乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜   作:クソ雑魚メンタルリシテア

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クラスに着いたマリーちゃんとシエラちゃん

マリーちゃんは主人公と攻略対象以外にインパクトの強い人を見ることになる


第36話 クラスに主人公と攻略対象だけでなく悪役令嬢みたいな娘もいました

「マリー様、シエラ様クラスは違いますが(わたくし)達3人はずっと一緒ですわ」

 

暫く学院内を歩いて私達1年生のクラスがある階に着いて私達はサフィリア様の2組前にいました。

因みに右に少し歩けば私とシエラ様の1組がありました

 

「サフィリア様とても嬉しいです。でもクラスの方達との交流もしてくださいね」

 

「あぁ、マリー様に喜んで頂けただけでなく励ましのお言葉まで貰えるなんて、(わたくし)幸せですわ」

 

私がサフィリア様に言葉を掛けたらサフィリア様は顔を赤くされて嬉しそうにされました。

そしてサフィリア様は2組の教室に入っていきました

 

「ではシエラ様、私達も1組の教室に入りましょうか」

 

「……はい、マリー様」

 

私がシエラ様に声を掛けて歩こうとした時に私はシエラ様が喜ぶだろうと思いシエラ様に向き直り右手を出しました

 

「……!?マリー様……」

 

「えへへ、教室はすぐ近くですけど折角なら手を繋ぎませんか?」

 

私は少し恥ずかしかったですがシエラ様が喜んでくれるなら恥ずかしさも我慢しました

 

「マリー様……嬉しい……」

 

シエラ様はそう仰られて私の手を握りました

 

(好きな人と手を繋いで歩くのってこんなに幸せなんですね)

 

私はそんな事を考えて教室に入りました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

教室に入ると一瞬注目されましたが特に気にされなかったのか教室にいる人達はお互いの知り合いと話されてる方や読書をされている人達はそちらを再開してくれました。

そして教室を軽く見て一番後ろの窓側の席とその隣が空いていました。

私達はその席に移動しました

 

「シエラ様はどちらが宜しいですか?」

 

「……わ、わたしはマリー様のお隣ならどちらでも」

 

シエラ様がそう言われたので私が窓側の席でシエラ様がその隣に座られました。

暫くシエラ様と談笑していた時でした。教室の扉が開きそこから金髪の男性と黒髪の男性とオレンジ色の髪の男性が入って来られました。私はその3人が誰なのか直に分かりました

 

(攻略対象ですね……)

 

金髪の人が第2王子のリオン・アルカナ

黒髪の人が宰相の息子のランス・クラウド

オレンジ髪の人が騎士団長の息子のバロン・エルロンでした

 

(ゲームでも思いましたけど本当にイケメンな人達ですね……)

 

私がそう思っていたら女性の令嬢達が黄色い悲鳴を上げられました

 

「キャー、リオン第2王子ですわ!!」

「黒髪の人は宰相の息子様のランス様だわ!!」

「騎士団長の息子様のバロン様も!!」

「私達このクラスで良かったです!!」

 

うん凄いです。まぁあんなイケメンとこれから1年間一緒だと思うと女の子からしたら嬉しいですよね

 

(でも私にはシエラ様がいらっしゃいますし、2組になってしまいましたがサフィリア様もいるので特に大丈夫ですね)

 

私はそう思いシエラ様を見たらシエラ様も私を見ていました。なので私は笑顔を贈りました

 

「……あ……」

 

するとシエラ様が声を漏らして顔を赤くされました。

私が幸せに感じていたら再び教室の扉が開きました。そしてそこにいる人を見て私は息が止まりそうになりました。

その人は赤い髪をロングストレートにした私より少し身長が高いと思う女性、ゲームの主人公のオリビア・プラウでした

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

オリビア・プラウ

プラウ公爵令嬢でこのゲームの世界の主人公である。

 

(とうとう始まるのですね……)

 

私は少し不安になってしまいましたが少し疑問に思ってしまいました

 

(プラウ様、来られるの遅かったですね?)

 

そう彼女は攻略対象の3人が来る前に教室に居るはずなのに何故か3人が来られた後にプラウ様が来られたのです

 

(遅刻?)

