ローンウルフ   作:南極出身のヤドカリ

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HALOを知らない人向けの解説です
HALO:Reachのストーリーの重大なネタバレがあるので気になる方は無視して飛ばしても良いです
読むのが面倒くさい方も無視しても良いです


HALO:Reachを知らない人向けのストーリー解説

【あらすじ】

時は2500年代、ワープ航法の確立により遠く離れた宇宙への旅を可能とした人類は銀河中の惑星を開拓し領土を広げていた

そしてある時、人類は異星人による宗教軍事同盟「コヴナント」と遭遇した

 

彼らは人類は神を冒涜する者だと宣言し、人類を根絶するために絶滅戦争を仕掛けてきた

コヴナントの技術は人類の技術よりも優れている上に兵員数も人類よりも多いため大規模な戦闘が発生するたびに敗北を重ね、多くの植民地惑星と人命を失った

 

絶滅の危機に瀕した人類はとある計画を実行する

その名は「SPARTAN-Ⅱ計画」軍の中の特殊部隊として身体能力、遺伝子学的、技術的に優れた「超兵士」を作り出すための計画であった

 

海軍規約45812条を口実に選抜した遺伝子的に優れた子供75名を非人道的に徴兵(要するに拉致)し、屈強な軍人でも泣き出すような厳しい訓練を課し非常に危険度の高い強化人間手術と薬物の投与を行った

その結果強化に耐えることができた32名が人類を救う超兵士「SPARTAN-Ⅱ」となった

そして彼らには専用の強化外骨格であるミョルニルアーマーが与えられた

 

彼らは地上戦において鬼神の如き活躍ぶりを見せ、次第にはコヴナントの恐怖の象徴となった

 

彼らの活躍を見た軍は「SPARTAN-Ⅲ計画」という次世代の超兵士計画を始動した

この計画はコヴナントによって親を失い復讐心で軍に志願した孤児が対象となった

 

脱落率が高かった強化人間手術を撤廃し、強化を薬物の投与のみにしたこの計画はSPARTAN -Ⅱよりも多くの超兵士を作ることに成功し中隊規模の編成を可能とした

 

強化が薬物投与しかないためSPARTAN-ⅢはⅡの下位互換だがⅡよりも数が多いため彼らは安価で量産型のアーマーを着せられ危険度の高い任務に半ば特攻のような形で送られその命と引き換えに任務を成功させていった

 

単価も安く復讐を糧に特攻すら辞さない故に敵に多くの損害を与える上に量産できることからSPARTAN-Ⅱがコストはかかるが理想的な兵士とするならSPARTAN-Ⅲは安価で量産できる使い捨ての英雄と例えられた

 

こうしたSPARTANたちのおかげで地上戦では辛うじて勝利することができるようになったが宇宙空間での艦隊戦ではコヴナントの艦艇の方が人類の艦艇よりも遥かに高性能なため艦隊戦では惨敗を重ねていた

 

どれだけ地上戦で勝利しようと制空権を握られたままではコヴナントは無数の援軍を送り込んでくる

そのため人類は生存領域をコヴナントに奪われ続けていった

 

西暦2552年7月23日

人類の最重要拠点であり本拠地の地球の最終防衛線である惑星リーチのビシュグラードという通信所から連絡が途絶えた

異常を察知した軍は反乱軍の妨害工作だと考え近隣の部隊を調査に向かわせたが部隊は消息不明になってしまう

 

この事態を受けた軍はSPARTAN-Ⅱ1名とSPARTAN-Ⅲ5名からなる精鋭部隊のノーブルチームを異常の調査に向かわせる(主人公のノーブル・シックスが所属するチームでシックスはSPARTAN-Ⅲ)

彼らが現地に降り立ちそこで見たものは反乱軍ではなく本来なら居るはずのないコヴナントの大群であった

 

ノーブルチームの尽力により通信所の奪還には成功したが多くの犠牲者が出てしまった

ここからコヴナントによるリーチの本格的な全面侵攻が始まる

 

軍は総力を上げてリーチ防衛戦を開始する

なぜならリーチが陥落すれば人類の本拠地である母星の地球への侵攻を許してしまうからだ

 

シックスとチーム唯一のSPARTAN-Ⅱであるノーブル・ファイブのジョージはリーチの軌道上に居座るコヴナントの巨大戦艦を破壊するためにセイバー戦闘機で戦艦に乗り込みスリップスペースエンジンを暴走させて戦艦を破壊する「アッパーカット作戦」を決行した

 

作戦は成功したが起爆する際にタイマーが壊れたためジョージが手動で起爆し彼は命を落とした

シックスは爆破の際にジョージからドッグタグを託され宇宙空間に放り出されてリーチに降下したため生き延びることができた

惑星リーチは彼の故郷だった

 

しかし作戦の成功を喜ぶ暇もなく突如、破壊した戦艦よりも遥かに巨大な空母と共にコヴナントの大規模艦隊がスリップスペースから襲来した

僅か数日で戦況が圧倒的に不利になってしまった結果、リーチの主要都市であるニューアレクサンドリアがコヴナントの侵攻を受け市民の避難が始まっていた

 

シックスは地上に降りた後、ニューアレクサンドリアで市民の避難作戦に従事していた他のノーブルチームの隊員と合流し、市民の避難を支援する熾烈な市街地戦を行った

 

