姫騎士学園の下剋上性活 ~最弱スキルで異世界のプライド高め美少女たちを堕としたら、毎晩ご奉仕に来る日々が始まった~ 作:東雲(しののめ)
決闘を終えた夜。寮のヤリ部屋にやってきた。
殺風景な場だが、今回はベッドの下に、聖婚用の儀式陣が敷かれている。
そこで彼女を待つ間、ゼゼ先生からの説明を思い出す。
『――主従聖婚の条件は、従者側を完全屈服させることです』
決闘で勝って即契約、とはならないようで。
『――獄炎卿の心はまだ堕ちきっていません』
曰く、彼女たちは女尊男卑の世界で育ってきた。
ゆえに決闘で敗北したとて、男性蔑視の考えは容易に変わらない。
心の奥底に抵抗が残っていれば、契約は失敗するという。
『――メスにオスの強さを叩き込む、簡単な方法がありますよ』
淡々とした声音で、先生はその答えを告げた。
『セックスで、獄炎卿をわからせるのです』
……と、いうことで、僕は今ここにいるわけだが。
「――お待たせ、しました」
ソワソワと待っていた折、ついに部屋の扉が開けられる。
緊張声で現れたのは、黄金髪の美少女。
常に厳しく凜とした、学園の風紀統括長様である。
いつも制服をピシッと着こなす彼女だけど……。
「……ん? ロングガウンに、着替えたんですか?」
飾り気のない白布で、全身を隠し込んでいる格好。
前もきっちり留めていて、肌の露出もほとんどない。
それだけガードを硬くしてるってことは――
「……ガウンの下、どうなってるんですか?」
気になって尋ねる。決闘の傷を隠すためではないと思う。
確かに決闘ではフィールドの結界に制限がかかる。
でもそれは死が治らなくなるだけで、傷自体は変わらず全回復するのだ。
つまり僕も彼女も、今は無傷の状態に戻っているわけで――
「っ! そ、それは、今すぐ脱げ……ということでしょうか?」
彼女は顔を真っ赤にして、裾をキュッと握り締める。
「いえ、愚問ですか……分かりました、では失礼して……」
衣擦れ音と共に、ガウンをゆっくり脱いでいく。
それがストンと床に落ちた時、隠されていたものが露わになった。
「……ヴェルグ先輩、その格好、は……」
彼女が纏っていたのは、真っ黒なランジェリー。
完璧な肉体ゆえ、とても似合ってはいる。
しかし十代の女子が着るには、あまりに妖艶すぎる下着だった。
「と、図書館で助けられた後、用意していたものです」
男性である僕をどうすれば喜ばせるか。
それを律儀に調べまくって、ここに行き着いたらしい。
「収容所の一件の後、貴君には一度、断られましたが……」
せっかく用意したならと、改めて着用したという。
「……どうでしょう? これで少しは興奮できますか?」
身を何度かよじって、全身を確認させてくれる。
ブラを破りそうなギチギチの超爆乳――
Tバック型のショーツは股に食い込み、肉厚の恥丘をたっぷり強調――
少し動く度に揺れる、丸見えの巨尻――
「……じゅ、十分すぎる、かと……」
率直に言って、男なら今すぐにむしゃぶりつきたくなる女。
どこもかしこも卑猥すぎる。
しかも自分がエロいと、本人が自覚していないのがまた――
「――では行為の前に、貴君に一つ忠告をしておきます」
見蕩れすぎていたせいか、先輩は注意を促す。
「主従聖婚とは、とても神聖な儀式なのです」
伝統に従い、厳粛かつ厳正に執り行うと告げる。
「もちろん勝者たる貴君は、自由に振る舞って構いません」
「僕は普段通りでいいと……?」
「はい。しかし敗者であり従者となる私は違います。主君の前で、下品に喘いだり、露骨に媚びたり、そういうみっともないことは一切しません」
つまり立場が上の僕は、欲望のまま動いていい。
ただし下僕となる彼女は、礼節を重んじ粛々と応じるだけという。
「姫騎士の誇りにかけて――私は絶対に乱れません!」
エッチして反応が悪くても、そこは勘弁してほしいと言われる。
……何と言うか、どこまでも堅物な人である。
そんな猥褻な格好で言われても、説得力はないけれど。
「まずは儀式の始まりとして、聖水で乾杯しましょうか」
「あぁ、はい……乾杯、です」
カチンと音を鳴らして、聖水を飲み下す。
しかし僕は知っている――これの中身が『媚薬』であると。
ゼゼ先生曰く、今までで一番強力なやつだそうだ。
「……ぅ……」
特に男性に対しては、即効で効く仕様のようだ。
全身が燃えるように熱くなって、凶暴なオスの本能が意識を塗り替える。
あっという間に……行為のことしか考えられ、なく、て……。