 

私がそう思っていたら「オーホッホッホッホ」という高笑いが聞こえてきました

 

「随分とお早い到着ですわねオリビア様」

 

すると銀髪でロングの縦ロールな女性がプラウ様に嫌味たっぷりに話しかけて来られました。

後ろには同じ顔の青髪な女の子2人を引き連れていました

 

(だ、誰ですかあの悪役令嬢みたいな人は!?)

 

私は突然の出来事につい大声を出しそうになりましたが何とか我慢しました

 

「クレア様は相変わらずのようですね」

 

「あら、それはどういう事かしら?」

 

「言葉通りの意味ですよ」

 

プラウ公爵令嬢と悪役令嬢の人がお互いに見つめ合いながら「フフフ」「ホホホ」っと笑われていましたが2人の間には火花が散っているみたいでした

 

(こ、怖いです)

 

「申し訳ありませんが失礼いたします」

 

私がそう思っていたらプラウ様が断りを入れて私の窓側の席の方に来られました。

そしてそのまま私の前の席に座られました

 

「全く、クレア様はいつもいつも……」

 

どうやらプラウ様は先ほどの女性に辟易されているみたいでした

 

「あ……あの、大丈夫ですか?」

 

私は彼女が私の事を破滅に向かわせる存在かもしれないのに心配になって声を掛けてしまいました

 

「はい、貴女は?」

 

「……?私の事知りませんか?」

 

「申し訳ありませんがご存知無いです。心配されていたらしいですが少し失礼な方ですね」

 

私は彼女が自分と同じ転生した人なら私の事を知っていると思っていましたがどうやら本物のプラウ公爵令嬢様の様でした

 

「も、申し訳ありません、先程の女性と揉めていてとてもうんざりされていたご様子でしたので、それと名乗っていないのに知りませんか何て非常識でした。ごめんなさい」

 

私は彼女が本物でホッとしましたが同時に非常識だった事を謝罪しました

 

「あ……いえ、私も酷いことを言ってしまいました。申し訳ありません、本当にクレア様のせいで……」

 

「あ……あはは」

 

プラウ様のその言葉で私は苦笑いをしました。

相当苦労されているご様子でした

 

「……マリー様、私もあの御方は苦手……かもしれません」

 

どうやらシエラ様は先程の悪役令嬢の方を怖がってしまいました

 

「大丈夫ですよシエラ様、私がシエラ様を守りますので」

 

私はシエラ様に励ましの言葉を贈りました

 

「……マリー様」

 

するとシエラ様は顔を赤くされて照れてしまいました。

可愛いですね

 

「マリー様?」

 

するとプラウ様が私の名前を呼ばれました。

私はその声に「はい?」っと答えてしまいました

 

「もしかして、次期聖女様のマリー様!?」

 

プラウ様のその言葉で他の方達もこちらを見られました

 

「申し訳ありませんでした!!次期聖女様とはつゆ知らず失礼な態度をお許しください!!」

 

「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇ!?あ、頭を上げてください!!?」

 

プラウ様が急に頭を下げられたので私はそれに驚いてしまいました。

公爵令嬢様に頭を下げさせるなんて私処刑されたりしないですよね!?

 

「あら、まさか貴女が次期平民聖女ですの?」

 

急に先程プラウ様にちょっかいを掛けてこられた銀髪の人が話しかけて来られました。

と言いますより次期平民聖女って……

 

「オーホッホッホ、道理で教室がカビ臭いと思いましたわ。ねぇミミ、キキ」

 

「「はい、クレア様!!」」

 

急にそんな悪口を言われ後ろの取り巻きの双子の女の子も同意されました

 

「カビ臭い!?うぅ……シエラ様、私ってカビ臭いですか?」

 

私はあまりのショックで涙目になってシエラ様に聞きました

 

「だ、大丈夫……です!!マリー様は良い香りです!!」

 

「シエラ様」

 

私は嬉しくなって両手でシエラ様の手を握りました。

このままキスしたいですが流石に公衆の面前でそれをするわけにはいきませんでした

 

「クレア様、次期聖女様への暴言は不敬罪ですよ」

 

「あら?事実を言っただけですわ。貴族が通うこの学院に平民は不要でしてよ」

 

(うわぁ、完全に性格が悪役令嬢そのものですね)

