王道ロボット戦記小説、血巡る戦場の記憶 作:dwwyakata@2024
※侵略者
この作品の現在時間軸で天の川銀河の37%を占有している勢力です。
基本的に他の種族、特に知的生命体の存在を一切認めておらず、有機物は肉、無機物は資源としか思っていません。
指導者といわれる存在がいること。それ以外の個体は生まれると同時にナノマシンを注入され、指導者に逆らう、疑念を抱くなどをすると即座に爆破されることなどが「支援者」には分かっています。
現在戦況は支援者が有利ですが、この存在が宇宙に出現してからはしばらくは侵略者が有利で、ずっと一方的な戦いが続いていました。
それが数百年続いて少しずつ形勢を逆転。銀河系中心部分を奪回したことで、現在では資源でも人員でも「支援者」が有利になってきていますが。
まだそれでも、戦争は終わりそうにもありません。
ワーカーが攻めてくるまで、だいたい十日から二十日の猶予がある。その間、偵察に出向くウォーリアもいるが。
「工場」にある程度近づくと、ワーカーに襲われる。
だから、それも限定的にまでしか出来なかった。
ワーカーは攻めてくる数なんて比じゃないくらい、工場の近くに群れている。少なくとも、現在のウォーリアの装備数で撃破は無理だ。
他にもいくつかの戦線があって、工場からのワーカーを食い止めているらしい。
支援者もウォーリアに乗って戦う戦士がいる。
そういった戦士も死ぬ。
宇宙という場所でも、支援者はばたばた倒れているらしい。
もしもつかまれば、加工されて食われてしまう。
その恐ろしさを知っているから、戦いは凄惨になるばかりだ。
支援者に見せられたことがある。
支援者が反撃作戦を実行して、侵略者が制圧していた星を奪還した時。工場も破壊したのだが。
其処での映像が残されている。
数多の星から集められた生物が、粉々にすりつぶされ。
栄養ごとに分けられて。
そして食料として、缶という入れ物に詰められていた。
それには侵略者に似た生物もたくさんいた。
捕まえた侵略者は言うそうだ。
汚らわしい獣が、と。
言葉は通じるらしいが、基本的に相手は聞くつもりが全くないらしい。
現在、支援者の種族は六種族いるらしくて、その中の「ピラムワンダ」という種族が、新たの民を助けに来てくれている。
それも何か狙いがあっての事ではないか。
そういう風に勘ぐる者もいるが。
ミランは、とにかく侵略者を追い払うことが先だと考えていたし。
今は、とにかく戦うしかないのだった。
ミランが呼ばれて出向く。
其処には、新型のウォーリアが送られてきていた。
全体が黒く塗装されていて、他のウォーリアよりも羽が大きい。
見て回るが、ブースターという機構も、大きく作られているようだった。
遠距離用の武器として、他のウォーリアの装備であるパルスレーザーよりも一回り大きいのが持たされている。
「随分と大きなパルスレーザーですね」
「通常のパルスレーザーよりも口径が大きい。 エネルギーの消費も大きいが、その分ワーカーをより素早く殲滅できる。 ただし、こまめなエネルギーの補給と、砲身が熱くなり易いから気をつけてくれ」
そう大佐に言われる。
大佐曰く、この近辺での宇宙での戦いでは、かなり支援者が有利であるらしいのだけれども。
侵略者も攻勢に出ている場所があって。そういう地点には、守りのための戦力を割かなければならないらしい。
侵略者はずっと戦争ばかりしてきた種族であるらしく。
自分たちは絶対に正しく。
敵は全て間違っていると考える存在で。
相手を何の感情もなく殺せる存在が偉いと思っているらしい。
元々は侵略者同士でずっと殺し合っていた種族であったらしいのだが。宇宙に出てきて、自分たち以外の存在を見つけてからは。ひとまとまりになって、ひたすら自分たち以外へ攻撃を繰り返し、相手を食い尽くす恐ろしい化け物に変わったそうだ。
侵略者については、本当に断片的にしか分からない。
ワーカーは自動で肉を収穫するだけの装置であるらしいので。
侵略者本人には会っていないからだ。
ミランは侵略者を見てみたいと思うのだが。
侵略者がこの星に直に来ているかは、支援者でも分からないらしい。
ただ、という。
「この星の生物の肉は、侵略者の口に合うらしい。 それもあって、此処に増援を送るつもりではないかという話があるそうだ」
「……なんとか出来ませんか」
