乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜   作:クソ雑魚メンタルリシテア

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マリーちゃんが前話でクレアさんの事を野生の猿と心の中で言っていましたが流石に失礼ですかね
猿にwww




第38話 最後の攻略対象の先生から今後の学院の説明と3人で放課後過ごしました

入学式を終えて私とシエラ様、そしてクラスの全員が教室に戻ってきました。

これから担任の先生が来られて説明をするらしいのですが多分来られるのは攻略対象の先生だと思います。

そして今私は先生が来られるまでシエラ様と談笑していました。少しでも好きな人と話て幸せになりたいからです。

なぜなら

 

きぃぃぃ!!!平民聖女が!!!!

 

ブルーネル公爵令嬢様が私を恨めしそうな目で凄く睨んでいるからです。

私はそれに気づいていましたがビクビクしたら舐められると思いあえて知らんぷりしました

 

「それで……マリー様―――」

 

「あはは、そうなのですね(無視無視)」

 

―――ガラガラガラ

 

暫くシエラ様と楽しく談笑していたら教室の扉が開き若い男性の先生が入って来られました

 

(最後の攻略対象、セリオス・ルミナンス先生ですね)

 

そう、彼が最後のつまり4人いる攻略対象の4人目のキャラクターでした。

唯一の年上キャラなので年下プレイヤーは彼に大人気だったとサイトに書かれていましたっけ?

 

(本当に先生もイケメンですね)

 

「はいはい、立ってる生徒は机に座りなさい」

 

彼の一声で立ってる生徒が全員座られました。

私はシエラ様と談笑する為に身体を右に向けていたので正面に向き直りました。

因みにシエラ様も向き直りました

 

「いやぁ凄いですね。まさか第2王子だけでなく次期聖女様のクラスの担任をする事になるとは、教師人生初めての経験です。取り敢えず自己紹介ですね。新入生の皆さん始めまして、私はセリオス・ルミナンス、一応ルミナンス子爵の次男ですよろしくお願いします」

 

(へぇ、先生って子爵家の出身なのですね)

 

説明書では特に書かれていなかったのですが意外でした。

という事は先生は玉の輿ですね。子爵家の出身で公爵令嬢と結ばれるのですから

 

「明日からは通常授業になります。お昼は食堂か売店があるのでそこで購入して食べることが出来ます。因みに寮からお弁当を作っていただけてお昼に外で食べることも出来ますよ。その際にはお弁当の容器を寮に戻すのを忘れないでくださいね。それでは今日は此処までです。皆さん明日からよろしくお願いします」

 

セリオス先生がそう言うと今日は終わりとなり先生は教室から出ていきました。

私はシエラ様と一緒にサフィリア様を迎えに行こうとカバンを持って席を立とうとした時に「「「次期聖女様!!!」」」っと沢山の方たちから声を掛けられました。

しかもよく見ると他クラスの方達も扉の所に居ました。しかも殆どが男子でした

 

「あの、この後是非俺とご一緒に過ごしませんか?」

「おい待て!次期聖女様は俺と過ごすんだ!」

「えっと、良ければ僕と過ごしませんか?」

 

急に沢山の男性に放課後誘われてしまいました

 

「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

 

私は意味が分からず混乱してしまいました。

どうして男性達が私の所に来られるのですか!?

 

「皆さん、落ち着いてください、次期聖女様が困っています」

 

私が困っていたらプラウ様が制止してくれました

 

「プラウ公爵令嬢だ」

「次期聖女様を庇われたぞ」

 

そんな声が聞こえてきました

 

「マリー様!?これは一体何の騒ぎですか!!?」

 

するとサフィリア様がクラスに来られました。多分私とシエラ様と一緒に帰るために迎えに来たと思います

 

「サフィリア様、実は……」

 

私が涙目になってサフィリア様に事情を説明しました

 

「成る程大体分かりましたわ、恐らく次期聖女で6属性も覚醒されているマリー様を目当てに来られたのですね。マリー様は平民ですから求婚すれば断ることが難しいと思って来られたと思います」

