メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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11修羅とニヒロ機構

 

 「本気で死ぬかと思ったぁー!!」

 

 

 素敵過ぎる羊毛悪魔(カイチ)である相棒の腹に顔を埋める。クンクンしてモミモミして、そうする事で擦り切れた精神が癒やされて行くのを感じる。

 

 「うぉ〜〜ん! 怖かったよぉ相棒ぉぉぉぉぉ」

 

 「まったくもぉ…強いんだか弱いんだか」

 

 「俺は鈍感で繊細なテクニシャン…」

 

 モミモミ。

 

 「あふん♡ て、コラ! 号鬼!!」

 

 相棒が可愛い。

 どの道、地獄のような圧迫面接は終わった。

 あまりにもゴズテンノウが怖すぎて世界の運命を決める重要な選択肢を半自動的にポチッてしまったが、まぁ生きているのなら些事だろう。

 

 「も…♡ もうお終い!!」

 

 しばらく俺の求めるままにその美しい羊毛を差し出していた相棒が額の角を振り回して俺を追い払った。

 

 「ハァ…ハァ……に、ニヒロにいくんでしょ!?」

 

 「ん〜行くけど、もう後ひとモミ…」

 

 「ダメ! 禁止! お預け!!」

 

 「ワンッワンワンッ!!」

 

 「お座りしてもダメなモノはダメなの!!」

 

 「クゥン…クゥ〜ン」

 

 「ダメったら、ダメ〜ッッッ!!」

 

 ケチでお怒りな相棒にお尻をツンツンされながらギンザの南にあるニヒロ機構に到着した。

 

 「おぅニーちゃん、相変わらずイチャついてんなぁ!?」

 「敵地ん真っ只中やぞオイwww」

 「ま、襲撃は終わった後じゃけーのぉ!」

 

 オニやらヌエやらヨモツイクサやら。

 いつものガラ悪メンバーにチャカされながら先に進み、ニヒロの中枢(偽)に辿り着く。

 

 「ヒジリさんオッスオッス〜」

 

 相変わらずカメムシみたいな柄の服である。

 (田舎の山の中では一般的に知られる緑以外のカラフルな色のカメムシと出会う事があり、ヒジリさんのお洋服はそんなカメムシの中の1種類にとても似ている)

 

 「お前…なんか失礼な事考えてないか?」

 

 「え? ゼンゼン??」

 

 カメムシがヒジリさんが言うにはマントラ軍はヒカワ(M字ハゲ)に騙されたらしい。

 (知ってる)

 ヒカワくんを止める為に一致団結。

 (実行犯→俺)

 

 ヒジリさんが開いてくれた通路の先でコッパテングとインキュバスに遭遇した。

 

 「号鬼さ〜、ほんと〜にっ! この世界の知識あるの?」

 

 「アルヨ〜アルアル〜」

 

 「オセって言ってたよね?」

 

 「押せよ〜押せ押せー!」

 

 「それ、無理だからね??」

 

 なんとかなったから許された(お尻の穴が一時的に2つになった)が、ならなかったら死んでいた。その後は簡単なフィールドギミックの解除をサブ目的としつつレベリングに励む。

 一応カイチの毒ガスブレスがコッパテングの弱点を突けるが、打点の低さと安定性の悪さは改善しようがないし、カイチ以外のメンバーはそもそも対ライドウ用にスキル構築をした面々であり、ザコ処理用の面制圧能力は低い。

 

 特にモムノフが厳しいのだが、彼は彼であと少し頑張れば進化出来そうな兆しがあるためメンバーからも外し辛い。

 

 そんな訳でかなり苦戦しながらレベリングを進め、そのついでで白の部屋に行ってエリゴールを倒したりした。

 

 ───そして。

 

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 普段寡黙なモムノフニキが少年漫画のような雄叫びを上げる。

 

 「が、頑張れニキ!!」

 

 「破ァァァァァー!」

 

 〔〔ズシシャーン!!〕〕

 

 現れたのは遮光器土偶─アラハバキ─だった。

 なんでモムノフからアラハバキ…とも思ったのだが、悪魔全書を調べた所もともとモムノフにはアラハバキの配下という設定があったらしい。

 更には桃太郎のモデルという説もあるとか。

 (この世界ではモムノフはオニの劣化キャラ)

 

 独特で突飛な性能のアラハバキに困惑しつつ、これを期に俺は仲魔の再編成に取り掛かるのであった。

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 2066.8.9-3

 

 

 そう言えばちょっと前にようやく当所からの目標だったステータスの体力30に到達。

 もっと上げても良いのは良いのだが、前回問題になった命中率の向上を目的にして、これからは速のパラメータへポイントを振る事にする。

 

 ───さて。

 

 そんなこんなでピラー集めも中盤。

 今回のミニボスはベリスくん。

 耐火炎系の悪魔が居ないので静天スキル持ちを揃えてゴリ押しを狙う。

 

 サキュバスネキが2匹も側に控えてて血の気が引いた。

 あのネキってドルミナーからの永眠コンボ決めてくる筈なんよ。静天の火力でワンターンキル出来たから良かったけど、普通にあとちょっと火力足らんかったら死んでたぞ。

 

 こわぁ。

 

 つーかその後にたまたま重なったレベルアップラッシュでオニとエリゴールの静天スキルが消えてしまった。

 

 ………ま、まぁホラ。

 そろそろ性能的にも厳しかったし?

 (そうでもない)

 もう一回、作り直しかぁ………。

 

 

 

 

 2066.8.10

 

 

 とりあえずパーティーメンバーを一新。

 サラスバティ、ヨモツシコメ、ディースがメインメンバーになったのだが、これがなかなか強い。

 

 サラスヴァティはラクカジャ・静天・ディアラマ・放電と、かなり有能なスキルを詰込み、さらにそこに元から所持してるチャクラの具足(MP回復)がついてくる欲張り悪魔。

 

 ヨモツシコメも静天・メディア・テトラジャ(キウン対策)を完備した素敵悪魔である。

 

 ディースは静天をただの会心に変化させてしまった残念なエリゴールくんを生贄にして作ったので、あと少しレベル上げを頑張ればヴァルキリーに進化する筈なんやが、単純にマカトラを使用したMPタンクとしても優秀。

 

 とりあえず、少なくともキウンには勝てそうなメンバーが揃ったのでピラー集めも終わらせ───ました。

 

 メモ:本物のキウンは北側入り口から3つ目の部屋。属性魔法は効かない(ブフは未検証)3匹出てくるのでテトラジャが足らずに号鬼くんが撃破される可能性アリ。次回は静天とフォッグブレスを活用し、1ターン目で1体は倒す事。

 

 ───と、そんなこんなで。

 

 VSオセ戦!!

 (氷川さんのボイスがえぇんや!!)

 

 …なんか………なんか。

 なんか書こうと思ったんやが、その。

 オセくんが弱すぎて。

 ラクカジャして静天で殴ってたら死んだ。

 

 物理しか能の無いボス相手ならアラハバキだけで勝てるんやわな。

 

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