王道ロボット戦記小説、血巡る戦場の記憶 作:dwwyakata@2024
東大陸の奪還に成功したとはいえど、宇宙空間にはまだまだ侵略者の艦隊がわんさかいて、惑星アラタですら優勢な地域だけではありません。
更に味方の士気も振るわない。
そんな中、容赦なく侵略者は軍勢を繰り出してきます。
支援者のウォーリア乗りに寄ると、他の星の南極は気候が極端なことが多く、強烈に寒くなりがちだという。
この星の南極は、平均的な星のそれに比べると、随分暖かめで。
まあ、それでも寒いそうだが。
これには色々と理由があるらしいのだが、ミランには分からない。少しずつ情報を取り込んでいくしかない。
ウォーリア二型に乗って出る。
ワーカーだ。
今度はイーターが混ざっている。
恐らくだが、敵がミランのウォーリア二型を認識したのだ。後方から送られてきたドローン部隊が、出撃の準備を開始していた。
カメイラ大佐に先に話をする。
「イーターは極めて危険な相手です。 自分が優先的に倒します」
「分かっている。 そうだな、任せよう」
「お願いします」
今回は代わりにワーカーが少なめだ。
ウォーリア部隊が出る。
同時にまずは低空からドローン部隊が出て、敵の様子を探っていく。ワーカーは1200ほど。
前回の半分強だ。
その代わりイーターがかなりいる。
それも、早速ドローンに猛攻を仕掛け始めていた。
ドローンが次々に落とされていく。
安価なものだとしても、それでも落とされればそれだけ損害になるし、物資だって作り直しだ。
資源は回収して再利用するのが普通だが。
その再利用だって、ただで出来るわけではないのだ。
ミランは事前に確認しておいた地形を急ぐ。そして、其処が昨日からのドカ雪で、相当に地形が変わっているのを確認。
まずいな。
でも今更だ。やれる範囲でやるしかない。
射撃。
パルスレーザーで、まずはイーターを一機落とす。
今回は随伴を連れていない。
そのまま移動しつつ、回復。こっちを向こうとしたイーターを。自爆特攻でドローンが仕留めていた。
ドローンは今回、爆弾を内蔵したタイプだ。
イーターが爆破されたのを見て、イーターがドローンに再び注力する。
二機目粉砕。
そのままウォーリア二型のエネルギーを羽を広げて回復しながら、次を狙いにいくのだが。
単調な攻撃だ。
嫌な予感がする。
射撃を続けて、三機目のイーターを仕留める。
近くにイーターからの反撃が着弾。雪に隠れた丘に被弾して、丘が吹っ飛ぶ。相変わらずの過剰火力だ。
そのまま移動しつつ、次を狙う。
ワーカーも来るが、片手間に長槍で仕留めていく。この程度の数だったら、どうにでもなる。
油断しなければ、だが。
味方は被害を出しながらも、概ね有利に戦っているようだ。
それもまた怪しい。
何かもくろんでいるのではないか。今までイーターが出てくる事は滅多になかったという話なのに。
イーター六機目を粉砕。
それでドローンが制空権を確保。集中的にイーターを狙って、自爆特攻を仕掛ける。ワーカーがイーターを守ろうとするが、ドローンの狙いは正確極まりない。容赦のない自爆特攻で、イーターが次々に爆破される。
その間に回復しつつ、カメイラ大佐に連絡。
「何かあると思います。 味方を退かせてください」
「そうだな。 少ないが被害も出ている。 ウォーリア部隊、イーターを仕留めた以上、後は基地の砲撃でどうにか出来る。 さが……」
「前方に異変! ぎゃあああっ!」
あれは隊長機だ。
それが、真下から突き上げてきた何かに粉々に粉砕される。中尉。そう声が上がり、味方が逃げ始める。
制空権を抑えていたドローンが即座に自爆特攻に切り替え、ワーカーを仕留めて味方を少しでも助け出すが。それでも数機がワーカーに集られる。ミランもパルスレーザーで支援するが、全機はとても助けられない。
味方ウォーリア部隊へ急ぐ。
姿を見せたのは、ブレイカーだ。
ドリルを威圧的に回転させながら、今倒した隊長機の残骸を辺りにぶちまける。残骸はワーカーが集って、粉々にかみ砕いてしまう。
突貫。