「こちらも支援はする。 可能な限りな。 私の星も奴らに散々蹂躙されたのだ。 この星は、既にかなりやられてしまっているが、無事な場所は少しでも守らねばならん」
そうか。
そう言ってくれるのはありがたい事だ。
無言で新しいウォーリアを見上げる。
武器が運ばれてきた。
長柄だが、先が二叉になっていない。
「あれが、新しい近接武器ですか」
「うむ。 君は長柄の方が得意だろう」
「というよりも、我々は長い棒に刃物を使った武器で、肉食の動物とくらいしか戦ったことがありません」
「そうか。 そうだったな」
ミランの前の世代がそうだったのだ。
巨大な肉食の動物もいるが、そういった存在は知恵を使って遠ざけてきた。戦うのは最後の手段。
だから、侵略者に蹂躙を受け始めた時は。
文字通りなすすべがなかった。
黒いウォーリアに乗せて貰う。
この期待は、ウォーリア二型というらしい。
宇宙戦闘用のウォーリアに比べて、大気圏内での戦闘に特化しているものだという話ではあるが。
宇宙戦闘と言われても分からないので、そうかとしか言えない。
装備がそろったところで、外で演習をする。
まず乗り込むところからだが、今までのウォーリアに比べて、動きが若干鈍重なような気がした。
少なくとも乗り込む時はそうだ。
一旦操縦席について、操作を開始する。
全身が重くなる。
「負担が大きいですね」
「長時間の戦闘は難しい。 要所でだけ出て貰う形になると思う」
「その間、味方が蹂躙されるのを見ているだけですか」
「そうは言っていない。 基本的に最初は大口径のパルスレーザーで支援。 その後は、近接武器で最前衛で可能な限り迅速に敵を仕留めてほしい」
そうか。
では、まず出撃だ。
ブースターをふかして、基地の外に出る。
ぐんと、ものすごい加速が掛かるのが分かった。
本来こういう加速……Gというらしいのだけれども。それをウォーリアみたいな人型兵器でそのまま乗って受けると、一瞬で体がぺしゃんこになってしまうらしい。これはどれだけ頑強な種族であろうが助からないのだそうだ。
ウォーリアの操縦席には色々な技術が投入されていて、Gを十分の一以下にまで軽減しているのだとか。
それでもびりびりと負担が来る。
ただ、速い。
速すぎて、動かしていて勝手が違う。
しばらくは、右左に動かして、様子を見る。
エネルギーの残量の減りも早い。羽を広げて、回復に掛かる。回復速度も速いが、これはかなりこまめにやらないと、あっという間に動けなくなって、ワーカーの餌だ。
回復。
まずパルスレーザーを試す。
出力がものすごい。
撃ってみて分かるが、これなら数体のワーカーを一度に撃破できるかも知れない。しかし、今までの調子で撃っていたら、あっという間に弾切れになる。
それはよく分かった。
即座にパルスレーザーをとめて、また撃って確認。
羽を広げて、チャージを始める。
数度動かしてみて、こつをつかむ。
「いいぞ。 飲み込みが早い。 若さはやはり力だな」
「ありがとうございます」
「良いんだ。 私もウォーリアに乗って前線に出るか、もっと増援を出すか、後方に掛け合っているんだが。 それでも、色々厳しい状態だ。 これくらいしか、私にはできないのだ」
大佐の種族は四つ性別があるらしく、そのうち二つをそれぞれが持っていて、二人でいずれか異なる性別を持っていれば子供を作れるらしい。
体外で子供を育てるらしいのだが。
卵から子供が孵るまでに八期くらい掛かってしまうそうで、しかも一度に出来る子供が極めて少ない。
それもあって、クローン技術を発展させないと、侵略者に対抗できなかったそうだ。
大佐自身がそういうクローンの一人で。
同様のクローンは、珍しくもないそうである。
ある程度射撃訓練をした後、長柄を試す。
振り回してみて、なるほどと思う。
凄い切れ味だ。
地面がざくざくときれる。
こんな切れ味だと、消耗も速いだろうなと思う。
羽をこまめに広げて、エネルギーチャージを行う。長時間の戦闘は厳しい事が、よく分かった。
とりあえず、一通り訓練を終えたので戻る。
大佐は充分だと言ってくれた。
ウォーリア二型から降りて、そしてドッグを出る。ドッグでは、操縦者が殺されたウォーリアの修理をしている。
バラバラに砕かれても、ある程度は修理できる。
ワーカーは敵性機械の排除と肉の収穫しか興味がないらしく。
機械を再起不能に破壊することはあまりないらしい。
