王道ロボット戦記小説、血巡る戦場の記憶 作:dwwyakata@2024
※ワーカー
「侵略者」が惑星地上戦で用いる地上兵器です。正確には兵器ですらなく、「肉の収穫装置」です。
複合装甲を十八重にも展開している半球状の巨大な黒い姿をしており、全長12m、全高4m。レーザー、レールキャノン、荷電粒子砲などなど、あらゆる兵器に耐性を持ち、しかも多少破壊されても平然と動きます。
足は六本。口は高度な攻撃機能を持つと同時に内部に分割装置がついていて、体内に取り込んだ物資を分けて格納します。生命体がつかまった場合、その場で即座に解体されてミンチにされてしまいます。
完成度が高く、どんな環境でも動くため、侵略者は「工場ユニット」を落着させるとこれを展開。
その惑星に存在するあらゆる生物、有機物をこれで収穫します。
口に搭載されている振動刃は超高熱になるなどの機能もあって凄まじい切れ味を有しており、ウォーリアの装甲すら噛み裂きます。
これが侵略者の地上部隊の主力ですが、侵略者の兵器は他にも様々に存在しています。
来た。
いつもと違う戦場。ワーカーの圧も明らかに違う。
前衛に陣取ったウォーリア部隊が、一斉にパルスレーザーを放つ。それぞれが着弾して、少しずつワーカーを削る。だが、ワーカーは味方が倒れようが、気にせず突っ込んでくる。
彼らの丸い体は傾斜装甲と言って、攻撃を受けても反らしやすくなっているそうだ。何度も倒して中身を見ているから知っているが、それが何層にも成っている。でかくて丸いだけではなく、全てが計算され尽くされた鉄の化け物だ。
更にワーカーが黒いのにも理由があり。
確かレーザーなどの光学兵器に効果があるのだとか。
どういう効果なのかは難しい説明をされても尚よく分からなかったが、ともかくレーザーの威力をある程度分散させて減らすらしい。
「ミラン機、配置についた。 これより射撃を開始する」
「直衛につく」
「感謝する」
「オープンファイヤ!」
それでは、実戦での使用開始だ。
ウォーリア二型の持つ、大口径パルスレーザーが、凄まじい火力をたたき出す。ワーカーに直撃したレーザーは、明らかに今までと融解速度が違った。体がえぐれるようにして溶けるワーカー。数体が爆発に巻き込まれて、一度に吹っ飛ぶ。だが、吹っ飛ぼうが、動けるなら即座にワーカーは立ち上がってくる。丸い体は、立ち上がりやすい構造も内蔵しているらしいのだ。
瞬く間に十体ほどを血祭りに上げるが、すぐに砲身が高熱を訴えてくる。
ミランは操作して、ウォーリア二型の回復の翼を広げる。
もうか、と僚機のウォーリア乗りが言うが。
この一瞬で、通常の一マガジン分どころか、その数倍以上のワーカーを仕留めている。確かに効果はある。
下がりながら、力を補給。
回復。
またパルスレーザーを浴びせる。ワーカーの圧がやはりいつもより遙かに強い。
此処で、左右に分かれたウォーリア隊が十字砲火を開始する。基地からは、正面からの大火力レールガンでの射撃で、次々ワーカーを仕留める。ワーカーはえぐれようが砕けようが、機能停止しない限り進んでくる。
死にかけと思ったワーカーに食いつかれて、ウォーリアの片足が食いちぎられるのをミランは見たことがある。
「ミラン機、作戦通りに」
「了解」
「支援続行する」
二機が随伴してくれる。そのまま右翼方面に回り込みながら、徐々に後退しつつV字の陣形……鶴翼というのだか。それを維持している味方の後ろを進む。速度を上げる。
上空に鉄の鳥が来た。
支援者の兵器だ。
今飛んでいるのは、小さな命のない鉄の鳥。
大きいのが爆撃機だが、まだそれは来られない。
理由がすぐに分かる。
小さな鳥が、瞬時に撃墜されていた。
「イーターだ! 効力射確認! デコイドローン、2,5,7撃墜!」
「想定よりも着弾が早い! イーターの性能を上方修正して判断すべきだ! 更にデコイドローンを回せ!」
「前衛!」
「!」
一機のウォーリアに、直撃。
恐らくだが、イーターからの射撃だ。支援者が出してくれた一機のウォーリアが、胴体をまるごと食いちぎられ。
その場で爆発四散。
