乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
悪役令嬢のクレア・ブルーネルを今後どうしようか絶賛考え中です
それではどうぞ
―――ガラガラガラ
ブルーネル様の突撃から数分後、教室の扉が開いて女性の教師が入って来られました
「新入生の皆様、入学式を行いますので講堂に向かって下さい」
どうやら入学式の声掛けを行いに来られた教師の様でした
「シエラ様、行きましょうか」
「はい……マリー様」
私はシエラ様に声を掛けて2人一緒に教室を出ることにしました。
そして教室を出てすぐに「マリー様」っと私の名前を呼ぶ声がしましたが私はそれが誰か直に分かりました
「サフィリア様」
「マリー様、シエラ様、宜しければ3人一緒に講堂へ向かいませんか?」
「勿論です。ね、シエラ様」
「はい……3人一緒……です」
シエラ様も笑顔になられ私達は3人一緒に講堂へ向かうことにしました。
勿論私が真ん中で、更に今回はただ歩くのでは無くて私は両手で2人の手を繋ぎました
「……あ……えへへ」
「あぁ、マリー様」
シエラ様は少し顔を赤くさせながら笑顔になられサフィリア様は私に甘えた声を出して幸せそうに目がトロンとさせていました
(シエラ様と手を繋いだだけでも凄く幸せでしたのにそこにサフィリア様が加わって2人の手を繋いで歩くだけで更に幸せです)
私はもの凄く幸せになり講堂に着くまで2人の手を繋ぎ3人で幸せを分かち合いました
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講堂に着いて入学式が行われて第2王子様が原作通りに新入生代表として挨拶をされ式も終盤に差し掛かってきました
講堂に着いた時はクラス順に並ぶことになったのでサフィリア様がとても残念がっていました
(せめて1年間サフィリア様が寂しくないようにお昼と放課後は3人で過ごしましょう)
私はサフィリア様の事を思いました。大切な恋人ですから。
そして私は(それにしても)っと思いました
(1つのクラスに約20人ほど、それが3組まであるので約60人ほどですかね?)
やはり貴族しか通わない学院、思ったよりも数は少なかったです。
因みに聖女誕生の告知と誕生日の時に挨拶に来られた男爵・子爵の方達は見かけませんでした
(恐らく私より年上か年下だったのでしょうね)
私はそう思いました
「それではこれにて入学式を終了といたします。尚そのまま魔力・属性測定を行いますので新入生の皆様はそのままお待ちください」
シフォンヌ様が私に説明された通り入学してからの測定が始まりました。
測定が始まって暫くして私は周りの反応を見ていました
(見た感じですと下級貴族の方は1つか勉強を頑張られた方が2つで上級貴族の方が2つか先程同じで頑張られた方が3つでしょうか?)
因みにサフィリア様は私と一緒にお勉強をした甲斐があってか何と火属性以外の4つの属性が覚醒されていました。
サフィリア様は嬉しそうに「マリー様、
私はそれに笑顔で答えました
(それにしても攻略対象の方達の時も歓声が起こりましたがまさかサフィリア様の番の時も歓声が起こるとは思いませんでした)
それだけ沢山の属性が覚醒すると言うのは凄いことなのですね。
因みにリオン第2王子様は雷属性以外の4つでランス様は土と火属性以外の3つでバロン様は水と雷属性以外の3つでした
「次、シエラ・バレッタ侯爵令嬢」
次はシエラ様の番になりました
「マリー様……行ってき……ます」
「!?、はい、頑張ってきてください」
私はシエラ様が緊張してしまい励ました方が良いかなっとシエラ様の順番が来る前に思っていたのですがとても勇ましく測定に向かわれました
(これも私と恋人になっての影響でしょうか?シエラ様とてもご立派なられましたね)
私は内心大切な恋人の1人の成長にとても喜んでしまいました。
そしてシエラ様の測定結果は火と雷属性以外の3つが測定されました。
10歳の頃は2つだったと仰られていたのでとても喜んでいました
「シエラ様」
「シエラ様、良かったですね
「マリー様……サフィリア様!!」
私達3人はとても喜び合いました
「オーホッホッホ、流石
そして悪役令嬢みたいな娘のブルーネル公爵令嬢とプラウ様の測定も終わったみたいです
(ブルーネル公爵令嬢様、どうしてあんなにプラウ様の事を目の敵にしてるのでしょうか?)
