どういう流れで書くとか考えてると色々浮かんできますし
まぁどうでもいい前置きは置いておきまして話始まります!
鎌斗side
異変解決をしてからかれこれ2日が経ち俺は博麗神社に呼び出された。
「急に呼び出していったいなにをするんだ?」
「これから宴会の準備をするの、だから手伝って欲しいの。あともう一人準備にくるから軽く手伝ってくれるだけでいいわよ」
「まぁそれはいいけどいったい誰が来るんだ?」
「鎌斗、3秒たったらあなたの真後ろに壁を作りなさい」
「はぁ?なんで…」
「いくわよ、1、2、3、今よ!」
「わかったよっと」
能力で壁を作ると後ろで声が聞こえた。
「うわっ‼︎なんだこれ…いたっ‼︎」
少女が壁に激突したようだ。壁を消してみてみると怒っている少女が目に入ってきた。
「いったいなー、おい霊夢‼︎いきなりなにすんだよ‼︎」
「私は何もしてないわよ?さっきの壁は鎌斗が出したんだもん」
あれ?これってもしかして濡れ衣着せられてる?だとしたらまずいかも…
「お前の仕業か‼︎何もしてない私にこんなことするなんて許さないぞ‼︎」
「あのさ、とりあえず頭冷やさないか?見ず知らずの人に手を出すほど俺は馬鹿じゃねぇよ」
「でもあの壁お前が出したんだろ?」
「あぁ、それはそうだ。霊夢に言われたから出しただけさ」
「てことはやっぱり霊夢が悪いんだな‼︎」
「そんなことはいいから先に準備手伝ってよ」
「いや、先に勝負だ‼︎私が勝って謝らせてやる‼︎」
「いいわよ‼︎やってやるわ‼︎問答無用、待ったなしの勝負よ」
「そうこなくっちゃな‼︎」
2人は宙に浮くと弾幕ごっこをやり始めた。全く、さっさと宴会の準備終わらせて帰ろ。
2人が上でやってる間に外に準備してあった酒などを運びだす。てか酒しかねぇじゃん。俺飲めねぇよ…。
そんなことを思いながらも着々と準備を進め、20分ほどで終わらせた。
2人はまだやってたから放っておくことにして家に帰った。
アリスside
私は今鎌斗の家に1人で魔導書を読んでいた。霊夢も強引なのよね。急に来て鎌斗を呼び出すんだもの。はぁ…鎌斗は博麗神社に行っちゃったからなぁ。なんか寂しい…
「鎌斗帰ってきてくれないかな」
「ただいま〜」
「おかえり鎌斗」
「悪かったな家に一人きりにしちゃって」
「きにしなくていいわ。慣れてるから…」
「慣れてる?」
あ、いつもの癖でつい言っちゃった…また変な印象与えたかも…私ってなんでこんなにだめなのかしら。また迷惑かけちゃうかも…。
私はそう思って鎌斗の家を後にしようとする。
「いや気にしなくていいわよ。それよりちょっと用事を思い出したから帰るわね」
そう言って鎌斗の横を通り過ぎたあたりで急に腕を引かれ鎌斗に抱きしめられた。
「鎌斗⁉︎」
「なぁアリス、一人きりになんて慣れちゃダメだ」
「でも…」
「でもじゃない!いくら上海や蓬莱達がいても今のアリスの心の中は絶対辛いと思うぞ?」
鎌斗、やっぱりあなたってすごいよね。こうして心が辛いってことに表情とかで見極めれるんだもの。私はやっぱりあなたに救われるのね。あなたと出会わなかったら私はこの先ずっとこの気持ちを背負ったまま過ごしていたと思う。そう思っていると涙が出てきた。
「誰かと一緒にいればアリスの辛い気持ちが少しでも和らぐなら俺はずっとアリスの側にいるぞ?」
「鎌斗……グスッ、グスッ、うわあああん‼︎うわあああん‼︎」
「今は泣きたいだけ泣きな」
しばらく私は鎌斗に抱きしめられながら泣いた。今までずっと溜まっていた辛い気持ちを忘れるくらいずっと…
鎌斗side