あいつを倒さないと、下手をすると基地の外壁を抜かれる。
右左にワーカーを仕留めながら加速。
エネルギーの残量が決して多くはない。少なくとも、長期戦は出来ない。
ブレイカーとの戦闘は、以前ペイン大尉がやっているのを見た。突貫しながら、連絡を入れる。
「どうにかドローンでブレイカーの気を引いてください」
「分かった。 残存ドローン投入。 支援攻撃は、ワーカーを少しでも削れ」
「了解!」
叫ぶようなことはしない。
味方が蹂躙された場所に突撃して、そのままワーカーを数機蹴散らす。集ってくるが、冷静にエネルギーの残量を見ながら、必要な奴だけを倒す。
ぐおんと、凶悪な音を立てながら、ブレイカーが唸る。
あのドリル、直撃すればウォーリアも瞬殺。
擦っただけで、ウォーリアの手足は消し飛ばされるだろう。
ドローンが冷静に集って、次々に爆発する。
ブレイカーはほとんどびくともしていない。それどころか、思った以上に動きが速い。ドリフトしながら、隙を狙うが。こっちにドリルを向けて、襲いかかってくる。回避。一瞬遅れていれば、直撃だった。
それでも回避した。
ドリルが唸る。
相手の後方に回り込もうとする動きを見せながら、敢えてワーカーをそのまま斬り伏せて、ブレイカーに蹴りつける。
ワーカーをブレイカーが回避した瞬間。ブースターをふかして飛ぶ。
アラート。
エネルギー残量がかなりまずい。
だが、それでもやらなければならない。
ブレイカーがワーカーを回避した瞬間、決定的に機体のバランスを崩す。その背中から、ミランは長槍を突き立てていた。
機械だから、背中があるのかはよく分からないが。
ともかく、それが通る。
突き刺さった長槍を引き抜く余裕はなく、後は飛んで離れる。もう継戦能力はない。どっと襲いかかってくるワーカーに肝を冷やす。
まだ動いているブレイカーが、程なくして、爆発四散していた。
着地。
速度が落ち始めた。まずい。ワーカーに追いつかれる。
その時、味方のウォーリア部隊が出て、射撃を一斉に開始。追いついてきていたワーカーを、連続して破壊していた。
「やられっぱなしでいられるか!」
「英雄どの! 早く!」
「ありがとうございます」
冷静にワーカーの配置を見ながら下がる。
追いすがってきたワーカーが、掃射砲の範囲に入ったのはその時だったが。カメイラ大佐は冷静に、基地からの砲撃を集中してワーカーを倒す。
そしてどっと本命の敵が追いすがってきたのを見て、掃射砲を稼働。
後は、まとめて片付けるのに任せていた。
短時間でこうも厳しい戦いが続くとは。
八機がやられた。
基地に戻り、ドッグでウォーリア二型から降りる。カメイラ大佐に、味方を助けきれなかったこと、長槍を使い捨ててしまったことをわびると、良いと言われた。
「君の奮戦がなければ、この基地はブレイカーに落とされていたよ。 それにしても、見事な戦いだったな。 あれだけのイーターを倒し、ブレイカーまで討ち取るとは……」
「ブレイカーは以前、僚機が倒しているのを見てやり方を覚えました」
「そうか……」
ただ、次はもっと楽に倒したい。
接近戦はリスクが高すぎる。しかしブレイカーは長槍で貫いてみて分かったが、装甲が非常に厚い。
恐らくだが、パルスレーザーでは、二マガジンを全部たたき込んで、それでも足りるか分からないだろう。
恐れられているとは聞いていたが。
それも納得だ。
前も何回か見たが、確かに簡単に倒せる相手ではない。
休憩を入れる。
しばらく休んでいると、味方の増援が到着する。ウォーリアだけでも八機やられたのだ。それは増援も来るだろう。
ミランはそういうのに関与する立場ではない。
ぼんやりと、それを見ているしかなかった。
また雪中をワーカーが来る。
ちょっとばかりペースが速いな。そうミランは思ったが。この南極には七つ工場があるらしいので。
それを考えると、不思議ではないだろう。
南極はかなり前から劣勢だったようだが。
今、ズヴァールラ提督の部隊が、南極北の亜大陸の攻略作戦を実施しており。これが終われば、シーキャリアさえ気をつければ、南極の敵を孤立させられるらしい。
