乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜   作:クソ雑魚メンタルリシテア

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マリーちゃん新ヒロインちゃんと過ごします

それではどうぞ


第44話 試験の時に助けた女の子が話しかけて来られました

試験結果が張り出されてから翌日になりました。

昨日のうちに先生達が学院内を確認して特に異常がなかったため今日からは通常の時間通りの授業となりました。

しかしクラスに登校してセリオス先生が来られてからホームルームが始まりましたが何故かブルーネル公爵令嬢様がいらっしゃいませんでした。

ホームルームの後キキ様にお聞きしたらセリオス先生からブルーネル公爵様に私との揉め事が報告されてしまい2日間の自宅謹慎が言い渡されてしまい公爵様にとても怒られてお説教されてしまったみたいでした。

私は直にセリオス先生に昨日のことは確りと謝罪をいただき彼女も反省しているから許してほしいと懇願しましたが学院としては到底許されることでは無かったみたいで本来なら強制退学になってもおかしくないと言われてしまいました

 

「次期聖女様、まさかブルーネル公爵のお屋敷に言ってブルーネル嬢を助けようと考えていませんよね?駄目ですよあれは彼女の自業自得ですしたった2日の謹慎なんて寧ろ生ぬるいくらいなのですから」

 

私はセリオス先生に駄目だと言われてしまい涙目になってしまいました

 

「……はぁ、次期聖女様、貴女のその優しさは素晴らしいと思います。しかし優しいばかりでは駄目なのです、時には厳しさも見せないといつか貴女は後悔してしまいますよ」

 

そんなことを言われてしまい私は今日1日の授業中は真面目に受けましたがずっとセリオス先生に言われたことが心に残ってしまいました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

そして迎えた放課後、今日で現実世界での金曜日の為明日からは2日間の休みになります。

でもブルーネル公爵令嬢様は恐らく月曜日まで謹慎だと思います。

そして今私は1人でブルーネル公爵令嬢様の処分とセリオス先生に言われたことを考えるためにサフィリア様とシエラ様に暫く1人にさせてほしいとお願いしました

 

(………………私のこの優しい性格は間違っているのでしょうか?)

 

セリオス先生から言われた時には厳しさも見せないといけないと言われたことがどうしても納得できなかったのです

 

(厳しさもないといけないってどうすれば………………)

 

そう考えたあたりで私はシフォンヌ様達に指導させていただいた戦闘訓練の事を思い出していました。

シフォンヌ様達は優しく教えてくれていましたが厳しいところも見せていました。

人に厳しくするというのはそういうことなのでしょうか

 

「………………はぁ」

 

私は分からなくなってしまいため息を着いてしまいました

 

(これ以上考えても答えは出てきそうにありませんね…………)

 

私は考えることをやめて気分転換をする為に何処かへ歩こうとした時でした

 

「あ……あの、次期聖女様」

 

急に後ろから声を掛けられてしまいました。

そして振り向いたらそこには魔法試験の時にスライムから助け出したあの時の女の子が話しかけて来られました

 

「あ、貴女はあの時スライムから助けた」

 

「はい!あの、スライムから助けていただいてありがとうございました」

 

どうやら女の子は再度私に感謝の言葉を伝えに来られたみたいでした

 

「いえ、助けた時にお礼はいただいたので大丈夫ですよ」

 

私は笑顔で女の子に答えましたが女の子は納得していない表情をされていました

 

「いえ、あの時はしっかりとお礼を伝えられていないので、ですのであの時は本当にありがとうございました」

 

「いえ、そんな貴女に怪我がなくてよかったです」

 

「……あ(次期聖女様、やっぱり優しくて素敵な人……)」

 

すると女の子は私の言葉で顔を赤くされてしまいました

 

「えっと、ご存知だと思われますが私は次期聖女のマリーで御座います。平民のため姓はございません、よろしくお願いいたします」

 

