幻想に転生した若者   作:ターメリック

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だいぶ早いですが紅魔郷完結します。
ストーリー進むのが早すぎて反吐が出てしまうかもしれないですのでお気をつけください。


激戦

鎌斗side

俺はアリスに少し提案をした。

「なぁアリス、提案があるんだけどいいか?」

「なにか策でもあるの?」

「俺が囮になるから引きつけている間にあいつをやってくれ」

「待って、囮作戦をするなら私が囮になるわ」

「でも…」

「大丈夫よ任せて、お願い」

「…わかった、その代わりその人形の武器にちょっと細工させてもらっていいか?」

「えぇ」

俺は能力を使いアリスの人形の武器に銀のコーティングを施し身構える。

アリスも戦闘態勢に入り準備は万端だ。

「待たせたな。さぁ第二ラウンドといこうじゃねぇか‼︎」

俺はローラースケートを履き機動力を確保、そして自分の持ってる知識全て絞り出し最も高火力且つ正確にレミリアを討ち取る策を練り出す。

アリスは真っ向からレミリアと対峙して気を引く。さすが自分から囮をやると言うだけあって攻撃を避けるのが上手い。レミリアの攻撃全てを必要最低限の動きだけで避けて攻撃もする。

「なかなかやるわね。じゃあこれならどう?神槍スピア・ザ・グングニル‼︎」

「アリス‼︎」

俺は咄嗟に地面を殴りアリスの前に銀の壁を作り出す。レミリアによって放たれた槍は壁にぶつかり相殺する形で壁を壊して消えた。

 

 

アリスside

やっぱり首謀者だけに強い…なんとか攻撃を避けてるけどギリギリもいいところよ。

攻撃しながら避けているとレミリアが新たな動きを見せる。

「なかなかやるわね。じゃあこれならどう?神槍スピア・ザ・グングニル‼︎」

レミリアは槍を私に向けて放った。速度は速く避けるのは厳しかった。

このままじゃ当たっちゃう。

「アリス‼︎」

鎌斗の声が聞こえるが体が動かない。助けて鎌斗‼︎

すると目の前に銀の壁が現れた。その刹那レミリアのグングニルが壁に直撃して相殺する形で壁を壊して消えた。

助かった…思わずペタリと座り込んでしまう。レミリアは驚いた表情をしていた。

「まさか私のグングニルが人間ごときに止められるなんて、久々に見る強者ね」

驚いていたレミリアはその言葉を言いながら笑っていた。

今ならいける、鎌斗に伝えなくちゃ。

「鎌斗‼︎」

私は叫ぶ。鎌斗は分かっていたのか既に行動に移っていた。するとそこに霊夢がやってきた。

 

 

霊夢side

私は今やっと首謀者のいる部屋に着いた。しかしそこでみたのは驚くべき戦況だった。

「遅くなったわ…ってどうなってるの⁉︎」

よく見ると辺り一面銀色になっていて所々に棒のような物も繋がっている。

これ一体誰がやったの?まさか鎌斗⁉︎だとしたらこの異変勝てる‼︎そう思った。

「霊夢か、早く加勢してくれ、結構キツイんだよ」

「わかったわ」

すぐに戦闘態勢に入り相手を見る。

「博麗の巫女も来たのねそろそろ決着をつけましょ‼︎」

コウモリのような羽を羽ばたかせながら余裕そうな面持ちでこちらを見ながら宣言した。

 

 

鎌斗side

さてと霊夢も揃ったんだ、そろそろあれを使ってもいいかな?