 

「えぇ?流石にそれは……」

 

と私が口にして男子生徒たちを見たら全員目を逸らしてしまいました。

………………嘘ですよね

 

「男子生徒の皆さん、申し訳ありませんがマリー様は(わたくし)とシエラ様の大切な友人ですわ。(わたくし)も手荒な真似はしたくありませんが最悪クロステルの名前を使わなくてはならなくなると思います。その事を十分お考えいただけると助かるのですが?」

 

「「「「も、申し訳ありませんでした!!!」」」」

 

サフィリア様がそう仰られたら男子生徒達は全員蜘蛛の子を散らすように去っていきました

 

「サフィリア様、流石にお家の名前を使って脅すのは」

 

「では、マリー様は無理やり付き合わされて嬉しいのですか?」

 

「それは……嫌です」

 

私は男子生徒に無理やりそういった事をされるのを想像して気分が悪くなってしまいました

 

「でもサフィリア様が他の方達との関係が悪くなるのが嫌なのです。ですからもうこんな事はお辞めください、私は大好きなサフィリア様が全員に嫌われる所を見たくないのです

 

「マリー様、分かりました」

 

私が最後の方を小声で言うとサフィリア様は少し照れてしまいました。そして納得されてくれました

 

「皆様、申し訳ありませんでしたわ、マリー様は(わたくし)の大切な友達ですから感情的になってしまいました。すみませんでした」

 

サフィリア様が謝罪されましたら残っていた人達(殆ど女生徒)が「大丈夫ですよクロステル様」や「お友達を守るためなら感情的になってしまいますよね」とサフィリア様の事を責めていませんでした

 

「ではマリー様、シエラ様、寮に向かいましょうか」

 

「そ、そうですね。シエラ様は大丈夫ですか?」

 

「はい……大丈夫……です。ごめんなさいマリー様、先程は守れ……なくて」

 

「いえ大丈夫ですシエラ様、気になさらないでください」

 

私はシエラ様に励ましの言葉を贈り3人でこれから生活する寮に向かいました

 

オリビアSide

 

次期聖女様のマリー様達3人は仲良く学生寮に向かわれました。

正直とても驚いてしまいました。あのクロステル公爵令嬢様がマリー様の為にあそこまでされるとは

 

「ビックリしましたわ」

「サフィリア様があんなに感情的になられて権力を使おうとされるなんて、それ程次期聖女様の事を大切に思っていらっしゃるのですね」

 

他の令嬢達も同じようでした

 

(大切なご友人とはいえあそこまで感情的になるのかしら?)

 

私は先程担任の先生が来られる前にマリー様とお話されていたバレッタ令嬢とクロステル令嬢の表情を思い出していました。

あの表情や感じはもしかして……

 

(クロステル様とバレッタ様はもしかして次期聖女様に恋をされているのではないのでしょうか?)

 

この国では同性婚と同性の多重婚が認められているはず。

それを考えるとあの3人が仲が良いのが説明が出来そうです

 

(関係の無い私が口を出すものではないですよね。あの3人のことは温かい目で見守りましょう)

 

「むきぃぃぃ!!!!なんなのよ、あの平民聖女は!!!!!」

 

クレア様はどうやらマリー様の事を相当嫌っているご様子だったわ

 

(せめてクレア様からは守ってあげましょう)

 

私は聖アテナ学院に入学して楽しい事が出来た気分でした

 

SideOUT

 

3人で歩いて暫くして私達が3年間お世話になる学生寮が見えてきました

 

「わぁ、凄いですね。まるでお屋敷みたいです」

 

「うふふ、それはそうですよ。1年から3年生まで貴族の子供たちが通い暮らす寮ですから、因みに右側が女子寮で左側が男子寮ですよ」

 

あ、流石にそこは分かれているんですね。

私達はそんな話をしながら学生寮に入り私達が暮らすお部屋の場所を聞きましたが私は驚いてしまいました。

なんとお部屋は3人共近場だったのです。

1番奥の私の部屋から見て向かい側がサフィリア様のお部屋で私の隣の部屋がシエラ様のお部屋でした

 

