メガテンⅢセーブ縛り変態日記(真)   作:マキシマムとと

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 19:00頃に投稿すると言ったが、気が変わった。
 19:00頃も投稿するけど『今』も投稿するよー。



5から8修羅の短い命

 

 俺はループしている。

 

 

 人間として駅の改札口を潜った瞬間から意識が覚醒して、何度でも何度でも地獄へと向かうシャトルランを強制される。

 

 ループだ。

 (閣下は別枠として)世界に存在する人間はみな同じ動作、同じ会話を繰り返す。

 

 しかし、悪魔は違う。

 

 例えばウィルオウィスプやガキ。

 悪魔として目覚めて、一番初めに戦う彼らは常に同じ場所で俺を待ち構える───が、しかし。

 

 【オンナァ…ォチチ…スイテェ……】

 【ポテチ…ポテチ…クワセロォ………】

 

 明らかに中身が違う。

 

 【オスハ…シネェ…!!】

 【ポテチィ!!】

 

 異様なテンションの変態共の空気に飲まれて敗北したり。

 

 【………餓鬼道流、垢ノ型…餓爪・双斬波!!】

 

 研ぎ澄まされたハズレ値のガキに出会う事もあった。

 

 【ドロボーは、シケイなんだゾ!! コーダマン☆カメン☆☆サンジョウなんだ…ゾ!!】

 

 マハラギの石が入っている宝箱を餌にして俺を待ち構えるコダマが異様な義憤に燃えていたり。

 

 早くピクシーに会いたい。

 そんの俺の思惑を尽く邪魔する悪魔(邪魔する悪魔…巧い!!)を退けてようやく病院へ舞い戻った。

 

 「ん…ちょっと待て」

 

 無数の梵字が彫り込まれた鉄っぽい色のドラム缶。

 それにカラフルなカメムシのように張り付いてハァハァと気色の悪い吐息をこぼしている(自称)ジャーナリストのヒジリさん。

 そんな彼のいつもの定型文を聞き流し、ターミナル空間から抜けようとした矢先だった。

 

 「日本語が書いてあるが、コレは…?」

 

 普段と違うセリフ。

 それに興味を惹かれて近寄ったターミナル。

 そこには一言。

 

 【行動の記録】

 

 と書いてあった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 血眼になってターミナルの隅々まで確認したが【行動の記録】の一文が現れたのは後にも先にもシンジュク衛生病院の最初の1回だけ。

 

 その最初でループの起点を更新した感覚を得た後、その文字は霞のように消えてしまった。

 

 「ふ〜ん? つまりぃ………ラッキーってこと?」

 

 「ラッキーかと言われると…どうなんかな?」

 

 死んで、人間に戻ってから悪魔になってまたすぐに死ぬ。そんな頭の悪いループがある程度短縮されたのだから、そういう意味ではラッキーなのかも知れない。

 

 「む〜! 死んじゃってもアタシに早く再会出来るんでしょ!? ラッキーうれぴーヨロピクねーって言うべきでしょ!?」

 

 「なんだそのラッキーマンとジョナサン・ジョースターが混ざったようなセリフは」

 

 「ん? 違った?」

 

 「いんや、オモロイからOKやで」

 

 そんな風に雑談が出来る。

 少しだけ心に余裕があるのを実感して。

 

 (あぁ…俺って本当に悪魔になったんだな)

 

 と…妙な納得をしながらアマラ経絡に潜む悪魔、スペクターを攻略するための土台作りに励んだ。

 

 「この世界のハマは確率で即死させるタイプで、そうなるとボスには無効の可能性が高い。アイツはアギを使ってきたし、ブフもジオもザンも弱点じゃなかった………となると」

 

 「───ヒホ?」

 

 静天の会心。

 カグツチが陰った瞬間にのみ確定クリティカル攻撃を放つ事が出来るこのゲームの救済スキル。

 