支援者が、仲間の名前を呼ぶ。残骸に、ワーカーが群がって、即座に食い荒らしに掛かっていた。
「イーターの位置を早く分析しろ! 前衛に効力射が届いているぞ!」
「陣形を維持しろ。 慌てた奴から死ぬぞ」
「ちきしょうっ!」
支援者の一人が冷静な中佐の指示に叫ぶ。
熱くなっている支援者に対して、新たの民は淡々と戦っている。感情で言うと、支援者の方が激しいらしいとは聞いている。
ミランは冷静に動く。
ワーカー以外の侵略者の兵器をみた事は以前にもある。その時には大きな被害をだす事になった。
今回はそれと同じ。
同じように、運が良ければ生き残る。
それだけだ。
前衛が崩れ始める。基地に配備されている砲が焼け付くほどの射撃をしているが、ワーカーを仕留めきれない。
前衛が踏ん張るしかない。
だが、それもどんどん犠牲が増えていく。
ウォーリアがまたワーカーに集られて。食いちぎられる。
畜生。
凄まじい怒号とともに、支援者のウォーリアがワーカーの群れに突貫。あれは助からない。
怒りとともに暴れ狂うウォーリアは、確かに短時間で多数のワーカーを仕留めたが。力尽きて、そのまま集られて。
バラバラに中身ごと食いちぎられた。
目的地に到達。
まだ森が残っている地点で、此処から狙撃する。
勿論相手も狙撃を返してくる可能性が高い。
既に多数の空の味方がたたき落とされている。あっちは無人だというのが救いか。イーターの数は、予想より多いのか。
それとも想像を遙かに超えて強いのか。
位置が確認された。
少し遠い。だが、相手は足を止めて航空射撃を続けていて。一発で確実に一機のデコイドローンを落としている。
あの精度では、爆撃機が上空に出るのは無理だ。
位置を変えるか。
他のイーターから狙うか。
「デコイドローンからの情報共有」
「回してください」
「了解」
敵の位置が更に分かる。
他のイーターは更に後方だ。そうなると、最前列のあれから仕留めるしかない。連絡を入れる。
「中佐。 狙撃位置を変えます」
「了解。 くれぐれも慎重に。 取りこぼしのワーカーが出ている。 少数ずつ、基地の側背に回りつつある」
「見つけ次第対処します」
移動開始。
随伴機が、見つけたワーカーをパルスレーザーで仕留める。かなり良い腕の随伴の操縦者だ。
頼りになる。
そのまま位置を変えながら、イーターの移動も監視。
ワーカーは全部で情報を共有しているらしく、回り込んでいるミランの事も察知している可能性がある。
つまりイーターがやられたら。
まとめて一斉にワーカーが来る可能性もあると言うことだ。
「前衛、また一機やられた!」
「くそっ! 支えきれないぞ!」
「もう少し耐えろ。 航空支援が入れば一気に状況は変わる」
「砲兵とかないのかよ!」
ひたすらに泡を食っている支援者のウォーリア。
皆戦闘経験を積んでいるはずだが、それでも慌てぶりが酷い。当然、新たの民の乗っているウォーリアも落ち始めている。
一刻の猶予もない。
よし、此処だ。
丘に出て、パルスレーザーを構える。イーターが、デコイドローンを次々にたたき落としているが。
その横っ面に、パルスレーザーをたたき込む。
レーザーはそもそも一点を超高熱で貫く兵器ではあるらしいのだけれども。パルスレーザーはそれを敢えて散らすことによって、「一点だけではなく」破壊力を拡大する意図があるらしい。
なんでも宇宙空間では、ピンポイントで一点への攻撃を命中させるのが極めて難しいらしく。
それもあって、敢えてパルスレーザーが採用され。
レールキャノンと同時にミサイルという兵器も使われるらしいが。
ミサイルはコストが高いため、少なくともミランは見たことがない。
ともかく、イーターに着弾。即座にワーカーが積み上がって壁を作るが、移動しつつ攻撃を集中する。
イーターが崩れていく。
そして、ある一点で爆発四散していた。
「イーター撃破」
「すぐに次に掛かってくれ」
「デコイドローンの被害状況から、安全空域の割り出し! ボマー1、低空からの爆撃を開始する!」
飛来する巨大な鉄の鳥。多数のデコイドローンを引き連れたそれは、大きく育ったファーガのようだ。
