転生ってよりかは転移して異世界に来た件   作:小説の初心者

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続きです。
設定ガバガバなのは許して。



第1話 異世界ってすごいな

 

 

 

……状況を整理しようか。

記憶は……問題ない、全て憶えてる。

永劫破壊と聖遺物は……問題なく使えるな。

うん、トラックに突撃されて見知らぬ場所に来たという状況以外、何も問題ないな。

そうだ、イザークはどうだ?

 

イザーク『問題ありません、父上。』

 

良かった、無事なようだ。

なら、この世界について何か分かるか?

 

イザーク『残念ですが、私も知りません。おそらく、異世界に飛ばされたのだと思います。』

 

異世界に……?

なるほど、道理で感じたことない空気だと思った。

先ほどまでの世界とは違う何かが、空気に含まれている気がする。

 

イザーク『父上、私もそちらに行ってもいいでしょうか?城の中からでは必要な情報が得づらいので……。』

 

「そうだな、今のところ危険はなさそうだし来てもいいぞ。」

 

私がそう言うと、少し間を置いてイザークが来た。

キョロキョロと辺りを見回した後、私に言った。

 

イザーク「どうやら、この世界の空気には「魔素」という成分があるようです。ここの空気は魔素の濃度がとても濃いと思われます。」

 

「魔素?聞き慣れない単語だな。どうやって知った?」

 

イザーク「ここに来る直前、この世界のことが分かる場所に偶然入れたんです。そこで微量ですが、情報を得てきました。」

 

なるほど、そういうことか。

なら暫くは、イザークの言うことを素直に聞いた方が良さそうだ。

 

「そうか。ところで、その魔素とやらは、何かに使えるのか?」

 

イザーク「はい。この世界では様々な物事のエネルギーに使用されているようです。おそらく、魔素だけでも上手く使えば攻撃の手段になるかと。」

 

「分かった、なら出来るだけ取り込んでおくか。」

 

イザーク「父上、取り込むなら魂か聖槍が最適と考えます。永劫破壊と組み合わせれば、魔素が枯渇することもないでしょう。」

 

……確かにそうかもな。

聖槍は不可壊だから、それを上手く活用できるやもしれん。

私の魂となると……渇望と組み合わせるのが一番か。

薄れているとはいえ、まだ私にも渇望は残っている。

渇望は満たされない限り永遠と力を使えるから、そこを上手くやれば……

 

「よし、上手くいった。これで大丈夫だろう。」

 

イザーク「ならば私も………少々難しいですね、別の世界の力だからでしょうか?」

 

「多分な。だが、やろうと思えば全然可能だ。もう少ししたら出来るだろう。」

 

イザーク「……ふぅ、なんとかなりました。」

 

この世界に来てまだ全然経ってないが、もう適応しつつあるな。

全てイザークのおかげだ。

 

『スキルの獲得条件が満たされています。エクストラスキル「賢者」を獲得しました。』

 

「?……イザーク、今私に何か話したか?」

 

イザーク「?いえ、なにも。どうかしましたか?」

 

「いや、私の脳内に声が……気のせいか?」

 

『スキルの進化条件が満たされています。エクストラスキル「賢者」がユニークスキル「大賢者」に進化しました。』

 

いや、気のせいじゃない。頭の中で何かが喋っている。

イザークの声でもないとなると……なんだ?

 

イザーク「……父上、もしかしたらそれは、「世界の言葉」かもしれません。」

 

「世界の言葉?なんだそれは。」

 

イザークに説明されたものを要約すると、対象者がスキルを獲得・使用した際などに脳内に直接響く声、ゲームなどにいる「ナビゲーター」の役割を果たしているものらしい。

 

「つまり、私はスキルの獲得・進化条件を何らかの形で満たしたからこの声が聞こえたと。」

 

イザーク「はい、恐らくは。……あ、どうやらこちらも獲得できるスキルがあるようです。」

 

