乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
リアルでは夏で季節感がなくてすみません
寒さが厳しくなってきた12月の終わり辺り、まだまだ寒くなって来ますが寒さに負けず私は聖女教育と戦闘訓練を頑張って行っていました
(とても寒くなってベッドから出るのも辛くなってきましたね)
聖女に目覚める前にお母さんと住んでいた所はとても寒かったが教会の中は少し寒い位ですかね?
「マリーおはよう、今日も寒いわね」
「おはようお母さん」
私が廊下を歩いていたらお母さんが起きてきて私に挨拶してきた
「寒いのに教育を頑張って偉いわね。マリーは私の自慢の娘だわ」
「もう、お母さん恥ずかしいよ」
私はお母さんと他愛のない話をしながら教会の食堂に向かいました。
向かっている途中でシフォンヌ様に出会ったので一緒に行くことにしました
「マリーさん、エンジュさんもう少しで今年もおしまいですね」
食堂に着いて3人それぞれお食事を貰って談笑しながら食べていたらシフォンヌ様が今年が終わることを伝えられました
「お二人に出会って半年、もう1年が終わるのね。マリーさんとエンジュさんに出会えてよかったわ」
「シフォンヌ様、ありがとうございます」
お母さんとシフォンヌ様が話されてお互いに笑顔になられました
「そう言えばもうすぐ星夜祭ですね。エンジュさんとマリーさんはどの様に過ごすのですか?」
シフォンヌ様が言われた星夜祭というのは現実世界で言う所のクリスマスの様なものだ。
ただこの世界にキリストは存在していないので星夜祭は1日だけである。
俗に言うクリスマスイブがなくクリスマスだけなのである
(星夜祭では平民は各々の家庭で過ごしてその数日後には新しい1年を迎えますけど、今年はどうなるのでしょうか?)
「そうですね。私はのんびり過ごそうと思います。でもマリーはお友達に招待されるんじゃないかしら?」
「お、お母さん!?恥ずかしいこと言わないで!?」
私はお母さんが言った言葉で恥ずかしくなってしまいました
(確かに推しのサフィリア様や可愛い友達のシエラ様に星夜祭に招待されたらとても嬉しいですし、もしかしたらパジャマパーティーをして同じベッドで寝て……って何考えてるの私!?2人の事をそんな目で見ちゃ駄目でしょ!!)
私は自分で何を考えてるのか訳がわからなくなってしまいました
「お!いたいた、おーいシフォンヌ」
私が変な事を考えて誤魔化すために食事に集中していたらカーリー様がシフォンヌ様に話しかけて来られました
「あら?カーリーどうしたの?」
「あぁ、正確にはシフォンヌじゃなくてマリーに用なんだが取り敢えずマリーに渡す前にシフォンヌに見てもらおうと思ってな」
カーリー様がそう仰られたら1通の手紙を渡されました
「あらこれは?うーん、カーリー別に私に1度見せなくても直接マリーさんに渡していいと思いますよ?これクロステル公爵令嬢の手紙じゃない」
「サフィリア様のお手紙!?」
私はとても驚いてつい大声を出してしまいました。そして周りを見たら食堂にいた信者の方達が全員私を見ていました
「もももも、申し訳ありませんでした」
私は恥ずかしくなり顔を真っ赤にさせて皆さんに謝罪しました
「うふふ、すごくビックリされましたねマリーさん、はいお手紙どうぞ」
シフォンヌ様が私にサフィリア様の手紙を渡してくれました。
私はそれを受け取って手紙を読みました。
結論から言うと今度の星夜祭を是非サフィリア様のお屋敷で是非一緒に過ごして欲しいこと、星夜祭にはシエラ様も呼んで参加されることが書かれていました
「行って来なさいマリー、きっと楽しい思い出になるわ。私の事は気にしなくていいから」
それを一緒に読んでいたお母さんが笑顔で私に行く事を勧めてくれた
「お母さんありがとう。楽しんでくるね」
私はお母さんに返事をして星夜祭はサフィリア様とシエラ様と3人で過ごすことになりました
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして星夜祭当日、私は準備を済ませてクロステル公爵家に向かいました
