「うんうんうんうん! やはり皆集まっての食事というのは楽しいね! 君もそう思うだろう、エド!」
「あ、あはは。そうですね父上。」
死ぬほど冷え切った場所に放り込まれる、上機嫌な父の声。
これだけならまぁ何とか受け止め切れたかもしれないが……。この場にいるのは父と私だけでない。上の兄3人すべてと、母上たち3人。つまりモーヴィル伯爵家に連なる者すべてがこの場所に集まっているのだ。
しかも全員『既に伯爵位を巡る戦いが始まっている』ことを理解して、だ。
うん、さっき冷め切ったって言ったけど訂正するね。これは“終わり”です。終末です、アポカリプスです。あはー! 目の前に美味しそうな料理置かれてるけど、味が全くしない! え、何? 今私砂でも食べてる? というかさっきから胃から異音が鳴り続けてるんですけど! だから話しかけんな父上! 死ぬぞ私!
そんなことを考えていると。眼前の“兄”が、感情を乗せながら口を開く。
「はッ! 父上に対してのその言葉、何か勘違いしているのではないかエドモンド! “その席”に見合わぬ態度しかとれぬのなら、大人しく兄に譲るべきだろう!」
「た、タルクト兄上? そうしたいのは山々なのですが……。」
「うんうんうんうん! タルクト、この席順は私が決めたからねぇ? ほらエドは未来の皇帝になるだろう? だったらね、私の横ぐらいがちょうどいいと思うんだよ。うんうんうんうん!」
父がそう言うと、口を噤む長兄。
まぁ、非常に助かるのはそうなんだけど……。
アチラさんのお顔がね? 思いっきりこちらを睨みつけてる訳でね?
(ひ、火に油を注ぐのはご勘弁……!)
大きな部屋に、大きなテーブル。
その所謂“お誕生日席”に座るのが我らが父上である『アイゼルン』であり、その右横が伯爵家四男ことこの私『エドモンド』。そしてその左横を長男『タルクト』が座っている。そしてその長兄は、私が『鑑定』に目覚めたことにより“次期伯爵”の話がうやむやになっている。もっといい候補が出て来たからいったん白紙に戻して考えよう、ってやつだ。
まぁつまり、私の目の前には『この家の中でもっとも私に殺意を向ける相手』がいるのだ。しかも隣には定期的に此方に狂気的な視線を向けて来る父上もいる。うんうんうんうん! 地獄だね!
……なんでこんな席に座らせるんですか!?!?!?
(ま、まぁ言わんとすることは解るけど……!)
事前に行ったリシエラさんとの作戦会議でも話題に上がっていたが、おそらく父は兄たちに対し『エドモンドが持つ皇位継承権を利用するかしないかも、自分たちで決めなさい』という発言をしたはずだ。
まぁつまり、彼は父として『私を皇帝にするルート』を示したわけである。
伯爵家の中での頂点は依然として父上ではあるが、『次期皇帝になるかもしれない』者をあまり下座に座らせるのはよろしくない、という判断なのだろう。最初下座の方に座ろうとしたのに父本人がわざわざ肩を掴んでここに座らせてきた当たり、これ間違いない。
……やっぱ父上、私に恨みでもある? 兄たちに殺される前にストレスで死にそうなんですけど!
「あぁそうだタルクト! 君は北の戦線に赴いていたね? 何かいい報告はあるかな?」
「勿論ですとも! 合同作戦にはなりますが、3都市分は切り取りました! 手に入った奴隷2000も獣です故よい人足となるでしょう! 鉱山に送っておきましたので、先日仰っていた更なる拡張が出来ると思いますぞ!」
「おぉ! さすがタルクト兄上! 華々しい戦果ですな!」
そんな長兄の言葉に合わせ、持ち上げる言葉を紡ぐのが我が家の三男。ザーン兄上だ。
まぁこの人はなんというか非常に“よいしょ”が上手い方で、いつも長兄の機嫌を伺っている方になる。その練度は思わず息を飲むほどで、今のような兄を褒め称える言動から、必要時には愚か者の振りをすることで兄の機嫌を取ったり、兄への追及を逸らしたりなど“名脇役”の役割を熟している。
彼とは年齢も近いこともあって、自身が『スキル』を理解するまでは兄弟の中でも比較的マシな付き合いが出来ていたのだが……。
(こっちを見る視線がアレだなぁ。……まぁ長兄よりはマシだけど。)
当時の彼からすれば『兄を褒め称える仲間』であり、ようやくできた下の弟。
タルクト兄上を見習って、弟に面倒ごとを押し付けようと画策していたのだろう。なにせ当時から長兄や彼らの母がいないところでは、行き場のない思いを壁や物にぶつけているのがよく見られていた。