勿論宇宙から、新しく工場を投下される可能性があるため、それは気をつけなければならない。
また、ズヴァールラ提督の攻略部隊に、南極の敵が横やりを入れるのも好ましくはない。ミランらが、ワーカーを倒すのには、其処でも大きな意味があった。
ワーカーの群れは恐らく3000はいる。
かなりの数だが、ワーカーだけだ。丁寧に処理していく。この間の戦闘で、イーターどころかブレイカーまで繰り出してきたのに、今度は数だけで平押しか。何かを試しているかのようだ。
新しく来た増援部隊も、冷静に戦えている。
この間の東大陸での激戦以降、敵の勢いが減った。
負傷した兵を東大陸に下げ。
東大陸で実績を上げた兵士を、前線に投入する動きが出てきているらしい。
昔は手足を失ったら取り返しがつかなかったそうだが。
今はクローン技術の応用で、ほぼ完全に再生できる。
それもあって、死にさえしなければどうにかなる。
もっとも、ワーカーに集られてしまうと、まず助からないが。
丁寧にワーカーを駆除し、味方と連携しながら数を削っていく。戦闘中に、カメイラ大佐から連絡がある。
「ミランくん。 西大陸に、例の親衛軍ウォーリアが出たそうだ」
「西大陸ですか」
「ああ。 ウォーリア部隊十機以上を鎧袖一触していったらしい。 大きな被害は出たが、基地だけは守り切ったそうだが」
「……」
今攻勢を受けている南極北ではなく、戦況が膠着している西大陸。
なぜだろう。
南極北の亜大陸は、残り工場一つにまで追い詰めているそうで。更には、それが終わったら、次は西大陸に近い二つの亜大陸を攻めるらしい。
同時に、四機の駆逐艦を追加で動員。
南極に回してくれるそうだ。
駆逐艦は多数の高空部隊やドローン、物資や補給設備も搭載している動く基地だ。
宇宙での戦闘がうまくいっているのかは分からないが。
ともかく。一つずつやっていくしかない。
「攻勢を受けている地点にどうして親衛軍ウォーリアは来ないのでしょうか。 それに自分を狙ってくる様子もないと。 自分がここにいる事は分かっているでしょうに」
「そうだな、それが分からない。 ともかく、今は目の前のワーカーを始末するのが先だな」
「はい」
ワーカーはほぼ片付いたか。
皆が追撃するのを、カメイラ大佐が戒める。掃射砲がうなりを上げて敵を倒していたが、それも程なく止まった。
地上用ドローンが出て、ワーカーの残骸を回収していく。
ロボットもそれに加わる。
帰投命令が出たので、ドッグに戻る。
此処からは無人兵器やロボットの仕事だ。
基地にキャリアが多数来ていた。
ワーカーの残骸を回収していくのだ。
何でも一部は完全に資源に戻した後、東大陸の工場跡に運び。無差別に食い荒らされていた資源を補填するらしい。
星の資源を元に戻すことで、環境の回復を促進させるそうだ。
他にも色々な下準備をするそうだ。
ただ、まだ星の回りで敵との艦隊戦が続いているそうで。本格的な環境の再生はその後になるそうだが。
ドッグでロボットが声を掛けてきた。
ミランもあまり背が高い方ではないのだが、更に背が低い。例の侵略者の姿をもしたロボットだ。
「ミラン中尉ですね」
「そうですが、どうしました」
「ウォーリア二型の修理を専属でするように指示を受けたハコト991です。 よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げられる。
ロボットには全裸のものもあるのだが、これはドッグで活動するためのつなぎを着ていた。見た感じ生体部品を使っているし、服は必要だ。毛皮で肌が守られているようでもないのだから。
ちなみにリバースエンジニアリングはされているが、あくまでガワだけで、中身は完全に入れ替えられているとか。
これはバックドアとかを使った悪さを防ぐためらしい。
青い髪。
侵略者はこういう髪をしているのかと、一瞬思った。
別にロボットだ。
気にすることはない。
「修理については他のメンバーと連携してください。 自分はあくまでウォーリア乗りですので、細かい事は分かりません。 任せます」
