「かなり荒らしたなぁ…」
オベリスク攻略の下準備として、仲魔と己自身の強化に大量のマガツヒを必要とした俺はカブキチョウ捕囚所へと舞い戻っていた。
「ワシがクラマテングに至る程のマガツヒ、よぉもまぁ集めた物よなぁ」
「あ〜コッパ、お前のお陰でかなり効率良かったわ」
巨大な法螺貝を手にした青い顔のテング、クラマテングのコッパ。彼の活躍があってこそ、ここでの強化はスムーズに進んだのだ。
軽く労いながら新たな仲魔達を確認する。
アラハバキをベースにして召喚したファントム。
ウィルオウィスプ・モウリョウから続く幽鬼(所属分類上は外道な)シリーズの一体で、外見は緑の玉っころ。
俺の趣味枠と言う以外には無い性能。
(一応この後を見越して
カラステングが進化したクラマテング。
コイツは明らかに強い。
羽ばたきにマハラギ、戦闘毎に勝チャクで回復したMPをマカトラで仲魔に分配してもまだ余裕があるのは二分の魔脈による最大MPブーストがあるから。
サラスヴァティは正直、クラマテングの影に隠れててあまり役に立たなかったが、この後のオベリスクでは間違いなく活躍してくれるだろう。
ユニコーンは毛並みが艶々してて独特の手触り。
全身を覆う短毛部を撫でると朝露のついた草のような感覚があるのだが、抵抗を命令で押さえ込んで毛の流れに逆らうように撫でるとまた別の手触りがして心地良い。
(毎回やってる訳じゃないんだ、違うんだ…!)
長毛部のモシャモシャした鬣を手で梳かしながら顔面をうずめてるスーハースーハーすると胸の深い部分が満たされる心地になる。
尻尾を触るのは更に嫌がるためギリギリで触れない程度にしてプリプリのお尻をソフトタッチして逃げるのが今の俺のトレンドなのである。
ケルピーは下半身が人魚みたいな緑のお馬さんなのだが、その下半身の手触りが実に野性味に溢れてて良い。
ハスキーだったか?
大型の狼っぽいゴワゴワした感覚があって、触っているといつも嬉しくなったのかケルピーちゃんがアムアムと俺の頭や肩や首を甘噛みしてくるのもまた心地良い。
ケルピーとユニオを同時に拘束して素晴らしい毛並みを堪能するのが俺の数少ない癒やしの時間なのである。
あとは火炎無効をつけた新生アラハバキ(♂)や、回復用にキクリヒメが居るくらいだが…まぁ、これ以上は蛇足になるだろう。
「頃合いか…」
死の恐怖はある。
しかし、それよりも求める物があるのだから。
機嫌良さげにブンブンと振られるユニコーンの尻尾ビンタを顔面で受け止めながら、俺はオベリスクを睨んだのであった。
◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆
2066.8.31
オベリスク登頂ナウ。
魔法の箱を開きながらゆ〜〜〜っくり登ったけどたぶんボス含めて戦闘回数は30回にも満たないと思う。
(そして前回は軽く100回は越えてたハズ)
下層は怖い敵も居なくて完全にストレスフリーだったけど、やはり上層のパズスが嫌。
あのゴミは本当にどう料理してもカスだわ。
せめて石化針とか言うクソスキルがなかったら恐怖も半減するんやが…なぁ? アトラスよ。
あのカスが怖すぎてボス戦前の裏口にある宝箱はスルーせざるを得なかった。
まぁ…そのうち拾えるやろ。
確か大したもん入ってなかったしな。
メモ:三姉妹の白はマハンマを使う。絶対に忘れるな(死んだかと思ったので)。
メモ:レベリングさえちゃんとしてればアラハバキ要らなかったのかもしれry。
と言うか、今プレイ時間を確認したら24時間だった!
11 周目の時より11時間も早い!!
やるやんけ俺!
やれば出来る!!
(24時間とか………11周目と合わせたらそれだけで60時間とか…死ぬんだが………??)
2066.9.1
今日はイサムくんとお話した。
アマラ経絡セカンドシーズンである。
(スペクターはボコった)
これで、とうとう。
11修羅の最高到達記録に並んだ訳だ。
…となると、次に殺る事は───おっとっと…つい殺意が漏れてしまった。
いやはや、次にヤル事は決まっている。
決まっているし、準備もしてある。
けど、今日では無い。
今日はちょっとお爺はお仕事で疲れてるんや。
こんな体調の時に大切なイベントを消化するべきでは無い……が、メガテンは遊びたい。
下手に遊ぶとすぐに死ぬ虫みたいな生命力の主人公で何をして時間を潰そうか…と考えたら時、目に止まったのがユニコーンとケルピーである。
白い角つき馬と、緑の脚なし馬。
ユニコーンはオベリスクの白い女を倒した時点でほぼ役割が終わってて、ケルピーは便利魔法集積悪魔として惜しい所まで完成している。
なので、今日はこの二体をドッキングする事に時間を費やそうと思ったのである。
無印時代(無印=ノクターン(通常版)だと思ってくれ)はスキル選択なんて出来なかったので、便利魔法の詰め合わせ悪魔を作るためには(バランスブレイクな意味で)相当な労力を支払わなければ作成できなかった。
こんな場末の日記をこんな場所まで追いかけてしまったメガテニスの諸君であるならば過半数が承知している事だろうが、あえて爺は書いておく。
ア レ は 苦 行 。
フルダイブえでぃしょん☆であるPS8版のメガテンなら、そんな地獄巡りみたいな真似をしなくてもサクサクっと理想のスキルを詰め合わせた悪魔が作れる。
これは楽しみであり、あの頃の俺の夢を叶えるチャンスでもある…と思い至った訳なんだよな。
完成形はトロール。
彼は妖精ケルピーの上位種にあたる妖精なので精霊合体でガッチャンコするのが楽なのと、もともと持ってるスキルが『物乞い』と『クロズディ』だけなので便利魔法を詰めやすいんですにぇ〜。
便利悪魔の作成を思いつく前にサルタヒコをうっかり合体素材にして、さらにライトマまで消失してたので仕方なくサルタヒコを作り直したり(このサルはイケニエに使用*1)合体時の継承枠を増やすためにアーシーズのレベリングをしたり、枠の残りイチマスを埋めるためにシーサー×ユニコーンで作った精霊と別の精霊でミタマを作ったり(ここでエストマを継承)。
そんなこんなで何とか完成したトロールがコチラ。
トロール。
物乞い・クロズディ・パララディ・ポズムディ・リフトマ・ライトマ・リベラマ・エストマ。
ヨシ。
今日も良い仕事が出来たぜ………!!
ちょっとまたクローズします。
そのうちストック溜まったら再開します!