レミリアの宣言も終わり俺はアリスが囮になってる間に大技の準備を整えていた。

「アリス‼︎霊夢‼︎タイミング合わせて終わらせてくれよ‼︎」

「オッケー」

「もちろんよ」

「奥義ノリ・メ・タンゲレ‼︎」

俺が技名を言うと一面の銀が形を変えて動き出す。

「あんたいったいなにしてるの⁉︎」

「え?簡単さ。俺の具現化したこの銀を使ってレミリアをがっちり捕獲、そして霊夢達の攻撃で決めるって作戦」

「捕獲するって規模がおかしいわよ‼︎」

「ふふふ、鎌斗らしいわね」

「まぁそれもそうかもね。それじゃあやるわよ‼︎」

「おう‼︎」

俺は銀を操りギリギリまでレミリアを追い詰める。

「くっ、まだ負けたわけじゃない‼︎グングニル‼︎」

追い立てる銀の鎖に向かってグングニルを放つレミリア、しかし鎖はグングニルを弾き何もなかったかのようにレミリアを追い立てる。

「弾かれた⁉︎」

「驚いて周りが見えなくなったか?」

後ろから来た鎖はレミリアの足をしっかり捉え拘束した。

「しまった‼︎油断した」

「捕獲完了だ。あとは頼んだよ霊夢とアリス」

「任せて」

「これで終わりよ」

「咒詛首吊り蓬莱人形」

「夢符夢想封印」

レミリアは2人の弾幕に飲まれた。

 

やっぱりこの2人強いな。俺ももっと頑張って強くならないとな。俺はそう思った。

 

 

アリスside

ふぅ、なんとか異変解決したわね。それにしても鎌斗のあの技、かなり考えられてるわね。弾幕として使えばいいのに、でも鎌斗はあのスタイルの方がいいのかもね。

それにしてもあんな大技の準備してる中でも私を助けてくれるなんて、あの時の鎌斗かっこよかったなぁ。

すると霊夢がレミリアに喋り掛ける。

「さぁ勝負はついたわよ。この紅い霧を消してちょうだい」

「くっ、仕方ないか負けは負けなんだから…」

レミリアの手から魔力の光が空に向かって飛んでいきしばらくすると幻想郷を覆っていた霧が消えた。

異変が解決したので私達は紅魔館を後にした。

 

 

鎌斗side

はぁ、かなりキツかった。あの2人が居なかったら今頃完璧に負けてたよ。それにしてもこの部屋ボロボロにしちまったなぁ。異変起こしたのは悪いと思うけど、物を壊して帰る方がよっぽど悪いよな。そう思い霊夢達が出て行ってからレミリアに話しかけた。

「なぁレミリアちょっといいか?」

「なに?私の餌にでもなってくれる気になったかしら?」

「いや、違うよ。この館のことだよ」

「紅魔館の?」

「さっきの技でボロボロにしちゃったからさ修復してから帰ることにした」

「随分律儀な人間ね」

「名前まだ教えてなかったよな。俺の名前は鳴神鎌斗だ。よろしくな」

「えぇ、よろしく」

さて自己紹介等も終わったことだし修復しますかね。

俺は能力を使い壊れたところを具現化させて修復する。

「あなたいったい何の能力使ってるの?」

「俺か?俺は物を具現化・強化する程度の能力を持ってるんだ。だからこれくらいはどうってことないんだよ」

「敵なのにわざわざ館を直してくれるなんてね、ありがとう」

「勘違いするなよ。もう俺たちは敵じゃない。この幻想郷に住んでいる仲間だろ」

「仲間…」

「そう、だから困った時はお互い様ってことだ。それじゃあ修復も終わったから行くわ」

そう言って私は紅魔館を後にした。

 

 

レミリアside

仲間か…随分面白い人間に出会ったものね、これからいろんなことが起こりそうな予感がするわ。でも…やっぱり負けたのは悔しいなぁ。

私はいろんなことを考えた。この先のこと、そして霊夢達のことを。

「私もまだまだ未熟なのかしらね。いくら3対1とはいえ吸血鬼の私が負けるなんて、ちょっと鎌斗の能力や技とかがすごいから嫉妬しちゃうわね」

私は玉座に座って少し休むことにした。




紅魔郷完結です。
短いから物足りないと思われるかもしれませんがそこはもう謝ることしか出来ないです。本当に申し訳ありません。自分なりに頑張ってるのですがなかなかうまくいかなくて…それでも応援していただけたら幸いです。
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