TS転生した僕は双子の妹と百合百合したい! 作:深夜テンションの変態さん
「じるぅ…おはよう」
朝だから舌が回らないな、
あれ?今日のジルは触り心地が違うぞ…
あ、そう言えばジルは別のベットで寝たから僕のしっぽか。
うぅ…流石にかわいそうだったよな、
実際どれくらいがいいのかな?お父さんとお母さんに聞いてみるか今何時かわかんないけどリビングに行けばいるかな…居なかったら寝室行けばいいか。
「お母さん~お父さん~」
「ヘナ、おはよう。ジルは?」
「多分寝てる」
「2人の部屋から鳴き声がしたけど喧嘩でもしたか?」
「あながち間違いじゃないけど…」
「けど?」
お母さん、お父さん、夫婦そろって珍しいものを見る目をしないでほしいな。
僕は見世物パンダじゃないんだ。
まぁ話すけどさ。
「昨日お母さんから『ジルを甘やかしすぎ』って言われたからとりあえず触れないようにした」
「それで?」
「お母さん呼ぶときに一人で行かせたり、一人で寝てもらうために結界を張って一人で寝かせた」
「「・・・」」
あのぉ…なんでそんな反応になるんですかね?
2人ともどうしてそうなったみたいな顔しないでよ…
「ヘナ、あれは『自分でできることはやらせなさい』って意味です
決して拒絶しろとは言ってません」
「?」
拒絶はしてるつもりはないけどな…
「例えばな、
仲良かった友達が急に無視してきたらそれは拒絶だ
ヘナ、いつもジルに何をしてた?」
「あ~んをしたり、しっぽを触らせてあげたり、一緒にお母さんに怒られてる時にかばったり、慰めたりしてるよ」
「思ったよりも甘やかしてるな…」
「それがどうしたの?」
「お母さんが言った意味聞いただろ」
「うん、どうすればいいの?」
「まず、ジルにあ~んをしない、慰めるのはいいけど一緒に怒られるのは駄目だ
一番大事なのはジルに昨日の夜のことを謝って仲直りすることだ」
「抱きしめたり、しっぽを触らせたりしてもいいってこと?」
「抱きしめるのはいいがしっぽはなぁ…
まだ早いか…」
「ヘナ、いいけどまずは謝ってきなさい」
「は~い、ありがとね
お母さん、お父さん!」
どんな風に謝ればいいかな…
普通に『ごめんね』でいいかな?
まぁいいや僕とジルの部屋に戻ろ。
「なぁいい加減しっぽを触らせる、触る意味を教えたらどうだ?」
「ヘナもジルもまだ子供だから早いです」
「そうか…そういうならいいが」
なんか聞こえたけど気のせいかな。
★■★■★
「ジル~起きてる?」
「・・・」
反応がないな、まだ寝てるのかな?
可愛いジルの寝顔でも見て起きるのを待とうかな…
そ~っと布団をどかして・・・
あれぇ?ジルがいないぞ。
僕のベットに移動したのかな?
「ジル~ごめんn」
いない…
すれ違った?
う~ん行ってみるか?
「お父さん~ジル見た?」
「見てないぞ」
「お母さんは?」
「しらないわよ」
「あれ?」
「どうした?」
「ジルが部屋にいなかった」
「私たちの寝室は?」
「見てくる」
ジルお母さんとお父さんに話でもあったのかな?
とりあえず布団をめくるか。
いないぞ…
そういえばこの世界に来るときに双子の片割れの場所がわかる能力をもらったはずだから使ってみればいいか
なんで今まで忘れてたんだ僕…
えい!
フムフム…方向が分かる感じね…ジルの居る方向はっと
「え?」
なんで…窓のある方向をさしてるのかな?
もしかしてジルが家にいない?
一回落ち着け僕、まずはお父さんとお母さんに報告して外に行ってジルを探そう
「お父さん!お母さん!ジルがいないから家の周り見てくる」
「待ちなさい!」
今は無視して急いでジルの居る方向に向かう、
あとでお母さんに怒られるとしてもジルが心配だ。
ジルは強いけど万が一寝込みを魔物に襲われたりしたらひとたまりもないだろうから。
神獣と普通の獣人はいくつか違いがあるけど明確に違うところがある。
それは
普段は普通の獣人と同じ人型で過ごしてるけど今は獣の姿の方が動きやすいし、早いから獣になって森を駆ける。
ん?なんか
そんなことよりもジルだ!急げ!
にしてもジルどこまで行ったんだよ…
僕と同じように獣になって走ってるのかな…
木が邪魔だな…結界をうまく使って空を走れないかな?
もの試しだやってみよう!
まずは階段状に結界を張って上にあがって、
ある程度あがったら結界を床代わりにして走れば…
うん、上手くいきそうだな!
ジルがいる方向が逆になったから追い越したな。
どれくらい走ったかな、覚えてないや。
とりあえず降りて人型になって、
「ジル~どこにいるの?」
__カサカサ
草がすれる音がするな、行ってみるか。
「あ、いた!」
「!!」
こら逃げようとしない、
周りに結界を張って逃げれなくしてやる。
「こないで!」
得意な雷の魔法を撃ってきやがった、
もう、僕じゃなかったら一発でお釈迦さまだよ。
「ジル、話がしたいんだけどもいい?」
「いやだ!」
「昨日のことで怒ってるの?」
「・・・」
黙った図星かな?
「昨日は冷たくしてごめん」
「・・・きらいになったんじゃないの?」
「違うよ」
「・・・じゃあなんで?」
「お母さんに言われたことを僕がへんな解釈したせい」
「・・・好き?」
「ジルのことが?」
「・・・うん」
「それはもちろん、
大好きだよ」
「・・・お母さんとお父さんよりも?」
「そうだよ」
「・・・しっぽさわりたい」
「いいよ、昨日触れなかった分までいいよ」
後ろを向てジルが触りやすいようにしてっと
「ほら、おいで」
「おねぇちゃん、かおみたい」
後ろ向いた意味とは?
どうでもいいか、昨日自分のしっぽを抱き枕にした要領で前にしっぽを移動させて、
これでいいかな
「どう?」
僕ごと抱き着いてくるのか…
予想外だなぁ。
「・・・すこしこのままがいい」
立ったままはキツイな。
「少し離して」
「・・・なんで?
そんな泣きそうな顔しないでほしいな少し木に腰かけて座るだけだから、
よっこいしょ…
「いいよ、おいで」
「・・・うん」
昨日可愛がれなかったからその分可愛がろうかな。
よしよし…いい子、いい子。
「すぅ…すぅ…」
疲れてたのかな寝ちゃったな。
ジルが無事で安心して眠くなってきたな。
僕も少し寝るか。
周りに結界を張って、
おやすみなさい…
そういえば変なにおいはもうしないけど何だったんだ?