 「な、なんだホ? オイラの顔に、なんかついてるホ??」

 

 それを初期スキルとして保持している雪だるまの悪魔。ジャックフロスト。

 

 「なんだホ? なんか、寒いホ?? オイラ雪の妖精ちゃんなのに…ふ、不思議だホー!?」

 

 コイツを量産して主力悪魔にスキルを引き継ぐ。

 

 「コンゴトモ…ヨロシク………(´◉౪◉`)」

 

 俺は自分が悪魔になった事を実感するのであった。

 

 

 

 

 ◆真◆・◆女◆神◆転◆生◆Ⅲ◆

 

 

 

 

 2066.8.2-2

 

 

 アマラ経絡攻略後、ま〜た赤い空間に拉致されて。

 

 もしかして、第ニラウンドあるんか…?

 ドキドキしながらイベント進めたけど、ただの会話イベントで拍子抜けしたりして…。

 

 けど正直助かった。

 そして懐かしのギンザ。

 

 宝石屋のオッサン。

 良い声してるわ〜。

 (邪教ジジイもだがアトラスくんセンス良いやん)

 

 メディア目当てでイヌガミくん、雄叫び目当てでシーサーを作成して、ギンザの南東にあるハルミ倉庫へ到達。

 道中ではイヌガミのファイアブレスがチンチンクソファッキン野郎の大群に、シーサーの放電がフォーモリアのワガママボディに刺さりまくってくれた。

 

 やはり持つべきは新しい仲魔よな。

 

 倉庫………アレ?

 もしかしてココってマネカタの巣じゃ無かった? イソラ君のアイスブレスやノヅチのクソ耐久に苦戦したような記憶があるような、無いような…??

 そんな事を思い出しながら倉庫エリアと地続きになっているギンザ大地下道へ到着して。

 

 

 ……………んでさっそく。

 ───死ぬかと、おもった。

 

 

 マジでスダマやベェ……。

 エンジェル・コロンゾン・シーサー・イヌガミ。

 我が隊の主力メンバー全員死亡。

 ほうほうの体で逃げ出すってヤツですわ。

 マハザンがシャレにならん威力。

 

 最初にイヌガミが死んだんやったかな?

 (エンジェルかも?)

 その後もガンガンでマハザン連打されてボロっボロ。

 逃げる道中でも追撃かってくらいスダマパーティーに遭遇。控えメンバーが頑張ってくれたのと、たまたま覚えてたファイアブレス(ゴウキくんver.)のお陰でギンザに生きて帰れました。

 

 これはノヅチ(衝撃吸収)必須やな。

 

 つか、マネカタ店主www

 ボイスが良すぎやぁ〜w

 

 2回目のトライでマネカタの巣に到着出来たのは良いんやが、店売りのマガタマが高すぎで買えん。

 さっきの大虐殺(被害者)で2.000マッカは飛んでるからな〜。スダマ死ね。

 

 この後はお札泥棒のイベントね。

 

 たしか門番はフォーモリアだったハズ。

 スクカジャあるし余裕かな?

 

 

 

 

 2066.8.3

 

 

 ………あ、トロールだったか!?

 あーそうそう!

 

 「オシャレにあの世イキ!」そんなセリフあったわ……て、待てよ? コイツ…弱点なんだっけ??

 とりあえず号鬼くんのスクンダとノヅチのスクカジャして回避率向上───マハブフーラ100ダメも入んの!?

 イヌガミくん死亡で戦線崩壊気味…いや、まだ。

 スクスクして回避率を上げながら敵の弱点を探そう。

 

 炎…ダメ、電気………ダメ。

 向こうが氷使うから残りは衝撃か…精神系もアリか?

 

 考えろ!

 考えるんだ人修…あ、ヨケ───。

 

 チピョん…。

 

 なんか…スクスクしてたのに。

 トロールくんのパンチ直撃して逝った。

 

 なんで…なんでや…………。

 

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