最も恐ろしい敵は、優しさの面を被って現れる。 作:綾隆と先生を救いたい……?
特別試験2日目、午後。
鬱蒼とした原生林の上空から注ぎ込む太陽の光は、木々の葉に遮られ、地面に不規則な斑点の影を落としていた。
Dクラスの食料探索グループに混ざって熱気と湿気の立ち込める森を進んでいた栞は、額に薄っすらと汗を浮かべ、少し疲れ気味な表情を浮かべて歩いている。
今回の女子探索グループは以前の栞、佐藤、松下の三人に加え、前園杏と森寧々の二人を合わせた計五人編成だ。
「はぁ……蒸し暑いなぁ。前園さん、そっちは何か見つかりそう?」
手で顔を扇ぎながら森の奥を覗き込んでいた森が不満げに声を上げると、隣を歩いていた前園が首を横に振る。
「ううん、こっちも木と雑草ばっかり。スポットも食料になりそうなものも全然見当たらない。森さん、そっちは?」
「ダメダメ、全滅! もう歩き疲れちゃった~」
二人が溜息を吐く中、グループの前方を歩いていた佐藤が立ち止まり、振り返って声をかけてくる。
「ねえ常盤ちゃん、そっちの方って何かありそう?」
栞は足を止め、いつも通りの優しい笑みを浮かべて小首をかしげた。
「ううん、こっち側も背の高い雑草ばかりで何もないみたい。……あ、でもね」
栞は申し訳なさそうに自分の足元と、腰に下げた水筒に視線を落とした。
「……みんな、ごめんなさい。実は私……さっきスープに入れる用の山菜を探してる時に、少し奥の木陰に群生してる野いちごみたいな実を見かけたの。もしよかったら、少しだけ採取しに戻ってもいいかな? 夕食の時にみんなで食べられたらと思って……」
「野いちごか……。もし食べられるなら貴重なビタミン源になるね〜。……常盤さん、助かるよ」
少し後ろを歩いていた松下が鋭い視線を一瞬走らせつつも、落ち着いた口調でそう評価してみせる。
「えっ、本当!? 常盤ちゃん、そんなの気付いてたんだ! 全然いいよ、なんなら一緒に行こうか?」
「うーん……そんなに量はなかったから、一人でパッと採ってくるよ。でもありがとう! ……あ、あと、あのね、佐藤さん……ううん、麻耶さん。良かったらこれからはそう呼んでもいい……?」
「あはは、もちろん! じゃあ私も『常盤ちゃん』より『栞ちゃん』って呼んでいい?」
パッと花が咲いたような笑顔を見せる佐藤に、栞は嬉しそうに目元を和ませた。ほんの僅かな会話の隙間に親近感を滲ませ、自然に相手の警戒心を解いて「麻耶さん」「栞ちゃん」とお互いを名前で呼び合う関係へと上書きしてみせる。
「いいなぁ、野いちご! デザートになるじゃん! 常盤さんナイス!」
前園が声を弾ませると、森も「……甘いもの食べられるなら最高~!」と嬉しそうに同意した。
「ふふ、うん! どうせみんな目と鼻の先だし、今のうちに先の方の様子を四人で見てきて? 集合場所は……ここら辺でいいと思う。私、すぐ摘んで追いつくから!」
「オッケ~! じゃあ無理しないでね! 何かあったらすぐ大声出すんだよ~、栞ちゃん!」
「うん、ありがとうね!」
手を振り、佐藤たち四人が落ち葉を踏みしめて先へと進んでいくのを見送る。
その背中が完全に木の幹の向こう側へと消え、足音が遠のいた——まさにその瞬間。
栞の顔から、可憐で温かな「クラスメイト」の表情が痕跡すら残さず消え失せた。
(……ふう。これで二十分は誰も戻ってこないね)
栞は周囲の配慮に感謝する「可憐な女子生徒」の仮面を脱ぎ捨て、冷酷な観察者の目で付近の死角を確認する。
単独行動を起こす際、「不自然に一人になる」のではなく、「他者のため、あるいは害のない理由で自然に別行動をとる」。そう思わせておくことこそが、後から誰かに追及された際の完璧なアリバイになる。
一人になった栞は静かにPHS端末を取り出し、画面を見つめた。
手元の端末には、昨夜の甘い毒によって完全に自我を打ち砕かれ、羞恥と依存に身を委ねた千尋のあられもない姿と、Bクラスの『キーカード』の明瞭な写真が鮮明に映し出されている。
(ふふ……綺麗。一之瀬ちゃんの「信頼」という言葉がいかに脆いかを示す、最高の証拠品)
「……さて、次のお人形さんはどこかな」
栞は可憐な唇を小さく綻ばせると、野いちごや山菜を取りながら足取りも軽やかに、事前に約束を取り付けていた森の奥の洞窟付近へと足を進めた。
※
指定した大木の陰には、周囲を落ち着かない様子で見回している一人の男子生徒が立っていた。
Aクラスの葛城派の側近——戸塚弥彦だ。