色が真っ黒なことや。
毛が生えていないことが違っているが。
今までたたき落とされていたデコイドローンと違って、あれには支援者が乗っている。
そして、大量の爆弾を投下。一斉に千以上のワーカーが消し飛んでいた。
「ロックンロール!」
「いやっほう!」
「被弾したウォーリアを下げろ。 すぐに次が来る」
中佐の冷静な指揮通り。
即座にワーカーの大軍が、膨大な煙を蹴り破って現れる。
即座に爆撃機が空域を離脱。一度爆弾を補給してくるのだ。
コレに加えて、イーターが減り次第、攻撃機も戦闘に加わる。
狙いはイーターだ。
デコイドローンと連携して、イーターを落とす。
それしか、此処を守る手段はない。
ミランも即座に動く。イーターも前衛に出てきている。デコイドローンが次々にたたき落とされ、落ちた先からワーカーに破壊される。
あのデコイドローンに爆弾をくくりつけて高空から敵を襲う戦術もあるらしいのだけれども。
イーターがいる場合は、イーターを優先で倒さなければならないそうだ。
「基地にかなりワーカーが近づいている! 掃射砲用意!」
「ワーカーの密度が落ちているが、油断するな! すぐに次が来るぞ!」
爆撃の効果は確かにあったらしい。移動しながら、次の狙撃点を探す。
次の瞬間、僚機のウォーリアの左肩が吹っ飛ばされていた。
「! ヒルキラ機、被弾!」
「後方に下がれ」
「データにないイーターからの攻撃。 位置特定を」
「今やっている!」
中佐が慌てている。
想定されているよりもやはりイーターが多いようだ。
移動しつつ、相手からの狙撃をかわすように、遮蔽物を利用。使った丘が一発で吹っ飛ばされる。
なんて火力だ。
ウォーリアの腕が消し飛ぶのも納得。
あんなのを連射してくるのか。
「見つけた! どうやらミラン機を脅威認定したらしい!」
「どう叩けば良い」
「奴の射線をそちらに送る。 奴は攻撃機で始末する。 君は対空攻撃を続けている別のイーターを叩いてくれ」
「了解」
イーターの位置が送られてくる。
だが、その前に相当数のワーカーが来る。下がりながら、まずはワーカーを仕留める。
地図が表示されて、こちらを狙っているイーターの斜線が出る。ワーカーをパルスレーザーで撃ちながら。僚機とともに後退。
前衛の悲鳴が聞こえてくる。既に支援者のウォーリアは五機が喰われたようだ。大被害だが、まだやれる。
見つけた。
対空をしているイーターだ。近くの丘が立て続けに爆発する。羽を広げて、力を回復。迫るワーカーは僚機に任せる。
よし、此処だ。
射撃。
パルスレーザーが、着弾。イーターを守ろうとワーカーが壁になるが、先にコツはつかんだ。
即座に爆発四散。
すぐに攻撃機が来る。爆撃機よりかなり小さいが、俊敏で、デコイドローンより多少大きい程度だった。
「食らいやがれ!」
威勢の良い声とともに、対地レールキャノンが連射されて。こちらを狙っていたイーターが、ワーカーもろとも消し飛ばされる。
だが、攻撃機は横っ腹から、数発のイーターの射撃をまともに食らっていた。
墜落していく。
ワーカーがそれを追っていくのが分かる。
「アタッカー1被弾! 後は任せる!」
「グッドラック!」
支援者も同じだ。
侵略者に皆殺しにされて、喰われ続けた。だから、侵略者をたたき出すためには何だってする。
皆、家族を殺されて。
クローンで仲間を増やしてまで戦っている。
攻撃機が落ちて、爆発四散。あの派手な爆発からして、集ってきたワーカーを巻き込み。そして、自殺を兼ねていたのかも知れなかった。
丘に出ると、チャージが終わったパルスレーザーを撃ち込む。今攻撃機を落としたイーター数機がまとまっている。
其処に立て続けに射撃をたたき込む。
今まで以上の数のデコイドローンが出現して、イーターめがけて爆弾を抱えて襲いかかる。
相互に守りあっていたイーターが、ミランの狙撃で一機消し飛び。デコイドローンをたたき落としている間に、二機目の攻撃機が、残りをまとめて粉砕した。
爆撃機が三機来る。
「よし、前衛は下がれ! 基地の掃射砲で近づいているワーカーを引きつける! 後は爆撃機が始末する!」
