姫騎士学園の下剋上性活 ~最弱スキルで異世界のプライド高め美少女たちを堕としたら、毎晩ご奉仕に来る日々が始まった~   作:東雲(しののめ)

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第30話:早朝

 勝者が全てを手に入れる。

 それがこの異世界の、絶対にして唯一のルールだ。

 転生直後は、女尊男卑すぎる社会にも戸惑ったが……。

 

 ――ここでなら僕も、カゲルヤ・ノアも、成り上がれるかもしれない。

 

 勝者必報ゆえに、そんな希望を持つこともできた。

 

 ――最底辺だった人生を、今度こそ変えたい。

 

 行く手に立ちはだかる王剣七聖。

 そしてラスボスである絶対女王。

 僕が未来を摑むためには、彼女たち全員を倒さなくてはいけない。

 

「……で、ようやく七聖の一角は倒したわけだけど……」

 

 まだ日も昇らない早朝。

 僕は自室のベッドで目を覚ました、全身の筋肉痛と共に。

 

「……まさか、本当に、三人でするとは……いたた……」

 

 媚薬のせいで記憶は朧気(おぼろげ)だし、昨夜経験した妙な(、、)違和感(、、、)も消えている。

 それでも昨日の戦いがいかにすさまじかったか。

 記憶の断片と、この身体の痛みが教えてくれる。

 

「ゼゼ先生は、帰ってくれた、みたいだけど……」

 

 仰向けのまま首を右に傾ける。

 そこには黄金髪の美少女が、こちらを向いて眠っていた。

 彼女は『獄炎卿』ヴェルグ・モルドレイド。

 学園の風紀を取り締まる、おっきくておっかない姫騎士である。

 

「決闘に勝てば、七聖さえも雌奴隷、か……」

 

 惚れ惚れするほど整った顔に、見事に鍛え抜かれた肢体。

 ただ彼女の最大の特徴といえば――

 

「……この胸のサイズは、いつ見ても圧倒されるよなぁ……」

 

 昨晩も、この超爆乳を何度も使わせてもらった。

 彼女が起きていないことを確かめてから、裸の双房へと左手を伸ばす。

 

「……ん♡」

 

 五指が柔肉に沈むと、寝息に混じって嬌声が漏れる。

 始めは触るのも照れたが、さすがに少しは慣れた。

 

「こんなにデカいのに一切垂れないって、どれだけハリがあるんだか……」

 

 つくづく肉体性能の高さに驚される。

 ひとしきり揉んだ後、下乳に手を差し込んでみると。

 

「お、重た……というか、すっごい汗ばんでる……」

 

 炎熱系能力者のせいか、もともと代謝の良い人ではある。

 その上このバストサイズでは、蒸れてしまうのは仕方ないとはいえ――

 

「うっ……雌臭っ……!」

 

 興味本位で指先を嗅いで、思わず眉頭をしかめる。

 彼女の名誉のために言うが、断じて嫌な匂いではない。

 ただ甘ったるい刺激臭というか、男の股間をひたすら興奮させる香りだ。

 

「――この私が、男に乳をまさぐられて起きる日が来ようとは」

 

 ハッと面を上げると、隣の美少女と目が合った。

 

「おはようございます、カゲルヤ」

「……ど、どうも、ヴェルグ先輩」

 

 他生徒からは、学園の番犬とまで恐れられる存在。

 破廉恥刑で怒られたくないと、急いで胸から手を離そうとするが。

 

「私は貴君の騎士であり、雌奴隷です。自由に触って構いません」

 

 先輩は穏やかに諭すものの、そうは言われてもだ。

 こうもじーっと見つめられたまま、揉み続けるのは気まず――

 

「中途半端が一番いけませんよ。可愛がるならきちんと可愛がってください」

 

 そう告げるや、大きな体躯を擦り寄せてきた。

 さらに逞しい足を大胆に絡め、余った手は恋人繋ぎされ……。

 主人に本能のまま甘えてくる様は、本当に大型犬のようにも見えてくる。

 

「昨夜はたくさん啼かされましたので、今は優しくしてくださいね」

「あれはゼゼ先生と先輩が張り合って――」

「他の女の名前は出すな。あの能面教師のことは特に」

 

 こ、怖っ! 急にキレてきたよこの人。

 これは早急に対処しないとマズそうだ。

 

