初代B小町にアイ超えスペック持ちTS転生者が入ってから始まる話 作:るつまと
この時点ですでにアクアとルビーは産まれてます。
なんかヤクザみたいな人にスカウトされてて草ァ!
言葉の選択肢ミスったら東京湾に沈められるかもしれないから、まったく笑えないけどね…ハハッ。
「そういうわけで、B小町に加入してくれませんかね?」
んー…ごめん。
ぼーっとしててなんも話聞いてなかったから、もう一回初めから話してくんない?
まぁそんなことを言ったら、このヤクザもどきさんにどんな反応をされるのか分からないから言えないんだけど。
いやヘタレって思うかもしれないけど、しょうがないじゃん。
怖いんだから。
今の僕の精神年齢は四十近くのおっさんだけどさ、肉体年齢は十四歳の美少女なんよ。
いくらスピリチュアルボディが強いとしても、肉体はとてつもなく貧弱なんです。
ところでこれさ…脅迫罪になってくれたりしないかな?
てかB小町ってなんですか?
この世界に転生してからろくに電子機器を触ってないおかげで、エンタメについては詳しくないんすよ。
でも…どれくらいの収入になるかは分からないけど、お金を稼げるのは良いことだよね。
まったく話の内容が理解できてないけど、乗ってあげることにしよう。
つーわけで、僕…
✦★*★✦
B小町、アイドルグループだった件について。
ヤクザもどきこと斎藤壱護さんにスカウトされて、だいたい三ヶ月ほどの時間が経っていた。
ほぼ毎日ずーっっっと、歌やダンスの練習ばかりをしているわけだが……簡単すぎんか?
なに?
アイドルってこんな楽な職業だったん?
顔さえ良ければ、他はなんでもいい職業だったん?
まぁたしかに、顔の良さが一番重要視されることは知ってるけど。
5回くらいライブやったけど、とくに問題が起きることもなくファンの数は増えてきてるし…。
はぁ…挫折を知りたい。
誰か僕に挫折を教えてクレメンス(笑)。
僕を最推しにしているファンの数と言えば、グループのセンターをしているアイって人と並ぶくらいだ。
グループの先輩方の皆さん、貴女たちのファンは僕がもらってきますねー(煽り)。
まぁとにかく⋯たったの三ヶ月でグループの顔と同レベルになったんだから、成果としては十分すぎるでしょ。
「ねぇ、織元ちゃん。」
「えーっと…なんですか、ニノさん。」
そう言って話しかけてきたのは、B小町においてアイさんと僕の次にファンの多い女性…ニノさん。
まぁ僕らの次って言っても、その間にはかなりの差があるんだけど(同情)。
僕が入る前は、明らかにアイさんのワンマンチームみたいな感じだったし。
「驚いた。織元ちゃん、私の名前ちゃんと覚えててくれたんだ。」
「当然のことでは?なにしろ私たち、同じアイドルグループなわけですし。見知らぬアイドルならともかく、同じ舞台の上に立つ人の名前くらいは覚えないとダメでしょう。」
そう。これくらいは普通だ。
数人しかいない同じチームの仲間なんだし。
そのくらいのことは知っておかないと、ろくなことにならないと思うんだが…。
「ふーん…アイよりすごいのに、アイよりちゃんとしてるんだね。」
やっぱこの人アイさんのこと恨んでるよなぁ…。
この人どころか、僕とアイさん以外のB小町メンバー全員が。
てか……え?
「アイさんってグループメンバーの名前、覚えていないんですか?」
「そうだよ。社長の名前とか、毎回間違えられてるでしょ?私たちも毎回っていほどじゃないけど、結構間違えられてるし。」
ほへ〜…まぁ、言われてみればたしかにそうかも?
間違えられたことがなかったし、気にしたことがなかったよ。
「それで…私になにか用事ですか?もしかして…知らないうちに、なにか迷惑をかけちゃったりしてました?」
「いや…なんでもないよ。ごめんね、急に声かけちゃって。」
なにがしたかったのかはよく分からんけど…とくになんもないならいっか。
アイさんみたいに嫌われてるってわけでもないし。
「生意気そうに見えたけど、思ったより良い子じゃん…。」
無自覚のうちにニノさんからの好感度が上がった!
次回は原作だと、アイが○んだ少し後の頃合いになります。
どうなる、アイ!?