メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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11修羅の合体研究

 

 「結局の所、キツイのは物理なんよ!」

 

 

 コッパテングのシバブーやインキュバスのイービルアイ、フォルネウスのブフーラなど、気を付けるべき攻撃は多々あるが、結局の所でネックになるのは敵の単純な暴力。

 

 それに対抗するために俺が選んだ新しい仲魔は『オニ』と『エリゴール』だ。

 

 「筋肉、やはり筋肉は全てを解決する…!!」

 

 物理耐性を保持した悪魔を壁にしつつ、雑魚は相棒(カイチ)の毒ガスブレスで蹴散らし、ボスは皆の静天で殺る。

 

 「あのさー?」

 

 やはり相棒(カイチ)羊毛(相棒)しか勝たん!!

 

 「もうアタシ限界なんですけどー!?」

 

 「相棒…愛ってのは性能を覆すんだぜ」

 

 「号鬼のは愛じゃなくて欲望…」

 

 疲れてお座りしている相棒を優しく手で支える。

 (もちろん疲労回復のマッサージは忘れない!)

 

 いや、正直そろそろカイチの能力では厳しいのはわかっている。だが、毒ガスブレスはまだ機能しているし、ボス戦では静天もあるしラクカジャ要員としても使えるカイチくんをわざわざ解雇する意味があるだろうか…いや、ない!!

 

 「オニなんてレベル25しか無いからヘーキヘーキ!」

 

 そう簡単にこの至福の羊毛を手放してなるものか。

 そんな邪悪を胸に秘めてニヒロ機構を攻略していく。

 

 「貴様にピラーは渡さん!!」

 

 濃い栗毛の可愛らしいお馬んさに乗ったオマケの甲冑悪魔───ベリス───の、側に現れたサキュバスを親の仇のように狙い撃ち、残ったオマケのベリスくんをポコポコと叩いた。

 

 そうこうしている内にレベルが上がり、その際にせっかく作ったオニとエリゴールが静天をただの会心に劣化させたりして。

 仕方なく帰還したシブヤのお街。

 

 「コレが良いの!! これ! 絶対にコレ!! こーれーにーすーるーの〜〜!!」

 

 邪教カフェで相棒が合体リストを咥えてきた。

 

 「ん〜………サラスヴァティ、か」

 

 悪くはない。

 毒ガスブレスは引き継げないが、代わりにプリンシパリティが他の悪魔から引き継いでいた放電を継承する事で代替えは出来るし、ラクカジャ・静天・ディアラマをそのまま移植すれば使用感は以前と同じ。

 

 変化点としてはサラスヴァティの初期スキルに『チャクラの具足』というMP回復用のパッシブスキルがあるが…。

 

 「具足…ん〜〜〜具足は使えた…ような??」

 

 記憶が曖昧だわ。

 勝利の雄叫びがコレ系の最上位スキルなのは確かなんだが、半端な立ち位置にある具足の知識があやふやで。

 

 「イーでしょ!? もー羊はアキタ! あーきーたーの〜!! ………それに、アタシも号鬼を撫で撫でしたい」

 

 「は!? …ふ〜ん? エッチじゃん」

 

 羊毛への未練はあるが、相棒には勝てない。

 相棒をサラスヴァティにした後はキモい顔面おじさんことキウンの即死魔法対策にヨモツシコメとディースを作成し、無事にキウンを討伐した。

 

 その勝利のお疲れ会を回復の泉でしていたのだが。

 

 「ハーレムだねー号鬼くん?」

 

 サラスヴァティ・ヨモツシコメ・ディース。

 シコメさんはヒジキみたいだし、ディースさんは肌が青いしローマの美術彫像みたいな雰囲気が強くてハーレムっぽさは無い。

 

 人肌で、温かくて、柔らかくて。

 照れたり、怒ったり、微笑んだりして。

 表情豊かで、肌と肌とのスキンシップを好む相棒とはとてもでは無いが比較にならない。

 

 「どう? きもちーでしょ??」

 

 プリンとした小ぶりなオッパイ。

 着痩せしていたムチムチの太ももとお尻。

 人修羅に転生する前の俺ならイチコロになっていたであろう肉体美を惜しげもなくさらけ出し、相棒が背中にティクービの先っぽを擦り付けながら俺の頭をシャンプーで洗った。

 