「はいっ。 よろしくお願いします!」
頭を下げると、ぱたぱたと行く。
他のウォーリア乗りに言われる。
「侵略者からリバースエンジニアリングした最初期モデルの一体ですよ。 見かけよりずっと長く活動しているはずです。 型番も三桁ですし」
「随分小さいですね」
「子供型です」
「……」
侵略者は敢えてロボットを弱く作ったり、欲望のはけ口にしていたという。
つまり子供を。
そう思うと、むっとなる。
ウォーリア乗りが恐縮したようなので、貴方に怒っていない。侵略者に苛立ったと説明をしておく。
全て事実だ。
休憩所に出向くと、丸まって休む。新たの民が丸まって休むのを、不思議がる者もいるようだが。
腹を守るための処置だ。
別に不思議なことではないと思うのだが。ともかく、休んで回復しておく。
起き出してからは、シミュレーションマシンが来ていたので、鍛錬をする。ブレイカー戦の経験をもっと積んでおきたい。
戦闘記録を見ると、やはりブレイカーには多数で当たるのが鉄則のようだ。
ワーカーと違う純粋な戦闘兵器だ。
基地に突っ込まれて、基地が一瞬で粉砕される様子も映像記録として残されていた。凄惨な有様だ。
駆逐艦が破壊されることもあるというのも納得である。
これでは、突撃を受けた基地にいた人員は、誰も助かりなどしなかっただろう。粉砕というよりも、焼却が近かった。
ただ、これも戦いだ。
後は、対処方法について学んでおく。
やはりペイン大尉がやったようなゼロ距離からの射撃や。ミランがやったような側面への攻撃が有効だが。
問題はあのドリルだ。
単純な金属だけでなくて、超高熱のプラズマだとかを纏っているそうで、半端な装甲などひとたまりもないらしい。
駆逐艦程度のシールドなら食い破ることもあるという話だが、それも納得だ。本当は宇宙で使う兵器だというだけあって、機動力も凄い。
もっとも、宇宙で使う場合は、カタパルトというのを用いて、射出するそうなのだが。
ブレイカーについては色々な撃破例を見ておく。
ペイン大尉のはやはり珍しい単独例。
ほとんどは多数で相手を牽制しながら、隙を見てゼロ距離射撃か。
だとすると、単騎での戦闘はどうしても難しい。
戦ってみて理解したが、ブレイカーは動きが速く、旋回速度も高い。そう考えると、ウォーリア二型でも単騎であいつを倒すのは困難だ。
しかもミランを狙ってくる事もないだろう。
実際現れた時、最初に隊長機を潰しに来たのだから。
「ミラン中尉」
「何かありましたか」
「ブレイカーの単独撃破もあり、カスタムなどの要望をある程度聞けるそうですが」
「今の時点では必要ありません。 出来るだけ完璧に仕上げてください」
ドッグのメンテナンス要員から聞かれたので、答えておく。
例のハコトはどうかと思ったら。
ちゃんとテキパキと動けているようだ。
元のリバースエンジニアリング品だとしても、中身は別だろうし。何よりも実用出来るようになっている。
少しだけドッグでの作業の様子を見てから。
しばらくは、ブレイカーの戦闘の様子をミランは確認し続けていた。
工場を破壊して、これで残り一つ。
そのタイミングで、南極北亜大陸にて戦闘を続けているズヴァールラ提督は、西大陸からの連絡を受けていた。
「親衛軍ウォーリアが確認されただと」
「はい。 我々の勢力圏にはない海域を、多数のドローンとともに飛行中。 ただこれは……」
「なんだ」
「映像を送ります」
ズヴァールラ提督も、暇ではない。
今忙しく思考を働かせて、戦後処理をしているところだ。負傷した兵員の後送、物資の要求、宇宙軍との連携。
盾艦は配備していて、あの親衛軍砲艦が現れても次は簡単には負けない自信はあるものの。
それでもいつ何が起きてもおかしくない。
ズヴァールラ提督より強い戦士なんて幾らでもいた。
その全てが侵略者との戦いで死んで行った。
自分は運が良いだけだ。
それを理解しているから、ズヴァールラ提督は油断しない。油断すれば、誰でも死ぬ。油断しなくても死ぬのだ。
だったら生存率を少しでも上げるのが絶対なのだ。