よっぽど辛かったんだろうな、アリスの泣いていた時間を考えてみればすぐにわかる。もうしばらく泣いていたアリスはちょっとずつ泣き止み顔を上げた。まだ目には涙が残っているがだいぶ吹っ切れたように見えた。
「少しは楽になったか?」
「うん、あのね、私あなたに出会わなかったらずっとこのままだった気がするの。だからあなたにはとても感謝してるわ」
「それなら良かった。なぁアリス、そろそろ宴会も始まるだろうし博麗神社に行かないか?」
「そうね、準備してくるわ」
「リビングにいるから準備終わったら来て」
「わかったわ」
アリスは準備をする為に部屋に戻った。俺も着替えるために部屋に戻る。
それにしてもやっぱりひとりってのは辛いよな。俺はそんなことなかったから慣れるなんて考えたこともなかったけどアリスを見てひとりに慣れちゃうと返って辛いってのがよーくわかった。だから今度言おう。心にそう誓って準備を済ませた。
リビングに戻ってアリスを待ってるとアリスがリビングにきた。
「鎌斗いこ?」
「そうだな」
準備の整った俺たちは博麗神社に向かうことにした。
博麗神社に着くともう大にぎわいになっていた。
「うわっ、沢山いるなー酒足りるのかねー」
「大丈夫よ、お酒は沢山用意してるもの」
横から霊夢が答えた。
「そうなのか、ならいいか」
「それにしてもあんた達どういう関係なの?」
「どうって、まぁ俺の恩人だね」
「あらそう、まぁ楽しんでいってよね」
「わかってるよ、な!アリス」
「そうね」
こうして宴会は幕を開けた。
取り敢えずいろんなグループが来てるみたいだから回ってみることにした。アリスは昼間霊夢と弾幕ごっこをしていた白黒の少女と一緒に呑んでいる。
ちょっとウロウロしていると紅魔館のみんなが集まっていた。
「異変以来だな」
「そうね、それにしてもまさかあなたに負けるとは思わなかったわ」
「まぁ3対1だったしさ、前準備とかあったからね」
「まぁ負けは負けだからね。でもあれだけ強いならフランの遊び相手にもなれるんじゃないかしら?」
「フラン?」
「お嬢様の妹様でございます。生憎今日は眠られていたので宴会にはお連れできませんでしたが」
「そうなのか、じゃあ今度紅魔館に行った時にするよ」
「そうしてくれるとありがたいわ」
「それじゃ宴会楽しんでいってくれ」
そう言って紅魔館組のところから席を外した。
次に霊夢のところへ向かった。
「楽しんでるかしら?」
「あぁ、まぁ酒は呑んでないけどな」
「なんで飲まないのよ」
「だって飲めないし」
「全く大の男が酒飲めないなんてあり得ないわね」
「まぁまぁ霊夢さん、そんなこと言っちゃダメですよ」
「君は誰だい?」
「自己紹介が遅れました、私は清く正しい幻想郷の伝統ブン屋、烏天狗の射命丸文です。そしてあなたが最近幻想郷にきたダークホースですね‼︎」
「え?何言ってるんすか?」
「つまりあなたは新聞の記事のネタの宝庫なんですよ」
「で、何が言いたいんだ」
「要はですねあなたに取材をしたいのです」
「あーなるほどね、わかった」
「受けてくれるんですか⁉︎」
「断るわ」
「なんでですかー⁉︎」
しつこいなこの子、早くアリスと一緒にゆっくり飲みたいんだけどな。
文はしつこく取材を受けて欲しいと言ってくる。まぁひとつくらいならいいか。そう思ってひとつだけならと言うと花が咲いたように笑顔になった。
「やったー‼︎それじゃあ質問します‼︎紫さんの力を借りずに幻想郷に来たということですがいったいどうやってこの世界に来たのですか?」
「それは私も気になるわね」
「仕方ない。答えるよ。俺は神の力でこの幻想郷に転生したんだ」