私は助けた女の子は貴族だと思ったので低姿勢で挨拶をしました

 

「はい、マリー様改めて試験の日は助けていただいてありがとうございます。私はソフィア・クローバーです。クローバー子爵令嬢にございます」

 

私は彼女が子爵家の出身と知り驚いてしまいました。去年挨拶に来られて子爵の中に彼女の姿はなかったからです

 

「本当は去年に次期聖女様に挨拶に伺いたかったのですがクローバー子爵は王都から少し離れた所に屋敷があるので来ることが出来なかったのです」

 

そんな私の心を読んでかクローバー子爵令嬢様は答えてくれました

 

「えっと、ソフィア様とお呼びしてもよろしいでしょうか?あ!?いきなり名前を呼ぶのは失礼ですよね!!?」

 

私は彼女がサフィリア様とシエラ様とは違った可愛さがありつい名前で呼んでいいか聞いてしまいました

 

「いえ、大丈夫で御座います。寧ろずっと名前で呼んて欲しいです

 

「そうですか?ありがとうございます。それと立ち話もあれですし良かったら近くの椅子に座りましょう」

 

彼女からの許可もいただき私はソフィア様とお話するために近くの椅子に座ることを提案しました

 

「宜しいのですか?ではお言葉に甘えさせていただきます」

 

ソフィア様は嬉しそうに答えられました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

そしてソフィア様と話して数分、彼女の心境を知ることが出来ました。

今年の新入生は伯爵以上の令嬢と令息しかおらず下級貴族は彼女だけだと言うことを。

彼女のクローバー子爵は経営難で仲の良かった姉が政略結婚で侯爵家のご子息とご結婚されたことを。

そしてその2つの出来事で入学してから独りぼっちで寂しかったことを。

そしてたった1人の子爵家出身のソフィア様が試験で乱入して来たスライムに誰も助けてもらえなかった中私に助けられてすごく嬉しかったことを聞きました

 

「うぅ……ソフィア様はなんて、なんてお辛い目に」

 

私は涙目になりソフィア様の心境に悲しくなってしまいました

 

「マリー様(私なんかの為に涙を流していただけるなんて、……マリー様、好き……)」

 

私は持っていた刺繍入りのハンカチで涙を拭いてソフィア様に向き直り話しかけました

 

「あの、ソフィア様、良ければ私とお友達になりませんか?」

 

私は今世で始めて相手に友達になることをお願いしました

 

「わ、私がマリー様とお友達に」

 

「はい、ソフィア様が嫌でなければですが……」

 

「全然、嫌ではないです。マリー様私凄く嬉しいです。学院に入学してお友達は出来ないと思っていたので」

 

そう言われてソフィア様は少し涙を流されました

 

「ソフィア様……寂しかったんですね。大丈夫ですよ。これから私と楽しい学院生活を送りましょう」

 

私はハンカチでソフィア様の涙を拭いてソフィア様の手を握りました

 

「はい……、はい」

 

ソフィア様はまだ涙を流していましたがその顔はとても笑顔でした。

そして私に4人目の大切な友達が出来ました




人物紹介

ソフィア・クローバー
小柄で優しい性格のクローバー子爵令嬢
魔法試験後に乱入して来たスライムから恐怖で動けなくなっていた所をマリーに助けてもらった
クローバー子爵家は経営難で彼女の姉が政略結婚で侯爵家のご子息とご結婚されて更には下級貴族がソフィアしかおらず独りぼっちで寂しい思いをしていた。
マリー助けてもらい更には友達になれてマリーに恋をしている
身長・140cm
髪色・ペールイエロー(薄い黄色)
髪の長さ・背中までのロングストレート
瞳の色・茶色
バスト・C寄りのBカップ

いかがだったでしょうか?
ソフィアはマリーに助けてもらって更には友達になってもらえたので完全にマリーに恋しています。
42話の後書きに書いたので彼女もヒロインです。

それではここまで読んでいただきありがとうございました
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