いわば新たな“ストレスの発散先”として私を見ていたのだろうが……。私が鑑定をもって生まれてしまったがゆえに、立場が反転。後継者争いのトップに私が躍り出てしまい、三男の彼がこの伯爵領を継ぐ可能性は更に低くなってしまったわけだ。
(……今は単に“隠してる”だけな気がしてきた。)
これ、彼も私にエグイ殺意抱えてそうだな。前々からそうだったんだけど、ほんとこの二人は苦手なんだよね……。
んでまぁ、そんな2人を産んだ“彼女”も私に対する思いはヤバいわけで。
「流石私のタルクト! 流石ですわね! ……それに比べてその“平民”は何をしたのかしら? 良き妻として夫の考えには口出ししたくないのですが、本来そこに座るのは次男のネヴァークでは無くて? ほら貴方も何か言ったらどうかしら!」
「……。」
「ね、ネヴァーク兄上? トクシア様が話されてますが……。」
「……。」
「あ、相変わらずですわね……ッ!」
長男と三男の母、この家に一番初めに嫁いできたトクシア様。便宜上第一夫人と呼ぶ彼女が、顔に青筋を浮かべながら言葉を紡ぐ。
その若々しい見た目と勝気な発言と行動から推察できるように、彼女はこの家の母たちの中で『もっとも貴族らしい』存在だ。高圧的だし、嫌味も言う。けれど母たちの中で一番見た目に気を使っており、父に対する結構大きめの矢印を向けている方。
まぁ彼女が産んだ兄たちと違って『自身の手を汚したくはない』というタイプなので、私からすれば適宜飛んでくる悪口を耐えるだけでいいのだが……。
う、うちの母上と大層仲が悪くて、ですね?
「あら? また“雌犬”が何か吠えているようですが……。アナタ? その慈悲深さは大変素晴らしいものと思いますが、このような食事の場で躾のなっていないペットを連れてくるのは如何なものかしら?」
「な、なんですってッ! だまらっしゃいこの平民風情がッ!」
「あら? それは否定しませんが、もう半分をお忘れかしら? この帝国の頂点に対しての言葉と取られてもおかしくないと思いますが……?」
「はッ! どんなに素晴らしきワインでも“半分も”泥が入ったモノが飲めるとでも!?」
「おやおや、そんな泥水を啜ったのが我らの夫だとでも言いたいので? むしろ泥水なのは、先月よりも化粧が厚くなった貴女かと思うのですが……?」
私の隣に座る『ミトラ』。第三夫人にして自身の母である彼女が声をあげれば、その対面に座る第一夫人『トクシア』様が更に大きな声をあげる。
うん、本当に空気が悪い。
ストレスで料理の味どころか視界すら白黒になり始めたし、お向かいに座る長兄殿も母たちの言い合いに気圧されて私への攻撃を忘れちゃってるレベルだ。このまま放置すれば3時間くらい喧嘩してそうな剣幕である。怖いよね……。あ、兄上も癪だけど同意できる? だよね……!
ね、ねぇ父上? 一応アナタ、家族全員のこと愛してましたよね? 大事な奥様方がこのままだと取っ組み合いの喧嘩を始めそうなほど言い争いしてるんですけど、良いんですか?
「うんうんうんうん! 今日も二人とも元気で可愛いね! やっぱり家族の団欒はこれぐらい華やかじゃないと! さすがマイハニーたち、解ってるね!」
(コイツ頭おかしいんか!?!?!?)
「あぁそうだオリエール! 君も混ざったらどうだい?」
「……いえ、遠慮しておきます。」
そんなクソ父が声をかけるのは、こちら側の一番奥に座る彼女。第二夫人の『オリエール』様だ。
第一夫人のトクシア様が炎だとすれば、こちらのオリエール様は氷。お二人とも得意とする魔法らしい性格をしていらっしゃる。まぁ彼女は基本的に口を開かないどころか、必要時ですら口を開かないことで酷く有名で……。幼少期に知り合ったメイドさんから『マジであの人何考えてるか解らん、会釈すらしてくれないのよ!?』っと愚痴られたレベルなので、よっぽどなのだろう。
ただ一応父に対しては言葉を返すようで、彼女と意思疎通を交わす際はこの狂人を介さなければならない。
(ちなみに一度父に『なぜ彼女が喋らないのか?』と聞いてみた所、『単に面倒なのだと思うよ、うんうんうんうん!』と返されました。えぇ……。)
なおその隣、ウチの母であるミトラとオリエール様に挟まれる形で座っているのが、ウチの次兄。次男のネヴァーク兄上だ。さっき第一夫人に喋りかけられたのに、無視してた人ね?
