COBRA THE BLUE ARCHIVE   作:ローマン

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 2話目です、どうぞ!!







サイコガン、登場!

 

 

 

「キヴォトスではないところから来た方のようですが……先生だったのですね。」

 

「はい。こちらのコブラ先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です。」

 

「おいおい、俺はその連邦生徒会長ってのには会ったことねぇし、先生になるって話も心当たりが無いんだg…痛てぇっ!?」

 

 

 

 俺が先生でないことを弁明しようとしたら、リンちゃんにヒールの裏で足を踏まれちまった

 

 何もそこまで本気でやらなくたっていいだろ……

 

 仕方ねぇ、ここが何処かも分からねぇし、一旦話を合わせておくか

 

 

 

「行方不明になった連邦生徒会長が指名……? ますますこんがらがってきたじゃないの……」

 

「ま、ひとまず自己紹介はしておくか。俺はコブラ、史上最高の賞きn…先生さ。」

 

「こ、こんにちは先生。私はミレニアムサイエンススクールの……

 い、いや、挨拶なんて今はどうでもよくて……!」

 

「そのうるさい方は気にしなくていいです。続けますと……」

 

「誰がうるさいって!? わ、私は早瀬ユウカ! 覚えておいてください、先生!」

 

「ユウカちゃんだな? 覚えたぜ、俺は一度聞いた女の名前は忘れねぇんだ。」

 

「は、はぁっ!?//// そ、そんなこと言わなくていいです……////」

 

 

 

 へへっ、赤くなってやんの

 

 難しい話題に首突っ込んでるが、まだまだ子供ってところだな〜

 

 

 

「……先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。

 連邦捜査部[シャーレ]」

 

 

 

 捜査部ってことは、タイムパトロールの連中と同じことをしろってことか?

 

 やれやれ、どうやら俺もツキが回ってきちまったみたいだな

 

 

 

「単なる部活ではなく、一種の超法的機関。連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることも可能で、各学園の自治区で、制約無しに戦闘活動を行うことも可能です。」

 

「そいつは凄ぇや、もはや国際警察……いや、エージェントみたいなもんじゃねぇか。」

 

「シャーレの部室はここから約30km離れた外部地区にあります。今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に[とある物]を持ち込んでいます。

 先生を、そこへお連れしなければなりません。

 モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど……」

 

 

 

 そう言いながら、リンちゃんはモモカという人物に連絡をいれる

 

 ……話を聞いてると、不良に占拠されただの物騒な言葉が聞こえてくらぁ

 

 挙句、お昼のデリバリーが届いたからって通話を切られる始末だ

 

 リンちゃんは身体をプルプルと震わせていた

 

 

 

「落ち着けよリンちゃん、そんな怖い顔してたら折角の美人が台無しだぜ?」

 

「さっきからあなたはそう言うことを……少々問題が発生しましたが、大したことではありません。」

 

 

 

 そう言いながら、リンちゃんはユウカちゃんたち3人を見つめる

 

 

 

「ちょうどここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです。」

 

「……えっ?」

 

「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう。」

 

「ちょ、ちょっと待って!? ど、どこに行くのよ!?」

 

 

 

 リンちゃんが先導する形で俺たちを案内したのは、さっきの話にも出てきたシャーレの外郭地区

 

 そこら中で銃声やら爆弾の音が聞こえる

 

 しかも不良たちが、スケバンの女子学生ときた

 

 完全に無法地帯じゃねぇか

 

 

 

「なんで私たちが不良たちと戦わなきゃいけないの!?」

 

「サンクトゥムタワーの制御を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから……」

 

 

 

 パパパパッ!!

 

 眼鏡を掛けた女……チナツちゃんが喋ってると、ユウカちゃんが不良たちの銃弾を浴びてしまう

 

 

 

「お、おい! 大丈夫か!?」

 

「痛い! 痛いってば!! あいつら違法JHP弾を使ってるじゃない!?」

 

(あれほどの銃弾を受けてピンピンしてやがる……おもちゃの弾って訳じゃねぇのに、どうなってやがんだ……!?)