多くの犠牲者を出しながらも市民の避難作戦が完了したノーブルチームはビルに潜んで指示を出していたノーブル・ツーのキャットと合流した

それと同時にノーブルチームは司令部から一連の戦いで亡くなったハルゼイ博士の研究データを守るためにソード基地の爆破を通信で命じられる

 

この通信は暗号化されていない傍受の可能性のある危険な通信のため手早く要件を済ませようとするも、コヴナントが都市全域にプラズマ爆撃を開始した為にビルが倒壊する危険があるため彼らは急いでシェルターに逃げるためにエレベーターに乗り込む

 

しかしシェルターの手前には通信を傍受してこちらの位置を特定したコヴナントの狙撃手が待ち伏せており、キャットがビルのわずかな隙間からヘルメットごと頭を撃ち抜かれて戦死してしまう

 

先ほどのコヴナントのプラズマ爆撃によって発生したEMPによってエネルギーシールドの機能が停止していたことが彼女の間接的な死因となった

 

残った隊員は命令の通りにソード基地に向かうとそこには亡くなったはずのハルゼイ博士がいた

実はこの命令は偽装であり真実はリーチの地下に眠っていたフォアランナーというコヴナントよりもさらに高度な文明を築いていた種族の遺跡から回収された人類の命運を握るAI「コルタナ」のデータをリーチから脱出しようとしている巡洋艦のピラー・オブ・オータムへと運べという内容だった

 

この命令を受けたノーブルチームはノーブル・スリーのジュンにハルゼイ博士の護衛を任せ、残る3人で降下艇を使いオータムへと向かった

だがコヴナントはそれを見逃さずコヴナントの航空部隊の追撃を受けた

 

パイロットのノーブルチームのリーダーであるノーブル・ワンのカーターは、自身と降下艇を囮にしてノーブル・フォーのエミールとシックスに降下艇を飛び降りて地上ルートからオータムへ向かうことを指示する

 

地上ルートからオータムへと向かうエミールとシックスであったが目的地のオータムの目前でコヴナントの大型機動兵器スカラベに道を阻まれてしまう

エミールが強行突破しようとするが、そこに降下艇に乗ったカーターが現れ降下艇でスカラベに体当たりすることで自らの命と引き換えにスカラベを撃破し道を切り拓いた

 

やっとの思いでオータムに到着した二人だったがそこは既にコヴナントの攻撃を受けていた

エミールはシックスにデータを任せるとオータムの脱出を支援する為に一人対空マスドライバーへと向かった

 

シックスはデータを受け取りに降下艇に乗ったオータムのキース艦長にデータを渡したがその直後にコヴナントの軽巡洋艦が出現し奇襲を受ける

艦長の護衛の降下艇が撃墜されたがコヴナントの狙いはキース艦長とデータではなくエミールが操る対空マスドライバーだった

 

対空マスドライバーにコヴナントの精鋭部隊のエリートが降下し、エミールはすぐさま迎撃するが背後から忍び寄るエリートの存在に気付かず背後からエナジーソードで背中を貫かれてしまう

背後から刺されたエミールだったが彼は最後の力を振り絞り自分を刺したエリートと刺し違えエミールは戦死した

 

降下艇の兵士から早く脱出しようと手を差し伸ばされたシックスだったがオータムの脱出を支援する為にリーチに残ることシックスは選択する

キース艦長に別れを告げたシックスはエミールが倒れた対空マスドライバーへと向かいコヴナントの航空機を撃墜していった

そして一人地上に残ったシックスの目の前でオータムは飛び立ちリーチを脱出した

 

西暦2552年 9月12日

リーチを脱出したオータムは地球の情報の絶対秘匿を命じる「コール議定書」に則り、コヴナントに追尾されたままでは地球へと向かえないため単独でコヴナントの追撃を避ける為にランダムジャンプを繰り返していた

 

単独で撤退を続けるオータム

その進路の先には巨大施設が存在していた

宇宙空間に浮かぶ、巨大な環状惑星が

 

こうして物語はシリーズ一作目のHALOへと繋がる

 

 

 

西暦2552年 8月30日 20:00 惑星リーチ 

コヴナントのプラズマ爆撃によって焦土と化したリーチの大地

その中でシックスは押し寄せるコヴナントの大群と一人で戦い続けていた

応戦するシックスだったがコヴナントの物量に押され、エリートに接近されることを許してしまい地に倒れたシックスは抵抗するも、他のエリートに押さえつけられ起き上がることができずエリートのエナジーソードに胸を貫かれて滅び行くリーチの大地で最期を迎えた

 

"SPARTANは不死身だ。奴等は行方不明になっているだけだ……"

 

西暦2589年 7月7日 惑星リーチ

抉られた大地と山脈、破壊されたシックスのヘルメットと、焦土だった大地に根を張る草々

それらを背景にハルゼイ博士は語る

 

「ほどなくリーチは陥落した。敵の攻撃は容赦なかったが、完璧とはいえなかった。

歴史は確実に受けづかれた。あなたのおかげでヘイローが発見され、その秘密は明らかになり、敵の目論見を阻止する事ができた。

我々、いえ、あなた達の勝利は間近だったのに。

でもあなたはリーチに消えた。肉体も、アーマーも、全てガラスの様に砕け散った。

唯一の残されたのは、あなたの勇気。勇気は消えなかった。勇気が、未来を作る。」

 

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