理にガラルド様側にユーリ様達が座られた。
そしてシフォンヌ様がマラリヤ様側のすぐ横の椅子に向かわれたので私もシフォンヌ様の隣の椅子に移動してシフォンヌ様が座られたのを確認してから席に着きました
(流石は侯爵家の方達ですユーリ様達はとても美男美女です。ユーリ様とご結婚されたルナ様は女性から見たら羨ましがられる事でしょう。そしてカイル様もとても整ったイケメンです。きっと素敵な婚約者がいらっしゃるのでしょうね)
―――ジーッ
私がそう思っていたら昨日からのあの視線、シエラ様の視線を感じました。
それに気づいた私はシエラ様を見ましたが
「!?」
シエラ様は驚いて慌てて視線を逸らされました
(こうしてみるとシエラ様もとても可愛らしい美少女ですね。サフィリア様とはまた違った可愛らしさがあります。まるでお人形さんみたいです。私と同じ15歳という事は来年私と一緒に学院に入学されるのでしょうか、それにしてもゲームに出て来ない人達と出会っても全く驚かなくなってしまいました……慣れって怖いですね)
「失礼いたします」
私が思って考えていたらメイドさんが声を掛けて私の前にお食事のお皿を置かれました
「海老と季節の野菜を使ったマリネにございます」
海老、前世でも安いお寿司屋さんのネタやエビチリぐらいでしか食べた事無いですが、私はシフォンヌ様に教えて頂いたテーブルマナーで小さく切り分けて海老を一口食べました
「!?」
口に入れて噛んだ瞬間ビックリしました
(とても美味しい!?爽やかな酸味と海老のプリプリとした食感に甘みが合わさっていてそれでいてお野菜もとてもみずみずしいです!!)
私は味に感動しましたがテーブルマナーを乱さないようにしました
「マリー様は凄いですわね」
私が失礼の無いようにテーブルマナーで前菜を召し上がっていたらルナ様が話し掛けられました
「確かマリー様は聖女に目覚められて3ヶ月なのですよね?それなのにしっかりとテーブルマナーが身に付いていて驚いてしまいました」
「いえルナ様、私はまだまだでございます。貴族様のマナーも聖女としてもシフォンヌ様に比べたら本当に………………」
「まぁ、謙遜なさらないでください。3ヶ月でここまで出来ていれば立派な淑女で御座いますわ」
「そうですよマリーさん、貴女は本当に良く頑張っているのですよ。謙遜するのは悪いことでは無いですけどもっと自信を持って良いんですよ」
私はルナ様とシフォンヌ様に褒められて嬉しさと恥ずかしさで顔が赤くなってしまいました
「あの………………その………………ルナ様、シフォンヌ様、ありがとうございます」
「ふふふ(あぁ、マリーさん可愛いわ、頭ナデナデしてあげますね)」
私はルナ様とシフォンヌ様ににお礼を伝えるとシフォンヌ様が笑われて私の頭を撫でてくれました
(マリー様、かわいい、です)
「ははは、シフォンヌ様とマリー様は仲がよろしいのですね」
ユーリ様が私とシフォンヌ様の仲の良さを見て笑顔になられました
「当然ですユーリ君、私はマリーさんの事を実の娘のように思い可愛がって居るのです。勿論教会で一緒に住まわれている彼女のお母様には負けてしまいますが、マリーさんは私にとっても教会にとっても大切な存在です」
「まぁ、ではマリー様も私(わたくし)達バレッタ家の一員ですね」
シフォンヌ様が私の事を力説されてルナ様が私をバレッタ家の一員と仰っしゃられて私はとても恥ずかしくなってしまいました
「シ………………シフォンヌ、ルナ様ももう良いですので、あの………………その」
「はっはっは、シフォンヌの娘か、ではマリー殿は私の姪になるのかな?」
「あうぅ………………………………」
私はガラルド様の言葉で余計に赤くなり頭がショート寸前になりました。