「なるほど、それで謎が解けましたよ」
「そうかじゃあ新聞作るの頑張れよ」
「やっぱりひとつだけなんですね」
「そういう約束だからな」
文はしょんぼりしていたが霊夢が酒を飲ませてなだめたので良かった。そろそろアリスのところに行くか。
俺はアリスのいるところへ歩いて行った。
アリスside
宴会もだいぶ進んでみんないい感じにお酒が回ってきたみたい。私もちょっと飲みすぎたかな。
そう思っていると鎌斗が戻ってきた。
「みんなだいぶ飲んでるな」
「鎌斗が全然飲んでないだけじゃない?」
「まぁ一口しか口にしてないからな」
「もっと飲んでいいのに」
「じゃあアリスと一緒にゆっくり飲むかな」
「はい杯、お酒いれてあげる」
「ありがとう」
鎌斗は私が注いだお酒を一気に飲み干した。
「いい飲みっぷり」
しばらく一緒に話しながら飲み続けていると鎌斗が話題を急に変えた。
「なぁアリス、大事な話がある」
「どうしたの?」
「あのさ、さっき家でずっと一緒にいるって言っただろ?」
「うん、そうね」
「だからさ、俺と付き合って欲しいんだよ」
ドキッ‼︎
鎌斗に告白されちゃった、すごく嬉しい。私も鎌斗のこと好きだから。
「あのね、私鎌斗のことずっと好きだったの。でもあなたかっこいいからモテそうだし、他にもかわいい子たくさんいるから私じゃダメかもって思ってて自分から言えなかったの」
「そうだったのか」
「だけどあなたは私を選んでくれたから私はあなたとずっと一緒にいる。さっきの答えはOKよ」
「アリス、ありがとう」
私は自分から鎌斗に抱きつき抱きしめた。鎌斗も私を優しく包み込むように抱きしめてくれた。
私これからずっと幸せになれるかな!
鎌斗side
アリスに告白して見事OKをもらえた。アリスは抱きついてきたので優しく抱きしめた。
そこまでは良かったのに…
パシャ‼︎
「激写ですね、鎌斗さんとアリスさんのラヴストーリーの始まりですね‼︎」
取り敢えずあの清くも正しくもない新聞記者を拘束してやろ。
アリスの耳元で小さく喋った。
「アリス、ちょっとだけ抱きしめてる腕離すよ」
「うん、鎌斗、お願いね」
頷いてアリスの後ろに回した手を少し動かして透明の鎖を具現化させた。それを文の足にしっかりと絡めつけた。
「あやややや⁉︎なんですか⁉︎急に身動きが‼︎」
「悪いが拘束させてもらった。その透明な鎖は基本的に妖怪でも千切れないほど強化されてるんだ。文には千切れないよ」
「なんでですかー‼︎」
「盗撮及び肖像権の侵害につきカメラを徴収、3日間の足枷生活を送ってもらう」
「えー⁉︎ひどいですよ…」
「自業自得だ」
そう言いながらカメラを徴収して足枷をつけた。
「鎌斗さん‼︎この足枷の鉄球なんでこんな重いんですか⁉︎」
「だって俺の具現化させた鉄球だもん、重さくらいいくらでも変えれるさ」
「これじゃあ移動できないですよ」
「あのね〜悪いことしたんだからそれくらい当然なんだよ」
「うぅ」
それにしてももうすこしで日が変わりそうだな。でもみんなどんちゃん騒ぎしてるしまだいいか。
アリスのところに戻り再び酒を飲み始める。アリスは少しうとうとしていた。
「アリス、眠たいのか?」
「まだ大丈夫よ」
「無理しなくていいぞ」
俺はアリスを抱き寄せた。アリスも素直に頭を俺の肩に乗せた。
そしてしばらくしてアリスは寝息を立てて眠ってしまった。
「おやすみアリス」
こうして紅霧異変解決の宴会は朝まで続き俺とアリス以外全員が次の日二日酔いになったのだった。
宴会シーンも意外と難しい‼︎ってことを今回のでわかりました。
いやぁ奥が深いですね〜それでは次回もお楽しみに