 

プラウ様が庇ってくれましたが実際私は結構場違いですよね

 

「それに聖女は王家の方達の次に偉い人ですよ。口を慎んだらどうですか?」

 

「それは現聖女のシフォンヌ様の事でしょう?この次期平民聖女には関係ないでしょう?」

 

「何も聞いていないのですか?王家から次期聖女様をぞんざいに扱うなとお達しがあったはずですよ。ご両親から聞いていないのですか?そうですわよね。リオン第2王子様」

 

プラウ様がそう仰られて攻略対象の第2王子様、リオン様に質問されました

 

「確かに父上から次期聖女様をその様に扱うなと全貴族に知らせているはずだ。平民とは言え次期聖女だしブルーネル嬢のその態度は完全に不敬罪になるぞ、私も父上から次期聖女様が安心して学院生活を送れるようにサポートしてやってくれと頼まれている」

 

「ほら……」

 

「な……なぁ!?」

 

私は驚きました。まさか国王様がその様にお知らせしていたとは

 

「ふ、ふん!!(わたくし)はみとめていませんからね!?次期平民聖女、学院を去るなら今の内ですわよ!!!」

 

そう言われてブルーネル?様は去っていきました。その際に双子の女の子が「「待って下さいクレア様!?」」っと言って慌てて追いかけていきました

 

「何だか嵐のようなご令嬢でしたね」

 

私は苦笑いをしながらそう言葉を零しました

 

「マリー様……大丈夫……ですか?」

 

心配されたシエラ様が声を掛けられたので私は「大丈夫ですよ。シエラ様」っと声を掛けたらシエラ様は笑顔になられました

 

「クレア様が申し訳ありません、次期聖女様」

 

「どうして貴女が謝罪されるのですか?」

 

「私も彼女と同じ貴族ですから。どうか貴族のことを悪く思わないでください」

 

プラウ様は本当に私のことを心配してくれていました

 

「ありがとうございます。えっと……」

 

「申し訳ありません自己紹介がまだでした。始めまして次期聖女のマリー様、私はオリビア・プラウ、プラウ公爵家の令嬢でございます」

 

そう言われてプラウ様は私に自己紹介してくれました。

こうして原作主人公との出会いは何だか嵐のような出会いでした

 

(私の学院生活、何だか少し不安になってきました)

 

あんな悪役令嬢みたいな方が居るクラスでやっていけるのでしょうか?

私は不安でいっぱいになりましたがプラウ様が転生して来た存在じゃなかったことに安心しました。

因みに先程の悪役令嬢さんはプラウ様と同じ公爵令嬢で取り巻きの女の子達は伯爵令嬢で右目に泣きぼくろがある方が姉のミミ様で無い方が妹のキキ様で家名はアルバートだとプラウ様から教えていただきました




人物紹介

オリビア・プラウ
プラウ公爵令嬢でゲームの主人公
彼女が自分と同じ日本から転生した人じゃなくてマリーは安心した。
性格は真面目で優しいが色々と我慢してしまいがち
クレアの行動にいつも辟易している
髪色・赤
髪の長さ・ロングストレート
瞳の色・赤
バスト・Dカップ
身長・146cm

クレア・ブルーネル
ブルーネル公爵令嬢
傲慢なお嬢様、悪役令嬢みたいな娘
髪色・銀髪
髪型・ロングの縦ロール
身長・148cm
瞳の色・白
バスト・Eカップ

ミミ・アルバート
キキ・アルバート
双子のアルバート伯爵令嬢
クレアの取り巻き
髪色・青
髪の長さ・ショートヘアー
身長・どちらも140cm
瞳の色・青
バスト・どちらもAカップ
見た目はほとんど同じだがミミにだけ右目に泣きぼくろがある
ミミが姉でキキが妹だが本人たちはどっちが姉か妹かは気にしていない

リオン・アルカナ
アルカナ王国第2王子
攻略対象
髪色・金髪

ランス・クラウド
宰相の息子
攻略対象
髪色・黒

バロン・エルロン
騎士団長の息子
攻略対象
髪色・オレンジ
3人は幼馴染で身長は全員160cm
髪の長さは全員短髪

いかがだったでしょうか?

それではここまで読んでいただきありがとうございました
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