TS転生した僕は双子の妹と百合百合したい! 作:深夜テンションの変態さん
同士がいるといいな
「ふぁぁぁ~」
知ってる天井だ…と言うか僕の家だ…
とりあえずおはようございます?
僕いつの間に寝てたんだろ?
何か楽しいことしてたような…
まぁいいかジルどこ…
「起きたか、気分はどうじゃ?」
「だれ?」
本当に誰だろ…この小さい女の子?
迷子かな?
「なんか失礼なこと考えておるじゃろ?」
「ソンナコトナイヨー」
「まぁいい、ほら行くぞ」
行くって言ったってどこに行くの?
「四の五の言うでない、つい来るのじゃ」
う~ん。
ジル探すついでにいいか。
「ジルどこにいるか知らない?」
「知ってるが、あとでな」
なんだこのロリ…意味深なコト言いたい時期かな?早めに終わらせておくといいよ
「心の準備をしておくのじゃよ」
なに言ってるの…?ただ扉を開けるだけじゃ…
え?何で…家の目の前が血まみれで…
お父さんの顔が…?ほかのところは?
「何を呆けておる、お前がやったことじゃろ」
僕がこれを…何かの冗談でしょ…きっとそうだ…
「そこにある死体なんか見覚えはないか?」
この頭がなくて、お腹が食べられた跡があるやつ?
嫌な予感がする…まさかね?
「はぁ…腕を見てみ」
う、うん…
嫌な予感が当たっちゃった…いつもお母さんがつけてたブレスレットだ…
「オェ…」
キモチワルイ…
「広場に行ってみろ、探してたジルがいるぞ」
「少し待って…」
うぅ…
別の方を向こう…また別の死体があるよ…
あれ…しっぽとケモミミがないぞ…それに鎧をつけてる…
「あの死体が気になるのか?」
「うん…」
「人間じゃよ、この村を襲って返り討ちにあった」
あ、思い出した。
お父さんとお母さんを食べたの僕だ…
「オェェ…」
全部吐き出せ…もしかしたらまだ間に合うかもしれない…
「悪いがもう1日たってるぞ、
早く広場に行け…」
だいじょうぶ…だいじょうぶ…
うぅ…足が重い、死体も増えてる。
ジルいた…
「おねぇちゃん…これって…」
「そっから先はやめて」
「ぎゅーってして…」
「わかった」
ジル、そんなにものにしがみつくみたいに抱き着かなくても僕はここにいるよ…
爪が食い込んで少し痛いよ…我慢すればいいか。
「ジルにはもう聞いたのじゃが、
ヘナお前は生きたいか?それとも死にたいか?
死にたいならワシが殺してやる」
「ジルはなんて答えたの?」
「おねぇちゃんがいきるなら、いきる…」
つまり僕がジルの生死を決めるってこと…
ジルには生きててほしいけど…ぼくは…
「悪いが厳しいことを言わせてもらうが、
死は逃げじゃぞ、今死んでも誰も許るしてはもらえんぞ、ただお主が楽になるだけじゃ」
「ジル、僕無しで生きてって言ったらどうする?」
「いや…おねぇちゃんしかいない…ひとりぼっち…いや…」
そっか…じゃあ、
ジルが壊れないように守るために生きようかな…
あ、なんか心が軽くなったな。
ちゃんと心の中で誓ってみるか…
僕、アルヘナは妹アルジルを守るために生きます。
うん、気持ち悪さも重さもどっか行ったな。
「決まったようじゃな。
答えを聞こうか」
「生きるよ
ジルも生きてくれるよね?」
「うん…」
ならいいや。
僕が守ってあげるかねジル、
お母さんとお父さんの分まで、
心も体も全部、全部ね。
「自己紹介がまだだったのぉ
ワシはリリィ・アルコア
人間たちからは魔王と呼ばれておる」
そう言えばまだだったな…
僕をこの世界に送った女神様もリリィがあったような…
どうでもいいか、ジルを守ること考えようっと。
「お主らを魔王軍にスカウトしたいと思うどうじゃ?」
「戦うことになるの?」
「まぁな」
う~んジルが危険にさらされるから嫌だな。
「もちろんすぐとは言わんし、しばらくお主らを保護するつもりじゃ」
しばらくの間安全が確保できるならいいか?
「ジル、どうする?」
「おねぇちゃん、決めていいよ…」
「ジルが決めてほしいな、
僕はどっちを選んでも一緒にいてあげるからさ」
悩みだした。
どっちを選んでもメリットとデメリットがあるから、
分からないとしてもジルに選んでほしいね。
「いく…そのまえに…おとさんとおかさんに…おわかれしたい…」
「わかったぞ」
「おねぇちゃん…」
「どうしたの?」
「いっしょにおわかれしょ?」
「いいけど、どうするの?」
「わかんない…」
前の世界のやり方ならわかるけど…
「墓でも作るか?」
「どうやるの…?」
火葬かな?土葬かな?
「地面を掘って死体埋めるんじゃよ」
土葬か。
「穴掘るの?」
「そうじゃよ。獣姿になって掘って死体を入れて埋めるだけじゃ」
「なりたくない…」
「僕がやろうか?」
「やめて…おねぇちゃん…」
「しかたがないのぉ、ワシが魔法でやってやるわい
ただしお主らの親は自分たちで持ってこい」
じゃあお父さんとお母さんを連れて来るだけでいいのか。
「ジル、行こ」
「うん」
お父さんの首から下は僕が食べちゃったからな…
お母さんは頭をつぶしたし…はぁ…
「おねぇちゃん」
「なに?」
「おかあさんすきだった?」
「もちろん」
優しくて、ご飯がおいしくて、僕とジルのことを思ってくれてて…
「おとうさんは?」
「好きだったよ」
お母さんと同じで優しくて、狩りがうまくて、話をしっかりと聞いてくれて…
「おねぇちゃん…がまんしなくてもいいよ…」
「?」
「ないてる…」
ジルもじゃん。
「おねぇちゃん、おやすみして…いっしょになこ…?」
「ジル来て」
泣いてるところは見られたくないな…
「目つぶって」
「うん」
少しだけ、、、
「どうして…こんなことになっちゃったんだろうね…」
「おねぇちゃん…よしよし」
初めてよしよしされたなジルに…
★■★■★
「随分と遅い帰りじゃな」
「ごめんなさい…」
「ちゃんと持ってきたか?」
「うん」
お父さんの頭とお母さんの胴…
「その穴に入れるのじゃ」
「さようなら、おとうさん、おかあさん」
正座をして手を合わせながら、
お父さん、お母さん、ジルは任せてね。
僕が守るから。