『遊びですらなければ、ゲームですらない』になってしまいました。 作:konndou
すいません、だいぶん空きました なんだかんだで手こずった
今回からクロスオーバー始まります。
何処かはタイトルで解るね(笑)
75層攻略戦。
ココで一つの問題が発生した。
それは迷宮区を突破し、ボスの間の扉を見つけた時、扉に堂々とこう書いた有った
_入ると76層まで出れません注意。_
この為、攻略会議はこの件で紛糾していた。
元々、74層戦で転移結晶使用不能となり、75層は25層、50層の件も有り
初めから総力戦の予定で有った為この件で予定が狂った。
(因みに74層戦は先発隊10名が脱出不能になったがメールで
救援を呼ぶ事は出来たため、その間守りに徹したため、犠牲者は
出ていない。)
攻略会議の意見だが大まかにこのような形で纏まった。
・恐らくは何戦も有るであろう。
・もしくはボス戦事態が一ダンジョンな為かなりの長期戦が予想される。
・分断され、其処からの複数攻略か。
・通常ボスクラスの連続戦。
・最悪、25層、50層戦のレベルの同時戦、連戦。
まぁこんな感じである。
取りあえず、アイテムは必要に成りそうな物まで持って行けるだけ持って行く事に成り
回復系アイテム、常備アイテムなどは全員が文字通り持てるだけ持って行く事が
決められた。
そして、可能な限り万全の状態にした状態で只今ボス前の扉。
因みに編成もいつもとだいぶん違う。いつもは前中後衛だが
今回は分断の可能性も捨てきれないためバランス良く5~6人ずつに
別れている。
ヒースクリフ
「さて諸君、可能な限りの下準備はしたつもりだ、恐らくはかなりの長期戦が
予想される上に今までのボス戦とは一味違うのは間違いないだろう。
皆、薄々感じているとは思うが犠牲者の出る確率も今回ばかりは
かなり高いだろう。だが、必ず皆で76層で祝杯を挙げよう。」
「では、75層戦を開始しようか。」
「開門」
その言葉で75層ボスの扉が開かれた。
そして、開かれた扉からの光に包まれ攻略組は消えて行った。
・・・・・・・
扉から光があふれて眩しさに目をやられたが
光が収まった為、目を開けたらそこには予想外の光景が映った。
別に一面敵。とかでも攻略組の面々から分断されたとかでは無い。
辺り一面に広がる近代ビル群、舗装されている国道と思われる大型道路、
そして、高速道路に・・・。
いろんな意味で予想外だった。
皆一同呆然状態だったがヒースクリフが皆居るかの問いで
行動をようやく再開させた。
「さて、皆居る様だが・・・。」
言葉が詰まる。確かに今回は予想外の戦いになりそうだと、皆思っていたが
幾らん何でも予想外過ぎる。
そして、そもそもココ75層かとの声が上がったが確かめるのは簡単であった。
単純にマップを開けば地名や階層、場所なんかは地図が虫食い状態でも
表示される。
≪75層?ボスエリア・横浜≫
・・・・。
「なんでや!」
うん、みんなの意見の代弁をありがとう。キバオウさん。
皆各々と自分でマップを開いて確認していく
そして、顔が引きつっているか無表情になって行く。
「キバオウさん、あっちのビルのポストの住所、マジで横浜や」
「なんやてー」
「・・・・ホンマや」
そして
てか俺らもしかして戻って来たとか?
と言う声が出たがこの一言で終わった。
俺、横浜在住じゃなかったが横浜こんな感じだったか?