「いいですか。真の名君というのは下々にも気を配り――ひゃん♡!」

 

 そこで弱点の乳頭をつまむと、先輩の肩がピクンと揺れた。

 

「こ、こら! まだ話の途中で……卑怯ですよ♡!?」

 

 そう文句を言う割には、さらに身体を密着させてくる。

 優しくしろと言われたので、最後に頭を撫でてやると――

 

「ぁ……ちゅー……ちゅーしたいです……♡」

 

 怒りの感情は消えたようで。

 目をトロンとさせキスのおねだりをしてくる。

 ということで、強制イチャイチャタイムが始まってしまった。

 朝一から説教されるよりはマシな展開、か……。

 

「――でもヴェルグ先輩、ちょっと甘えすぎじゃないですか?」

 

 何度も口づけを繰り返された後。

 彼女は完全に抱きついてくるや、今度は僕の首元に接吻をしだす。

 

「そんなに吸われると、痕が残っちゃうんですけど……」

 

 密着されすぎて、自分の右半身が超爆乳に埋もれる。

 ものすごく(ぬく)いし、心地も良いが、体勢的に胸が触りにくい。

 ただ撫でてないとご機嫌斜めになる雰囲気――

 代わりにと、むっちむちな太ももを擦りながら訊くが。

 

「キスマーク、付けたらいけませんでしたか……?」

 

 頬を赤く染め、上目遣いで問い返されてしまう。

 ダメって言ったら、絶対悲しい顔するだろうなぁ……。

 

「い、いや、まぁ、別にいい、ですけど」

 

 なし崩しに認めると、彼女はパッと嬉しそうな顔をする。

 いつも厳しい風紀統括長からは、想像もできないほど可愛い表情だ。

 

「んちゅ……優しいご主人様……だいしゅきです……♡」

 

 そうして無数のマーキングをつけられる。

 筋肉痛でも辛いのに、首元から胸元までもヒリヒリする始末だ。

 

「もうじき女王から、新たな刺客が来るでしょうが――」

 

 先輩は一方的に抱きつきながら、やや真剣な口調で言う。

 

「今後の方針は、以前語られたものと変わりなしですね?」

 

 その問いに頷く。

 

「女王挑戦の切符を手に入れるために、残り六人の七聖を倒しますよ」

 

 僕の最終目標は、女王に下剋上をすることだ。

 そうしないと首に施された呪いで死ぬし。

 なによりあの極悪美女に侮れっぱなしは嫌だから。

 

「……それと、今の僕には、強い能力と強い味方が足りません」

 

 女王および、彼女の軍と戦えるだけの力が必要だ。

 七聖を倒すのは、挑戦権を手に入れるためだけではない。

 

 ――最強姫騎士を、全員雌奴隷にする。

 

 それにより、いつでも吸収できる最強能力を複数確保。

 さらに七聖の特権で、学園を対女王軍として造り替えるのだ。

 

「ちなみに残り六人の内、次の刺客が誰かって予想とかあります?」

「分かりません。ただ七聖統括長だけはありえないでしょう」

「七聖統括長……?」

 

 小首を傾げた僕に、先輩が説明する。

 

「七聖には各自役割があります。例えば私は学園の風紀をまとめる責任者。そして彼女は王剣七聖をまとめる責任者。その強さは……言わなくても分かりますね?」

 

 今回の七聖は、百年に一人の天才が七人集まった黄金世代。

 それを束ねる存在ともなれば、相当な実力者なのだろう。

 

「七聖統括長には様々事情あり、あの女王とて簡単には動かせません」

 

 女王の駒なのに、女王に言うことをきかない……?

 色々と疑問はあるが、すぐに戦うことにはならなそうだ。

 

「となると、今回戦う七聖は五人に絞れる、と」

「はい。誰が来ても厳しい戦いにはなるでしょう。ただ……」

「ただ?」

「個人的には、図書統括長――『天照卿(てんしようきよう)』はまだ避けたいですね」

 

 かなり前、僕に図書館の利用禁止を命じた人物だ。

 今はその制限が解除されているが、男に敵対的なのは間違いないだろう。

 

「獄炎卿が避けたいぽどの相手……よほど強い聖装持ちなんですか?」

「能力も厄介です。なにせ私の対極にあるような力ですから」

 

 ヴェルグ先輩は超攻撃型の姫騎士。その対極というと……。

 いや、その前に、だ。

 彼女の口ぶりからして、能力以外にも厄介な何かがありそうな――

 