「デコイドローンは敵の上空を旋回して、取りこぼしのイーターがいないかを探り続けろ!」
「ミラン機! 下がれ!」
「りょうか……」
ぞくりと来た。
即座にその場を離れる。射撃で、もろに僚機が巻き込まれ、両足を吹っ飛ばされる。ブースターをふかして逃げようとする僚機が、続いての射撃で粉砕されていた。
なんだあれは。
「ミラン機! 何があった!」
高所になんかとんでもないのがいる。
イーターではない。
全身を白く塗装しているウォーリア。
でも明らかにあれは味方ではない。
そいつはじっとミラン機を見ていたが、すっと姿を消す。
「ウォーリアに攻撃を受けました。 白いウォーリアです」
「……分かった。 追撃は不要だ。 それと戦うのには準備がいる」
「あれは侵略者のウォーリアですか」
「恐らくはそうだ。 それも極めて面倒な相手だ。 まさかこの星の地上に親衛軍を出してくるとは思わないが……試作型かもしれん。 ともかくすぐに引き上げるように」
大規模な空爆が始まっている。
ワーカーは基地に引きつけられて掃射砲でなぎ払われ。
更には爆撃機で、片っ端からたたき伏せられていた。
最終的に一万以上のワーカーが破壊され。掃討戦は航空部隊とデコイドローンの自爆によって処理された。
基地に戻る。
前線を支えた支援者のウォーリアは生存3。
7機が破壊され、乗っていた支援者も死んだ。
彼らは悲しむ時に、巨大な目から赤い液体を流す。生き残りは全員そうしていた。
新たの民のウォーリアも、戦えそうなのは八機のみ。六機が破壊され。残りも修理が必要な状態だ。
酷い戦いだった。
それでも生き残った。
中佐が来る。
教わった敬礼を、ウォーリア二型から降りてかわす。とはいっても支援者は触手を使って、それをやるのだが。
「ウォーリア二型を任せて良かった。 恐ろしいほどの戦闘適性だな。 今後カスタム装備を色々渡そう」
「それよりも、敵の白いウォーリアはなんだったのでしょうか」
「調査したが、最悪の結果が出た。 通称親衛軍。 基本的に全てがカスタム機体で、侵略者が乗っている」
「!」
侵略者そのものが乗っているのか。
だとしたら。
倒したら、相手を見ることが出来るのか。
こちらを食料としか考えない相手。
姿はある程度似ているらしいし、全身の毛がほとんどないらしいが。それでも、同じ相手とは思えない。
「親衛軍はどの戦場でも上級指揮官としてか、最精鋭戦士として出現する。 ウォーリアに乗っている奴もいるが、戦艦に乗ってくる奴もいる」
「宇宙、で使う大きな兵器でしたね」
「そうだ。 基本的には宇宙では、戦艦から離れる場合は砲撃と戦闘機、戦艦の近くでの乱戦になると宇宙戦闘用のウォーリアが用いられる。 戦艦はウォーリアに簡単に落とされるほど脆弱ではないが、それでも親衛軍を倒すのに、十機以上の被害が出ることもざらだ。 だから親衛軍は恐れられていてな。 我々も侵略者の研究は進めているのだが、正体はまだ分かっていない」
それは、恐ろしい話だ。
中佐はそれから、呼ばれて戻っていく。
休憩をするようにと言われて、ミランはそうするが。
同時に、凄まじい轟音がした。
耳は位置をある程度捉えていた。
どうやら、工場がある辺りらしい。少なくとも基地が何かされたと言うことではなさそうである。
連絡が来る。
北基地の大佐だ。ミランに戻ってくるようにと言う連絡だった。
キャリアにウォーリアを乗せる。
僚機を一機落とされてしまった。
頭を下げる。
だが、ウォーリア乗りを代表して。最前線で戦い、生き抜いたマーカラが。敬礼を返してくれた。
「最善をミランは尽くしてくれた。 私からも礼を言う」
「そうか……」
「ファーガの幸あれ」
「ファーガが豊かに肥えるように」
後は、戻る。
ワーカーの残骸の回収が始まっている。それにしても、工場で何か起きたのだろうか。破壊されてくれていると助かるのだが。
もっとも工場は五十もあると聞く。
一つ破壊した程度で、それで何かが変わるともとても思えないが。
キャリアに運ばれて移動中に、大佐から話を聞く。
「ミランくん、作戦での活躍、素晴らしかったそうだな。 中佐が君を絶賛していたよ」
