乙女ゲーの悪役負けヒロインにTS転生した〜死にたくないので真面目に大人しく聖女を目指します〜 作:クソ雑魚メンタルリシテア
遂に評価のバーに色が着いた!?
こんな作品にありがとうございます!!!!
私はお母さんだと思い扉を開けたらとても驚いてしまった。
何故ならゲームに登場しない綺麗な女性が2人も居たからである。
1人は赤髪をラビットスタイルのツインテールにした男勝りな格好いい女性
もう1人は髪がウェーブがかったアッシュブロンドの正に淑女な美しい女性だった。
(いや、本当に誰ですか!!?)
驚いた私は2人の先ほどの言葉を思い出していた。
『よぉ、お前さんが新しい聖女か?』
『まぁ、可愛らしい次期聖女様ですね』
その言葉を思い出し私は最悪な予想をしてしまった。
まさか彼女達は私を暗殺しに来たのではないのかと
『悪いけど、平民出身の聖女なんて認められないんだ…』
『………………貴女に恨はないのですけどここで死んでもらいますね。ごめんなさい』
(イヤアアアアアア!!)
それを想像した私は心の中で悲鳴を上げて体がカタカタと震えだした。
「ありゃ?怖がられちまったか?」
「あらぁ~、駄目じゃないカーリーちゃん、子供を泣かせちゃ………………」
「アタシが悪いのか!?」
私が震えていたら赤髪のボーイッシュな方が大声を出して余計に体が震えだした。
するとアッシュブロンドの女性が近づいてきた。
(!?殺される!)
私は涙を流して両目を閉じた。
お母さん、先立つ不幸をお許しください
短い人生でしたが幸せでした。ありがとうございます。
そう思っていたらアッシュブロンドの女性は私のことを優しく抱きしめてきた。
(………………………………………………え?)
私がわけもわからず混乱していると。
「怖がらせてごめんなさい、私たちは怪しいものじゃないわ」
女性は優しい言葉をかけながら私の背中を優しく撫でてくれた。
何だかとても心が落ち着いてきた。
数秒間私は抱きしめて頂いて落ち着いてきた。
「落ち着いたかしら?」
「は、はい、すみません取り乱してしまって」
「いいえ、私達もごめんなさい、急に知らない人が2人も来たら怖かったわよね………………」
アッシュブロンドの女性は優しく謝罪してくれた。
どうやら2人は私を暗殺しに来たわけではなさそうだった。
「いやぁ~、悪かったな………何せシフォンヌから新しい次期聖女が現れたって聞いてアタシらも嬉しくなっちまって会いたくなったんだよ。ごめんな」
赤髪のボーイッシュな女性も私に謝ってきたけどそれ以上に驚くことがあった。
(シフォンヌ様の事を呼び捨て!?)
いったい彼女達は何者なのだろうか。
「取り敢えず自己紹介だな。初めまして次期聖女様、アタシはカーリー・スプライトだ、んでこの服装から見てわかるように教会の人間で階級は教皇だ」
「初めまして可愛らしい次期聖女様、私はエステル・クレセリアです。カーリーちゃんと同じ教会の者で階級は枢機卿です。因みに私とカーリーちゃん、シフォンヌちゃんとは幼い頃からの友人、幼馴染なんです」
私は2人の自己紹介を聞いて驚愕してしまった。
枢機卿と教皇と言えば聖女様を除いた教会で1番目と2番目に偉い人だ。そして何より
(シフォンヌ様の幼馴染!?と言うことはお二方も元侯爵家の出身の者!?)
そんな方達ならゲームの設定集に書かれてもいいはずなのに全く存在していないのである。
また混乱しそうになったが私はお二人に自己紹介する事にした。
「初めましてカーリー教皇様、エステル枢機卿様、私は次期聖女のマリーです。平民なので姓は御座いません、これからよろしくお願いします。」
私は模範的な挨拶と自己紹介をしてお二人に頭を下げた。
「お、おう、結構礼儀正しいな…」
「それ、カーリーちゃんがちょっと………いえ、だいぶいい加減な性格だからではなくって?」
「………………て、エステルそりゃねぇだろ!?」
私はカーリー教皇様の悲痛な叫びを聞いて
「あ、あはは………………………………」
苦笑いをすることしかできなかった
ここまで読んでいただきありがとうございます。
そしてこんな作品にお気に入り、☆の評価、しおり等本当にありがとうございます