メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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 職場がブラック過ぎてストックなんて1個も作れてないのに…なんでこーゆー時に限って何もしてないのに人が集まるの?
 ※ストックは作るもんじゃない…捻り出すモノだぁ(自分の首を絞めて行くスタイル)

 感謝怨霊(メガテンだけにw)にて更新再開。
 やってぇ〜〜〜やるぜぇ!!



24修羅の再開と再会

 

 「なぁ大将」

 

 馴れ馴れしく俺の首に太くてむさ苦しい腕を回すのはカラステングだ。

 コッパテングから進化した癖に、呼び名は変わらずに『コッパ』で通して欲しいと俺に願い出てきた酔狂な悪魔。

 

 「ニユオはそろそろ限界なんじゃねーのか?」

 

 ユニオとは俺のユニコーンの愛称である。

 ユニコーンならニユオ。

 何故ユニオなのかは覚えていないが、なんとなく好きなアニメにそんなキャラクターが居た気がしたので。

 

 場所は邪教カフェ。

 

 俺はコッパ(むさ苦しい野郎)と二人、何かの罰ゲームかと言いたくなる距離感(コッパがワキガだったら絶対に許さない間合)でコーンスープを飲んでいた。

 ドリンクバーは100マッカでスープも飲み放題。

 ここのコーンスープは味も然ることながら濃厚なトウモロコシの香りが素晴らしく、よく煮込んであるのか粘性も高めで実に俺好みのスープなのだ。

 (ちなみにコッパは白湯)

 少なくとも俺の記憶にあるメガテンにはこんなサービスは無かったけど、それを言うならそもそもメアリさんが存在してる時点でゲームとは違うのだろう。

 

 ウエイトレス役のメアリさん(推定)が、床で膝を畳んてお行儀よくお座りしているユニオの前に飼葉をお供えする姿を微笑ましく眺めながらスープをすすり、口を開いた。

 

 「ザコ戦は確かに厳しいけど、ユニオにはまだまだこの先に役割が残ってんだよなー」

 

 「大将の性よ…愛玩用か?」

 

 「性よ…ってなんだ性よ…って。人修羅に性欲は無いんだよ…わかるな? 俺のは愛、無償の愛なんだわ」

 

 「なんかユニオすげー嘔吐(えず)いてっけど?」

 

 「おっとぉ??」

 

 たぶん飼葉が合わなかったのだろう。

 邪教の爺は金にガメついクソだからな。

 可哀想なユニオ。

 俺が背中をサワサワと擦ってやらなくては…!

 

 「逃げろユニオぉ!!」

 

 コッパが俺の離席を阻み、その隙にユニオが飼葉を咥えたままカフェの奥に姿を消してしまった。

 

 「チッ…」

 

 くそゴリラが。

 腕力さえあれば余裕で投げ飛ばしてやるのに…。

 

 「大将…事ある毎にユニオにセクハラすんの止めろよ」

 

 「ハァ!? セクハラとかお前メーヨキソンやぞ!」

 

 「大将に名誉なんてあるかぁ?」

 

 「あるよ!? 何言ってんの!?」

 

 【ナイナイ…】

 

 部屋の隅で置物になっていたアラハバキのバキちゃん(♀)がピカピカと目を光らせた。

 

 【ゴウキ、ヘンタイ、メイヨハ、オメイ】

 

 オメイ………汚名?

 ハァ〜!?

 

 「だよな〜、大将は性癖がなぁ??」

 

 「だから! 人修羅に、性欲は無いんだッ!!」

 

 性欲の無い悪魔に性癖などあるだろうか…いや無い! 断じてそれは有りえない!

 

 俺はそれを証明する為、悪魔合体へと取り掛かった。目標は女神、女神サラスヴァティ!

 七福神の紅一点、弁才天とはこのお方。

 知と美と芸を兼ね備えた女神様だ!

 

 「女神相手でも俺は平常心でいられる。つまり俺に性欲は無い=俺に性癖も無い。この完璧なる数式に涙せよ!!」

 

 「いや、だから…あ〜もう好きにしろや大将」

 

 【ゴウキ、ヘンタイ】

 

 俺の何処にも変態要素はない。

 邪教の爺を馬車馬のように扱き使い、合体に合体を積み重ねた! そしてついに湯けむりの先に女神の姿が───。

 

 

 「あ、チェンジで」

 

 

 度重なる合体の末、ようやくお迎えした『耐火炎』スキル持ちのサラスヴァティさんは、俺を見た瞬間そう呟いて消えた。

 

 「───えっ??」

 

 消えた?

 …え?

 チェンジ??

 デリヘル?

 いや人修羅には性欲なんてないからデリヘルなんて使ったこと無いんだけど…え??

