メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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 ストック切れるまでは毎日投稿するよー。



1から2修羅の短い命

 

 人修羅。

 

 マガタマに生きたまま肉を食われて融合される冒涜的な激痛を経て、俺は悪魔になった。

 

 今の俺には宇宙人に攫われて改造された人の気持ちが痛いほど(物理)良くわかる。

 

 「あ〜…人間辞めてもぅた………」

 

 ホンの一瞬前までの激痛がきれいサッパリ消えている。今までの人生が薄っぺらい嘘みたいな感覚で、今この状態の悪魔形態が本来あるべき正しい姿だと思えるのが怖い。

 

 「ダメだ…考えるな俺、動け。とりあえず…」

 

 ターミナルでヒジリさんと出会う。

 ゲームではここがセーブポイントなのだが、どうやって記録をするのかがわからない。

 ドラム缶のようなソレを叩いたり、触ったり、話しかけたりしてヒジリさんに怖がられたが、俺にとっては死活問題。

 しかし、結局は何もわからなかった。

 

 ………たぶん、オートセーブなのだろう。

 そう思うことにして。

 

 ───さて。

 

 これから行く場所はわかっている。

 脇目も振らずエレベーターへと一直線。

 俺の記憶通りならこのエレベーター前でウィルオウィスプという名の青紫色の人魂と戦う筈。

 

 覚悟を決めてをドアを開くと、何故か眼前にはアマラ経絡に似た赤い世界が広がっていた。

 出口は…無い。

 座標ごと別の次元にシフトしたらしい。

 前に進む以外には道がないクソみたいな世界。

 

 「クソなんだよもぉ…」

 

 道中に傷薬が2個。

 慈悲のつもりかアトラス。

 死ねとしか思えない。

 

 「行くしかない…」

 

 (イクゾー!!)

 妙にハイテンションな空耳を聞きながら通路を進む。

 

 【ウロロロロロ…】

 【クワセロ…クワ、セロ……!!】

 

 ウィルオウィスプが2体現れて行く手を阻む。

 

 「想定通り…それなら!」

 

 殴る、食われる、殴る、食われる。

 

 悪魔の肉体は人とは違う。

 どれだけ食われて欠損しても、マガツヒ(HP)がある限り正常な状態へと復元する。

 

 「死ね…!!」

 

 死にたくないから殺すしかない。

 

 【ウボロォ………】

 【ムショォー………】

 

 人魂の核のような場所を殴り壊す。

 HPはギリギリ。

 それでも俺は生き残った。

 

 ブルブルと震える首の後ろのマガタマから温かい波動が流れ、俺のマガツヒが全快するのを感じた。

 

 「これがレベルアップ…なのか」

 

 よくわからない。

 ステータスが開ければ良いのだが、ゲーム風の世界でもゲームでは無い…と言う事なのか。

 

 兎も角。

 

 幸先は良い。

 自信を付けた俺は道を進む。

 通路左に回復オジサン。

 つまりそれは、連戦のサイン。

 

 「これ、HPの減り具合からするとノーマルモードじゃないよな? 連戦…一人で? 連戦…………??」

 

 さっきの戦闘も運が悪ければ死ねるレベルだった。

 それを、連戦…だと??

 

 頭が痛い。

 死にたい。

 嫌だやっぱり死にたくない。

 死ぬのは痛いし怖い。

 ループすれば前世の感覚は薄れるけど、それは絶対にゼロにはならない。

 

 「死ねよアトラス…」

 

 死ね死ね死ね…そう呟きながら歩いた先で、腕も足もガリガリに痩せ細り、腹だけが不気味に突き出した地獄の亡者、ガキに遭遇した。

 

 当然俺は殴る。

 殴って、引っ掻かれて、殴って、噛みつかれて。

 

 苦しい…が、敵は理性の無いザコだ。

 壁際に追いこんで最後の一撃をクソ野郎の顔面に叩き込もうとしたその時。

 

 【ママ…コワ、い……!!】

 

 子供の声だった。

 俺の中に残っていた人間の部分が、その声に反応して。

 

 【……イヒッ!!】

 

 硬直した一瞬の隙に、ガキの鋭い爪が俺の鳩尾に突き刺さっていた。

 

 【イヒ! イヒヒッ!! マガツヒ…クワセロ! クワセロ!!】

 

 脚から力が抜ける。

 マガツヒが腹から溢れて────俺は、死んだ。

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 2066.8.1

 

 

 2号鬼として転生。

 ドリンクは回収。

 

 イベントが長い。

 会話スキップ用に連射コンを買おうかと検討中。

 

 …さて。

 ガキ戦。

 

 リベンジマッチやぞ。

 今回は2回攻撃を受けた時点で道に落ちてた傷薬を使用した。たぶん2割くらいの確率で攻撃をミスるので、保険として使うのはアリ。

 

 あ、そうそう。

 レベルアップ時のステータスは体力1択です。

 これは大昔にやった縛りプレイでの経験から決めてた事なんやが、このゲームで生存率をあげるならコレなんだわ。

 力も素早さ運も何もかも、無意味だった。

 

 このバージョンでも通用するかは不明だが、とりあえず太古の昔の経験を活かそうと思う───とか言ってたら敵のコダマちゃんが強過ぎてソーマ含めた全回復アイテムが消えてしまった。

 

 ピクシーと出会うまで会話成功しないんやったか。

 あ〜…しくじったなぁ。無駄に会話しなけりゃソーマは無事だったのによぉ。

 

 そんな感じで謎空間の探索終了。

 こっからは病院探索のお時間ですな。

 

 シキガミのタルカジャが怖い場面もあったが、やばい時は会話で乗り切って探索終了。

 仲間にしたシキガミがタルンダを覚えた時点でフォルネウスとの決戦。

 

 普通にボイスが良い。

 

 つかタルンダの消費MP20とかデカすぎw

 シキガミのジオ→殴り→ピクシーのジオ→殴り。

 

 これで3ターンで決着した。

 まぁ…しょせんハードやもんな────て!?

 ライドウくんキタ!!

 

 知ってたけど、いや知ってたけど!?

 ここで出るんや〜♡

 嬉しいなー、これは嬉しいやんなー!?

 しかもゴウトくん声同じやし。

 モミアゲ小僧め。

 いつか使役してやる…!!

 

 

 

 

 ………そんな訳で、砂漠横断ナウ。

 

 おかしいな。

 ここではチンチン鶏の大群に襲われた記憶があるのだが…?

 ハードモードの影響か、それともバージョンの影響か、たまたま運が良かったのか。

 

 取り敢えず無事にヨヨギ公園に到着。

 回復の泉のお姉さんのボイスがエロい。

 あとは南の街に行けば良いのな。

 

 

 砂漠をテクテク………あ。

 チンチン4匹、キタんやが?

 

 

 あ、先制とられたん…やが??

 羽ばたいてはるんやが…味方、死んでもーたんやが。

 あ、あ、あ………。

 

 ─────あ。

 

 

 

 逃げるコマンド失敗により2回目の修羅生終了。

 これには閣下もニッコリ。

 

 さ〜て…。

 温まってきたゾ〜?????

 

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