姫騎士学園の下剋上性活 ~最弱スキルで異世界のプライド高め美少女たちを堕としたら、毎晩ご奉仕に来る日々が始まった~   作:東雲(しののめ)

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第25話:ヴェルグ①

 決闘を終えた夜。寮のヤリ部屋にやってきた。

 殺風景な場だが、今回はベッドの下に、聖婚用の儀式陣が敷かれている。

 そこで彼女を待つ間、ゼゼ先生からの説明を思い出す。

 

『――主従聖婚の条件は、従者側を完全屈服させることです』

 

 決闘で勝って即契約、とはならないようで。

 

『――獄炎卿の心はまだ堕ちきっていません』

 

 曰く、彼女たちは女尊男卑の世界で育ってきた。

 ゆえに決闘で敗北したとて、男性蔑視の考えは容易に変わらない。

 心の奥底に抵抗が残っていれば、契約は失敗するという。

 

『――メスにオスの強さを叩き込む、簡単な方法がありますよ』

 

 淡々とした声音で、先生はその答えを告げた。

 

『セックスで、獄炎卿をわからせるのです』

 

 ……と、いうことで、僕は今ここにいるわけだが。

 

「――お待たせ、しました」

 

 ソワソワと待っていた折、ついに部屋の扉が開けられる。

 緊張声で現れたのは、黄金髪の美少女。

 常に厳しく凜とした、学園の風紀統括長様である。

 いつも制服をピシッと着こなす彼女だけど……。

 

「……ん? ロングガウンに、着替えたんですか?」

 

 飾り気のない白布で、全身を隠し込んでいる格好。

 前もきっちり留めていて、肌の露出もほとんどない。

 それだけガードを硬くしてるってことは――

 

「……ガウンの下、どうなってるんですか?」

 

 気になって尋ねる。決闘の傷を隠すためではないと思う。

 確かに決闘ではフィールドの結界に制限がかかる。

 でもそれは死が治らなくなるだけで、傷自体は変わらず全回復するのだ。

 つまり僕も彼女も、今は無傷の状態に戻っているわけで――

 

「っ! そ、それは、今すぐ脱げ……ということでしょうか?」

 

 彼女は顔を真っ赤にして、裾をキュッと握り締める。

 

「いえ、愚問ですか……分かりました、では失礼して……」

 

 衣擦れ音と共に、ガウンをゆっくり脱いでいく。

 それがストンと床に落ちた時、隠されていたものが露わになった。

 

「……ヴェルグ先輩、その格好、は……」

 

 彼女が纏っていたのは、真っ黒なランジェリー。

 完璧な肉体ゆえ、とても似合ってはいる。

 しかし十代の女子が着るには、あまりに妖艶すぎる下着だった。

 

「と、図書館で助けられた後、用意していたものです」

 

 男性である僕をどうすれば喜ばせるか。

 それを律儀に調べまくって、ここに行き着いたらしい。

 

「収容所の一件の後、貴君には一度、断られましたが……」

 

 せっかく用意したならと、改めて着用したという。

 

「……どうでしょう? これで少しは興奮できますか?」

 

 身を何度かよじって、全身を確認させてくれる。

 ブラを破りそうなギチギチの超爆乳――

 Tバック型のショーツは股に食い込み、肉厚の恥丘をたっぷり強調――

 少し動く度に揺れる、丸見えの巨尻――

 

「……じゅ、十分すぎる、かと……」

 

 率直に言って、男なら今すぐにむしゃぶりつきたくなる女。

 どこもかしこも卑猥すぎる。

 しかも自分がエロいと、本人が自覚していないのがまた――

 

「――では行為の前に、貴君に一つ忠告をしておきます」

 

 見蕩れすぎていたせいか、先輩は注意を促す。

 

「主従聖婚とは、とても神聖な儀式なのです」

 

 伝統に従い、厳粛かつ厳正に執り行うと告げる。

 

「もちろん勝者たる貴君は、自由に振る舞って構いません」

「僕は普段通りでいいと……?」

「はい。しかし敗者であり従者となる私は違います。主君の前で、下品に喘いだり、露骨に媚びたり、そういうみっともないことは一切しません」

 

 つまり立場が上の僕は、欲望のまま動いていい。

 ただし下僕となる彼女は、礼節を重んじ粛々と応じるだけという。

 

「姫騎士の誇りにかけて――私は絶対に乱れません!」

 

 エッチして反応が悪くても、そこは勘弁してほしいと言われる。

 ……何と言うか、どこまでも堅物な人である。

 そんな猥褻な格好で言われても、説得力はないけれど。

 

「まずは儀式の始まりとして、聖水で乾杯しましょうか」

「あぁ、はい……乾杯、です」

 

 カチンと音を鳴らして、聖水を飲み下す。

 しかし僕は知っている――これの中身が『媚薬』であると。

 ゼゼ先生曰く、今までで一番強力なやつだそうだ。

 

「……ぅ……」

 

 特に男性に対しては、即効で効く仕様のようだ。

 全身が燃えるように熱くなって、凶暴なオスの本能が意識を塗り替える。

 あっという間に……行為のことしか考えられ、なく、て……。

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