メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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24修羅の罪と神

 

 簡単な仕事だった。

 

 「……………」

 

 事切れた魔人。

 額には後頭部から貫通した穴が空き、胴体にも同じく…背後から突き刺さり、貫き彼女の命を奪った無数の穿孔からとめど無くマガツヒが流れ落ちていた。

 

 すまない。

 溢れそうになる贖罪の言葉を飲み込んで、俺は天を仰いだ。

 

 ここは聖地ミフナシロ。

 まったく聖なると言う響きとは真逆の、血と怨嗟と裏切りに塗れた地獄の縮図のようなこの場所で。

 

 俺は守護を降ろさんとしていたチアキを殺した。

 

 イサムとは違い、守護の降臨に集中しているチアキの背後を取るのは簡単だったし、俺の放った鬼神楽は全弾余すことなくチアキの無防備な背中に突き刺さり、彼女の命をただの一撃で奪い取った。

 

 「これで…俺のコトワリが叶う」

 

 嬉しい事だ。

 喜ばしい事だ。

 見えざる世界の道筋を裏切り、遂に手にした至福の瞬間だ…。

 

 それなのに。

 

 「グ…ウギ…ギ……」

 

 羊の身体に猿の顔を持つ悪魔、トウテツが何故か悲しげに涙を流していた。

 

 変な悪魔。

 まるで───のような…。

 

 「う…」

 

 頭が痛い。

 いや、それよりも。

 

 地に満ちたマガツヒ。

 コトワリを持つ俺の存在。

 導となるニンゲンのマガツヒ。

 

 この地には、全てが揃っている。

 

 俺はただ、思うがままに願いを告げた。

 

 

 

 「来い」

 

 「この世は地獄だ」

 

 「理想の世界」

 

 「地獄では無い世界」

 

 「ただ、寄り添う誰かが居る世界」

 

 「支えてくれる人が居る」

 

 「ただ、それだけで良い」

 

 「たったそれだけで」

 

 「俺は生きていける」

 

 「息が苦しく無い」

 

 「心が壊れもしない」

 

 「明日も目覚めたいと思える」

 

 「お前に会いたいと願える」

 

 「それだけで」

 

 「それだけで良いんだ」

 

 「叶えてくれ」

 

 「そのために殺した」

 

 「こらからも殺す」

 

 「なんだってする」

 

 「だから」

 

 「俺から」

 

 「奪わないでくれ…!!」

 

 

 ………………。

 

 無理なのか……?

 世界のルールからは────ッ!?

 

 

 【支えましょう】

 

 

 気付けば『神』が背後に立っていた。

 

 【これまでの苦行…よくぞ堪えて生き延びましたね】

 

 軟らかく…されどしっかりと俺の背を支える。

 

 【我が名はプレーイオネー。貴方の声に応え、そのコトワリに色を添える者】

 

 姿は見えない。

 だが───。

 

 【貴方は再び死に至る】

 

 【それは抗えざる運命】

 

 【しかし、諦めない】

 

 【貴方は絶対に諦めない】

 

 【その為に、私の全てを捧げましょう】

 

 【汝の苦難に祝福を】

 

 【血塗られた道に栄光を】

 

 【支える者の伴侶として】

 

 【もう一度】

 

 【何度でも】

 

 【この世界に歯向かう限り】

 

 【貴方の願いは私が叶える】

 

 

 それが、俺の神との邂逅だった。

 コトワリを超える。

 世界のルールから逸脱する。

 

 だから怖くは無かった。

 トランペッターが奏でる終焉のラッパを。

 その音色を。

 

 俺はただ、美しいと思いながら。

 久々に…。

 本当に久しぶりに。

 穏やかに目を閉じて。

 

 死と共に眠った。

 

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 

 2066.9.10

 

 25・26修羅死亡。

 相変わらずここのガキは強い。

 27修羅にて突破したかと思ったらコダマに殺される。

 

 28修羅にてようやく初回イベント戦を突破。

 

 序盤なかなかウィル男が懐いてこなくてピクシーと2人でウロウロしたが、ウィル男が合流した後は割とスムーズにステージ攻略が出来た。

 