それもあって、操縦者が死んだウォーリアをこうして再生するのはある程度容易であるそうだ。
ただ、不可解なことも多い。
しかしそれらを聞いていても、仕方がないのも事実だった。
休憩を貰ったので、しばらく休む。
ファーガとテフを世話して、静かに暮らしたい。ミランは元々そうやって生きるだけで良かった。
それに対して疑問を持ったことはない。
新たの民は、それぞれの文化を書物として残してはいたが。それはそれが得意な者がやれば良い。
基本的に新たの民はそれぞれの得意分野を自覚することが出来る種族で、それぞれが得意な場所に出向くし。
それを妨げるものもない。
一族はそれぞれが人員を交換しながら、ファーガの世話をしたり、集落を修繕したりしつつ生きていて。
誰もが必要な仕事をしている。
体が弱かったり、或いは欠損して生まれてくる者もいる。
だけれども、そういった者達にも、それぞれの仕事がある。
何一つとして無駄にしない。
それが新たの民の生き方だ。
基地で、誰かがビラを弾いている。ビラは寿命で死んだファーガの尻尾を加工したもので、支援者言うところの楽器である。
腕一本で扱えるので、腕を失ったりした者が、ビラを弾く事が多く。
今も体で抱えるようにして、この間の戦いで死んだウォーリアに乗った者達の魂を慰めている。
皆がそれを静かに聞いている。
ミランも、同じようにする。
しばし黙ってそうしていると。
大佐が来た。
「ミランくん。 いいかね」
「如何いたしましたか」
「西の基地で、ワーカーの大規模侵攻の懸念が出てきている。 現在、我々からも増援を出す予定だ」
「!」
支援者が直に増援を出すのか。
巨大な黒い鳥が出てきて、敵に爆弾というのを投射したりもすることがある。ただし、ワーカーが大量に出てくる場合は、基本的にそれだけではすまない。
恐らくは、厄介なのも出てくる。
ウォーリアは、戦闘を重ねて、用途ごとに改良される兵器であるらしく。ミランが乗るのは、「新型」ではないらしく、「特化型カスタム機」であるらしい。
現在戦果を挙げている新たの民には、何名か特化型を貰っている者がいるらしくて。ミランもその一人になったと言うことだ。
「こちらの基地は大丈夫でしょうか」
「工場から出ているワーカーの数を確認する限り、こちらには通常のワーカーくらいしか来るとしても来ないという判断だ。 君なしでも問題なく迎撃できる」
「……分かりました」
あくまで予想だ。
そういう予想が簡単に覆ることをミランは知っている。
毛がふさふさの耳をなでる。
どうにも不安があると、こうしてしまう。この癖は、どうしても止まりそうにない。
キャリアと言われる。四輪の鉄の動物にウォーリア二型が乗せられて、基地から移動を開始する。
ちなみに大佐は基地に残る。
移動中に、指揮権の委譲が行われて。
操縦席のモニタに、大佐と同じ種族の人が映った。
「こちらバルカマヌ中佐。 君がミランくんだね」
「はい」
「大佐から推薦は見ている。 戦歴も見たが、実に素晴らしい。 それでだ。 早速だが、今回は君の特化型に大事な仕事をして貰う」
「なんでしょうか」
映像が出る。
これは。
ワーカー5000はいる。通常の侵攻の三倍以上の規模だ。それに、まだ続いているようである。
西の基地は、いつもミランがいる北の基地と規模は変わらない筈だ。このままだと押しつぶされてしまうだろう。
「現在、我が軍が使用している爆撃機と、大気圏内戦闘機の部隊が出ているが、敵もそれを想定して厄介なのがいる。 これだ」
「……」
ミランも、ワーカーだけしか敵がいないのではなく、他にもいるのは知っている。何種類か見たことがあるが。
それは長い首を持って、ワーカーの中をのし歩いていた。
首の先端には何かがついている。
恐らくだが、あれはレールキャノンだ。それもかなり大口径の。基地に据え付けてある大きな奴と同じか、それ以上。
「これはイーターと言って、対空の自動兵器だ。 君たちを殺して肉にして持ち帰るワーカーを護衛するためのものだな」
「それで、此奴を倒せと」
「そうなる。 航空部隊も、支援用にデコイを撒くが、それを破壊し尽くされる前にどうにかしてほしい。 勿論イーターは地上攻撃も出来る。 此奴の火力では、君たちが言う基地……ユニット型防衛施設も、ひとたまりもなく壁を抜かれる」
勿論それだけではない。
