どけ!私は2人を幸せにするお父さんだぞ!(実父ではない) 作:幸せにするぞ!!!オラァァン!!!!!
逮捕されるまで実妹とアダルト配信で一攫千金を狙え!
生前にpi〇ivで冒頭の部分を見たため気になっていた漫画である。
そう“気になっていた”である。
内容はタイトル通りに幸薄の美青年の兄のイオリ君と美少女の妹のコトちゃんがアダルト配信で【規制音】をするところを配信して一攫千金を目指すという内容だ。ちなみに妹はまだ11歳で、兄は19歳である。
これだけを見たら大半の人がイオリはクズであると嫌悪感が出ると思うが、そう結論づけるのは早計だ。
実はあの兄妹は母親がパパ活の時に【規制音】をして生まれたのだ。
もう一度言おう。パパ活で【規制音】をして生まれたのがあの兄妹だ。
しかもその毒親はまだ成人していない兄に赤ちゃんの妹を押し付けて自分はお金だけを送るというネグレクトをしているだけではなく、妹が小学生になるまで育てていた時の頃に毒親が勝手に家に侵入した挙句、今まで妹のために貯めていた大学まで進学するための資金を全部奪って行ったという最低なことをした。
そのせいでイオリ君はとうとう壊れてしまい、これからの生活のためには一攫千金を得ようと実妹であるコトちゃんとアダルト配信で【規制音】をしてしまったのだ。
あまりにも母親によるクズすぎる行為に俺はその毒親にありとあらゆる呪殺方法を試そうと決行しかけた程だ。
あの兄妹を救いたい。だけど三次元の世界の俺が二次元の世界に行って兄妹をよしよしして、面倒をみることはできないことに深く嘆いた。だから二次創作だけでも救おうと思った。幸せな兄妹仲睦まじい様子の絵や毒親をボコボコにして簀巻きにした*1絵を投稿したり、AIに兄妹を救うにはどうすればいいのか一日中議論をしたり、あの兄妹の幸せをテーマにした歌をYou〇ubeに投稿した。
俺の親がどこから聞いたのか俺の活動を聞いて俺が狂っていると思い、実家に帰って休んでくれと心配された。
心外である。
だけど、その時はお盆の時期だったし親孝行のために実家に帰ろうと新幹線の切符を取って駅の改札に行こうとした時に上から老朽化したのか天井の瓦礫が落ちてきて頭を打ち、意識を失った……
と思った時に俺は前世と同じ現代社会に転生した。……最悪のケースで。
「あ~……めんどくせ。適当にミルク作っときゃいいだろ」
そう、俺はズボラと言ったらズボラの人に失礼なネグレクトをする母親もとい毒親の下に生まれてしまったのである。
しかもコイツ、おしめは2日にいっぺんしか変えないわ、抱っこする時に背中と首を支えずに持ち上げるわ、ミルク飲ませた後にゲップさせないわ、頭頂部の骨をガシガシ触るわ……俺が前世の記憶を持って生き残るために脳をフル稼働させ続けなきゃとっくに俺は死んでたんだぞ!しかも泣かない俺を見てあの女は育ててることができてると思い、夜遊びに行って三日に一度しか帰ってこないし、オムツの袋とミルクの袋を用意するだけ……ふざけんじゃねぇ!俺が泣き喚いたらお前は絶対に俺を壁に叩きつけて黙らせようとしてくるだろうが!!!
知っているぞ俺は!!泥酔したお前が暴れていた時にお隣さんから壁を叩かれた時にお前は
「……チッ」
と言って玄関から出るとお隣さんの部屋からものすごい罵声と悲鳴が聴こえてきて、しかも2時間経っても何も聴こえてこないし、お前の顔には返り血のような血飛沫が少しかかっていたし!!!