「良かったですねマリー様、シエラ様、偶然とても近いお部屋になりましたね」

 

「サフィリア様……もしかして……」

 

サフィリア様は筆頭公爵のお嬢様ですしまさか家の権力を使ったわけじゃないですよね

 

「………………うふふふ」

 

「待って下さい!?今の間はなんですか!?どうして笑ってるんですか!!?」

 

「サフィリア様……凄いです。流石です」

 

シエラ様、それは褒めることじゃないですよ!?

 

「まぁまぁ、そのような事は気にしないで、さぁ3人一緒にお部屋へ向かいましょう」

 

「あ……はい、わかりました……」

 

私はサフィリア様に言われてもう諦めることにしました

 

そしてお部屋に入るとカナタさんが出迎えてくれて私が戻ってくる前に荷物を片付けてくれていました。

そして私達は今私の部屋でそれぞれのメイドさん達が淹れてくれたお茶でお茶会を開いていました。

因みにお菓子は私の手作りのスコーンです

 

「それにしても、ブルーネル公爵令嬢様にも困ってしまいますわね」

 

突然サフィリア様がブルーネルさんの事を話し始めました

 

「サフィリア様、ブルーネル公爵令嬢様は普段からあのような感じなのですか?」

 

私は疑問に思いサフィリア様に普段のブルーネル公爵令嬢様の事を聞きました

 

「そうですね。社交界でも酷いのですよ。傲慢で我儘な公爵令嬢、同じ序列のプラウ公爵令嬢様とは犬猿の仲ですし。何より自分が第2王子様の婚約者になるはずだって言ってるんですよね」

 

「えぇ……流石にそれは、第2王子様には婚約者が「いませんわ」え?」

 

「ですから婚約者は居ないのですよマリー様」

 

えぇ!?ゲームでは婚約者が居ると不味い的な感じで婚約者は居なかったのにリアルでも居ないのですか!?

 

「本当は作らないといけないのですが第2王子様が結婚するなら政略結婚じゃなくて本当に自分の事を好きになってくれる人としか結婚しないと言い出したのですよ」

 

「う、嘘ですよね……」

 

「………………………………」

 

私は嘘だと思いたかったのですがサフィリア様が黙ってしまいました

 

「えっと……それじゃ、誰とも結婚できないんじゃ……」

 

「その通りですわシエラ様、本当に好きになってくれる人など事情を知らない平民を王子様が正体を隠して恋に落ちるしかないのですよ」

 

「うわぁ………………」

 

私は信じられなくなって変な声を出してしまいました。でもサフィリア様が深刻な顔をされるということはそういう事ですよね

 

「と、取り敢えずその事は忘れて今はお茶会を楽しみましょう」

 

「はい……マリー様」

 

「そうですわね。マリー様」

 

私のその言葉でお茶会を再開して楽しむ事にしました。

そしてお茶会を終えて私達3人は私の部屋に置いてあったソファで寛いでいました。

勿論私が真ん中で右にシエラ様が左にサフィリア様が私に身体を寄せています

 

「「マリー様/……マリー様」」

 

2人が私の名前を呼びそれぞれの顔を見たら顔を赤くさせながら何かを求めていました。

私はそれが何か直に分かったので2人それぞれにキスをしました

 

「「幸せですわ/幸せ……です」」

 

2人が私とキスをしてそう言葉を零されました。

私もその気持ちに応えることにしました

 

「私も幸せです。サフィリア様、シエラ様、愛しています」

 

私は2人に愛の言葉を贈りました。

その後は3人一緒にお風呂に入って3人一緒に夕食を食べてそれぞれのお部屋に戻って就寝しました




人物紹介

セリオス・ルミナンス
マリー達の担任の先生で攻略対象
年齢・28歳
髪色・ダークブルー
身長165cm
髪の長さ・短髪
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