ウォーリアのベテランが十人、基地に来るそうである。皆大佐の同族であるそうだ。
四十機のウォーリアで前線を支えている間に、航空部隊がまず接近。
それにイーターを反応させる。
イーターはウォーリアも狙ってくるが、航空兵器を優先するらしい。其処でまずはデコイを航空機がばらまいて陽動。
ドローンという無人の航空機も囮として使うそうだ。
「イーターは四機いる。 このうち二機を打ち倒してくれれば、後は航空部隊でどうにか仕留めてみせる」
「そんなに厄介な相手なんですか」
「元々イーターは宇宙戦闘で遠距離砲として開発された自動ドローンでな。 ワーカーとは違う純粋な軍事兵器だ。 戦闘力も装甲もワーカーとは訳が違う。 ただ、君に渡した大口径パルスレーザーを当てれば、一発でとはいかないが、マガジンを使い切る頃には打ち倒せるはずだ」
それは勿論。
ワーカーが邪魔をしてくるのを計算しないで、だろうな。
そうミランは思う。
他の基地から、新たの民のウォーリアは輸送できないらしい。まあそれもそうだ。工場は一つじゃないのだから。
「敵工場は現在どういうわけか生産速度を上げている。 これには何かしらの意味がある可能性があると我々は睨んでいる。 この攻勢を跳ね返せば、或いはこの星を奪還できるかもしれない」
「……」
そんなにうまくいくとは思えない。
工場だけで、確か五十くらいはこの星にあると聞いている。ワーカーを全部が生産しているわけではないだろうけれども。それでも五十だ。一個を潰したくらいで、そう簡単にいくとは思えないのだ。
ミランは家族みんなワーカーに殺されてから、感情が色々おかしくなった。
それと同時に、ものすごく冷酷になったと思う。
戦術とか戦略とかも習った。
戦う事を皆で決めてから、そうした。
そのまま殺されるのは、いくら戦いが嫌いでも嫌だ。
相手は肉食の動物より遙かに残虐な集団。
あらゆる全てを食い尽くしていく鬼畜。
そんなものに、好きなように殺され続けてたまるか。
それがミランの本音である。
逆に言うと。
もうそれしか、ミランに残ったものはないのだとも言える。
誰かと子供を作りたいとか、一切考えなくなって久しい。これは生き物としておかしいことだと分かっている。
戦いを優先すべき。
それが正しいから、こうなっていることもなんとなく分かる。
戦いの場が見えてきた。基地は兵器を増産して、いつもの三倍を超える敵を迎え撃つべく準備をしているようだ。
いつもでも被害が多く出る。
主力を張っていたウォーリア乗りが一瞬で殺される事なんて珍しくもない。
四度戦闘にウォーリアに乗って出て。
それが理解した現実だった。
通信が入る。
新たの民の別の部族。
この基地を守っている部族からだ。
同じウォーリア乗りらしい。
ミランは赤っぽい毛が全身に生えているが、この基地の辺りは若干黄色みが掛かった毛が生えた者が多い。
新たの民は、暮らしている土地の寒さなどによって、姿を変える。支援者によると、亜種というのが近いらしい。
交配可能で、どちらにも有利な性質を引き継ぎやすい。
新たの民のような非好戦的な種族で、こうも繁栄している生物は珍しく。この亜種を簡単に作り出し、その性質を取り込める可変性が、原因の一つかも知れない、ということだった。
ウォーリア乗りはマーカラと名乗る。
16期の女であるらしい。
少し年上だが、顔の右側が酷い傷が出来ていて。耳もまるごとなくなっていた。
再生は出来るらしいが、それをするくらいなら兵器に回してほしい。そう言って、治療だけ受けたそうである。
この基地で、最多数のワーカー撃破記録を持っているそうだ。
「支援者から聞いている。 貴様が作戦の鍵だと言うことだな。 カスタム機というそうだが、性能が出る分とても高いそうだな」
「ええ。 少し試してみましたが、力強い反面力尽きるのも早いですね」
「そうか。 ならば直衛が必要か」
「出来れば」
一応回復用の翼を展開しつつ移動することも出来るが、その間は動きがどうしても遅くなる。
キャリアを移動に使う手もあるのだが。
キャリアがワーカーの攻撃に耐えられるとも思わない。ワーカーは劣化ウランだとか炭素クリスタルだとかの、凄まじい強度を誇るものでも平然と喰いちぎるのだ。
ウォーリアの装甲だって、ワーカーに集られるとひとたまりもない。
