作者の転スラ知識はなろうです。
アニメや漫画、小説とは色々違うと思うので了承してください。
リムルいないって書いたけどもしかしたら出すかも。
この話はグダグダ過去を語っているので読むとしたら次の話からで良いかも。
部下「部長!奇遇ですねこんなところで。」
「おおそうだな、まさか休日に会うとは。」
部下「部長はこの後どこか行かれるんですか?」
「いや、用事はないな。君は何か用事でも?」
部下「はい!今日は彼女とデートなんで!」
「なるほど、なら私はここらでお暇しようかな。折角のデートの邪魔をするわけにはいかない。」
部下「そうですか、では僕は待ち合わせしてるのでこれで。」
そう言って部下は去っていった。
まさか休日に部下の惚気を聞くことになるとは思わなかったが、ここは素直に祝福しよう。
……私はそういう縁とは無関係だからな。
では喫茶店でくつろぎながら自己紹介といこう。
私はラインハルト・ハイドリヒ。ドイツ生まれ(になっている)だ。今はある会社で部長という立場を任されている。
ちなみに結婚をするつもりはない。
そして、この人生は二回目になる。
一回目はご存じの通り、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒとして、黒円卓第一位首領だった。
その一回目の人生はカールの永劫回帰のせいで無限にある。
だが、カールと蓮が決着をつけた際にいた私に、何故か今までの私の記憶とそれまでの人生で集めた魂が全て集束してしまったので、その人生を一回目としている。
そのあと女神の守護者なんていう大層な地位を得て、黄昏の空間で色々実験しながら過ごしていた。
今までの人生の記憶が全て頭に入ってきたせいか、私の渇望は薄れた。未知への興味は尽きることはなかったが。
私と蓮以外が聖遺物を手放し、ただの人間としてその空間で生きた。
蓮の聖遺物は女神そのもので手放すわけにはいかないし、私の聖槍も私が生きている限りは他の者が触ることすらできないため、私たちは手放していない。
手放した聖遺物は一旦カールが保管していたが、当の本人が面倒になったのか、使っていなかった聖遺物も含め全て私に押しつけてきた。
普通、聖遺物は一人一つと決まっており、それ以上持つと当人が死んだり壊れたりする危険があるため、最初はカールが私を殺しそうとしたのかと思ったが、女神の世になり理も変化したため、私は死ぬことなく聖遺物を受け取れた。いつの間にか全部聖槍が取り込んだ。
だがそのおかげで私は聖槍以外の聖遺物を扱えるようになった。
聖槍を通して他の聖遺物を顕現できるためだ。
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いつの間にかイザークと玲愛がそれぞれの体を持ち、イザークが私の城の核を担わずに自由に城の外を動けるようになった。
私は他人の永劫破壊を創造位階まで扱えるようになった。
以前までは私が流出位階を使用しないと出来なかったが、今は聖遺物を所持しているため、流出を使用しなくても出来るようになった。
本来は聖遺物に見合った渇望がないと使えないが、これもまた女神の世になった際にあやふやになったため、私が勝手に条件を緩め、渇望と呪い・魔名がなくても使えるようになった。
やはり能力の解釈は大切だな、と思いながらイザークの頭を撫でていた。イザークは体が小さいから小動物みたいで癒される。
………だが、その空間が突然壊れた。
現れたのは、おそらく第六神座になるであろう化け物だった。
そいつが姿を見せた瞬間、私とイザーク、そして蓮と女神以外の体は消えてなくなった。
永劫破壊と聖遺物を失い、ただの人間となった彼らの肉体が奴のプレッシャーに耐えられるわけがなかった。
彼ら自身の魂、そして集めてきた魂が霧散し、消えた。
行方はわからない、だが事実として、奴が彼らを殺したのだ。
私はイザークに城に戻るよう言い、すぐさま聖槍を構え蓮と共に女神の前に立った。
が、奴は心底不機嫌そうな目でこちらを睨み、次の瞬間には蓮と女神が殺された。
私はどうやら無意識に聖槍で自分の身を守ったらしく、次に私が見た奴の体には、一筋の傷が出来ていた。
──勝てない。私は直感で察した。
いつの間にか女神と蓮の魂も消え、残ったのは私の目の前にいる化け物、そして存在が薄れた神座だった。
このまま対峙したらいずれ死ぬことは理解した。
ならば出来ることは、敗走のみ。
私は奴が目を閉じた一瞬の隙で世界に穴を空け、そこに飛び降りた。
奴は追うつもりがないらしく、誰もいなくなった神座に座ったあと、自らの望む世界を創り始めた。
私はそのまま、座の支配がない世界に流れ着いた。
──────────
この世界は私たちがいた世界と似ている。
並行世界と言っても差し支えない。
違うのは、座の概念がないことと、西暦が少し進んでいることだろうか。おかげで戸惑うことは少なかった。
あれから色々と調べてみたが、どうやら彼らの魂は軍勢の一部となってしまった様だ。
私の不死の軍勢は、意思を持たぬ魂の集まり。
つまり、魂は私が死なない限り在り続けるが生き返ることはできないのだ。
生き残りは、私とイザークの二人だけ。
結果としては最悪に近い状況だが、それでも私は生き続ける。
……自己紹介なのに長くなってしまったな、失礼。
さて、そろそろ喫茶店をあとにして、城に帰るか。イザークが待っている。
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……あの時みたいに、物事が変化するときはいつも突然なのだ。
だから──
トラック「キィィィィィィ‼︎」
──こうやって、歩道にいる私にトラックが突撃することも、突然だということだ。
この世界でも永劫破壊の影響は存在するため、トラックに直撃されたからと言って怪我をするわけではない。
なんなら、今の私は彼らの魂という質の高い魂に加え、皆が保有していた(特にカールが)何億、何兆という魂もある。ついでに歴代神座の魂と、神座に残ったままだった、その世界を生きた人間たちの魂も。
今の私だったら核をぶつけられても無傷になる。
何が言いたいかというと、トラックに突撃された程度では何ともないということだ。
それなのに………
「………どこだ?ここは…」
私とバスが激突する瞬間、私は見知らぬ場所に立っていた。
勢いで書いた作品。
駄文は許して。
次から本編。