なので私は誤魔化すためにお食事を食べることにしました
シエラSide
(マリー様……すごい、わたし……の苦手な晩餐会……の場で笑顔と笑い声が溢れています)
わたし、シエラ・バレッタは内気で引っ込み思案なこの性格が嫌いだった
この性格のせいで、晩餐会だけでなく、お茶会なんかも苦手です
お母様は「無理せず、ゆっくり慣れていけばいいのよ。シエラは私(わたくし)の大切な娘だから嫌なことはさせないからね」っと言って頂けました
お祖父様も、笑顔で何も言わず、わたしの頭を撫でてくれました
でも、お祖母様は苦手でした
そんなある日、お祖父様が聖女のシフォンヌ大叔母様が次期聖女様をお連れして今年の収穫祭に参加されると仰っしゃられました。
わたしは魔力・属性測定の時に出会い優しいシフォンヌ大叔母を好きになりました。
その大叔母様が今話題の次期聖女様を連れてくると聞いてわたしは嬉しさ半分と嫌な思い半分になってしまいました
(また、わた……しの嫌いな晩餐会……が行われる)
わたしはそう思ってしまいました
しかし次期聖女様が、来られてわたしは驚きました。
まるで絵本の中から出て来られたお姫様のような可愛くて綺麗な次期聖女様でした
そして次期聖女様が、お祖父様とお祖母様とお茶会をされてあのわたしの苦手なお祖母様が笑顔になられたのか笑い声が溢れたのです
(次期……聖女様、凄い)
わたしはそれから晩餐会が始まるまで遠くから次期聖女様を憧れな目で見ました
(次期……聖女様)
わたしは次期聖女様を見ている時身体が熱くなり顔が赤くなっていたと思います。
それでいてドキドキが止まらなくなったのです
そして始まった晩餐会わたしはマリー様の可愛らしい姿を見てわたしは更にドキドキしてわたしはマリー様をぽーっとしながら眺めてしまいました
「………………………………………………」
わたしのお母様がわたしの事を見ていたのに気付かないほどに、マリー様を見ていたのです
(このドキドキの気持ちはなんなのでしょうか?)
SideOUT
晩餐会は終盤を迎えて私達の前にデザートと紅茶が置かれました。
途中生のホタテ料理が出て私は味に感動してしまいました。凄く甘くて濃厚な味で私は虜になってしまいました。
その際にシフォンヌ様が生の貝は初めてだから無理しなくていいと言われましたが私は気にせず食べてしまいました
「いやはや、こんなに笑顔と笑い溢れる晩餐会は初めてだ。マリー殿は場を笑顔にさせる天才ですかな?」
「お祖父様、俺もこんな楽しい晩餐会初めてです!!ありがとうございます。マリーさん」
「そ……そんな、私はそこまでの事は」
「もう、マリーさんったら」
何だかんだで初めての楽しい晩餐会になった感じでした
「あ……あの、マリー……様」
突然シエラ様が話し掛けられました。視線等は感じていましたが話し掛けられたのは初めてでビックリしてしまいました
「そ……その、マリー……様、わた……しと友……達になって……頂け……ます……か?」
内気で引っ込み思案なシエラ様はきっと勇気を振り絞ったのでしょう。
私は彼女の思いを受け取ることにしました
「はいシエラ様、平民な次期聖女の私で良ければ」
私がお返事をするとシエラ様は顔を赤くされましたがとても可愛らしい笑顔で喜ばれました
こうして私の人生初めての晩餐会はとても素晴らしい思い出になり更には今世2人目の大切なお友達が出来ました
いかがだったでしょうか?
それではここまで読んでいただきありがとうございました
追記
感想にて脳内まで途切れ途切れはではないとアドバイスを頂いたので編集で途切れを無くしました。
やっぱり小説の表現って難しいですね。
勉強になりました