どう考えても色々と違いそうなとこがちらほら感じた
そして小田原市在住の人間がいたがどう考えても
違うと、そもそもなんか近未来過ぎるとの事。
流石に2年くらいでこんなに変化はしないだろう。
そして、別の違和感を感じた。
人の気配を感じない。
今気が付いたが、今皆で話している場所、恐らくは国道のド真ん中だ
昼間のしかも大都市と言っていい横浜で道路の真ん中にこれだけの人数が
話しているのに車一つ動いているのを見ないし人も居ない。
現にコンビニにも商品などは今日入荷したと思われる商品が陳列してあるのに
店員が一人も居ない。どう考えても異常だ。
その上こんな格好してるのにな俺ら。
改めて冷静に考えたら横浜市内でこんな格好の俺ら
某聖地ならともかく、これはいろんな意味でヤバい。
現に結構な人数が顔を赤くしている。
これは流石に取りあえず誰も居ないので保留にする事にした。
其処にアルゴが
「どうやら一応は人、居る様だヨ。
聴覚スキル高い奴、取りあえず向うの方、スキル発動させて聞いてみなヨ」
取りあえず聴覚スキル高い面々が言われた通りの方向にスキルを発動させて
耳を澄ませてみたら騒音に近いが色々と音が聞こえたが、
「これ、銃声じゃない」
シノンがそう言った。確かにそう聞こえるがそこにエギルが続けざまに
「しかも、こりゃーマシンガン系の打ち合いだな」
この中でもエギルだけが現物のマシンガンを扱った事があるらしく
銃撃音である事を示唆した。
「ココ横浜だよな?」
誰かがそう言った。
「恐らくは横浜で間違いないだろう。ただ我々が知っている横浜とは
間違いなく違うようだが」
・・・・・・・。
「取りあえずコンビニにパソコンあったし其処から情報探さないか?」
「キラ(小笠原)の奴、得意だし」
(え?、なぜ俺やし)
((お前、名前の通りキラだったろうが種))
(そうやった)
((忘れんな))
(仕方ないだろ、アインクラッドにパソコンなんかねーし)
「確かに情報はあった事に越したことはn」
この時、聴覚スキルをまだ発動したままにしていた為急速に
此方に近づいてくる車両と思われる存在に気が付いた。
「前衛前に」
「後衛魔法班、建物の死角から出てきた瞬間やるぞ」
「魔法、牽制並び本命攻撃用、用意して置け」
そして、姿を現したそれは
「なんやアレ」
「しゃ、車両?」
「なんだあの戦車モドキ」
「どちらかと言えば装甲車っぽいが、なんだあの人型兵器の
出来損ないみたいなの」
「案外スピードは有るな」
「先、牽制行くわ」
「おう、シノンやったれ」
「足狙え足、どう見てもバランスいい感じのモンじゃねーだろうし」
「わかったわ」
そうして放った矢だが、当然の事シノンが外す訳もなく命中した。
そして、見事命中し、人型兵器の出来損ない?を爆発四散させたのだが
その結果見事に混乱させるはめに成る。
・・・・。
「「「「え?」」」」
当然である。
そもそもシノンが撃った矢は牽制が目的、撃破が目的ではない。
元々の矢の威力しか無い、魔法やソードスキルを付けた訳では無いので。
後ろに控えている魔法組に尋ねる目的で顔を向けたが
全員が顔を横に振っている、全員撃ってはいない。
結果その場に居た全員をある意味困惑させたが結果として
「弱ッ」
で纏まった。
「ッ」
「オイ、なんかまた同じの来るぞ」
来る道は違うが同じのがもう一台近づいて来た。
「丁度いい。魔法組さっきは打つ暇なったんだ、出て来た所を纏めて行くぞ」
そしてすぐに先ほどの人型兵器の出来損ないが先とは違う角から出て来た
「打て―――」
そして放った魔法攻撃はものの見事に出来損ないを爆発四散させた
隣のビルごと。
「お前ら出番無かったからって、少しは威力考えろ――」
「いや、これいつもの牽制用に放ってる奴とかだぞコレ!」
「ハァ?!」
・・・・
・・・
・・
・
―――――――
「指令、遊撃並びに攪乱中のD-3並びその直後にD-4がロストしました」
「なに?」
「日本の国防軍でしょうか?」
「いや、国防軍の即応部隊でもいくらなんでも早過ぎる、
オペレーター、D-3、D-4からの情報は有るか?」
「いえ、報告する暇も無く撃破された模様です」
「・・・、恐らくはこの状態だ日本の魔法師共が義勇軍モドキを有志で結成
したとしても可笑しくわない、関東支部に向かう途中のそれなりの規模、
そして実力がある面々に遭遇したと考える方が自然だろう、
参謀、その後の動向は?」
「ハッ、その後に無人偵察機を送った所、人数は残念ながら近くの建物の中に
入った物も居るため正確な人数は不明ですが少なくとも規模は40名以上、
その後そこから移動は現時点では確認されていません。
それと、確認された集団ですが奇妙な服装の面々が多いため
恐らくは日本の古式魔法の使い手が中心かと」
「多いな、しかし今動いていないのは確かか?」
「ハッ、移動は確認されていません、少数などもです。
その場で警戒しつつ動きは有りません」
「偶然の遭遇が向うは襲撃に勘違いし、今これからの動きについて相談中
と言った所か」
「相手の数が数な為そう考える可能性も、D-4も遭遇はD-3とほぼ時間差が
有りませんでしたし」
「このまま関東支部の魔法師共に合流されても面倒だがどうやら慎重過ぎるのが
こちらに好都合だ、このまま警戒しつつの移動ならこの距離だ関東支部への
合流はこちらの計画の障害には成らんだろう」
「指令、無人偵察機落とされました」
「何?、遠距離からでいい他の機からの情報を回せ」
「ハッ」
「・・・・動きは無しか」
「どうやら、その場で守りを固めたようです」
「こちらからしたら好都合、そのまま遊兵化してもらおう」
「偵察機は近づけるな、撃ち落とされてはかなわん」
「指令、この集団は無視する方向で?」
「勝手に遊兵化してくれている者に手を出すバカはいまい」
「ですな」
「さて、参謀計画通りに進んでいるか?」
「ハッ、現状問題は有りません」
「そうか、なら計画通りに実行せよ」
「ハッ」
クロスオーバー 第一弾。