程なくして映像が来る。
これは。
「この親衛軍ウォーリアはどこに向かっている」
「南極です。 恐らくはミラン中尉を狙っているのではないかと」
「すぐに連絡を送れ。 此奴は危険な相手だ」
「はい」
親衛軍ウォーリアにも何種類かいる。
この間までミラン中尉が戦闘していた相手は、通称白い奴。白い悪魔とも言われる。
二本の剣を巧みに扱う、速度と技巧で攻めてくるタイプだ。兵器としても、火力よりも速度を優先している節がある。
一対多数の戦いに向いている奴である。
今度のは違う。
まがまがしい配色のその親衛軍ウォーリアは、通称潰し屋。
手にしている巨大な鈍器を用いて、ウォーリアを徹底的に挽きつぶすことで知られている存在だ。
侵略者は残虐だが、その中でも特に残虐なことで知られていて。あいつに潰されたウォーリアは一説には四桁を超えると言われている。
侵略者との長い戦いで、親衛軍相手には大きな被害を出してきた。その過程で、何度も討ち取ってきた。
だがあの潰し屋は、この間ミラン中尉が撃退した白い悪魔と違って、ウォーリア戦での撃退例はない。
基本的に砲撃でないと対処できない相手だ。
白い悪魔の方は、多数で飽和攻撃をしかけて倒した例がいくつか存在しているのだが。
あれはウォーリアが潰されている間に、大火力兵器で吹き飛ばす以外の手段で倒せていないのだ。
「対抗兵器も送れ」
「は……。 しかしいくら英雄とは言え、一中尉に固執なさいますな」
「優れた戦士に敬意を払うのは当然だろう。 今まで10秒もった相手がいなかった親衛軍ウォーリア相手に、20秒以上もった戦士だぞ。 今後、親衛軍相手の被害を減らせる可能性も高い。 死なれては困る」
「なるほど、それもそうですな。 分かりました」
部下も決して優れた者ばかりではない。
だが、優れていないという理由で斬り捨てる訳にもいかない。優れていないなら、配置換え。
或いは諭して育てる。
それだけだ。
戦闘ばかりしてきたズヴァールラ提督だが、それでも戦士の一族だからこそ、命の大事さは知っているのである。
肉をむさぼりながら、ズヴァールラ提督は、次に打つべき手について、考え続けていた。
※ハコト
侵略者製のロボットですが、侵略者は随分前にAI搭載型ロボットを使用するのを止めています。ワーカー等は全部プログラムで動いています。支援者の所にいる侵略者製ロボットは侵略者から惑星を奪還した際に回収したテクノロジーから支援者がリバースエンジニアリングしたものですね。
支援者で利用されている侵略者製のロボットは何種類かいますが、基本的に侵略者の姿を模して作られていて、古くは様々な用途で使われていました。AIも搭載されていましたが、ある時期からAI搭載型は全てが封印処置を食らって、処分されるか機能停止するまで破壊した後倉庫の奥などに投げ捨てられていました。
ハコトはそのロボットの「ガワ」だけを使って作り出したロボットであり、見かけだけは侵略者製ですが、中身の殆どは支援者製です。
ただその頭脳部分は、昔侵略者が使用停止したAIを試験的に一部使用しています。
バックドアなどがないように徹底的に調査した末、ですが。
感想評価などよろしくお願いします。励みになります。
本作にどういった要素がほしいですか。要望があれば遠慮なくどうぞ。
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詳細なマシンデザイン
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圧倒的な武力による蹂躙
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緻密な人間ドラマ
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種族や文明の描写
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近接した力量のライバルとの死闘