「……常盤、さん! 本当に来てくれた」
栞の姿を認めると、戸塚の顔が一瞬で明るく染まった。
本来、戸塚にとってBクラス以下の下位クラスの人間など、優秀なAクラス所属である自分が見下すべき「落ちこぼれの不良品」に過ぎない。特に無人島で右往左往するDクラスの生徒たちなど、視界に入れる価値すらない雑魚だと吐き捨てていた。
しかし——この常盤だけは、完全に別格だった。
入学以来、葛城の影に隠れて周囲から正当に評価されず、劣等感と功名心をくすぶらせていた戸塚。そんな彼のプライドを言葉巧みに満たし、5月頃より秘かに密会を重ねて、この特別試験の直前、船上でPHS端末を手渡してくれたのが栞だった。誰よりも優しく自分の全てを認め、全肯定してくれる彼女の可憐な笑顔と甘い声に触れて以来、戸塚の脳裏から栞の存在が離れたことはなかった。
(……Dクラスや坂柳派の奴らは下劣で愚かだが、常盤さんだけは違う。彼女は俺の価値を正しく理解してくれる、たった一人の特別な女の子なんだ……。彼女だけAクラスに来てくれればいいのに)
「ごめんね、弥彦くん。待たせちゃったかな?」
「いや、全然! おれ――僕も今着いたところだから」
申し訳なさそうに胸の前で両手を合わせる栞に、戸塚は鼻の下を伸ばして照れくさそうに頭を掻いた。いつもの見下した態度は跡形もなく消え去り、そこにはただの好意に浮かれる、年相応の男子高校生がいた。
「それで……急に連絡をくれたけど、何かあったのか? Dクラスで困ったことでも……」
「ううん、私のことじゃないの。……弥彦くんのことが、心配になっちゃって」
「えっ、僕の……?」
栞は少し悲しげに瞳を伏せ、湿り気を帯びた瞳で戸塚の表情をじっと見つめた。
「葛城くんの統率力は確かにすごいと思うの。弥彦くんが付いていく気持ちもよく分かる。でも……何でも一人で決めちゃって、一番近くで頑張っている弥彦くんの努力を、ちゃんと認めてくれていないんじゃないかなって……それがすごく胸が痛くて」
「っ……! 常盤さん……」
痛いところを突かれ、戸塚の胸が激しく波打った。
葛城の厳格で手堅い方針には共感し従っているものの、彼自身「俺だってAクラスを勝利に導く功労者になりたい」という承認欲求を静かに滾らせていたからだ。
「弥彦くんはすごく優秀で責任感があって、私が知っている限り、誰よりもAクラスのことを考えているのに……このまま葛城くんの影に隠れているだけなんて、もったいなさすぎるよ」
「僕を……そんな風に評価してくれるのは、常盤さんだけだよ。Aクラスの奴らだって、俺のことを葛城さんの金魚のフンみたいに見て……」
「そんなことないよ。私は知ってるもん……弥彦くんがどれだけ素敵で、力がある人か」
栞は静かに一歩を踏み出し、戸塚との距離をゼロにした。
甘い果実のような香りが、むっとした森の熱気と混ざり合って戸塚の鼻腔を支配する。
「常盤……さん……?」
息を呑む戸塚のジャージの胸元に、栞の白く細い指先がそっと触れた。
滑らせるように胸元から鎖骨、そして上着の襟ぐりへと指先を這わせ、戸塚の体温を感じ取るように確かめる。戸塚の身体がカチコチに強張った。
「ねえ、弥彦くん。葛城くんを助けて……ううん、葛城くんを超えて、Aクラスを『大勝利』に導く本当の英雄になってみない?」
栞の可憐でどこか妖艶な声が、耳元で鼓膜を震わせる。
吐息が耳朶をくすぐるたび、戸塚の背筋にゾクゾクとした快美な痺れが駆け抜けていった。
「え、英雄……僕が……?」
「うん。……実はね、私……弥彦くんがこの試験で大活躍するための『特別な計画』を用意しているの」
「……特別な……計画……!?」
「そう。他クラスの喉から手が出るほど欲しい情報を……弥彦くんだけに、最高のタイミングでプレゼントしてあげる」
栞は下から覗き込むように、濡れた瞳で戸塚を見つめた。
そして、片手で戸塚の首元に手を回して距離を詰めると、彼の胸元をもう片方の指先でトントンと優しく叩く。
「でもね、今はまだ秘密。この計画は、私と弥彦くんとの最高に甘い秘密なんだから……勝手に葛城くんたちに言っちゃダメだよ? 私の指示を待って、私が『今だよ』って教えた時に指示通りに動いてくれる?」
「あっ……ああ……! 分かった、分かったよ常盤さん! 葛城さんにも誰にも絶対に言わない……! 君の言う通りにする!」
「いい子。私を信じて、待っていてくれるよね?」と囁きながら、栞は戸塚の耳裏にそっと自分の頬を寄せる。触れるか触れないかの刹那的な皮膚の接触に、戸塚の思考力は完全に熔解した。