この人は彼の母親と違い普通に意思疎通できる人ではあるんだけど、色々と気難しい人で……。自分が話す価値が無いと判断したモノとは一切言葉を交わさないタイプの人間だ。奴隷だろうが平民だろうが貴族だろうが、“利用価値がない”と判断すればマジで“いないもの”とする感じ。
(所謂バカな貴族相手だと“操れるかもしれないから”とかで普通に話すんだけど、使用人とかが一度でも失敗すると、いないモノとして扱うというか本当に消しちゃう人だから……。)
おそらく父のヤバい部分だけを引き継いだ結果そうなったのだろうが、正直何考えてるか解らないので関りたくない相手である。まぁ私とは一応言葉を交わしてくれているので、“皇位継承権”含めて一定の評価はされているのだろうが……。
まぁ、嬉しくはないよね。
「ッ~~~! こんの【自主規制】がッ! 表出ろやミトラ!!!」
「あらら、最近の“雌犬”は自分でお散歩も行けるのね? どうぞお一人で楽しんできて?」
(……うん?)
うっわまた凄いことになってる、と思いながら思考を取りやめ母たちの喧嘩に視線を戻すと、机の下。自身の足が母の足によって軽く小突かれたのを理解する。
そして母同士の言葉の応酬と並行して送られてくる、モールス信号のような振動による通達。私達母子の間でのみ使われる“暗号”による伝達だ。
(……成程、母上が荒らしまわってる間に『鑑定』で全部確認しろって話ですね?)
確かに自身のスキルである『鑑定』は色々と無法な存在ではあるが、デメリットが一切存在しないわけではない。
まだライカと二人きりだった頃の『オーガとの遭遇&逃走』の時のように、取り込む情報が多すぎたり、対象の奥深くまで潜り込み過ぎると脳にダメージを与えてしまうのだ。
故に表情に変化が出て、鑑定を使っているのがバレてしまう可能性がある。まぁ別にバレても対象は“思考を隠すことはできない”のでそこまで気にしなくても良いのかもしれないが……。伏せ札をそのままにしておけるのであれば、その方が良い。
(だからこそ敢えてここで母上が騒ぎを起こし、隙を作るってことですね、母上!)
あ、でも間違ってたらアレだし、軽く見させて貰おっか。
そもこの力の詳細は母と色々試行錯誤しながら確かめていったモノなのだ。私と同等、もしかすればそれ以上に能力について詳しいかもしれないのが彼女である。母上が『鑑定』の範囲下にあることは彼女も理解してるだろうし、“見られる前提”の思考をしていることだろう。
……家族とはいえ彼彼女らのプライバシーを踏みにじる行為だ。正直気乗りはしないが、鑑定を行使しないことでライカやリシエラさん。自身が責任を持つ彼女たちに迷惑が掛かってしまうのは、避けなければならない。
(既に思い悩む時期は過ぎ去ってしまっている。)
では、少し失礼いたしまして……、『鑑定』。
(はァ? 何だこのクソ女! 毎度毎度こっちのこと邪魔してきやがって! 何様のつもりじゃテメェ! ウチの大事な大事なエドを何度貶せば気が済むんんじゃッ! 一番先に嫁いだんかどうか知らんが、一番いい子を産んだのは私じゃボケッ! そっちの汚らしい息子共々愚痴愚痴グチグチ! 【自主規制】して【自主規制】して【自主規制】してやろうかッ! はぁ!?!?!?)
(……は、母上?)
(ほんのこのボケナスが……。ってエド? あ、あらごめんなさい。す、少し昔の癖が……。と、というか今はそのような事、どうでもいいのです! 私が気を引くから少なくとも“敵”のトップだけでも抜き切りなさい!)
