メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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24修羅のお酒と未来

 

 「予想以上に苦戦したけど、みんなのお陰で決闘裁判3連戦を無事に突破出来た。改めてありがとう」

 

 場所は回復の(温泉)の休憩所。

 畳の香りが心地良い和風空間で寝心地も抜群。

 思い思いにくつろいでいた仲魔達を労う。

 

 「ヒホ〜…オイラ、トールにヤラれちゃったホー」

 

 畳の上に着地して置物のようになったランタンが目尻を下げて溜息をついた。

 

 「う〜ん…まぁアレはちょっと煽り過ぎたかな? けどさ、トールさん相手にあこまで突っ込んた煽りが出来るのはランタンくらいだと思うよ…自信持って!」

 

 そも、ランタンはオルトロスを突破した時点で役割を終えていると言っても過言ではない。

 ファイアブレスのランダムヒット対策として十分に活躍してくれた。

 

 「次の合体ではコッパテングになる予定だけど、次はヘイトスピーチ抑えていこーな?」

 

 「ホー! 次の事はわかんないけど、たぶん頑張るんだホー!」

 

 明らかに不安なランタンとの会話を切り上げ、次はアークエンジェルに向き直る。

 

 エンジェルはキレイで可愛いんだが、なんでアークエンジェルはこんなに臭いんだろ。

 剣道部の匂いがする小汚い天使だが、いつかこの匂いがエストマのフローラルに変わってくれるだろうか…。

 

 「先の戦、中々に見事であった」

 

 「ありがと。アークさんのメディアが頼みの綱だったし、要所でのタルカジャの判断もナイスだったよ。今度その鎧ファブリーズしてあげよっか?」

 

 「うむ…だが断る!」

 

 さり気なく『臭い』と教えてあげたのに………。

 コイツは悪い奴じゃないんだが、頭が固いからなぁ。

 ま、長所も短所も表裏一体。

 

 程々の会話をしてまた別の悪魔に話しかける。

 

 「おっすタケミー、今回はお疲れ様」

 

 「お〜! 号の坊主よ、労いとは恐れ入るわい」

 

 「酒飲む?」

 

 「おぉ! 気が利くのぉ!」

 

 「黒馬だっけ? コイツ癖強ない?」

 

 「有るわなぁ! しかぁし、慣れればその癖が絶妙に舌に馴染むのよ、坊も飲んてみるか?」

 

 「ん〜〜〜どうすっかな」

 

 「おーいネェちゃん! ハイボールにしてくれんか、坊には軽めが良かろうてのぉ! グワハハハハハハハ!!」

 

 そうやって勧められるままに酒を馴染ませて行く。

 炭酸で割って氷で締める。

 引き締まった味わいの最後に黒馬特有の甘みがフッと香り、舌の上で爽やかに転がった。

 

 「あれ…?? 美味い………」

 

 相棒は飲まなかったので、こう言う付き合いはとても新鮮だ………ん…相棒? 相棒………。

 

 「時に坊よ!」

 

 「んへぁ!?」

 

 「トール打倒後に目指すべき強さは何処にあると心得る?」

 

 悪魔は『強さ』を追い求める。

 記憶が壊れても、人格が変わっても、その程度の事よりもまずは強さ。

 己の求める己になる為に、彼等は未来を俺に委ねる。

 

 「次はモムノフになってもらう。この先も永遠に物理の脅威が消えることはないからな」

 

 「うむ、やはり筋肉…筋肉しか勝たんと、なるほど…坊にしては良く考えておるではないか!」

 

 俺のチョイスにタケミナカタもご満悦。

 前は使い熟せなかったけど、今回は上手く扱える自信もあった。

 

 「次の障害はサマナーか。帝都の葛葉…油断するなよ、アレはなかなかに手厳しい手合ぞ」

 

 「知ってる…一回首チョンパされてるもんよ」

 

 あん時は怒られたんだよな〜。

 相棒を控えに回して、余裕こいてたらアッサリ…。

 

 「坊」

 

 「んあ…?」

 

 顔を上げた瞬間、首が後ろへ吹き飛んだ。

 

 「ぅ痛で!?」

 

 頭突き!?

 なんで、頭突き!!?