その上、パルスレーザーだと一体倒すのにもそれなりに手間暇が掛かる。厄介な相手である。
基地に到着。
40機のウォーリアが、既にドッグにいた。
掃射砲やレールキャノンも、いつもより増強されているようだ。整備はギリギリまで行うらしい。
支援者も見える。
ウォーリア乗りが十名。
残りは技術者だ。この戦闘の指揮を執る中佐と、更には戦況を分析して。大局的な勝ちに結びつけるらしい。
新たの民は、戦争なんて分からない。種族としてやったことがないからである。
だから座学で教わったし。
そういうものか、くらいにしか感じない。
作戦について、中佐が説明する。
「此処に十字砲火を敷いて、可能な限りワーカーを仕留める。 問題は相手にイーターがいることだ。 四機が確認されているが、更に増えるかも知れない。 ワーカーをとにかく足止めしてほしい。 ワーカーの群れの中にいる場合、イーターはとにかく対空戦を優先する。 我々の航空部隊が、イーターの気を引く」
イーターが装備しているレールキャノンの破壊力は凄まじいと既に聞いている。この基地でも、話は聞いているようだ。
先に話したマーカラのウォーリアは、橙色に塗装されていた。
たまに自機を塗装する新たの民がいる。
兵器にほとんど興味を持たないのが新たの民だが。それでも、一部は何かしら好戦的な本能でも目覚めたのかも知れない。
兵器を選んで使い。
ワーカーを好戦的に潰しに行く新たの民は、確認されているらしい。
ミランもその一人かも知れない。
あまり自覚はないが。
支援者達のウォーリアは、皆のウォーリアと同じだ。ただ、武装が多少は綺麗なように見えた。
ただ彼らは最前列で戦う。
新たの民だけを戦わせるのではない。
クローンで数を増やして、前線で戦う。それが支援者達の覚悟であるそうだ。
「それでは出撃! 幸運を祈る! 勝って凱歌を上げよう!」
「ファーガを守り抜こう!」
支援者と新たの民で、それぞれのもくろみは違うか。
基地を落とされれば、新たの民もファーガもテフも皆殺しだ。
そうはさせない。
ウォーリアに皆が乗り込む。そして、剽悍な動きで、地上すれすれを飛び。前線へ向かっていった。
※支援者
主に六つの知的文明種族から構成される星間連合国家です。作中の現在時間軸で、天の川銀河の49%を制圧しています。主要な六つの種族だけではなく、参加種族は100を軽く超えています。
侵略者による一方的かつ蹂躙に等しい攻撃に対して、それまで決して仲が良かったわけでもない国家が必死に団結し。その技術を吸収してなんとか対応できるようにしたのがこの勢力ですね。
今では全てにおいて侵略者に対して優位をとりましたが。それでも圧倒するほどではありません。
保有戦力は宇宙艦艇だけで二億隻を超えていますが、天の川銀河の規模(恒星だけで2000億~4000億)を考えると、これでも過大戦力ではありません。
支援者も最初は技術や文明を鼻に掛けた傲慢な者がいて足並みをそろえられなかった時期もありましたが、今では侵略者に対して一致団結して戦闘をしています。ただそれでも、どうしてもろくでもない輩がいるのも事実ではあります。
基本的に侵略者に襲われる種族はいかなる理由があろうと支援し援助する。
それが支援者の掟となっています。
このため支援者の参加種族には支援者に助けられた種族も多く、侵略者に襲われることが何を意味するか理解している者も多数います。
惑星アラタで命を賭けて戦う支援者の戦士が多いのも、それが理由ですね。
感想評価などよろしくお願いします。励みになります。
本作にどういった要素がほしいですか。要望があれば遠慮なくどうぞ。
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詳細なマシンデザイン
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圧倒的な武力による蹂躙
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緻密な人間ドラマ
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種族や文明の描写
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近接した力量のライバルとの死闘