乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜   作:クソ雑魚メンタルリシテア

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クレアさんがマリーちゃんにイジメをしますがイジメはそんなに過激なものにならないと思います


第39話 何故か悪役令嬢みたいな娘が私に色々されました

「すぅ……すぅ……」

 

―――ガチャ

 

「マリー様、おはようございます」

 

「ん、ふぁ〜あ、おはようございますカナタさん」

 

私は気持ち良く眠っていた所朝になったのかカナタさんが部屋に入ってきて私に挨拶して起こしに来られました。

私はそれに応えて身体を起こしましたが

 

「………………………………すぅ」

 

「あらあら?マリー様目を覚ましましょう」

 

まだ眠かったのか再び夢の中に入りそうになりましたがカナタさんに抱かれて立ち上がりました。

そしてそのまま洗面所に向かい顔を洗いカナタさんに髪をセットしていただきました。顔を洗ったおかげでスッキリと目が覚めました。

そして私は部屋に戻り制服に着替えました

 

(それにしても寮の部屋は凄いですね。普通に洗面所もお風呂もお手洗いも着いていますし)

 

お風呂は大浴場もありますが部屋で済ますこともできるのですね。

因みに昨日はサフィリア様とシエラ様の3人で大浴場に入りました

 

―――コンコン

 

「ん?はーい」

 

扉がノックされたので返事をしました。多分入ってくる人は分かるからです

 

―――ガチャ

 

「マリー様、おはようございます」

 

「……おはようございます。マリー様……」

 

入って来られたのはやはり私の恋人のサフィリア様とシエラ様でした

 

「おはようございます。サフィリア様、シエラ様、朝から愛しい2人の顔を見れて幸せです」

 

「……はぅ……えへへ」

 

「もう、マリー様ったら」

 

私は2人に言葉を贈ったらサフィリア様もシエラ様も嬉しそうに照れてしまわれました。

可愛いです

 

「ではマリー様、食堂に行き朝食を召し上がりましょう」

 

「そうですね。サフィリア様、シエラ様行きましょうか、でもその前に」

 

私は3人と食堂に行く前に壁に立て掛けてある私の杖を持ちました

 

「……マリー様?杖を持って……いかれるの……ですか?」

 

「はいシエラ様、でもこのままでは杖が大きいのでこうして……」

 

私はそう言って杖に聖属性を使って杖を腕輪に変えました

 

「まぁ!?マリー様、杖が!!」

 

「はわわ!?」

 

それを見たサフィリア様とシエラ様は驚かれてしまいました

 

「……あ、お二人は見るの初めてでしたっけ?実は聖女の持つ杖は光属性と聖属性で出来ていて聖属性を応用して杖を変化させることが出来るんですよって本当はシフォンヌ様に杖を作っていただけて先程の説明もシフォンヌ様の受け売りですけれど、あはは……」

 

そう言って私は腕輪から剣、ナイフ、弓と変化させて腕輪に戻しました。

因みに腕輪は手軽に持ち運び出来ないかと考えた結果腕輪を想像したら上手く出来ました

 

「いえいえマリー様、凄いものを見せていただきありがとうございます。流石は(わたくし)達のマリー様ですわ」

 

「マリー様……凄いです……」

 

どうやらお二人は私の事をとても喜んでくれました。

そして私達は食堂に行き朝食を召し上がりその後は2人の手を繋いで学院へ向かいました。

因みには腕輪に変えた杖は今後常に肌身離さず身につけることにしました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

そして学院に着いて2組に近づいて来ました

 

「マリー様、シエラ様、お昼も3人で過ごしましょう。それとブルーネル公爵令嬢様が何かされましたら直に相談して下さい」

 

「サフィリア様ありがとうございます。でも何かされたら極力自分で解決して見ます。私次期聖女ですから、お昼は楽しみましょう」

 

「マリー様分かりましたわ。どうかお気を付けて」

 

サフィリア様そう仰っしゃられて教室に入って行かれました。

そして私とシエラ様も1組に入りました

 

―――ガラガラガラ

 

「おはようございます。皆さん」

 

「お……おはよう……ございます」

 

私とシエラ様が教室に入るとクラスメイトが何人かいらっしゃったので挨拶しました。そしたら「おはようございます。次期聖女様、シエラ様」っと挨拶を返していただけました

 

(クラスメイトの反応は良さそうですね)

 

私は安心しました。すると

 

「おはようございます。マリー様、シエラ様、ご機嫌いかがですか?」

 

後ろから声を掛けられて振り向いたらプラウ公爵令嬢様が挨拶されました

 

「プラウ公爵令嬢様、おはようございます。私とシエラ様は元気ですよ。ねぇシエラ様」

 

「はい……元気……です」

 

「それは良かったです。今日も1日いい日になるといいですね」

 

私達3人は他愛のない話をして席に向かいました。

[因みに席は入学式が行われる時に座っていた席がそのまま授業を受ける席になりました]

 

「………………?」

 

すると私の席にだけ花が生けられた花瓶が置かれていました

 

(誰かからのプレゼントでしょうか?)