 

 「ガハハハハハハ!! 油断するなと言っとろうが! 貴様はコトワリを叶えるんじゃろ? シャキっと目玉をかッ広げんと、アッと言う間に奈落に落ちよるぞ!」

 

 ガハハハハハ、ワハハハ。

 豪快に、汚らしく、唾を飛ばして笑うタケミナカタ。

 乱暴で強引な彼の優しさ。

 俺にはそれが、とても眩しく見えた。

 

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆ 

 

 

 

 

 

 2066.8.28

 

 耐物理…ヨシ、

 モムノフ…ヨシ、

 ユニコーン…ヨシ、

 コッパテング…ヨシ、

 バイブ・カハ(控え)…ヨシ。

 

 かなり仲魔も分厚くした。

 絶対にここを越えて見せると言う意気込みが感じられる布陣ですにぇ〜。

 

 モコイくんの前転からのモコイダンスを限界まで眺めて………イザ。イクゾー!!

 

 ◇

 

 ───大方の予想通り、コッパテングがヨシツネにヌッ殺されてバイブ・カハが前衛に。

 まぁ想定内…想定内………。

 どの道ラクカジャ4回重ねたら勝ちみたいなもんやし、物理耐性あるバイブ・カハならそれすら省略出来る。

 あとは適当に殴って〜〜〜…ヨシ。

 

 問題の対ライドウ戦攻略完了。

 ゴズテンノウに合うのも久々やの〜。

 

 余裕余裕〜♪

 なぁ〜〜〜〜んて、巫山戯てられるほどマントラは甘くない。鬼×3に暴れまくられたり、ランタン×5の火の海の中で(体力バカの号鬼以外)全員が瀕死に追い込まれて、その中でもお約束的にコッパテングが沈んだり。

 ガチで限界くらいに追い詰められながらもギリギリで生還。

 今回のコッパはくんはランタン枠なんやな…と思ってよくよく考えたらコイツ、ランタンから作ったコッパなんよな。

 そらコッパするわw

 

 まぁマジレスするとアギ耐性持ちの悪魔が居ないのがダメなんだよ(知ってる)。

 厳しい物はある。けど態々ランタンを作るほどの優先度でもない(ランタン作ったら今度は鬼×3がバックアタックしてくるのがこのクソゲー)。

 そんな訳で今回もエストマしつつ強引に最短距離でマントラ本営内部を突破してゴズテンノウにご拝謁。

 

 ナムナムナ〜。

 これでやっと仲魔枠増えた。

 有り難や〜。

 

 つか……あれ?

 ギンサの敵悪魔が強くなるのって、このタイミングやったっけ? 増えた仲魔枠を活かそうと思ってザコ悪魔洗脳するつもりでリベラマ使ったら鬼が来たんやが………??

 (運良く連戦回避)

 

 マジで何にも覚えてねーわ、俺。

 (後日プレイでこの時点での鬼エンカウントはそこそこレアなパターンだったと判明。ピクシーからオルトロスまで玉石混交)

 

 

 

 2066.8.29

 

 ニヒロ機構ナウ。

 ナウしたらピラーを設置する装置のある大部屋からすぐ右に入った小部屋でリベラマを発動して永遠にマラソンする。

 ハムスターよりもハムハムする。

 

 何故かって?

 どんたけ早くココをクリアしたとしても、この後にクソっ垂れな乱数の天使様(ヘルズ・エンジェル)が控えてっからだよぉ!!

 

 あのクソから逃げられるか逃げられないのかがわからない以上、戦力の拡充は必須。

 いつか死んでリセットされる可能性があっても、それてもこの地獄のマラソンから逃げる事はできないんや…(泣)。

 

 てか…あれ?

 対キウン(即死魔法)用にディース作って控えに置いてたんやが、レベリングしてたらユニコーンがテトラジャ(即死バリアー!!)覚えたんやが…。

 これ、もうこのディース継承したポズムディ以外に使い道無い…もうこれ、ただのポズムディおばさんやん。

 

 うわ…うわ〜〜〜。

 

 いろいろ考えた結果、バイブ・カハ×フォーモリア+(イケニエで)ディースさんを使用してケルピー(緑の馬)を作成。

 マジで合体事故が怖かったが運良く成功!!

 スキル選択出来る強みを最大まで活かした成果がコチラ!

 

 妖精ケルピーのスキル

 

 プリンパ

 執り成し

 パララディ

 ポズムディ

 クロズディ

 リフトマ

 リベラマ

 空白

 

 マジで有能www

 少なくともポズムディおばさんとは比べ物にならない高性能悪魔が爆誕してしまった。

 

 いや〜心地良いわ〜♡♡♡

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