「風紀統括長を悩ませるほど、素行不良な人物だとか……?」

「いいえ。彼女は完璧な令嬢です。むしろ学園一の優等生かと」

「完璧な令嬢……それなら一体なにが厄介で……」

「率直に申し上げて、ソリが合わないのですよ」

「は?」

「天照卿は優しく穏やか。私と違って多くの生徒に慕われています。ただどうにも嘘くさい感じがするというか。あまり信用してはいけない気がして――」

「つまり、根拠はないけど、なんとなく嫌い……と?」

「根拠はありますとも! すなわち女の勘というやつです!」

 

 根拠薄っ! ドヤ顔で言うことじゃないでしょ!

 

「私の直感が、あの手の女は危険と告げるのですよ」

「はぁ……そうですか……」

「そ、それにです。天照卿は女性的な魅力に溢れているので……」

 

ヴェルグ先輩が、急にモジモジしながら告げる。

 

「その、もし勝って雌奴隷にできたら……カゲルヤは私に興味を失って……彼女ばかり可愛がるのではないかと……だから…………」

 

 ようは、構ってもらえなくなるのではと不安なようだ。

 普段は自信満々なくせに、こういう時は及び腰。

 自分がどれだけ美少女……最高の雌なのか、とことん自覚がないらしい。

 

「そ、そういう意味でも、天照卿とはまだ戦ってほしくな……きゃっ♡」

 

 真の名君は下々も気を配る、だったか。

 ただ先輩を元気づけようにも、喋りは得意でない。

 ならばと僕は、彼女の下半身――ちょうど子宮の上あたりを触る。

 そこには一生消えない聖婚の印が刻まれていた。

 

「この紋章は、飾りですか?」

「……い、いいえ♡」

 

 生涯共にいると誓って主従契約をしたのだ。

 新しい雌奴隷ができたとて、先輩をほっぽり出すなどありえない。

 僕が言いたいことを、彼女も自然と理解する。

 

「ご、ご主人様との絆を疑って、申し訳ありませんでした……♡」

 

 チョロい、などとは決して口にしないけども。

 少し励ますと、瞬く間に自信を取り戻した先輩。

 嬉しさ余ってから今日一濃密なキスをしてくる。

 

「ん……めんどくしゃい女で……ごめんなひゃい……ちゅ……でも、生涯お仕えしますから……可愛がってくれるだけ沢山頑張りましゅから…………♡」

 

 激しく舌を絡ませながら、さらに密着を強める少女。

 僕の聖装は、こういうエッチな経験を積むことで成長できる。

 なにより味方の士気は大切だ。

 ゆえに、こうして抱きつかれても基本は受け入れるが――

 

「……あ、あのヴェルグ先輩、う、腕の力が強すぎて……!」

 

 腕を回された己の上半身が、ミシミシと軋んでいく。

 ――ほ、骨が折れる! 七聖戦の前に先輩の筋肉で殺される!

 命の危機ともなれば、流石に離れてもらわないといけない。

 

「い、一旦、どいてもらえる、と……!」

「そんな。まだ私はこうしていた――あ、そういうことですか」

 

 一瞬残念そうな顔をしたが、すぐに納得した様子。

 自分の筋肉の危険性をようやく理解して……。

 

「己が愉しむ前に、まずは主人に朝の奉仕をしろ、仰るとおりです」

 

 そう言うや、彼女は硬くなっていた僕の下半身を触る。

 

「そ、そんなことは微塵も仰ってないですよ僕。ただ腕をほどいてほしくて――」

「まだ寝起きですし、ここは軽めのご奉仕でいかがでしょう?」

「……先輩、僕の話聞いてます?」

 

 大好きなご主人様の声が、まったく届いてなくないか?

 

「ご所望は手ですか、口ですか、それとも……」

 

 ヴェルグ先輩が、超爆乳の谷間を開いて見せつける。

 むわっと湯気が立ちこめ、僕は思わず固唾を飲んでしまって――

 

「ふふ。胸で挟んでズリズリするやつですね。承知しました」

 

 男心を簡単に見抜かれ、先輩が僕の下半身へ移動する。

 こうなってしまえばもう逃げられない。

 

「ではご主人様。雌奴隷ヴェルグのご奉仕――心ゆくまで楽しんでくださいね」

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