 

「伏せてください、ユウカ。それに、ホローポイント弾は違法指定されていません。」

 

「うちの学校ではこれから違法になるの! 傷跡が残るでしょ!」

 

 

 

 こんな無法地帯でも身体に傷が残ることを気にする辺り、ユウカちゃんも乙女ってことだな

 

 チナツちゃんから話を聞く限り、この子たちの頭に浮いてるヘイローとやらがあるお陰で何とかなってるらしい

 

 だが俺みたいな他所者は、銃弾一発でも命の危険があるという

 

 俺は今まで何度も撃たれてきたが、少なくとも耐性面ではユウカちゃんたちに負けそうだな

 

 

 

「先生は戦場に出ないでください! 私たちが戦っている間は、この安全な場所に……」

 

「おいおい、こんな将来有望な嬢ちゃんたちの活躍を指咥えて見てろってのか?」

 

「先生、それは……!?」

 

 

 

 俺は左腕を取り外し、自らの愛銃を不良たちに向けた

 

 

 

「先生、あなたは一体……!?」

 

「俺の名はコブラ! 史上最高の賞金首さ!!」

 

 

 

 俺の真の相棒……はレディだが、こいつだってそうだ

 

 なぁそうだろ? サイコガン!

 

 

 

「ぐわぁっ!?」

 

「な、何だ!? あの左腕に生えた銃は……?」

 

「へへっ! 見たか俺のサイコガンを!!」

 

「サイコガン……初めて見る銃ですね。」

 

 

 

 ヒュー! 俺のサイコガンを見て、黒い翼を生やした女……ハスミちゃんは興味深々みたいだ

 

 とはいえ、相手は海賊や根っからの悪人じゃないただの不良、しかも女の子だ

 

 急所は外して撃ってるが、ひとまず動けない程度にはしておいた

 

 

 

「ほぇ? ありゃ戦車か!?」

 

「あれは厄介ですね。」

 

 

 

 とか言ってたら、さっき盗まれたと話に出ていた戦車が現れた

 

 他の不良は撤退しちまってるし、アイツを仕留めれば戦況はひっくり返るな

 

 なら、俺がやることはひとつ……!

 

 

 

「後は頼んだぜ! ユウカちゃん! チナツちゃん!」

 

「ちょ、ちょっと先生!? 逃げるなんて卑怯よ!!」

 

「それと、ハスミちゃんは俺についてきな!」

 

「わ、私ですか?」

 

「なんでよ!? 私じゃ頼りないって言いたいの!?」

 

「ユウカさん、今は先生の指示に従いましょう。」

 

「わ、分かってるけど……!」

 

 

 

 よし、それで良いんだ

 

 ユウカちゃんとチナツちゃんが敵を引きつけている間、俺とハスミちゃんは互いの相棒の標準を合わせる

 

 

 

「ハスミちゃん、銃の腕に自信は?」

 

「私もこの銃と苦楽を共にしています。外さない自信はあります。」

 

「なら合格だ。俺が撃ったと同時に、あの戦車のキャタピラを撃ち抜くんだ。出来るか……? なんてのは野暮な質問か。」

 

 

 

 ハスミちゃんは自分の愛銃であるスナイパーライフルを構えると、スッと息を止める

 

 そうこうしてる内に、ユウカちゃんたちが引きつけていた戦車がこっちに近づいてくる

 

 戦車が正面を向いた……!

 

 

 

「今だ! キャタピラをぶち抜け!!」

 

 

 

 バァン!!!!

 

 

 

「どわぁっ!? コントロールが効かなく……!?」

 

 

 

 俺とハスミちゃんが同時に放った弾丸はキャタピラを撃ち抜き、戦車は制御を失って、そのまま近くの建物に突っ込んで停止した

 

 フッ、いっちょ上がりだぜ

 

 

 

「う、うわぁぁっ!?」

 

「に、逃げろ〜!!」

 

「不良たちが撤退していくわ……!」

 

「ハスミさんと先生、やってくれたようですね。」

 

「……よし、ひとまず奴らの主力はぶっ潰した。後は任せるぜ?」

 

「あれが新しい先生…あなたは一体……」

 

「俺の名はコブラ、史上最高の……先生さ。」

 

 

 

 この世界で俺が宇宙海賊であることを知る奴は現状居ないようだし、とりあえず史上最高の先生を名乗らせてもらおうか

 

 そういや、さっきの戦いに後から合流したっぽい子が居るな

 

 名前はスズミちゃん、トリニティ自警団という部活に所属しているらしい

 

 ……この世界は物騒な部活ばかりがあるんだな

 

 

 

 

 

 

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