 悲しいかな…人修羅に性欲は無いのたよ。

 

 「ゴシゴシ…ゴシゴシぃ♡ ふへへ〜♡♡♡」

 

 相棒のソープテクニックを堪能しながら、俺は戦略的に次の合体先を検討する。

 方向性としては魔法による痛打とチャクラの具足による無限MP回復。これはサラスヴァティの試験運用によりザコ処理能力に秀でている事が実証できた。

 

 問題は素早さだ。

 鈍足のサラスヴァティでは行動ターンが回ってくるまでにロスがある。ならば鳥系。

 レベル38の魔神ホルスであればサラスヴァティの欠点を補いつつ良好な物理耐性により敵奇襲時の生存率も高める事が可能。

 もちろん羽根はオマケだ。

 光輝く独特な羽毛。

 それはあくまでもオマケであり本目はステータス。

 

 「え…あれぇ? 号鬼…元気になっちゃった??」

 

 まだ見ぬ未知のステータス(もふもふ)に期待が昂る。

 オセもニヒロも、俺の眼中には既に無かった。

 

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 

 2066.8.10-2

 

 

 ニヒロを叩いてイケブクロに帰還した。

 

 そう言えば東館になんかボスらしき悪魔がいるとの情報を得たが、自分から死地に飛び込む気にはなれずにスルー。

 

 久々の千晶さんと再会してヨスガの思想に賛同しました。

 まぁメタ的にヨスガを選んだのもあるんやが、過去にあったエンディングの中では2番目に納得出来る選択なんよな、ヨスガって。

 

 ほら、強くて優秀な者だけ(・・)の世界を創りたいってのが彼女の思想なんやが、本当にみんながみんな強くて優秀ならそこには優劣や個性なんて存在せんやろ?

 そんなんシジマと変わりない。

 

 つまり、逆説的に彼女は弱くて劣悪な存在を必要としてる=過去と同じ地獄のような競争世界を再現しようとしてると俺は思うんやわ。

 勝手に世界に絶望して、身勝手に世界を終わらせたナントカ先生のふわふわした(クソみたいな)思想よりはよほど信じられるし、応援してあげたい。

 

 そんな風にこちら側で考える余地があるのもまた、メガテンの良い所なんよな!

 (ちな、俺の最推しエディングは世界と引き換えに産まれた1匹の悪魔エンド)

 

 

 ◆

 

 

 その後もイベントラッシュですな。

 イサムくんにゴズテンノウ、けど大取りのトールさんの際どいハイレグに視線が釘付けされてそれまでの記憶か消えてもーたのよね。

 (落石みたいなゴズテンノウの顔面よりも強火なVパン)

 

 イケブクロ東口の外に魔人の気配。

 あとはイケブクロ東館にも魔人の気配で魔人だらけ。

 (少し前に鬼が居たらしいがスルーしてしまった)

 

 どちらもイヤだが、街の思念体に話しかけたところ東館の魔人は大僧正と断定。

 対策して………イクゾー!!

 

 

 

 VSダイソウジョウ。

 

 出現場所は東館階段の側だが、それまでのクソ魔人(探偵含む)と違って戦闘前に意思確認が入る(有情)。

 

 MP吸収がウザい。

 咆哮×1 とラクカジャ×2までは入れた。

 デクンダ・デカジャ無しなんか??

 MPが切れる前にテトラジャは最低1張るとヨキ。

 

 基本吸収攻撃1本だが最後の方で全体ハマと精神系の固有スキルを発動してくる。

 仲魔とマガタマは厳選して挑んだが……何というか、硬い。単純に敵のHPが多いのでタルカジャやラクンダが欲しいかも。

 静天込みで割とギリギリだった。

 

 

 その後はペイルライダー。

 (思念体に聞くまでコイツの存在を忘れていた)

 

 しかし…そうなると今のパーティーでは厳しいな。

 アイツは火炎寄りの物理悪魔だったハズ。

 とりあえずエリゴールは欲しい。

 また仲魔集めだな。

 

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