 

私が疑問に思っていたら「オーホッホッホ」っと甲高い笑い声が聞こえてきてブルーネル公爵令嬢様が来られたと思いました

 

「あらあら、平民聖女にお似合いですわね」

 

ブルーネル公爵令嬢様がそんな事を仰っしゃられて後ろの取り巻きのミミ様とキキ様がニヤニヤされていました

 

うわぁ、あれは

次期聖女様、可哀想

 

周りが小声で何か話していましたが私は気になりませんでした

 

「ちょっとクレア様!!」

 

「あら?何かしらオリビア様、そんな大声を出して本当に野蛮な方ですわね」

 

「陰湿な事をする貴女に言われたくないわ!!次期聖女様の机に花を置いたの貴女でしょ!!!」

 

「あらぁ~、(わたくし)がやったと言う証拠でもありますの」

 

「「そうだそうだ」」

 

何だかプラウ様とブルーネル様が揉めていますが私は気にせずある事をしていました

 

「次期聖女様、大丈夫で……って何をなされているのですか?」

 

私はプラウ様に聞かれて顔を上げました。周りを見たらプラウ様だけでなく教室にいたクラスメイトの方達も唖然とされていました

 

「平民聖女!!?なぜ押し花にしようとしているのかしら!!!?」

 

そう私は今机に置かれていた花瓶に生けてあった花を取って押し花を作っていました

 

「ふぇ?だって誰かからのプレゼントですし捨てるのも勿体ないですし押し花にして栞にしようかなっと」

 

私がそう言うと何故かブルーネル様がプルプルと震えだしました。それと同時に周りのクラスメイト達がクスクスっと笑い出されました

 

「ブルーネル公爵令嬢様?震えていらっしゃいますが体調でも悪いのですか?」

 

私はブルーネル公爵令嬢様を心配しました。

しかし

 

「きぃぃぃぃぃ!!?覚えてなさい!!!!!」

 

「「待って下さいクレア様!」」

 

私が心配していたら何故か奇声を上げて去っていきました

 

「何だったのでしょうか?ねぇシエラ様」

 

「……あはは……マリー様凄い……です」

 

「次期聖女様って神経が図太いのですね……」

 

「???」

 

シエラ様は何故か少し引かれて、プラウ様は何故か呆れていました

 

そしてそれからシエラ様と楽しく談笑していたらクラスメイトが全員登校していて先生が来られて授業が始まりました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「ふぅ……」

 

2時間目後の休み時間になり私はシエラ様に一声かけて1人でお花を摘みに行って来ていました。

そしてそれを終えたので今はクラスに戻っている所でした。

すると

 

「あぁっと!!手が滑ってしまいましたわ!!!!」

 

突然大声が聞こえてきてそれを見たらブルーネル公爵令嬢様が手に持っていたバケツから水が私の所に迫ってきました

 

「ほい」

 

しかし私は慌てることなく冷静に水属性の魔法を使用して迫ってきた水を空中で一纏めにして大きい水の球体にしてからブルーネル公爵令嬢様の所に歩いて持って行って彼女の持っているバケツの中に戻しました

 

「手が滑ってしまって大変でしたねブルーネル公爵令嬢様、次は気を付けてくださいね」

 

私はブルーネル様に優しく笑顔で気を付けるように伝えました。しかし

 

「ぐぬぬぬぬぬ、きぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

「「待って下さいクレア様!」」

 

するとブルーネル様はまた奇声を上げて走っていってしまわれました

 

「???何だったのでしょうか?」

 

私は疑問に思ってしまいましたが特に気にせず教室に戻りました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

そして3時間目も終わり私とシエラ様はサフィリア様と合流してお昼を食べていました。

因みに場所は食堂でした

 

「―――と言ったことがあったのですよサフィリア様、お花をプレゼントしてくれた方にお礼を言いたいのですが皆様わからないとおっしゃいますし、それとブルーネル公爵令嬢様は少しおっちょこちょいさんなんですね」

 

私がお昼休みまでに何があったのかサフィリア様に笑顔で話しました

 

「マリー様……それは……」

 

「???」

 

「いえ、何でもないですわ」

 

「そ、そうですか?」

 

私はサフィリア様に何でもないと言われてしまったので特に気にしない事にして昼食を食べました

 

あの、シエラ様もしかして

は……はいサフィリア様の思われてる通り……ブルーネル公爵令嬢様の仕業……と水をかけようとしたのもわざと……だと思い……ます

っでマリー様は全く気にしていないと

はい……

 

(何だかサフィリア様とシエラ様が何か話されていますね)

 

私は少し疑問に思ってしまいました

 

「あの、マリー様はブルーネル公爵令嬢様にイジメられてるとかは……」

 

「え?そんな事されていませんよ?」

 

「そ……そうですか、分かりましたわ、流石マリー様ですわ!って褒めていいのでしょうか?

 

サフィリア様は私がブルーネル公爵令嬢様に酷いことをされているんじゃないかと心配されていましたが私は特に何もされていないので正直に答えました

 

それからサフィリア様とシエラ様は特に気にされなかったのか3人で笑い合いながら楽しい昼食になりました




今回はここまでです。

シフォンヌ様とカーリー様とエステル様に指導されたマリーちゃんはちょっとやそっとのイジメは通用しませんので

それではここまで読んでいただきありがとうございました
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