「了解した、ならばあとで互いに獲得したスキルの確認をしておこうか。」

 

イザーク「ええ、そうしましょう。」

 

そしてお互い、自らの脳内に響く声に集中する。

 

『スキルの獲得条件を満たしています。ユニークスキル「捕食者」を獲得しました。』

 

『スキルの獲得・進化条件を満たしています。エクストラスキル「物理攻撃無効」、エクストラスキル「精神攻撃無効」、エクストラスキル「スキル攻撃無効」を獲得しました。これにより、3つのスキルはユニークスキル「攻撃無効」、ユニークスキル「被ダメージ消失」に進化しました。』

 

『スキルの獲得・進化条件を満たしています。エクストラスキル「熱変動無効」、エクストラスキル「行動不能状態無効」、エクストラスキル「エネルギー吸収無効」を獲得しました。これにより、3つのスキルはユニークスキル「状態異常無効」に進化しました。』

 

それを最後に、私の方は終わったようだ。

それにしても、スキルの獲得条件とやらが分からん。

私の人生において何かキッカケがあったのか……?少し考えてみよう。

賢者と大賢者は……今までの数えきれないほどの人生の記憶が入ったからか?

攻撃無効系は……永劫破壊の守りの部分をスキルとして可視化させたものか。おそらく、スキルがなくても大丈夫だが。

状態異常無効系も……永劫破壊関係か。確かに、色々と心当たりはある。熱変動はエレオノーレ、行動不能はルサルカ、エネルギー吸収はベイといったところか。

捕食者は………魂をたくさん保有してるからか。現時点で、おそらく垓はあるな。カールの保有量がおかしいのだよ。

………今までの全ての人生で集めてきた魂を取り込んだ私も大概か。一つの人生で最低100万と見積もっても………ん?待てよ、兆どころかカールの魂の保有量を超えるまでいかないか?

……それもこれも全て永劫回帰を数えきれないほど繰り返したカールのせいだな。そういうことにしておこう。

 

だが、疑問はまだある。

スキルの獲得はこれで終わりなのだろうか?

進化したスキルがさらに進化することは?

既存のスキルを掛け合わせて新しいスキルを生み出すことは出来るのか?

もう慣れてきたとはいえ、新しい環境に適応するのは難しいな。

 

?『解。今後もスキルの獲得は条件を満たせば可能です。一部のスキルは二段階の進化が可能です。新たなスキルを創造することも可能です。』

 

ん?また世界の言葉か?こういう疑問にも答えてくれるとは優しいな。

 

大賢者『否。世界の言葉ではなく、ユニークスキル「大賢者」の効果です。スキルが完全に定着したため、速やかな反応を行うことが可能となりました。』

 

へぇ。だとすると、世界の言葉が義務的な報告、大賢者が私の個人的な質問に出来るだけ答えてくれるAIのような存在なのか。

 

大賢者『解。今はそのような解釈で大丈夫です。』

 

イザーク「父上、こっちは終わりました。」

 

「お、そうか。ならスキルの確認をしよう。」

 

この世界に来て数時間、今のところ順調である。

 

 

────────────────────

 

 

ステータス

 

ラインハルト・ハイドリヒ

種族:人間(ほぼ神)

称号:愛すべからざる光、黄金の獣

魔法:魔素放出

技能:ユニークスキル「大賢者」

   ユニークスキル「捕食者」

   ユニークスキル「攻撃無効」

   ユニークスキル「被ダメージ消失」

   ユニークスキル「状態異常無効」

能力:永劫破壊〈流出位階〉

 

 

イザーク・ゾーネンキント

種族:人間(半分くらい神)

称号:太陽の御子

魔法:なし

技能:ユニークスキル「攻撃無効」

   ユニークスキル「被ダメージ消失」

   ユニークスキル「状態異常無効」

能力:永劫破壊〈擬似流出〉

 

 

 




書いた。
なろうや◯ixiv百科事典を少し参考にした。
頑張ってモチベを保つ。
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