おまけに顔が絶世の美女と思うくらい良いため、お隣さんの部屋の方の壁を見た時のあの醜悪な顔があまりにも悍ましくて……俺が前世の記憶を持っていないと死んでたんだぞ!!!(2回目)
このままだと俺は遅かれ早かれアイツに殺されると思い、一か八かアイツが夜遊びをしている時に見計らって、スマホをソファの下から取り出すと110番通報をして大声で泣き叫んだ。それは偶然に見せかけた計画的に大声を上げた。
アイツがいない時に大声を出したことはあるけど、どうやらあの死んでしまったであろうお隣さん以外には誰もいなかったためか通報されていなかった。なので、偶然に見せかけてアイツのバッグからスマホを取り出してソファの下に隠して、アイツが行った瞬間に電話をかけて大声を出したのだ。
確か緊急性が高いと迅速に現場確認をすることが多いと聞いたことがある。このまま自分の赤ちゃんがぐずられて泣いていたと言われて叩きつけられたら俺は死ぬ!だから緊急性が高いと思われるほどの金切り声で泣きまくった。すると……
「すぐに向かわせます」
そう言ったため、俺は自分がここにいると泣き続けた。このチャンスを逃したくないと。やがて5分が経った。息が切れてもう泣けないと思ったその時にインターホンが鳴った。
「すみません、赤ちゃんの夜泣きが深刻に聞こえたため駆けつけましたが大丈夫ですか?」
その声を聞いて俺はもっと泣いた。絶対にこの地獄の現況を伝えるためにと。
「……!いますぐハンマーを持ってきて!早く!」
やがて玄関の方から大きい音が聞こえて3人の警察官が駆け付けてきた。
「これは……」
「酷い……」
「……」
まぁ、無理もない。俺は現在ゴミ屋敷と言えるほど床が見えないくらいの段ボールやカップ麺の容器、さらに雑誌などのゴミが無造作に地面に置かれていた。その中で俺は地べたの段ボールの上で寝転がされていたからな。絶句するのも無理はない。そう思いながら俺は泣いた。すると泣いている俺をリーダー格のある筋肉が凄い警察官が俺を優しく抱えて背中と首を支える正しい姿勢の抱っこをしながら優しく言った。
「もう大丈夫だ、少年。私達が来た」
その言葉に安堵したためか俺は深く眠りについた。
その後の話で結論から言うと、俺は施設に保護された。そして俺が10歳になるまで様々なことを学んだ。施設に入った後、劇団の子ども向け募集を見つけて職員に相談して、許可をもらって応募して演じたり、パソコンを学んだりして経済の勉強などをしたりして、職員の方が「自立心があるなぁ……最近の子は凄いな」と言っていたけど前世の知識があるからなんです。そんなことをしまくっていた時に俺は自分のあの時の親のその末路が知りたくて、施設の職員さんに聞いたら次のようなことが言われた。
俺の今世の母親はあの後、自分の赤ちゃんなのに夜遊びをしているどころか今までの俺に対しての行いがバレた挙句にお隣さんを殺して死体をバラしてゴミ箱に捨てたことがバレたため、一発で逮捕&拘留。さらにそこから殺人や死体遺棄、育児放棄だけでなく、金を騙して使った詐欺罪や恐喝罪に暴行罪がバレて、無期懲役の判決を受けたそうだ。その後、他の囚人から避けられたり、独房によるストレスで獄中の中で病死したと聞かされた。
まぁ……そんなこと言われても「そうですか」の感想しか出てこないかったため俺は自室に帰った。だってアイツは自分の息子の面倒を見ていないどころかその他の人達の人生を台無しにしたクズだ。アイツに感謝できるのは銀色の髪に少し赤っぽい瞳をした俺の容姿がイケメンに産んでくれたことしか考えられないな。そのことを考えると前世の両親はいつも心配をかけてくれた。俺が約束の時間になっても帰って来ずに遅くなると心配をしたんだと叱られて、テストで高得点を取ったら褒めてくれてアイスを買ってくれて……俺が……俺が……上京するその日にはいってらっしゃいと……声をかけてくれて……
そのことを考えたら……前世はどれだけ恵まれたんだろうの感謝と、同時にもう二度と2人に恩返しすることができないことに後悔の念で俺は静かに泣き続けた。何度も何度も枕に涙を濡らしながら泣いていた。
それから11年が経った。21歳になった俺は今は「孤児たちのための」事業としての若手の経営者となっている。前世から持っていた瞬間記憶を持っているため覚えるのにそう時間はかからなかった。
孤児になってしまった子ども達のために教育サービスや信頼できる里親と子どもが好きな環境となるためのマッチングアプリを施設のために開発したり、就労支援プラットフォームなど様々なことをして救おうと日夜頑張っている。