(手紙には是非泊まって欲しいと書いてありましたから一応パジャマを持ってきましたけど、今更ながらドキドキして来ました。前世は男の子だったのでパジャマパーティーなんてしなかったですし)
まぁでもドキドキはしていますが前世では出来なかったことが出来るのでちょっと楽しみですね
「これはマリー様本日はようこそ。サフィリアお嬢様はいつものお部屋にいらっしゃいます」
私が色々楽しみに考えていたらいつの間にかお屋敷に到着していました
「警備員さんいつもご苦労さまです。場所も教えてくれてありがとうございます」
「はっはっは、これが私達の務めですから、でもありがとうございます本日は楽しんでください」
私は警備員さんに言われてお屋敷の敷地に入りサフィリア様に会うことにしました。
お屋敷に入るとメイドさんが出迎えてくれて案内してくれました
「マリー様、到着いたしました。本日はどうぞ楽しんでください」
暫く歩いてメイドさんにサフィリア様のお部屋まで案内してもらいました。
メイドさんは私と別れて私は部屋の扉をノックしてサフィリア様の返事を聞いて部屋に入りました
「マリー様!!お待ちしておりました」
「……マリー……様」
中にはサフィリア様と一緒にシエラ様もいらっしゃいました
「サフィリア様、本日は星夜祭に招待していただきありがとうございます」
「もうマリー様ったら、私(わたくし)達の仲ではないですかいつも通りで宜しいのですよ」
「ありがとうございます。サフィリア様、シエラ様も学院の準備した日以来ですね。お元気そうで何よりです」
「……マリー様……もお元気そうでよかった……です」
私の言葉でシエラ様は笑顔になられました
(シエラ様、私と出会った時よりも少し内気じゃ無くなってきましたかね?何だかカバンを買った時にサフィリア様とお話してからサフィリア様と仲が良いような気がします)
私は内心シエラ様の変化に微笑ましくなりました
「それでは、3人で一緒に過ごしましょうか」
サフィリア様がそう発言されて私達3人の星夜祭が始まりました。
3人でソファに座り談笑したり、来年の学院の事を話したり、私の趣味に料理とお菓子作りとぬいぐるみ作りの他に刺繍が趣味でハンカチに刺繍をする事が出来るのをお二人に伝えると是非学院で3人お揃いのハンカチを作って欲しいとお願いされたりと楽しい時間を過ごしました
(でも過ごすのは良いのですが何故私が真ん中なのでしょうか?)
そうなのです。何故かソファに私が真ん中で右にサフィリア様、左にシエラ様が座られたのですが私はまぁ良いかと気にしないことにしました
それから夜になり3人一緒にお風呂に入ったり3人一緒にお夕食を食べたりとして私達3人はそれぞれパジャマに着替えてサフィリア様のベッドで身体を休めていました。
因みに私達はドレス風のパジャマで私が緑色、サフィリア様が黄色、シエラ様が青色でした
(あうぅ、自分のパジャマ姿で女の子の姿は慣れたと思っていたのに、お二人のパジャマ姿が凄くドキドキしてしまいます)
サフィリア様は正に淑女な感じでシエラ様は可愛らしいお嬢様な姿がとても眩しく見えてしまいました
「……シエラ様、宜しいですか?」
「……はい……サフィリア様」
(???)
私はサフィリア様が仰られたことがよく分からず疑問に思ってしまいました
「あの、サフィリア様、シエラ様もどうされたのですか?」
「………………」
「………………」
私がお二人に聞いたら黙ってしまいました
「マリー様その、少し待っていただけますか?」
「え?あ、はい」
私はサフィリア様に言われて待つことにしました。
するとサフィリア様はシエラ様とお互い私に背中を向けました
「うぅ、シエラ様どうしましょう。マリー様が来られる前にお互い決めて決意していたのに……」
「……サフィリア様……一緒に……頑張り……ましょう」
サフィリア様とシエラ様は小声で何かを話されていました
(本当にサフィリア様とシエラ様どうされたのでしょうか?)