他クラスへの蔑視など露と消え、彼女の甘い体温と吐息だけが戸塚の世界のすべてになった。
「ぼく……俺、君のためなら何だってする! 君が授けてくれる計画で、俺がAクラスの英雄になってみせるよ……!」
「全肯定」と「魅惑の毒」を全身に浴びた戸塚は、自分が栞の糸で繰られる人形になったことすら気づかず、恍惚と背徳感の混ざった歓喜に身を震わせていた。常盤の前では無意識に「僕」と幼く甘えて縋りつきながらも、頭の中では「俺が英雄になる」という彼女に魅せられた妄想を膨らませていく。
「ありがとう、弥彦くん。……私だけの英雄になってね」
栞は小悪魔のように小さく小首を傾げると、つま先立ちになって戸塚の顔へ顔を寄せた。
触れ合いそうなほど至近距離で甘い視線を交わし、その耳元へそっと唇を近づける。熱を帯びた吐息が直接耳朶をくすぐり、戸塚の背筋にゾクゾクとした熱い痺れが駆け抜けた。
「ふふっ……顔、すごく赤くなってる。かわいい……」
耳元でくすくすと囁き、仕上げとばかりに両手の指先で戸塚の頬や首を優しく撫でる。そのまま滑らせるように胸元からお腹、そしてズボンの上から下腹部の膨らみへと、温かな熱を確かめるように指先を静かに滑らせた。
指先越しに伝わる硬い感触と熱い体温を愛おしむように優しく逆手で撫で上げ、戸塚が息を呑んで体を跳ねさせた瞬間、焦らすようにすっと手を引いた。
与えられる優しさと甘いお預けに、戸塚は息を呑み、完全に生殺与奪の権を握られたオスの顔で栞を見つめることしかできない。
「じゃあ……また連絡するね。気をつけて帰ってね、弥彦くん」
名残惜しそうに、しかし栞への狂信的な熱を瞳に宿しながら去っていく戸塚の背中。
その姿が完全に森の奥へ消えると、栞は可憐な笑みをたたえたまま、うっとりとその瞳の奥の濃い愉悦を深めた。
(ふふ……あはは、本当にかわいい。あんなに簡単に私の言葉を信じて、顔を真っ赤にして……)
その微笑みは決して冷めたものではなく、より一層甘く濃密なものへと深まっていく。
自分が張り巡らせた糸に簡単に引っかかり、滑稽なほど自分に依存していく過程を見るのが、たまらなく愛おしく、面白いのだ。
(大丈夫だよ、弥彦くん。私の計画通りに動いてくれれば……少し大変な思いはさせちゃうけれど、君は間違いなくみんなが認める『本当の英雄』になれるんだから……ふふ、一体どんな姿で英雄になってくれるのか、今から楽しみだね)
可憐な少女の皮を被ったまま、栞は心底楽しそうに胸の前で両手を組み、うっとりと細められた瞳で森の木々を見上げる。
仕掛けた毒が着実に回っていく手応えを噛み締め、甘い満足感とともに小さく息を吐いた瞬間だった。
※
一分ほど歩いた森の開けた場所で、一本の太い木に背を預けている男がいた。
綾小路清隆。
彼は両手をポケットに入れたまま、ただ静かに佇んでいた。
先ほどまで堀北と共に各クラスの拠点状況を探る偵察を行っていた綾小路は、堀北と別れた後、一人でここへとやってきた。
目的は偵察の最中に偶然見つけた、探索班の集団に合流せず、Dクラスの拠点からも不自然に離れていく気配を見せた栞の追跡だ。
今の彼にはDクラスをこの特別試験で勝たせ、他クラスを過剰に叩きのめす理由も、自ら表に出てクラスを率いる理由もない。関心があるのは、堀北がこの無人島で人間としてどう成長していくか。そして、その裏でひっそりと蠢く栞の存在だった。
「……あら、綾小路くん。また会ったね」
栞は動じることなく、いつもの目立たない女子生徒らしい可憐な微笑みを浮かべて立ち止まった。
「……探索や山菜採りの途中にしては、少しDクラスの拠点から離れすぎている気がするが」
「ふふ、ちょっとお花を摘みにね。バレないようにスればバレないし、女の子にはいろいろあるの。綾小路くんこそ、こんな森の奥で何をしていたの?」
「堀北との偵察が終わってな。少し一人で風に当たっていただけだ。……拠点の周りは少し騒がしいからな」
交わされる言葉は、どこまでも平淡な日常会話。
だが、栞は一歩、また一歩と綾小路へ近づき、彼の目の前で足を止めた。
見上げる視線。前髪の奥の双眸が、静かな毒を含んで揺らめく。
「綾小路くん。……私、さっきAクラスの男の子と会っていたの」
「……そうか」
「隠さないんだな、って思わないの? 昨日の夜もそうだったけど、綾小路くんには隠す必要がない気がしちゃって」
栞はクスリと小さく笑うと、首を少し傾げた。