「ありがとうございます。 しかし多くの犠牲が出ました。 ファーガは守り切れましたが」
「そうだな。 だが、あの作戦は陽動だ。 本命の対地質量兵器で、先ほど工場を破壊した」
「……」
攻撃の合間を縫って。
爆撃機よりも更に巨大な「戦略級重爆撃機」を密かに移動させ。宇宙近くから、大質量を落としたのだという。
それによって、工場の防衛機能を完全粉砕。
守りについていたワーカーもイーターも、それ以外の侵略者の兵器も。まとめて破壊したそうである。
だが、工場があった辺りは、ファーガの食む野草がたくさん生えていた豊かな土地だった。勿論過去形だが。
まとめて吹き飛ばしたという言葉を。
ミランは素直に喜べなかった。
「これから工場に地上ドローンを派遣して、調査を行う。 残されていた物資も回収して、守りに使おう。 侵略者は追加の戦力をこの星に送る余裕はない。 これから押し返していこう。 我らも君たちで言う140期を掛けて、侵略者を星からたたき出したのだ」
「分かりました。 親衛軍というのが来ているようですが、それは大丈夫でしょうか」
「ああ、ゆゆしき事態だ」
大佐も知っていると言うことは、有名であるらしい。
ただ、大佐くらいの立場だと、詳しい事はよく分からないそうだ。
なんでもかなり危険な存在であるし、戦って生き残った者も少ない。特にウォーリア乗りで、まともに親衛軍のウォーリアとやりあって生き残った者はまれなのだとか。
「親衛軍が使っているウォーリアは、二型よりも更に強力なカスタムを受けている」
「そうでしょうね。 使っていた兵器の破壊力、今手元にあるパルスレーザーの比ではありませんでした」
「資料を確認したが、荷電粒子砲だな」
「……」
そう言われても分からないが、とにかく危険な熱の塊を発射する兵器であると説明は受けた。
今はそれだけで充分だ。
北の基地に戻ると、ベッドで丸くなる。
新たの民は、丸くなって寝る事が多い。
ミランもそうする。
工場を破壊は出来た。
だが多くの犠牲が出た戦いだった。
支援者も侵略者を追い出すまで140期掛かったというのなら。ミランもそれくらいは掛かる事を想定しなければいけないかも知れない。
ただ、つらい。
どうして相手はこちらを肉としてしかみないのか。それが悲しかった。
※イーター
侵略者の兵器です。ワーカーと違って純粋な戦闘兵器で、宇宙戦闘でも用いられる戦闘用ドローンです。全長22m。全高9m。
見かけはナナフシに似ています。体に強力なレールキャノンを装備しており、それを連射して主にドローン兵器などの空中兵器を迎撃しますが。たまに優先目標をウォーリアや定点目標に切り替えて攻撃してくるものもいます。連射速度や精度は凄まじく、特に宇宙戦闘では大量に展開して極めて正確な弾幕を張って来ます。
レールキャノンは威力精度ともに大気圏内でも極めて危険で、現実でも対空砲が対戦車砲としても活躍したように、ウォーリアには大きな脅威となっているのです。しかもどいつがウォーリアを優先して狙ってくるかもわかりにくい。
此奴がいると爆撃機によるワーカーの殲滅が難しくなるため、まずはこれをどうにかして無力化するのが必須となります。ドローンによる囮も限界がありますので。
本作にどういった要素がほしいですか。要望があれば遠慮なくどうぞ。
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詳細なマシンデザイン
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圧倒的な武力による蹂躙
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緻密な人間ドラマ
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種族や文明の描写
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近接した力量のライバルとの死闘