鎌斗side
時刻は大体朝の5時位、俺は目を覚ましリビングへ向かう。リビングにはもうアリスがいた。
「おはようアリス、起きるの早いね」
「あぁ、おはよう鎌斗。あなたも充分早いと思うわよ?」
何気ない会話をしてる時に俺は気づいた。なんとアリスがパジャマ姿だったのだ。ピンクの花柄のパジャマでとてもかわいい。朝からいい物が見れた〜。俺は心の中でガッツポーズをした。
しばらくして朝食を作り2人で食べた。
「鎌斗っていろいろできて羨ましいわ」
「そんなことないよ、だって裁縫とかはどうしても苦手だし」
「裁縫は慣れるしかないわ」
「やっぱり慣れだよなー」
「えぇ」
アリスといろいろ話をしていると急に外が暗くなってきた。
「いったいどうしたんだ?急に外が暗くなるなんて」
「これは紅い霧?あっこの霧妖力を感じるわ。鎌斗、もしかしたら異変かもしれないわ」
「異変か、じゃあ霊夢ももう動いてるかもな」
俺たちは急いで外に出た。外に出てすぐに霊夢がやってきた。
「異変よ、いくわよ」
「わかってるけどどこに向かえばいいんだ?」
「それはある程度絞れてる。湖畔の近くに突如現れた紅い館が怪しいわ」
「じゃあ行きますか〜」
俺は霊夢とアリスの3人で湖畔にある紅い館へ向かうことになった。
霊夢とアリスは空を飛び、俺は具現化したローラースケートを履き向かう。
すると霊夢は俺の履いてるローラースケートを珍しそうに見ていた。
「あんたのそれなかなかスピード出るのね〜」
「それは私も思ったわ」
アリスも霊夢の考えに同情していった。
「それならもう少しスピード出しても良さそうね」
霊夢とアリスはスピードをあげて飛ぶ。
おいおいマジかよ、まだ速くなるのか⁉︎無理ではないが結構きついぞ。
そう思いつつも追いつくために加速する。すると霊夢が口を開いた。
「そろそろ湖畔に着くわよ」
森を抜けると目の前に湖が広がっていた。そしてそのさらに奥、反対の岸のほうに建物が見える。どうやらあれが紅い館らしい。
「あんたは急いで遠回りしてきてくれればいいわよ」
「んな事しないよ、だって面倒だし。こいつを使う」
能力で出したのは鎖付きの鉄球だ。俺は鉄球を持ち上げ反対の岸に向かって投げ飛ばし鎖の端を掴んで鉄球の重さで引っ張ってもらうことにより湖を越えることに成功した。
鉄球は大きな音を立てて地面に激突し俺は膝を使って地面に衝突する時の衝撃を和らげ無傷である。すると遅れて霊夢とアリスが到着する。
「遅いぞ〜」
「あんた無茶するのね」
「そんなことはないぞ?これだって出来るって思ってたし」
「ほんと、鎌斗ってすごいね」
「褒めても何も出ないぜ?アリス〜」
すると霊夢が呆れたように言ってきた。
「あのね〜異変なんだからもう少し緊張感持ちなさい」
それを言われただけならまだいいがその後に俺はチョップされた。てか霊夢のチョップものすごく痛いんだけど⁉︎あなた本当に女の子かってくらい痛かったよ。まぁそんなことはもういいか。敵前だし。
目の前には館の門と1人の門番がいた。そしてすぐに身構える。
霊夢side
この館って門番がいるのね。みたところ妖怪みたいね。仕方ないこれでやろ。
私は門番と対峙する。門番は自己紹介をしてきた。
「ようこそ博麗の巫女、私はこの紅魔館の門番の紅美鈴です」
「名前なんてどうでもいいわそこを通して頂戴」
「名前なんてどうでもいいってかなりひどすぎますよ」
私はため息をついてから、
「だってあんたにはようはないもの」
「私はありますよ、あなた方を通すなとお嬢様の命令ですので」
「じゃああんた倒していくわ」
「そうこなくっちゃ」
「はぁあああ!」
「え?」
私は門番に向けて霊撃を放ち門ごと門番を吹き飛ばした。
なんだ案外呆気ないわね〜、でもお嬢様ってのがどれほど強いのか興味はあるわ。もちろん倒すけど。
「2人とも門番やっつけたから行きましょ」
「倒すのものすごい早かったな」
「さてどんな妖怪が出てくるのかしらね」
私たち3人は紅魔館と呼ばれる館に正面突破して入った。
鎌斗side
「それにしても随分広い館だな〜」
「風景も似てるから迷いそうね」
「これだけ広いと大変ねー。二手に分かれましょ」
「どうやって分けるんだ?」
すると霊夢は、
「鎌斗とアリスが一緒でいいと思うわ、流石に鎌斗1人じゃ慣れないところとかあるんじゃないかしら?だからアリスがサポートしてあげてね」
「わかったわ、それじゃ鎌斗行きましょう」
「それじゃあ異変の主のところでなー」
「えぇ、わかってるわ」
そう言って俺たちは分かれて行動することになった。
霊夢と分かれてしばらく経つと広いところに出た。
「どこかしらここ」
「広いし探すのめんどくさいなー。この館ぶっ壊しちまうか‼︎」
「なんで物騒なことを言う奴が館にいるのかしら?」
「誰だ?」
「私は紅魔館のメイド長の十六夜咲夜よあなたたちをもてなすためにここに来たの」
「ほぉーどんなもてなしをしてくれるんだ?」
「それはこれですよ」
突如後ろから咲夜さんの声が聞こえた。
なっ‼︎いつの間に‼︎どんな手品だ⁉︎
「あなたには私は倒せないわ」
「なんの‼︎2対1だぞ?あんたのほうが劣勢だと思うけど?」
「じゃあ見せてあげますよ」
すると目の前にナイフが現れそれは俺の頭を貫かんと一直線に飛んでくるが咄嗟に足で蹴り上げ落ちてきたナイフを手に取る。
「ふーん銀のナイフね〜、吸血鬼には有効だけど正直俺とかにはあまり効かないかもね〜」
俺は持っているナイフを咲夜さんに投げ返す。しかし咲夜さんに飛んで行ったナイフは空を切り壁に刺さる。
どうやって躱したんだ?疑問は募るばかりだがそうも思っていられない。今はこれの対処法を考えなくちゃ行けない。突如目の前に現れるナイフである。だんだん数は多くなって行く。
俺はアリスに言った。
「アリス、少し離れてて」
「何するの?」
「大技使うの〜」
「わかったわ。無理だけはしないでね」
アリスはその場を離れた。
そして俺は攻撃の準備に移る。全身に力をため能力を解放する‼︎
今回ちょっと短いかもしれませんが楽しんでいただけたら幸いです。それでは感想などお待ちしてます。