私は2人が心配になってしまいましたが話しかける前に私の方を向かれました
「あの……マリー様!」
「は、はい!」
私は少し驚いてしまいましたがさらに驚くことをサフィリア様とシエラ様が発言されました
「……マリー様……その……わたし……達」
「マリー様の事をお慕いしております」
「……その……友達ではなく……1人の女の子……としてです」
「私(わたくし)もシエラ様と同じマリー様の事を愛しております」
「……わ……わたし……達と」
「同性婚を前提にお付き合いしてください……」
「………………………………………………」
私はサフィリア様とシエラ様が仰ったことが分からずしばらく固まって内容を理解したら
「え……、えぇ!!?」
私は驚いてビックリしてしまいました。
まさかサフィリア様とシエラ様に告白されるとは思わなかったからです
「あ……あの」
「分かっています。マリー様女の子なので異性とお付き合いしたいのは」
「……でも……わたし……達……本気なのです」
「そ、そうでは無くてですね。その確かに驚きましたけど、サフィリア様とシエラ様は私で良いのですか?」
私は2人に結婚するのは私で良いのか聞きました
「「……え?」」
「いえ、その実は私女の子なのに男の人とお付き合いしたり結婚したりするのが考えられなくて、それでシフォンヌ様が同性婚と同性による多重婚が認められていると聞いて私の悩みは解消されたのですが」
「そ、そうなのですか?」
「はい、それでお二人は私で良いのですか?」
「……その、マリー様……が良いです」
「えっと、私平民ですし」
「そんなの関係ありませんわ」
「……マリー様……は、わたし……達じゃ嫌……ですか?」
どうやらサフィリア様とシエラ様は本気のようです
(お二人の気持ちを無碍にしたくないです。なら)
私は決心することにしました
「分かりました。サフィリア様、シエラ様、私は2人のお気持ちにお応えします」
「……!?」
「で…では」
「はい、サフィリア様、シエラ様、平民の次期聖女である私で良ければ」
私は2人とお付き合いすることにしました。
そして私の応えを聞いた2人は私に抱き着かれて来られました
「ひゃあ!?」
「……マリー様、嬉しいです」
「私(わたくし)も嬉しいですわ。マリー様、愛しております」
私はサフィリア様とシエラ様を抱きしめ返しました
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
暫くしてお二人は私から離れました
「まるで夢みたいですわ……」
「わたし……も……です」
お二人は幸せそうな顔をされていました
「あの、サフィリア様、シエラ様」
「「はい/……はい」」
「その、これからもよろしくお願いします」
「こちらこそですわ」
「………………(こくこく)」
私は前世の推しと可愛いお友達2人と付き合うことになると思いませんでした
「あのマリー様、キスしても宜しいでしょうか?」
サフィリア様が私とキスしたいと言われたので私は気持ちに応えることにしました
「分かりましたサフィリア様、でも私キスは2回目なので……」
「えぇ!?相手は誰ですか!!?」
「え?えっと6月の誕生日にシフォンヌ様から」
「え?シフォンヌ様とですか?よかったマリー様の初めてがシフォンヌ様で、ちょっと残念ですが……」
「えっと、サフィリア様宜しいでしょうか?」
「はい……」
私はサフィリア様の許可をいただいて
「……ん」
「……んん」
私はサフィリア様とキスをしました。
サフィリア様の唇はとても柔らかくて甘い味がしました
「……んん、ん(サフィリア様とのキス、気持ちいいです。大好きですサフィリア様)」
「……ん、ん(あぁ、私(わたくし)マリー様とキスしています)」
暫くしてお互いのキスに満足できたのか私とサフィリア様はお互いに唇を離しました。
サフィリア様の顔は赤くなっていて目はとてもトロンとしていました
「……マリー……様、わたし……も」
「はい、シエラ様」
シエラ様も私とキスしたいと言われたので私はシエラ様ともキスをしました
「……ん」
「……ふぁ、……んん」
シエラ様の唇も柔らかくてサフィリア様とは違う甘い味がしました
「……ん(シエラ様とのキスも気持ちいい、シエラ様も大好きです)」
「……んん……(マリー……様、好き……大好き)」
また暫くして私とシエラ様は唇を離して幸せな気持ちになりました
「サフィリア様、シエラ様、大好きです」
「「私(わたくし)も/……わたし……も」」
その後私達3人はサフィリア様のベッドで一緒に眠りました
いかがだったでしょうか?
マリーちゃん、遂に恋人ゲットです
正直2人の告白どの様にするかとても悩みました
それではここまで読んでいただきありがとうございます