最初は人手不足だけどバイト代が十分に支払えないから、上手くいくまでは1人でスポンサーを探したり、賛同する人があまりいなかったことで折れかけたりしたけど今はもう否定する人が少なくなり、寧ろ賞賛する人が増え始めたため、業績は鰻登りとなっている。このままどんどん力をつけていって孤児達を救っていきたい。そうすればあの時の俺のように……死ぬかもしれない状況を生まなくなるかもしれないしな。
そうして今日も就業を終えて帰るところだった。この時は残業していてタイムカードに終業時刻を押したのは10時ほどだった。
その時、残業したため疲れていたのか俺は色と欲が溢れるとある街の18禁エリアに着いていた。
「マジか」
すぐさまここから引き返そうとした。ここで風俗に通ったと週刊誌に誤解されれば大炎上して、あらぬ疑いがかけられてしまい、企業が潰れてしまう。
そう思ったがとある男女の会話を聞こえた。
否、
男の方の歳は40代だろうか、お世辞にもイケメンではなくよくある普通顔の男が20代だろうか銀髪に赤い目の絶世の女性の腰を回しながら話していた。その女性をよく見るとお腹が膨らんでいることから妊娠しているだろう。
これだけを見れば男が女性に一生の責任を取れば事なきを得るが問題はここからの話だった。
「産んでくれないかな、僕と君の子を。養育費とは別に1000万円は出すからさ」
「ホントに!?じゃあ、エステとかも使っていいのね!」
「ああ、その代わり今後一切僕に関わらないでくれないかな?僕は妻子がいるんだ。でもいいだろう?1000万円も貰えるからさ、もしこのことに不満ならこの件は無しだ」
「いいわよ!別に育てるアテがあるから!」
(はぁ……!?
40代の男には見覚えがあった。
(まさか女性に手を出すだけではなく、妊娠させるなんて……しかもアイツは俺の孤児を救うという発言に舐めまわすようなキモイ目を向けていたから放っておくとマズい!コイツの社長に伝えないと……!)
とりあえずスマホを起動して五味常務とその女性のやり取りを録画していた*2。……ところである違和感が起きた。
(養育費とは別に1000万……何か嫌な思い出を思い出す……)
俺はある記憶を辿っていた。そして気が付いた。この女性はトラウマになった同人誌に出るクズ女と一緒かもしれないと……
(まさかだけどな。……だけど念のためだ、もし違うのなら後日謝罪する。だけど……)
そして女性を尾行した。やがて彼女は高いマンションであろう外観が綺麗で部屋の数が多そうなマンションを見て俺は戦慄した。あのマンションの外観に前世の同人誌の冒頭で見たことがあったからだ。
女がマンションの階段を上がっていくにつれて、俺はマンションの入居者のフリをしながら尾行していた。
俺の内心ではうるさく、違う、そうではない、頼むから違ってくれと必死に祈っていた。だけどその祈りは無意味になった。
「
その言葉を聴いた瞬間、俺はあの女の首の骨を折り、何度も何度も殴って人間の顔にならないようにしたいほどの激情と殺意が湧いた。だが、抑えた。
ここで殺してしまったらシオリ君はトラウマになるし、コトちゃんがこの世に生まれなくなってしまう。だから抑える。今は抑える。いつかはあの売女に地獄を見せるために……
「おぢが産んだら1000万円くれるって!!しかも養育費とは別に!!」
(何を言っているんだコイツは?頭がおかしいのか?)
どうせすぐに使い切った挙句シオリ君が必死に貯めた養育費を全て奪う女の戯言に意味が分からなかった。どうせ、彼らのことを
(今はまだ実害が及んでいないから精々、厳重注意で済むだろう。今通報したところで、アイツは誤魔化し、水商売をしながらも子どものためにその身を売る母親の鏡として世間は称賛されるだろう。だが、俺はそのようなことは認めない。シオリ君を犯罪者にしたのはお前のせいだ!コトちゃんの教育が失敗したのはお前のせいだ!!お前がもっと家族に向き合っていれば最悪な出来事にならなかったんだ!!!お前がお前がお前がァァァァァァ!!)
だけどこれはある意味チャンスだ。ここで彼に接触して助けになれば彼はきっと悪の道に走らずにすむ。そうすればコトちゃんもシオリ君も幸せになれる。
だから待っていてくれ、シオリ君。コトちゃん。俺が君達の幸せを邪魔をする輩がいたら、全員地獄に送ってやるから。
主人公の内心がこうなったのは転生したことで精神年齢が高くなったことによる父性と生粋のハピエン厨、そして悪を滅ぼすという信念がごちゃ混ぜになった結果、激重感情が生まれました。
許して……勝手にキャラが暴走したんです。