ア、ハイ。
そんな言葉が思わず口に出そうになった瞬間、動き出す対面のお相手。
顔を真っ赤にしながら魔法を起動し、両手に炎。ガチの戦闘態勢に移行した第一夫人トクシア様が、机をそのまま蹴飛ばしてしまう。
即座に宙に舞う机とテーブルクロス、そして多種多様な食器と料理たち。そのせいで『鑑定』に必要な“対象との視線が通っている”という条件を防がれてしまうが……。一瞬だけ、あちら側。三男のザーンを視界に納めることに成功する。
(『鑑定』。)
瞬時に自身の脳へと流れ込んでくる、彼の情報。
あちらの陣営が何を考えているか、そして何を企んでいるか。ここ数時間の情報を念入りに頭に叩き込んでいく。どうやらこちらの想定通り“長男陣営”内でも彼は色々と燻っている様で、持っている情報は少ないが……。
(……なるほど。)
推測になってしまうが、アチラが何をしようとしているのかは理解できた。そして分断の方法も。後で自身のブレインとも呼べるリシエラさんと相談する必要はあるだろうが、今後の大まかな方針を定めることが出来るだろう。
そんなことを考えながら、脳に溜まってしまった熱を吐き出すため深呼吸しようとするが……。
「おや? 大丈夫かいエド、鼻血が出ている様だけど。」
「……失礼、父上。どうやら先ほど食器か何かが当たってしまったようで。」
自身の父が興味深そうに此方に視線を向けているのを、理解する。
どうやら彼相手には偽装も意味を為さないようで、自身の返答に対し大層面白そうに頷いていらっしゃる。ま、まぁそれは良いんですけど……。なんで貴方の料理無事なんです? さっき机吹き飛ばされたのに。
あ、直前に皿事持ち上げて回避した。な、なるほど……。
「というか母上たち本気で殺し合ってるんですけど、止めなくていいんですか? ウチの母上、愛用のナイフまで取り出してますし……。」
「うん? 実力は拮抗してるし決着はつかないから問題ないよ? それにしても、確か“喧嘩するほど仲がいい”だったかな? 4歳7か月頃の君が言った言葉だけど、正に的を得ているね! さすがマイハニーたち、愛らしくて素敵だよねぇ。うんうんうんうん!」
……こわ。
あ、あの。私もう帰っていいですか? ほらダンジョン攻略しなきゃいけないんで。さっさとあっちの家に帰りたいというか、関りたくないというか、逃げたいというか。
あ、駄目? そっかぁ……。
〇ライカちゃん専用! ご主人様の家族一覧!(リシエラさん製作)
・アイゼルン(父)
ご主人様のお父様ね! 貴族としては優秀だけど狂人の類だから近寄らない方が良いわ! 現状敵じゃないから放置よ!
・トクシア(第一夫人 長男三男の母)
炎系の魔法と拳で戦うインファイターお嬢様よ! 勝気なお貴族様のイメージそのままなお方ね! 正直こういうのを性的にデロデロにするのがクッソ楽しいので、捕まえたらエド様に食べていいか聞かないと……! あと多分、最後の机はご主人様対策ね? お政治にも適性あるみたいだから注意しないと!
・オリエール(第二夫人 次男の母)
氷と風系の魔法、あと大剣で戦うタイプの無口お母様ね! マジで何もしゃべらないみたいで情報がほとんどないわ! あと怠け者みたいでずっとお部屋でゴロゴロしてるみたい! 私と気が合いそうでとっても素敵ね! 一緒に一生ベッドの上にいましょう♡ あとご主人のお母様には劣るけど、結構な暗部(護衛)を抱えてるみたいよ! アンブッシュに気をつけましょう!
・ミトラ(第三夫人 エドの母)
とってもしゅき♡♡♡ ……じゃなかった! 物を好きな方向に動かす斥力の魔法と、短剣で戦うタイプの経産婦よ! 追加調査によると結構な下町生まれで元々お口がかなり悪かったみたい! でも皇室に入ったことから努力で矯正して今に至るんですって! 普段は考えごとも丁寧な感じだけど、感情が荒ぶると昔みたいになるそうよ! あとファイトスタイルはミトラ様の護衛長であり親友でもある“彼女”に学んだって! 暗殺術ね! もう属性過多でどうにかなっちゃいそう! 我慢できない! 襲うわ!!!!!
(※ライカが頑張って止めました)
・タルクト(長男)
武闘派で槍の名手、筋肉ムキムキの偉丈夫ね! ご主人に明確な殺意を向けててヤバい奴よ! 殺しに来る可能性が高いから要注意! あ、でもお父様よりも解りやすい感じの“典型的な貴族”だから、めちゃくちゃ骨抜きにしやすいのよね。……エド様にゴーサイン貰えたら襲っちゃお♡
・ネヴァーク(次男)
政治タイプの無口貴族、一応大剣と槍が使えるけど前には出ないタイプね! 多分この人はご主人様を利用して操り人形にしようとして来るわ! 余所の貴族とのつながりもあるみたいだし、要注意よ! まぁでもこういうタイプって一回墜としたらデロデロに甘くなるから、ハニトラが一番効果的なのよね。……ご主人様? ゴーサイン待ってますわ♡
・ザーン(三男)
筋肉はあるけど細身、片手剣使いの影が薄い子ね! 誰かの下に付いて生きるのは上手いけど、割り切り出来てなくて溜め込んじゃうタイプ。つまり利用しやすい相手ね! 多分ご主人様が“視てくる”だろうから、それに合わせて攻略していくわ! ……あ、後ライカちゃん。こういうの女癖悪いから近づかないようにね? 私を呼べば綺麗にまるっと“呑み込んじゃう”から任せなさいな。
・エドモンド(四男)
いつ襲うか? 今でしょ!!!!!!!
(※順番抜かしをしようとしたため、ライカが全力で止めました)
〇お知らせ
この度、踏文 二三様(@HUMIhumi_0224)より支援絵として相関図を作って頂きました。ご許可頂きましたので、この場でご紹介させて頂きます。この度は誠にありがとうございました。これならライカちゃんでも一目で解る……!
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