私は内心そう思いました。そして次は誰かな?っと思っていたら「次、次期聖女マリー様」っと私の名前が呼ばれました
「マリー様、頑張ってきてくださいませ」
「マリー様……頑張って」
私は大切な恋人2人にエールを貰ってとても嬉しく思い測定に向かいました
「あら?次は平民聖女ですのね。ふふん、どうせ光と聖属性だけでしょうね。もしかしてその2つすら測定されなかったりして?」
ブルーネル公爵令嬢様が何か仰っていましたが私は無視しました
「お久しぶりですな、マリー様」
「え?あ、貴方は!?」
私は測定している人に声を掛けられて驚いてしまいました。
何故なら去年私の測定に来られたあの人だったのでした
「たった1年でこれ程までの淑女になられるとは、本当にご立派になられましたな」
「いえ……私はまだまだです。人としても聖女としても」
「はは、ご謙遜なさらないでくだされ、マリー様が頑張っておられるのはワシや王家の方たちは知っていますので、さぁ測定してください」
私は測定者さんに促されて測定機に手を置きました。すると前回の結果に加えて茶色の玉も光りました
「え!?こ、これって!!?」
「おぉ!?何と素晴らしい、マリー様、前回の結果に加えて新たに土属性も覚醒されておられます。これでマリー様は6属性持ちの聖女ですな」
その言葉で周りの貴族の方達がとても驚かれてすぐ後に歓声が起こりました。
しかし納得していない方もいました。勿論ブルーネル公爵令嬢様でした
「い、イカサマですわ!?そうに決まってますわ!!!」
「何をおっしゃいますかブルーネル公爵令嬢様、測定でイカサマをする事は出来ないそれは貴族である貴女様が1番分かっておられるでしょう」
「ならリセットさせてもう1度測り直しなさい、今度は
私はドン引きしながら内心で(えぇ……)っと思いながら仕方なく再測定をしました。
結果は変わらず6属性でした
「な、な、なぁ!?」
「あの、もう宜しいでしょうか?」
私は信じられないブルーネル様に断りを入れて離れようとしましたが彼女はそれを許してくれませんでした
「きぃぃぃ!?ただの平民聖女の分際で!!!」
(えぇ!!?これじゃ野生の猿ですよ……)
私は再びブルーネル様にドン引きしてしまいました。
そんな中でした「いい加減になさったらどうですか?」っと言う声が聞こえてそちらを向けばサフィリア様とシエラ様がいらっしゃいました
「あ、貴女は!?」
「ごきげんよう、ブルーネル公爵令嬢様、
「……シエラ・バレッタ……です」
「貴女は平民聖女の隣の席にいた。と言いますかバレッタって!?」
「その通りですわよ。ブルーネル様、彼女の家名はバレッタ侯爵、つまりシフォンヌ様のご親族、又姪様ですわ、そして貴女だけでなく全貴族もご存知でしょう?クロステル公爵家は筆頭公爵の事を」
「えぇ!!?」
私はサフィリア様の言葉にとても驚いてしまいました。
筆頭公爵、それはつまり最も古い歴史を持つ公爵で王族以外で最上位の公爵家と言うことでした
(サフィリア様の家が筆頭公爵!!?ゲームではそんな説明一切なかったのに!?)
「そ、そんな貴女達がどうしてこんな平民聖女を庇うのですか!?」
私が驚いていたらブルーネル様が更に罵声を私に浴びせました
「今の平民聖女と言う発言取り消してください!!それと何故庇うのか、それは当り前ですわ、マリー様は
「なぁ!!?」
サフィリア様が一瞬私の事を恋人と言いそうになりましたが既の所で友人と発言してくれました
「今後マリー様への侮辱は
「わ……わたし……も、マリー様への侮辱はバレッタ侯爵家への侮辱……とさせて頂き……ます!!」
「サフィリア様、シエラ様」
私は顔が赤くなりましたが2人が私の為に怒ってくれたことがとても嬉しかったです
「ふ、ふん大きな後ろ盾が2つもあるからといい気にならないことですわね!!行きますわよミミ、キキ」
「「ま、待って下さいクレア様!?」」
そんな負け惜しみを仰ってブルーネル公爵令嬢様は去っていきました
「……マリー様」
「マリー様、大丈夫ですか?」
2人が心配して私に声を掛けてくれました
「大丈夫です。サフィリア様、シエラ様ありがとうございました」
私は2人に感謝の言葉を伝えてそして
「愛しています」
私は2人に小声で愛の言葉をささやきました。
するとお二人は照れて顔を赤くされました
「次期聖女様、すごい方でありすごい交友をお持ちなのですね」
私は遠くからそれを見ていたプラウ様がその様に仰っていた事を聞こえませんでした
いかがだったでしょうか?
それではここまで読んでいただきありがとうございました