 

 「うむ…」

 

 奥に座っていた邪教の爺がスマホを取り出してモジョモジョと喋り通話を切った瞬間、召喚装置が再起動した。

 

 【ズシャシャーーーン!!】

 デーレー♪

 

 荘厳なBGMと青い稲妻を背景に現れたのは。

 

 「グワッハッハッハッハ!! 坊よ! 相変わらずトチ狂っておるらしいのぉ! 邪教の爺から説教せよと呼ばれて参ったわ!!」

 

 「タケ………タケミー??」

 

 何故か、あの時のタケミナカタが。

 呼んでも無いのに帰って来たのであった。

 嬉しくない訳ではない。

 

 けど邪教の爺は処す。

 俺はそう心に誓った。

 

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 

 2066.8.29-3

 

 

 最悪の事態を想定して悪魔全書にイケニエ合体版の最新型シーサーを登録していた事が功を奏した。

 

 カイチを作り直し、邪教の爺に追加料金10.000マッカを支払う事(投げつける)でシーサーを再召喚。

 今度こそは…流石に…流石に頼むぞと。

 そうした願いのもとサラスヴァティが無事にご降臨してくださいました。

 

 うん。

 半世紀も昔の記憶を頼りにプレイしてんだもの、間違いくらいあるよね。

 

 …と言うか、ベリスと戦って知ったんやが。耐火炎スキルって弱点属性を消す効果はないんやね?

 ダメージが減るだけっぽい。

 まぁ…その『だけ』が重要なのは変わりないんやろーけどなんか色々別ゲーのシステムと混同してて怖いわ。

 

 本筋に戻って。

 これまで何一つ攻略しなかったニヒロ機構内部。

 一度攻略に乗り出してからはレベル差の暴力によりエストマパワーが全力稼働。敵の出現が大きく抑制された道中は非常に快適なものでした。

 唯一キウンが怖かったが、そこもなんとか突破。

 オセには99%負ける要素が無い(テトラカーン時に殴ると死ねるぞ☆)ので割愛。

 

 ナイトメア・システム発動後のマントラ本営もエストマかけながら火事場泥棒して、ゴズテンちゃんの最期にも立ち会いました。

 

 そして───やっと。

 やっと帰ってきた。

 

 ヘルズエンジェル…お前は本当に…死ね。

 完全されたパーティー、控えにオルトロスを配置して準備は万端…イザ…………!!

 

 【魔人の気配】

 【ここに留まりますか?】

 【YES/NO←●】

 【号鬼は………逃げ切れた!!】

 

 ヨシッッッッッッ!!

 リベンジとかどうでもえぇんじゃボケぇ!!

 逃げ切れるならそれに越した事はない!

 

 ちょっとモンニョリ感はあるが、安全第一はメガテンの鉄則! 回避できる危険は回避するに限るぜ!!

 俺を批難して良いのは力試しをしようとして35時間をドブに捨てたクソみたいな経験があるヤツだけだ。

 経験者を…ナメるな。

 

 

 そんな訳でヘルズエンジェル戦…スキップ。

 

 

 カブキチョウの難易度は低目かな〜?

 たま〜〜〜〜に筋肉ゴリラのヤクシニーネキとか、ライジュウの群れが奇襲して来るのがヤベーけど、基本的には触りやすいザコが大半。

 ヘルズエンジェルの控え枠として作ってたオルトロスのファイアブレスと、前回のニヒロ攻略でも活躍していたカラステングのマハラギがイー感じに刺さるんよなぁ。

 

 しかもこのカラステングのマハラギ…ギンザの下水道から既に大活躍してたあのマハラギなんよ。

 もとを辿れば始まりの病院で仲魔になったガキから継承し続けているマハラギだろ?

 なんかもーエモい。

 

 あと、ここに来て思ったのが勝利のチャクラの強さなんよ。MPが増えてきたから余計に一戦闘で回復出来るMPが増えてきて、正直今の段階でさえ無駄にMP消費がデカイ大技とかを使わなければ余剰するくらいの回復量がある。

 これもモウリョウ時代から引き継ぎしてるスキルなんだぞ〜って考えるのがまた、メガテンの味わいなんですわな。

 

 そんな個人的感傷もあり。

 ここで稼いでもえぇんかな〜とも思ったのですが、やはりちょっとヤクシニーネキが怖いので倍速しました。チャチャチャ〜っと駆け抜けて…ミズチ(ボス)とのご対面。

 

 戦闘ではアラハバキとユニコーンを主軸にしてみた。

 精神魔法はユニコーンのメパトラで回復、氷結魔法はアラハバキの反射で完封。

 

 次はとうとう、イケブクロ坑道か………。

 

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