「あの子ね、『Aクラスの英雄になりたい』なんて、すごく健気な夢を持っていたんだ。だから私、少しだけ背中を押してあげたの。そして、光を与えてあげた……」
「光か。……光が強くなればなるほど、その足元に伸びる影も深く濃くなると思うが」
綾小路の何気ない返答に、栞の胸の奥で甘い痺れが走る。
自分が何のために戸塚に近づいたのか。その裏の意図を、この男は恐らく一切の非難や嫌悪を交えず、当たり前のことのように受け止めている。
「ふふ……やっぱり、綾小路くんは面白いな。誰も気づかない私の『お仕事』を、そうやって何でもないことみたいに聞いてくれるんだもの」
「言ったはずだ。オレはただの観察者だと。お前が誰に何を与えようが、オレが口を挟むことじゃない」
「私を止めたり、クラスのみんなにバラしたり、先生に言ったりはしないの?」
「オレがそんな面倒なことをすると思うか?」
「ふふ、思わない。……だって綾小路くんは、私を嫌ったりもしないし、私に怯えたりもしないんだもの」
栞は忍び寄る蛇のように、綾小路の耳元へ顔を寄せ、甘く囁いた。
「平田くんも、Bクラスのあの子も、戸塚くんも……みんな私の優しさに甘えて、私なしじゃいられなくなっていくのに。綾小路くんだけは、ただそこにいて私を見つめてくれる。……ねえ、敵でも味方でもないなら……これからも、ずっと私のことを見ていてくれる?」
目立たず静かに毒を撒く自分を、唯一ありのまま見つめてくれる存在に対する愛着。
綾小路は表情一つ変えず、静かに栞の視線を受け止めた。
「お前が何をしようと自由だが……オレの平穏な生活まで巻き込むなよ」
「ふふ、残念だけどその約束はできないかな。……でも、綾小路くんのことは特別に大事にしてあげる」
栞は満足そうに微笑むと、綾小路の脇をすり抜け、Dクラスの拠点へと歩き出した。
すれ違いざま、夜風のように可憐で冷たい声が残される。
「……本当の光を知らない可愛い私の作品たちが、影の深さに沈んでいくところ……楽しみにしていてね」
立ち去っていく栞の背中を、綾小路は静かに見送っていた。
風にたなびく彼女の長い緑の髪と、消え残る甘い香り。
(彼女は……目立つような自身の大きな勝利、大きな力そのものを求めているわけではないな)
綾小路の冷徹な観察眼は、栞の静かな動きの真意を読み解いていく。
目立たぬ位置を保ったまま、平田を安全基地として自分の側に繋ぎ止め、Bクラスの誰かを抱き込んで内側から侵食し、戸塚には功名心を与えてAクラスに静かに干渉する。
表に出て注目を集めることを避け、周囲にはおとなしく無害な生徒として振る舞いながら、陰で関係性を書き換えていく手腕。
(自分はあくまで目立たず、やりたいことの表には誰かを立てる。それを知っている者は限られているから、そうやって周囲を段々自分依存に陥らせ、静かに盤面をコントロールする……それが彼女のスタイルか)
堀北を成長させ、クラスとして形にしていく上で、この目立たない位置から毒を撒く常盤栞という存在は常に頭に置いておかなければならない。
表舞台で堀北が壁にぶつかり成長しようとする裏で、栞が撒いた毒の波紋が大きくなり過ぎれば、堀北の成長どころかクラスの足場そのものが崩れかねないからだ。
(栞が目立たずに陰で糸を引く以上、堀北もクラスの誰も恐らくその真実に気づくことはない。……だからこそ、堀北の成長を見守るオレがその動きを計算に入れておく必要がある)
綾小路の瞳に、静かで深い観察者の光が宿る。
堀北という原石を磨くための盤面整理において、影に潜みながら静かに毒を及ぼしていく常盤栞という生徒は、最も注意深く計算に組み込むべき変数だった。
「……さて、問題は堀北の体調がどこまで持ち堪えられるかだな」
綾小路はポケットに手を突っ込んだまま、静かに歩き出した。
頑張って船上特別試験までは足早に書き切りたいです。
無人島試験の1位はどのクラスになると思いますか?
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Aクラス
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Bクラス
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Cクラス
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Dクラス