 道中でハイピクシーとコダマがディアをメディアにした。

 ハイピクの技変化は割とリスキー(序盤重要スキルのジオをシバブーにしたピクシーが過去何人か居た)なので普段はチャレンジしないのたが、今回は脳死でボタンを連打しており気付いたらディアの昇格に成功していた。

 

 さてさて。

 また旅が始まるな…。

 

 

 

 2066.9.11

 

 

 問題なくシブヤに到着。

 

 いつもの流れでアーシーズとモウリョウを作成。

 ウロウロしながら仲魔を強化していると号鬼がレベル11になってシラヌイのマガタマも買えた。

 今回は気分でラクカジャを覚えたアーシーズをフロストくんにしてしまった。

 よくよく考えると火炎弱点はよろしくない。

 ピクシーとフロストを×てエアロスにすれば全て解決するのでヨヨギ公園に遠征。

 

 余裕こいてたのが災いし、帰り道でチンチン野郎の群れに捕まる。普通にバックアタックだった。

 

 最初の布陣は号鬼・ハイピク・モウリョウ・リリムだったが、羽ばたきを連打されて号鬼と瀕死間際のリリム以外は撃破された。

 なんとか回復させたリリムも2ターン目で死亡。

 

 3・4・5ターンをなけなしの宝玉と傷薬とディスポイズン*1で耐える。

 (宝玉はシラヌイゲットの為に何個か売り払っており、手元には1個しか無かった)

 しかし、今回の号鬼くんは悪運が強い。

 3〜4回毒針に刺されてポイズンしたのは一度だけだし、チンカス野郎共の通常の殴り回数がもう少し多ければ回復が間に合わなかったと思う。

 

 5ターン過ぎた頃から雄叫びをし過ぎたソチン野郎から順にMPギレの表示が出始めたので、それを合図にストックからフロストくんを召喚。

 

 運良く覚えていた号鬼のファイアブレスを軸に反撃、殲滅に成功した。

 

 ギリで辿り着いたシブヤではマッカが足らず仲魔の復活が出来ない。

 もぉ流石に面倒臭かったので色々諦めてアマラ経絡へ突入。中にいる無料回復オジサンに治してもらった。

 (1.300マッカは浮いたぜ)

 

 道中はスキップ。

 スペクターも問題なかった。

 (ジャックフロストにアギが2〜3回当たったけどヘッチャラだったし)

 その後、リベラマを使用したレベリングでは5回前後の連戦を歯を食いしばってくぐり抜けてクリア。

 (こっちのがよっぽどギリギリの接戦だった)

 

 号鬼くんレベル14。

 モウリョウも勝チャクを覚えたのでギンザへと進める。

 

 

 

 2066.9.12

 

 いつものイソラでレベリング。

 号鬼レベル20

 バイコーン(スクカジャ・煌天)

 アークエンジェル(ラクカジャ)

 アメノウズメ(メディア)

 

 いつものメンバーでマタドール攻略。

 朝飯前です。

 

 その後は地下道後半戦の手前、門番マネカタの前でカグツチ調整をして静天時に封魔の鈴を使用してみた。

 一刻も早く、確実にイケブクロに行く。

 正確にはイケブクロの邪教の館で悪魔全書を使える状態にしてからレベリングの続きをした方が有利だと判断したためである。

 道中の宝箱は完全に無視。

 身体に染み付いた最短距離で進むと出口直前で封魔の効果が切れた。

 

 こう言う所がアトラスなんよな。

 詰めれば応えてくれる絶妙な長さ。

 職人過ぎて逆に腹立つんだわ、コレが。

 

*1:
毒で痛いよディスポイズン♪





 ※プレーイオネー
 世界を支える刑罰を課せられた古き神…アトラース(アトラス)の妻。

 ※トウテツ
 この世界のピクシーから合体を重ねた悪魔。
 ハイピクシー→モムノフ→アラハバキ→ファントム→レギオン→トウテツ→フラロウス…だったはず。

 あと、スマナイ。
 仕事がカス過ぎてストックが尽きました。
 また溜めてから再開するので、よければ次も見に来てくださいな( ´Д`)ノ~マタネー
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